決算短信：オービス（7827）

2025年10月期 第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（概要） — 株式会社オービス（証券コード：7827）

（2025年10月期 第2四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）／提出日：2025年6月13日）

基本情報

• 企業名：株式会社オービス
• 主要事業分野：木材事業、ハウス・エコ事業（住宅・建材等）、太陽光発電（売電）事業、ライフクリエイト事業（ゴルフ場等）
• 代表者：代表取締役社長 中浜 勇治
• 連絡先：取締役経理部長 井上 清輝／TEL 084-934-2621
• 決算補足説明資料：作成あり（TDnetで同日開示）
• 決算説明会の有無：無

報告概要

• 提出日：2025年6月13日
• 対象会計期間（中間期）：2024年11月1日～2025年4月30日
• 半期報告書提出予定日：2025年6月13日
• 配当支払開始予定日：―

セグメント（報告セグメント）

• 木材事業：梱包用材等の製材・販売。外国材（NZ丸太等）から国産材比率を高める対応を実施。
• ハウス・エコ事業：住宅・建設関連（2024年に寿鉄工を子会社化）。大型物件受注増、設備投資（溶接ロボット）により生産力強化。
• 太陽光発電売電事業：3県15箇所、総発電容量約13MWの発電所運営。売電収入が主。
• ライフクリエイト事業：ゴルフ場運営等。コース管理・設備修繕を実施。
• （注）不動産事業は前期に撤退・区分廃止。

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：1,775,469株（2025年10月期中間期）
• 期末自己株式数：1,337株
• 期中平均株式数（中間期）：1,768,170株
• 時価総額：–（資料未記載）

今後の予定（資料に明記のもの）

• 決算発表：本中間期の公表（2025年6月13日）済
• 決算説明会：開催なし（該当期）
• 株主総会／その他IRイベント：–（資料に明記なし）

財務指標（要点）

（単位は特に断りのない限り百万円、千円表記は出典に準拠）

損益（中間累計：2024/11/1〜2025/4/30）

• 売上高：6,735百万円（前年中間比 +14.0%）
• 営業利益：385百万円（前年中間比 +26.6%）
• 経常利益：378百万円（前年中間比 +21.6%）
• 親会社株主に帰属する中間純利益：242百万円（前年中間比 △5.0%）
• 1株当たり中間純利益：136.82円

（通期予想：変更なし）
– 通期売上高予想：12,853百万円（前期比 +12.3%）
– 通期営業利益予想：600百万円（前期比 +3.5%）
– 通期経常利益予想：580百万円（前期比 +0.4%）
– 通期親会社株主に帰属する当期純利益予想：399百万円（前期比 △8.2%）
– 通期1株当たり当期純利益予想：225.43円

貸借対照表（中間期末：2025/4/30）

• 総資産：13,539百万円（前期末12,460百万円 → 増加）
• 負債合計：8,026百万円（前期末7,052百万円 → 増加）
• 純資産：5,513百万円（前期末5,408百万円 → 増加）
• 自己資本比率：40.7%（前期末43.4%）

主要項目の増減要因（抜粋）
– 流動資産増加の主因：現金及び預金＋完成工事未収入金・契約資産・リース未収入金等の増加
– 負債増加の主因：短期借入金の設定、長期借入金の増加、工事未払金増加等

キャッシュ・フロー（中間期累計）

• 営業CF：△120百万円（前年同期は +315百万円） — 主な減少要因は売上債権の増加と前渡金の増加
• 投資CF：△27百万円（前年同期は +211百万円） — 有形固定資産取得等
• 財務CF：+591百万円（前年同期は △279百万円） — 長期借入による収入が主因
• 現金及び現金同等物期末：1,229百万円（前期末785百万円 → 増加）

主要財務比率・効率性指標（計算値・概算）

• 流動比率（流動資産/流動負債）：7,781 / 3,632 ≒ 214%（流動性は確保）
• 負債比率（負債/純資産）：8,026 / 5,513 ≒ 146%（約1.46倍）
• 総資産回転率（当中間期売上高／期末総資産）：6,736 / 13,539 ≒ 0.50
• 売上高営業利益率（当中間期）：385 / 6,735 ≒ 5.7%（前年中間期：約5.2% → 上昇）

（注）上記は中間期（6か月）ベースの期末残高等を用いた簡易算出値。年率換算等は行っていません。

セグメント別（当中間期：2024/11/1〜2025/4/30）

• 売上高（千円表記）
  • 木材事業：3,753,584（約3,753.6百万円） — 売上比率 約55.7%
  • ハウス・エコ事業：2,621,300（約2,621.3百万円） — 売上比率 約38.9%
  • 太陽光発電売電事業：183,000（約183.0百万円） — 売上比率 約2.7%
  • ライフクリエイト事業：177,938（約177.9百万円） — 売上比率 約2.6%
  • 合計：6,735,823（約6,735.8百万円）
• セグメント利益（千円）
  • 木材事業：177,400
  • ハウス・エコ事業：250,738
  • 太陽光発電：108,634
  • ライフクリエイト：12,912
  • セグメント合計：549,686（全社費用等配分前）
• 差異調整（セグメント→連結営業利益）
  • セグメント合計 549,686（千円）
  • セグメント間取引消去 △130（千円）
  • 全社費用 △164,099（千円）
  • 中間連結損益計算書の営業利益：385,456（千円）

財務の解説（会社説明より要約）

• 総じて売上高・営業利益は増加。主因は2024年3月に子会社化した寿鉄工（ハウス・エコ事業）による大型物件受注の回復や生産能力強化投資の影響。
• 木材事業は輸出需要低迷・原材料（NZ丸太）と物流費上昇で収益性低下したが、国産材比率を上げて受注量は確保。
• ハウス・エコ事業は売上拡大に伴う売上総利益の増加、販売価格への転嫁等で売上総利益率改善・営業利益大幅増。
• 太陽光は一部設備故障があったものの発電量等で売電収入はほぼ横ばい。
• ライフクリエイトはゴルフ場市場の競争激化の中、修繕等でコース管理を維持。

配当

• 中間配当（第2四半期末）：0.00円（2025年10月期中間）
• 期末・年間予想（2025年10月期予想）：期末 57.00円、年間合計 57.00円（※中間0.00円＋期末57.00円）
• 前期（2024年10月期）実績：年間 67.00円（期末67.00円、当期中間0.00円）
• 配当予想の修正：なし（決算短信に明記）

セグメント別情報（詳細）

• 木材事業：売上はほぼ前年並み（3,753百→若干増）。収益性は原材料・物流コスト上昇の影響で悪化したが、生産比率の国産材移行で対応。
• ハウス・エコ事業：子会社化効果と大型案件受注により売上・営業利益ともに大幅増（売上約145%増、営業利益約276%増）。
• 太陽光発電：発電所運営（13MW）で売上ほぼ横ばい。設備トラブルあり。
• ライフクリエイト：ゴルフ場運営は競争激化の中で収益性は減少（営業利益は前年の約半分）。

セグメント戦略（資料記載の主要点）
– ハウス・エコ事業は設備投資（溶接ロボット等）で将来の収益力を強化。
– 木材は国産材へのシフトで価格安定化と供給安定化を図る。
– 太陽光は発電所の安定運営。
– ライフクリエイトはコース品質維持と計画的修繕。

中長期計画との整合性

• グループ中期経営方針「NEXT STEP 10」（2023–2027年）の折り返し地点。寿鉄工の子会社化と設備投資は中期目標（事業基盤・収益力強化）との整合性が示されている。
• 中期計画の進捗としては、ハウス・エコ事業における受注回復・生産設備増強が寄与している旨を記載。

競合状況・市場動向（会社コメントの要約）

• 木材：中国経済低迷や米国通商政策の不透明感により輸出梱包需要は弱含み。為替・海運コストに左右される。
• 建設（ハウス・エコ）：公共投資は堅調だが人手不足・人件費高止まり・建材高騰が課題。販売価格への転嫁で対応。
• 太陽光：発電量の季節変動や設備故障リスクあり。
• ゴルフ場：新型コロナ後の顧客動向変化やプレイヤー減少による競争激化。

（競合他社比較の具体データは資料に記載なし → 比較情報は現資料からは不可）

今後の見通し・リスク要因

• 業績予想：2025年10月期の連結業績予想に変更なし（公表値維持）
• 主なリスク要因（資料に基づく留意点）
  • 為替変動（円安・円高）による原材料コスト変動（外国材調達）
  • 海運・物流費の上昇
  • 建設資材・人件費の高止まり
  • 発電設備の故障・発電量変動（太陽光）
  • 金利上昇や借入金依存度の上昇（当期は借入金増加）
  • 外部経済環境（米国通商政策、世界的な資源価格変動等）
• 会社は業績予想の前提等を補足資料に記載しており、実績は予想と異なる可能性がある旨を開示。

重要な注記（会計・開示関連）

• 連結範囲の重要な変更：なし（ただし2024年3月の寿鉄工取得は説明あり）
• 中間連結財務諸表に特有の会計処理の適用：なし
• 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示：なし
• のれん：寿鉄工の取得によりハウス・エコ事業でのれん発生（約11,936千円）
• 監査：本第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外である旨を記載

（補足）本まとめは提出資料（決算短信及び添付資料）に基づき整理した要約です。投資判断に関する助言は行いません。不明または資料未記載の項目は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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