2023年10月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

決算短信(要約) — 株式会社オービス(7827) 2023年10月期(非連結)

以下は、提出された決算短信(2023年12月15日提出、会計期間:2022/11/01–2023/10/31)をもとに個人投資家向けに整理した要点です。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:株式会社オービス(コード 7827)
  • 主要事業分野:木材事業、ハウス・エコ事業(プレハブ等)、太陽光発電売電事業、ライフクリエイト事業(ゴルフ場/フィットネス等)、不動産事業
  • 代表者:代表取締役社長 中浜 勇治
  • 会社URL: https://www.orvis.co.jp
  • 問合せ先:取締役経理部長 井上 清輝/TEL 084-934-2621
報告概要
  • 決算短信提出日:2023年12月15日
  • 対象会計期間:2022年11月1日〜2023年10月31日(2023年10月期)
  • 定時株主総会開催予定日:2024年1月30日
  • 配当支払開始予定日:2024年1月31日
  • 有価証券報告書提出予定日:2024年1月31日
  • 決算説明会資料の有無:–(決算説明会の有無等は明記なし)
セグメント(報告区分)
  • 木材事業:梱包材・パレット材・建材等の製造販売(製材等)
  • ハウス・エコ事業:プレハブハウス製造・販売、仮設建物リース、一般建築、太陽光システム請負等
  • 太陽光発電売電事業:自社発電所の運営・売電(3県17箇所、総容量約13MW)
  • ライフクリエイト事業:ゴルフ場運営、フィットネス(ただしフィットネス事業は2023年10月に撤退)
  • 不動産事業:賃貸・売買(賃貸マンション等。譲渡を進め事業撤退予定)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式を含む):1,760,787株(2023年10月期)
  • 期末自己株式数:1,337株(2023年10月期)
  • 期中平均株式数:1,757,045株(2023年10月期)
  • 時価総額:–(株価情報が資料にないため省略)
今後の予定(開示から読み取れる主要スケジュール)
  • 有価証券報告書提出:2024/01/31予定
  • 定時株主総会:2024/01/30予定
  • 配当支払開始:2024/01/31予定
  • その他IRイベント:–(明示なし)
財務指標(要点)

数値は特に断りのない限り単位:百万円(千円ベース表の切捨て等により端数あり)。

損益(通期:2023年10月期)
  • 売上高:11,596 百万円(前期 11,338 百万円、前期比 +2.3%)
  • 営業利益:670 百万円(前期 771 百万円相当、前期比 約▲13%(資料内は87.0%))
  • 経常利益:673 百万円(前期比 約▲14.9%(資料内は85.1%))
  • 当期純利益:759 百万円(前期 541 百万円、前期比 +40.3%)
    • 当期純利益は賃貸用不動産等売却益(固定資産売却益:約276 百万円の特別利益)計上が寄与
  • 1株当たり当期純利益(EPS):432.54円

主要利益率等(会社が開示)
– 売上高営業利益率:5.8%(前期 6.8%)
– 総資産経常利益率:5.3%(前期 5.9%)
– 自己資本当期純利益率(ROE):16.2%(前期 13.3%)

貸借対照表(主要項目)
  • 総資産:12,212 百万円(前期 12,996 百万円、減少)
  • 純資産(株主資本等合計):5,043 百万円(前期 4,323 百万円、増加)
  • 自己資本比率:41.3%(前期 33.3%、改善)
  • 1株当たり純資産(BPS):2,865.98円

主な変動要因(資料記載)
– 総資産減少の主因:受取手形・売掛金・前渡金・機械装置等の減少、電子記録債権・リース未収入金増加など。
– 負債減少の主因:短期・長期借入金の減少等。
– 純資産増加の主因:当期純利益の計上による利益剰余金の増加。

キャッシュ・フロー(主要)
  • 営業活動によるCF:+977 百万円(前期 +1,605)
  • 投資活動によるCF:+296 百万円(前期 △140) → 有形固定資産売却収入が大きく影響(売却収入約402 百万円)
  • 財務活動によるCF:△1,276 百万円(前期 △1,179) → 長期借入金の返済等が主因
  • 現金及び現金同等物期末:704 百万円(前期 707)
財務安全性(指標)
  • 自己資本比率:41.3%(改善)
  • 時価ベースの自己資本比率(資料):22.7%(前期 15.0%)※時価総額ベース
  • キャッシュ・フロー対有利子負債比率:5.1(前期 3.9)
  • インタレスト・カバレッジ・レシオ(営業CF/利払い):26.4(前期 33.8)
効率性(簡便計算)
  • 総資産回転率(売上高/総資産):約0.95(11,596 / 12,212) → 前期は約0.87(11,338 / 12,996) 総資産に対する売上効率は改善
  • 売上高営業利益率は低下(前期 6.8% → 今期 5.8%)
セグメント別(売上・損益・状況)

(数値:百万円、資料のセグメント表より)
– 木材事業
– 売上高:7,480(前期 8,039)→ 前期比 約▲7%
– セグメント利益(営業ベース):497(前期 534)
– 概要:ウッドショック後の需給変化で国内需要低下・在庫調整等で厳しい推移。福山工場で製材ライン渋滞解消の設備投資を実施し生産効率改善(今後の収益寄与見込み)。
– ハウス・エコ事業
– 売上高:3,179(前期 2,301)→ 前期比 +38%
– セグメント利益:119(前期 103)
– 概要:受注は伸長したが資材(鋼材等)高騰で採算圧迫。中期経営計画上はMグレード認定工場取得を最重要施策(2025年10月期取得目標)で差別化・拡販を図る。
– 太陽光発電売電事業
– 売上高:458(前期 491)
– セグメント利益:284(前期 299)
– 概要:発電所の安定稼働維持に努めるが一部地域で出力制御の影響あり。
– ライフクリエイト事業(ゴルフ場・フィットネス)
– 売上高:419(前期 422)
– セグメント利益:34(前期 55)
– 概要:ゴルフ場は好調な月もあるが気象影響等で来場者は微減。フィットネスは営業赤字継続のため2023年10月にフィットネス事業を譲渡し撤退。
– 不動産事業
– 売上高:59(前期 85)
– セグメント利益:39(前期 53)
– 概要:保有賃貸の維持・改善を行う一方で、既に2棟売却。翌期に残2棟の譲渡を進め、事業からの撤退を予定。譲渡資金は成長投資に充当予定。
– セグメント合計利益(報告上):972 百万円(前期 1,046)
– 全社費用(調整):△303 → 財務諸表営業利益 670

配当
  • 支払済(実績):配当金の支払額(キャッシュフロー表)=69,829 千円(当期)
    • 期中平均株式数から概算した1株当たり配当は約39.7円(概算)
  • 会社予想(2024年10月期):年間 40.00 円(資料に明示)
  • 特別配当:当期に関する特別配当の記載なし(特別配当は無し)
  • 備考:資料の一部表記が混在しており、所定の「一株当たり配当(円)」の表示が分かりづらい点あり。確実な1株配当は有価証券報告書や招集通知で最終確認推奨。
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画:「NEXT STEP 10」(5年)を公表(当期より開始)
    • 目標(最終年 2027年10月期):売上高130億円以上、営業利益10億円以上
    • 重点施策:選択と集中、木材事業の生産性向上(福山工場の設備投資)、ハウス・エコのMグレード認定工場取得(2025年10月期取得目標、2027年の売上目標:ハウス部門44億円)
    • 事業整理:フィットネス・不動産等の非中核事業を譲渡して資金を成長投資へ振替

進捗評価(資料ベースのポイント)
– 木材:製材ライン改善の設備投資実施で生産効率改善が進展(進捗プラス)
– ハウス・エコ:受注拡大・Mグレード取得に向けた取り組みを始動(進捗中)
– 資金確保:不採算事業の譲渡で成長投資資金を確保する方針

競合状況・市場動向(資料記載の論点)
  • 木材市場:ウッドショックの後退で丸太価格は弱含み。国内市場の荷動き低下・在庫調整があり、セクター全体は前年ほどの活況ではない。輸出需要(中国)低迷が梱包材等に影響。
  • 建設(ハウス・エコ):公共投資は底堅いが、民間は資材高・人手不足でコスト上昇。2024年の働き方改革関連法(時間外上限規制)等で人手不足がより深刻化する見込み。
  • 競合他社との比較情報:資料内に明確な同業比較データはなし → 相対的ポジショニングは「–」として扱う。
今後の見通し(会社予想)
  • 2024年10月期(2023/11/01〜2024/10/31)会社予想(通期)
    • 売上高:11,027 百万円(前期比 約▲4.9%)
    • 営業利益:360 百万円(前期比 約▲46.2%)
    • 経常利益:351 百万円(前期比 約▲47.9%)
    • 当期純利益:287 百万円(前期比 約▲62.2%)
    • 1株当たり当期純利益(予想):163.03円(通期)
  • 前提為替レート:1ドル=150円想定(為替影響が業績に与える可能性を注記)
リスク要因(資料に記載された主なリスク)
  • 地政学リスク(ウクライナ情勢等)および中国経済減速の影響
  • 為替(円安・ドル高)や原材料・エネルギー価格の変動
  • 建設業界の人手不足・賃金上昇、2024年問題(時間外労働上限規制)
  • 発電事業における出力制御等の規制・運用リスク
  • 譲渡予定資産の売却タイミング・価格の変動
重要な注記(会計上・その他)
  • 会計方針の変更、重要な会計上の見積り変更、修正再表示:該当なし(資料記載)
  • 決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外(未監査)
  • 表示方法の変更:前期の損益計算書の内訳表示(一部項目の独立掲記の取扱い変更)を行っている旨の注記あり
  • 重要な後発事象:該当なし(資料記載)

まとめ(事実関係の整理)
– 売上は微増も、営業利益は低下(主に採算面の課題と全社費用配分)、当期純利益は不動産売却等の特別利益で増加。
– 財務は借入金圧縮と利益剰余金増加により自己資本比率が改善。現金は約7億円程度で安定。
– 中期計画「NEXT STEP 10」に基づき、非中核事業の整理(フィットネス撤退、不動産譲渡)により資源を木材/ハウス・エコの成長投資へ再配分する方針を示している。
– 主要なリスクは外部環境(地政学、資材価格、為替)と建設業界の人手不足で、業績予想もそれらの前提で作成されている。

(注)本要約は提出された決算短信の記載内容を整理したものであり、投資助言・推奨を行うものではありません。原資料の数値は千円単位等の表記に基づくため四捨五入・端数処理がある点に留意してください。詳細確認や投資判断は、開示資料全文(有価証券報告書、決算説明資料)および市場データでの確認をお願いします。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7827
企業名 オービス
URL http://www.orvis.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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