2025年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ウエストホールディングス(証券コード:1407) — 2025年8月期 決算短信(連結)まとめ
(注)以下は提出済の決算短信(2025年10月15日)に基づく事実の整理です。投資助言は行いません。不明な項目は「–」で示します。
基本情報
- 企業名:株式会社ウエストホールディングス
- 上場取引所:東(東証)
- コード:1407
- URL:https://www.west-gr.co.jp
- 代表者:代表取締役社長 江頭 栄一郎
- 問合せ:経営企画部 IR担当 勝又 伸生(TEL 03-6812-2501)
- 決算短信提出日:2025年10月15日
- 対象会計期間:2024年9月1日〜2025年8月31日(2025年8月期)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年11月25日
- 定時株主総会(予定):2025年11月26日
- 配当支払開始予定日:2025年11月27日
- 決算説明会:実施(アナリスト・機関投資家向け)
- その他:連結範囲の変更(子会社化)あり(ながとろ町太陽光発電合同会社を連結子会社化)
事業セグメント(報告セグメント)
- 再生可能エネルギー事業:産業用自家消費向け太陽光EPC、非FIT太陽光発電所開発販売(WEST FIT)等
- 蓄電所事業:系統用蓄電所の開発・販売(当期より新設)
- 省エネルギー事業:ウエストエスコ(LED照明、空調などの省エネサービス)等
- 電力事業:グリーン電力卸売、自社保有発電所の売電等
- メンテナンス事業:太陽光発電所等の保守・運用(O&M)
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):46,027,488株(2025年8月期)
- 期末自己株式数:6,368,218株(2025年8月期)
- 期中平均株式数:39,659,506株(2025年8月期)
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
主要業績(連結:2025年8月期 → 前期との比較)
- 売上高:47,250 百万円(前期 50,390、△6.2%)
- 営業利益:8,646 百万円(前期 10,597、△18.4%)
- 経常利益:7,961 百万円(前期 9,956、△20.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,357 百万円(前期 6,757、△20.7%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):135.09 円
- 包括利益:5,695 百万円(△18.6%)
指標(決算短信記載):
– 自己資本比率:24.4%(前期 26.4%)
– 自己資本当期純利益率(ROE):15.4%(前期 20.9%)
– 売上高営業利益率:18.3%(前期 21.0%)
– 1株当たり純資産(BPS):913.40 円
連結財政状態(主要項目:2025/8/31)
- 総資産:148,546 百万円(前期 125,897)
- 純資産:36,537 百万円(前期 33,399)
- 自己資本(参考):36,224 百万円
- 負債合計:112,008 百万円(前期 92,497)
- 主な増減要因:現金預金、完成工事未収入金、未成工事支出金、機械装置、のれんの増加。借入金増加(約18,906百万円増)等。
財務安全性(参考試算)
– 借入金合計(短期+長期借入金):約94,071 百万円(短期 23,963 / 長期 70,108)
– 負債比率(借入金 ÷ 自己資本)= 約2.6倍(約260%)(簡易計算)
キャッシュ・フロー(連結:2025年8月期)
- 営業CF:+3,263 百万円(前期 +495)
- 投資CF:△5,459 百万円(前期 △10,420)
- 財務CF:+10,064 百万円(前期 △8,563)
- 現金及び現金同等物期末残高:35,707 百万円(前期 27,818)
(※財務CF増加は長期借入れによる収入増が主因)
セグメント別(2025年8月期:外部売上高・営業利益)
(外部売上高 / 営業利益)
– 再生可能エネルギー事業:32,876 百万円 / 4,546 百万円
– 売上比率(全体に対する概算):約69.6%
– コメント:産業用EPCはベース需要高水準、非FIT開発は人員を蓄電所へシフトした影響で物件引渡件数が想定下回る。利益率は高水準維持。
– 蓄電所事業:5,711 百万円 / 1,498 百万円
– 売上比率:約12.1%
– コメント:事業を前倒しで拡大。今期は10か所の開発販売を完了。来期見込みは30か所/約180億円の売上目標(蓄電所が成長ドライバー)。
– 省エネルギー事業:1,156 百万円 / 316 百万円(約2.4%)
– コメント:ウエストエスコの契約満期で契約収入減少傾向だが、新商材(冷凍冷蔵の温度制御)でカバー予定。
– 電力事業:6,161 百万円 / 1,579 百万円(約13.0%)
– コメント:自社売電は盗難(メガソーラーケーブル盗難)等影響を受けたが対策実施。ながとろ町太陽光発電合同会社の連結化(のれん発生)により寄与。
– メンテナンス事業:1,952 百万円 / 622 百万円(約4.1%)
– コメント:契約総容量は増加(1,281.6MW → 1,417.5MW)。O&Mは安定収入源。
(営業利益構成:再生可能 52.6%、蓄電所 17.3%、電力 18.3%、メンテナンス 7.2%、省エネ 3.7%(概算))
配当
- 2025年8月期(実績):期末配当 65.00 円(年間合計 65.00 円)
- 配当総額:2,577 百万円(連結配当性向:48.1%)
- 純資産配当率:7.4%
- 2026年8月期(予想):中間 35.00 円、期末 35.00 円、年間合計 70.00 円(連結配当性向予想:42.1%)
特別配当:なし(今回含めて特別配当の記載なし)
中長期計画との整合性・進捗
- 方針:事業構造転換(非FIT関連事業と自家消費EPCを二本柱)に加え、系統用蓄電所を第三の柱として本格展開。蓄電所事業を当初予定より前倒しで拡大している点が今回の特徴。
- 進捗:蓄電所の開発販売を加速(今期10か所販売、翌期見込み30か所/約180億円)。非FIT開発は当面開発能力低下するが品質向上と効率化を図る方針。ながとろ町太陽光発電合同会社取得により発電・立地面での優位性を確保(のれん 4,538 百万円、償却20年)。
市場動向・競合に関する記載(決算短信からの要点)
- 市場環境:脱炭素・再エネ導入の追い風(政策支援、補助金、長期脱炭素電源オークション等)。再エネ比率拡大、太陽光・蓄電の需要拡大が見込まれる。
- 直近の事業リスク実例:銅価格高騰や建設資材不足に伴うメガソーラーケーブル盗難による売電機会の喪失が発生 → 対策実施。
- 競合比較:決算短信は同業他社との具体比較を示していません(–)。一般的には太陽光EPC・非FIT開発・蓄電市場で複数企業が競合。
今後の見通し(会社予想:2026年8月期)
- 通期予想(2025/9/1〜2026/8/31):
- 売上高:54,460 百万円(前期比+15.3%)
- 営業利益:11,376 百万円(+31.6%)
- 経常利益:9,676 百万円(+21.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:6,602 百万円(+23.2%)
- 1株当たり当期純利益(予想 EPS):166.47 円
- 構成要因:蓄電所事業の急拡大見込み(来期:30か所/約180億円を想定)、EPCのIT化・提案強化、電力事業とメンテナンスの拡大等。
リスク要因(決算短信の記載を踏まえた主な項目)
- マクロ不確実性(インフレや貿易政策等の外部環境)
- 需給の急速な変化(蓄電所市場の急拡大に伴う競争・調達・申請のリスク)
- 建設資材価格や盗難など現場リスク(過去にメガソーラーケーブル盗難の影響)
- 財務面:借入金増加に伴う金利負担増(支払利息:1,090百万円、前期733百万円に増加)や負債依存度の上昇
- 規制・税制変更(注記にある法人税等の税率変更影響は軽微と記載)
- その他:事業展開に伴うのれん償却負担(取得のれん 4,538 百万円、20年償却)等
重要な会計・組織上の注記
- 連結範囲の変更:ながとろ町太陽光発電合同会社を取得し連結子会社化(取得対価:現金 2,500 百万円、のれん 4,538 百万円発生)
- 会計方針の変更:法人税等・包括利益表示に関する会計基準の適用(期首より適用) → 連結財務諸表への影響はないと記載
- 表示方法の変更:のれんの独立掲記等(一部組替え実施)
- セグメントの変更:蓄電所事業を新たな報告セグメントとして追加
必要な補足・参照箇所
– 決算短信(添付資料)「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」および連結財務諸表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書)を参照してください。
– 市場予測や競合比較の詳細は短信に記載が少ないため、同業他社決算や市場レポートを併せて確認することを推奨します。
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1407 |
| 企業名 | ウエストホールディングス |
| URL | http://www.west-gr.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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