決算短信：ASTI（6899）

2025年3月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

決算サマリー（Markdown）

対象：ＡＳＴＩ株式会社（証券コード 6899） 2025年3月期 決算短信（連結）

基本情報

• 企業名：ＡＳＴＩ株式会社
• URL： https://www.asti.co.jp/
• 主要事業分野：車載電装品、民生産業機器、ワイヤーハーネス（および新規事業）
• 代表者：代表取締役社長 波多野 淳彦
• 問合せ先：経営本部総務部長 上野 敏宏（TEL 053-444-5111）

報告概要

• 提出日：2025年5月14日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
• 定時株主総会開催予定日：2025年6月20日
• 配当支払開始予定日：2025年6月23日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月18日

セグメント（報告セグメント）

• 車載電装品：各種電子制御ユニット、エアコン制御システム、コーナーセンサ、バッテリー用充電器等
• 民生産業機器：洗濯機・食器洗浄機用制御基板、通信用スイッチユニット、産業用ロボットコントローラ基板等
• ワイヤーハーネス：四輪・二輪・船舶用ワイヤーハーネス等
• その他：新規事業（主に医療関連製品等）

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：3,417,006株
• 期末自己株式数：291,267株
• 期中平均株式数：3,125,764株
• 時価総額：–（報告書に記載なし）

今後の予定（決算関連）

• 次回決算発表（中間等）：2026年3月期 第2四半期予想・通期予想が決算短信に記載（下記参照）
• 株主総会：2025年6月20日（予定）
• IRイベント：–（報告書に明示なし）

財務指標（要点）

単位：百万円（注記無きものは連結）

主要損益（連結）

• 売上高：65,441（2025） ← 63,608（2024） ／ 前年比 +2.9%
• 営業利益：1,518（2025） ← 2,234（2024） ／ 前年比 △32.1%
• 経常利益：1,584（2025） ← 3,081（2024） ／ 前年比 △48.6%
• 親会社株主に帰属する当期純利益：625（2025） ← 2,695（2024） ／ 前年比 △76.8%
• 1株当たり当期純利益（円）：199.92（2025） ← 862.25（2024）
• 売上高営業利益率：2.3%（2025） ← 3.5%（2024）
• 総資産経常利益率（注記の数値）：3.4（2025） ← 6.5（2024）

（注）包括利益：733（2025） ← 3,496（2024）

連結貸借対照表（主要）

• 総資産：46,049（2025） ← 48,010（2024）
• 純資産：24,583（2025） ← 24,319（2024）
• 自己資本比率：53.3%（2025） ← 50.6%（2024）
• 1株当たり純資産（円）：7,852.00（2025） ← 7,769.43（2024）
• 自己資本（注）：24,543（2025） ← 24,285（2024）

キャッシュ・フロー（連結）

• 営業活動CF：+5,600（2025） ← +3,223（2024）
• 投資活動CF：△1,455（2025） ← △1,959（2024）
• 財務活動CF：△2,718（2025） ← △1,626（2024）
• 現金及び現金同等物期末残高：4,310（2025） ← 2,779（2024）

セグメント別（連結・主要数値）

（外部顧客売上高・営業利益は連結短信のセグメント表を百万円単位で丸め）
– 車載電装品
– 売上高（外部）：21,931 百万円
– 営業利益：741 百万円
– 民生産業機器
– 売上高（外部）：19,336 百万円
– 営業利益：438 百万円
– ワイヤーハーネス
– 売上高（外部）：23,928 百万円
– 営業利益：304 百万円
– その他（新規等）
– 売上高（外部）：247 百万円
– 営業損失：18 百万円（営業損失）
– セグメント合計（営業利益ベース）：約1,483 百万円
– 調整（全社費用等）：約54 百万円（加算） → 連結営業利益 1,518 百万円

（注）セグメント利益は営業利益ベース。調整は全社費用配賦差額等。

財務の解説（決算短信記載の要点）

• 業績要因（当期）：
  • インドの四輪市場拡大によりインド事業は拡大、マネサール工場増設着手や新規商材獲得等の投資・営業活動を実施。
  • 一方で、国内では検査問題に起因する自動車生産の停滞、中国での景気低迷やEV過剰生産による調達価格低下がワイヤーハーネスの採算悪化を招いた。二輪・船外機市場では在庫調整の影響も。
  • 円安に伴う資材価格・生産コスト上昇を全て価格転嫁できず、営業利益を圧迫。
  • 特別損失として中国拠点ワイヤーハーネス縮小に伴う減損損失238百万円を計上。これに伴う税金費用の影響等で親会社株主に帰属する当期純利益が大幅減少。
• キャッシュ面：営業CFが改善（主に税引前利益、減価償却費、棚卸資産の減少による効果）。投資CFは有形固定資産取得（主に設備投資）が主な支出。財務CFは借入金の純減が主因でマイナス幅拡大。

配当

• 2024年3月期（実績）：年間合計 468 百万円（中間 150円、期末 150円 等）
• 2025年3月期（実績）：中間配当 110円、期末配当 110円（総額 343 百万円 と記載）
  • 配当性向（連結）：55.0%（2025）
  • 配当率（純資産に対する割合）：1.4%（2025）
• 2026年3月期（予想）：期末配当は現時点で未定（会社表記）

（注）報告内の配当金総額等は決算短信記載の数値をそのまま記載。期中の配当方針詳細は会社発表を参照。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：VISION2025 の4年目に相当。計画の方向性として海外生産拡大（特にインド）や「低炭素社会に資する電子ユニット」の開発、新規事業拡大を掲げている。
• 進捗：インドでの受注獲得・マネサール工場増設着手等の記載あり。短期的な中国市場の採算悪化等で通期業績は減益となったが、海外展開（特にインド）や研究開発の海外シフトで計画に沿った投資を実行中。

競合状況・市場動向（決算短信に基づく記載）

• 市場動向（決算短信参照）：
  • インドの四輪市場は堅調で同社のインド事業拡大に寄与。
  • 中国ではEVの過剰生産による調達価格低迷、景気低迷による消費減速がみられる。
  • 国内：検査に端を発する自動車生産停滞が影響。二輪・船外機市場は在庫調整段階。
• 競合他社との比較：–（決算短信に比較データなし）

今後の見通し（会社予想）

（2026年3月期：2025年4月1日～2026年3月31日、連結予想）
– 第2四半期（累計）予想：売上高 30,000 百万円（+1.7%）、営業利益 400 百万円（+25.1%）、親会社株主に帰属する当期純利益 300 百万円（+87.0%）、1株当たり当期純利益 95.98 円
– 通期予想：売上高 60,000 百万円（△8.3%）、営業利益 1,000 百万円（△34.1%）、経常利益 1,000 百万円（△36.9%）、親会社株主に帰属する当期純利益 700 百万円（+12.0%）、1株当たり当期純利益 223.95 円

（注）会社は将来見通しに関して根拠となる前提を示すが、達成を確約するものではない旨を注記。

リスク要因（短信記載の主要リスク）

• 米国の関税政策の影響による受注不確実性
• 米中対立に伴う金融市場の混乱や景気減速リスク
• 為替変動（円安）や原材料価格の変動によるコスト影響
• 中国EV市場の競争激化による価格下落・採算悪化等
• その他、サプライチェーン・政策・需要動向の変化

重要な注記（会計・開示関連）

• 会計方針の変更：2022年改正会計基準（「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」）を当連結会計年度期首から適用。連結財務諸表への影響は無しとの記載。
• 特別損失：減損損失 238 百万円（中国拠点ワイヤーハーネス事業縮小に伴う計上）を含む。
• 決算短信は公認会計士／監査法人の監査対象外である旨の注記あり。
• 連結範囲の重要な変更：該当事項なし。
• 重要な後発事象：該当事項なし。

注意事項（決算短信記載の注意）
– 本資料は会社の提出情報に基づいてまとめています。投資助言や投資判断の推奨を行うものではありません。必要な場合は適宜、会社の有価証券報告書・決算説明資料や開示資料をご確認ください。情報不明箇所は「–」と表示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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