2025年9月期第3四半期 決算説明資料
日本エコシステム株式会社(証券コード 9249)
出典:2025年9月期 3Q 決算説明資料(2025/08/08)
基本情報
- 企業名:日本エコシステム株式会社
- 主要事業分野:ファシリティ事業(防炎合板、空調・給排水衛生設備、 公営競技・AI・ICT等)、環境事業(排水浄化処理・水循環・アクアリウム、再生可能エネルギー)、交通インフラ事業(高速道路付帯設備の点検・保守等)、アセットマネジメント等
- 代表者名:代表取締役社長 松島 穣
- 本社所在地:愛知県一宮市本町 2-2-2 JES一宮ビル 11F
- 上場市場:東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所メイン市場
説明会情報
- 開催日時:資料日付 2025/08/08(説明会の開催方式・参加対象は資料に明記なし)
説明者
- 発表者(役職):資料内にトップメッセージ(代表取締役社長)等を掲載。ただし、決算説明の個別発表者名・役職の詳細は資料に明記なし。
- 発言概要:代表メッセージでは「社会・環境と共に発展できるエコシステムの実現」「300年企業の創造」を掲げる。決算説明では主にM&A推進・グループ集約・JESアカデミー等による人材育成・事業拡大の方針を説明。
報告期間・配当関連
- 対象会計期間:2025年9月期 第3四半期(3Q)決算
- 決算説明資料日:2025/08/08
- 配当支払開始予定日:–(資料中に支払開始日の明示なし)
セグメント(報告セグメント)
- ファシリティ事業:空調給排水衛生設備の設計・施工・保守、各種合板製造・販売、公営競技(運営・機器等)、AI・ICT ソリューション 等
- 環境事業:排水浄化処理・水循環システム、アクアリウム関連、産業用太陽光発電設備(設計・施工・保守・売電)等
- 交通インフラ事業:高速道路付帯設備(電気通信・ETC等)の点検・保守、橋梁・構造物点検、道路維持修繕 等
- アセットマネジメント等:文化財修理等(グループ会社含む)
業績サマリー
(資料に明確に記載されている数値を優先。明確でない項目は “–”)
– 主要指標(2025年9月期 第3四半期 実績)
– 売上高(3Q実績):8,221 百万円(対前年同期比 +25.9%)※資料表記より
– 営業利益:–(資料では営業利益は「減少」との記載。四半期ベースの要因分析あり)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:–(但し「四半期純利益の増加は特別利益の計上による」との注記あり)
– 進捗率(通期計画に対する進捗等):資料内に進捗率等の指標あり(売上等での進捗率表示あり)が項目別で一部数値のみ記載。
– セグメント別主要数値(3Q 累計/資料より)
– ファシリティ事業
– 売上高:3,900 百万円
– 営業利益:427 百万円
– 対前年比:売上高 121.0% / 営業利益 84.4%(資料の注記に従う)
– 環境事業
– 売上高:896 百万円
– 営業利益:181 百万円
– 対前年比:売上高 136.2% / 営業利益 217.0%
– 交通インフラ事業
– 売上高:3,150 百万円
– 営業利益:479 百万円
– 対前年比:売上高 127.0% / 営業利益 84.2%
– 進捗状況(中期計画・年度目標に対する達成率)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- M&Aの継続実行および既存事業の推進により売上は増加。
- しかし、新規M&Aに伴う付随費用(PMI費用等)および第2四半期の反動により第3四半期の営業利益は減少。
- 四半期純利益については、特別利益計上により増加している(四半期ベースの特殊要因)。
- 増減要因(資料に記載の要因)
- プラス要因:
- M&A(ベニクス、エコベン等)のグループインによる売上寄与。
- 環境事業(排水浄化・水循環の大型工事、産業用太陽光の案件)での受注進捗。
- 交通インフラでは高速道路関連の保守・点検案件で売上順調。
- マイナス要因:
- 新規グループ化(例:三進、Jes東海通建等)に関する付随費用が発生し、営業利益を圧迫。
- 第2四半期の反動で第3四半期売上が一部減少した影響。
- 一部事業(公営競技関連)で売上・営業利益が減少したセグメントあり。
- 競争環境
- 同社は「公共(地方公共団体・高速道路運営会社等)向けのエンジニアリング・メンテナンス」を強みとし、ファシリティ・環境・交通インフラの3事業を中核に展開。
- 競争優位性として「人材・機動力」「エンジニアリング技術」「メンテナンスノウハウ」を挙げており、M&Aによるエリア・事業拡大で競争力強化を図る計画。
- リスク要因(資料及び記載事項からの抽出)
- M&Aに伴う費用負担(PMI費用等)や統合作業の進捗遅延。
- 公共投資・発注先の予算動向や社会インフラ点検需給の変動。
- サプライチェーン・資材価格変動、労働力確保(技術者不足)による施工・採算リスク。
- 規制変更、自然災害等によるインフラ需要・供給への影響。
- 為替・金利等マクロ要因についての明示は資料にないが、一般的リスクとして留意。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画含む)
- M&Aを主軸とした「オーガニック+インオーガニック」での事業拡大(社内M&Aチームを組成)。
- ファシリティ事業のグループ集約(村川設備工業の事業吸収分割・商号変更→JESファシリティーズ㈱)により公共設備領域のサービスプラットフォーマー化(2030年目標)。
- JESアカデミーによる人材育成およびグループ内人材交流で技術継承・育成を強化。
- 環境事業では排水処理から薬剤供給・メンテナンスまでの一気通貫モデル、産業用太陽光のリパワリング拡大、アクアリウム業容拡大を推進。
- 交通インフラ事業では技術者の獲得・教育、エリア拡大(西日本・東日本)をM&Aで検討。
- 進行中の施策(具体的プロジェクト)
- 当期累計で4件のM&A実行(資料P11参照)。引き続き仲介会社や金融機関からの紹介案件を継続獲得中。
- ファシリティ事業のグループ集約・商号変更(JESファシリティーズ)と事業吸収分割(2025/10/01付予定)を実施予定。
- JESアカデミーによる資格取得・OJT・出向等で技術者育成を推進(資格累計:2025/9期 3Qで合計1,066件等、達成状況を提示)。
- 環境分野での大型排水処理プラント案件、一気通貫モデルの受注実現事例あり。太陽光のリパワリング案件拡大。
- IR活動強化:東証・名証IRフェアへの出展予定(名古屋・東京のIRイベント)。
- セグメント別施策と成果
- ファシリティ:人材増員(JESアカデミー)、公営競技の包括受託獲得強化、M&Aによる地域拡大。成果:売上増(3,900百万円)、ただし公営競技関連の減益影響あり。
- 環境:排水処理大型工事・太陽光が順調、アクアリウムで企画運営含め業容拡大を図る。成果:売上・営業利益ともに増加。
- 交通インフラ:高速道路関連の点検・保守で売上増、但し三進グループ化に伴う付随費用で営業利益は一時減少。今後は技術者教育・拠点活用でエリア拡大を目指す。
将来予測と見通し
- 次期業績予想(会社予想の明示)
- 資料中に通期計画は示されているが、決算説明資料上の明確な次期業績予想(具体的売上高・営業利益・純利益の数値)は本資料で要確認のため、ここでは“–”。
- 備考:資料上は通期計画との進捗や進捗率の表示あり(売上等での進捗率表示)。詳細は会社の有価証券報告書・決算短信等で確認を推奨。
- 中長期計画
- 2030年を目標に「公共設備領域のサービスプラットフォーマー」への転換を掲げる。M&A・グループ集約・効率化・事業運営の最適化で実現を目指す。
- 各セグメントでの成長戦略(ファシリティ:技術者増員・公営競技の包括受託、環境:太陽光・アクアリウム拡大、交通:エンジニアリング拡大・メンテ高収益化)。
- マクロ経済の影響
- 資料では直接的な為替や金利影響の言及はないが、公共投資の動向、資材価格・人件費の変動、景気動向が業績に与える影響は想定される。具体的影響は今後の需要や発注動向に依存。
配当と株主還元
- 配当方針
- 安定性・継続性を重視する中で配当を実施。株式分割後も実質的な変更はない旨の説明あり。
- 今期(2025年9月期)配当・株主優待(資料)
- 年間配当(分割前換算):53.0 円/株(増配予定)
- 中間配当(分割後表示):26.00 円/株
- 期末配当(分割後表示):9.00 円/株
- 年間株主優待:30,000円(QUOカード等)
- 備考:2025年4月1日に株式分割(普通株式1株→3株)を実施済。資料は分割後基準で表示している点に留意。優待は基準日・保有株数区分あり(保有株式数の基準例:2単元(200株)以上、6単元(600株)以上等、詳細は資料参照)。
- 株式分割
- 実施:普通株式1株につき3株(基準日 2025/03/31、効力発生日 2025/04/01)。目的は投資単位引下げによる流動性向上・投資家層拡大。
製品やサービス
- 主要製品・サービス(抜粋)
- ファシリティ:防炎合板製造販売、空調給排水衛生設備の設計・施工・保守、公営競技用トータリゼータシステム(設計・製造・販売・設置・保守)、AI・ICTソリューション等。
- 環境:排水浄化処理設備の設計・施工・メンテ、排水処理薬剤の製造・販売、アクアリウム関連(ユニット水槽・循環システム)、産業用太陽光発電の設計・施工・保守。
- 交通インフラ:電気通信設備・ETC保守、橋梁・構造物点検、道路照明等の維持修繕。
- 新製品・新案件
- アクアリウムの新規受注(例:串本海中公園の冷凍機・熱交換器更新工事等)。
- 太陽光のリパワリング案件拡大(旧型パワーコンディショナーの更新で発電量向上)。
- 一気通貫ビジネスモデル案件(設計・施工×薬剤供給×メンテナンス)を電子部品材料向け排水処理プラントで実現。
- 協業・提携
- グループ内外での連携を強化(例:日新ブリッジエンジニアリング、三進、Jes東海通建 等のグループ化・連携)。
- IRイベント出展などを通じた投資家向け広報活動も実施。
重要な注記
- 会計方針:特段の会計方針変更の記載は資料に明記されていない。
- 特記事項(リスク・注記)
- 四半期純利益の増加は特別利益計上によるものとの注記あり(非経常項目の影響)。
- 本資料に記載の将来見通し等はリスク・不確実性を含み、実際の結果は異なる可能性がある旨の注意書きあり(資料末尾の注意事項)。
- その他(今後のイベント等)
- 東証・名証IRフェアへの出展(名古屋:9/5-6、東京:9/26-27)を予定。
- ファシリティ事業のグループ集約(JESファシリティーズへの社名変更/事業吸収分割)は段階的に実施予定(2025/10/01に一部施行予定の記載あり)。
注意事項:本まとめは提供資料(2025年9月期 3Q 決算説明資料)に基づいて整理しています。不明な項目は “–” としています。財務数値や今後の見通しを用いた投資助言は行いません。詳細な数値や正式な業績見通しは、会社発表の決算短信・有価証券報告書等をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9249 |
| 企業名 | 日本エコシステム |
| URL | https://www.jp-eco.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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