2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信(要約)

対象資料:クラボウ(倉敷紡績株式会社) 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)
公表日:2025年8月7日

基本情報
  • 企業名:クラボウ(倉敷紡績株式会社)
  • 主要事業分野:化成品、繊維、環境メカトロニクス、食品・サービス、不動産(グループ複合事業)
  • 代表者:取締役社長 西垣 伸二
  • 連絡先(IR):財経部長 濱口 清 TEL 06-6266-5188
  • 企業URL:https://www.kurabo.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月7日
    • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期連結累計期間)
    • 決算説明資料作成の有無:無
    • 決算説明会の有無:無
  • セグメント(報告区分と概要)
    • 化成品事業:高機能樹脂製品、機能フィルム、産業マテリアル(軟質ウレタン、合成木材、無機建材、硬質ウレタン、不織布、機能資材)
    • 繊維事業:糸、ユニフォーム、カジュアル
    • 環境メカトロニクス事業:ライフサイエンス・テクノロジー(バイオ製品等)、エレクトロニクス(検査・計測等)、エンジニアリング(プラント設備等)
    • 食品・サービス事業:食品(即席麺具材等)、ホテル等サービス
    • 不動産事業:賃貸等
  • 発行済株式等
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):18,000,000株(2026年3月期1Q末)
    • 期末自己株式数:1,273,677株(2026年3月期1Q末)
    • 四半期累計期中平均株式数:16,822,428株(2026年3月期1Q累計)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定(開示上の記載)
    • 次の四半期以降の業績予想修正に関する注記あり(第2四半期累計の業績予想は修正済、通期は現時点で変更なし)
    • 決算説明会・IRイベント:当該四半期は開催なし(その他の予定は開示ページ参照)
財務指標(要点)
  • (単位:百万円、特記ないものは当第1四半期連結累計期間=2025/4/1–6/30)
  • 売上高:35,744(前年同期比 △0.4%)
  • 営業利益:2,159(同 +4.4%)
  • 経常利益:3,023(同 +3.9%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,178(同 +167.1%)
    • 注)四半期純利益は投資有価証券売却益(特別利益)4,337を含む。
  • 1株当たり四半期純利益:307.84円(当第1四半期)
  • 総資産:188,473(百万円)
  • 純資産:121,166(百万円)
  • 自己資本比率:63.6%(当第1四半期末)
  • 負債合計:67,306(百万円)
  • 財務安全性(計算)
    • 流動資産:84,379 / 流動負債:38,493 → 流動比率 ≒ 219%(84,379 ÷ 38,493)
    • 負債比率(総負債/総資産) ≒ 35.7%(67,306 ÷ 188,473)
    • 負債/純資産(いわゆるレバレッジ) ≒ 55.6%(67,306 ÷ 121,166)
  • 効率性
    • 総資産回転率(売上高/総資産、Q1累計) ≒ 0.190(35,744 ÷ 188,473)
    • 売上高営業利益率(営業利益率)= 2,159 ÷ 35,744 ≒ 6.04%(前年同期は約5.77%、改善)
  • セグメント別(当第1四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高(外部顧客分)
    • 化成品:15,127
    • 繊維:11,842
    • 環境メカトロニクス:5,306
    • 食品・サービス:2,490
    • 不動産:978
    • 合計(連結):35,744
    • セグメント利益(各セグメントの営業ベース)
    • 化成品:800
    • 繊維:△259(営業損失)
    • 環境メカトロニクス:1,154
    • 食品・サービス:135
    • 不動産:609
    • セグメント合計:2,440、調整額△281 → 連結営業利益2,159
  • 財務の解説(開示内容に基づく要点)
    • 四半期純利益大幅増は、投資有価証券売却益(特別利益)4,337百万円を計上したことが主因。営業面では増益だが売上は横ばい。
    • 総資産・負債は前期末比でそれぞれ20億円ずつ減少、純資産はほぼ横ばい。自己資本比率は上昇(62.9% → 63.6%)。
    • 四半期税金は見積り実効税率を用いて算定する処理を適用(四半期特有の会計処理あり)。
配当
  • 配当実績(2025年3月期):中間 60.00円、期末 120.00円、年間合計 180.00円
  • 2026年3月期(予想):中間 141.00円、期末 141.00円、年間合計 282.00円
  • 直近の配当予想からの修正:無(資料記載)
  • 特別配当:当該四半期に関する記載なし(特別配当なし)
セグメント別情報(詳細補足)
  • 化成品事業:売上151億円(前年同期比 △5.8%)、営業利益80億円相当ではなくセグメント利益800百万円(営業減益)。高機能樹脂製品は半導体(AI用途以外)市況の低迷で減収。機能フィルムは太陽電池向けは堅調だが北米自動車向けが減少。産業マテリアルは自動車内装用軟質ウレタンや不織布が堅調。
  • 繊維事業:売上118億円(前年同期比 △4.6%)、営業損失2億5千万円(前年同期は営業利益)。糸(高機能「NaTech」)は増収だがユニフォーム・カジュアルは受注減、安城工場閉鎖準備に伴う異常操業費が発生。
  • 環境メカトロニクス事業:売上53億円(前年同期比 +25.9%)、営業利益11.5億円(同 +127.6%)。エレクトロニクスや子会社のFA・ウェハ洗浄等が好調。
  • 食品・サービス:売上24億円(同 +10.1%)、営業利益1.3億円(同 +77.9%)。即席麺具材拡販、ホテル需要の回復が寄与。
  • 不動産:売上9億円(同 +5.0%)、営業利益6億円(同 △2.1%)—賃貸収入増だが修繕費等増加。

(注)上記は決算短信のセグメント注記に基づく要旨。セグメント定義は2025年4月1日に変更。

中長期計画との整合性
  • 中期経営計画「Accelerate'27」(2025年4月開始)に基づき「高収益事業の成長加速と経営資源の効率的活用」を掲げ、成長市場への注力、基盤事業の収益強化、R&D強化を実施中と記載。
  • 当第1四半期では環境メカトロニクスや一部産業マテリアルが堅調であり、計画の「注力分野への投資/成長」の取り組みが一部表れている旨の説明あり。進捗評価や数値目標達成の可否については通期見通し等の追加情報が必要。
競合状況・市場動向(開示内容ベース)
  • 開示による市場動向:国内個人消費は弱含み、地政学リスクや関税政策等の不確実性あり。
  • セグメント別動向:半導体向け需要の低迷、自動車向けは分野で好不調が混在、太陽電池向けは堅調、ライフサイエンス・エレクトロニクス系は増加傾向。
  • 競合他社との比較:資料内に同業他社との定量比較は記載なし → 比較情報は–(資料不足のため省略)
今後の見通し(業績予想等)
  • 最新の業績予想(通期・累計)
    • 第2四半期累計(~2025/9/30、修正後):売上 70,000(百万円、通期比記載あり)、営業利益 3,200(△24.5% vs 前期同累計)、経常利益 4,000(△21.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 5,600(+63.5%)/1株当たり当期純利益 333.71円
    • 通期(2025/4/1~2026/3/31、現時点で変更なし):売上 144,000(△4.4%)、営業利益 8,000(△22.4%)、経常利益 9,500(△19.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 9,500(+5.4%)、1株当たり当期純利益 566.96円
  • 備考:第2四半期(累計)の予想は最近修正あり(2025年5月14日に公表の修正を参照)。通期予想は当時点では据え置き。
  • 主なリスク要因(開示ベース)
    • 半導体市況や自動車産業の需要変動、原材料価格、為替変動、地政学的リスク等の外部要因
    • 四半期純利益に影響を与えた投資有価証券売却などの一時要因の有無
    • 下記の損害賠償訴訟(火災関連)による将来の損失発生リスク(金額や影響は不確定)
    • その他:顧客在庫調整、設備の異常操業費等
重要な注記・その他
  • 会計方針の変更:特になし(会計基準改正による変更、その他の会計方針変更、会計上の見積りの変更、修正再表示ともに無)
  • 四半期特有の会計処理:税金費用の計算に関する四半期特有処理等の適用あり(詳細は添付P.8参照)
  • 監査・レビュー:本四半期の四半期連結財務諸表に対する公認会計士・監査法人によるレビューは無
  • 特記事項(偶発債務/訴訟)
    • 2022年6月に発生した阿見第二物流センターの火災に関連する損害賠償請求訴訟等が継続中。請求額や保険による求償関係等の複数訴訟があり、当社の将来の損害発生の可能性があるが、現時点では金額・影響は未確定。詳細は該当注記を参照。
  • その他(本四半期の特徴)
    • 当四半期に投資有価証券売却益 4,337百万円を特別利益として計上(これが純利益増の主因)。
    • 自己株式取得:2024年11月の取締役会決議に基づく取得により自己株式が増加(第1四半期累計にて自己株式が5,533百万円に)

(注)本要約は開示資料(クラボウ 2026年3月期 第1四半期決算短信)に基づき作成。投資助言は禁止のため、投資判断に関する推奨や評価は行っていません。不明項目は“–”と表記しています。詳細は原資料および会社開示資料を参照してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3106
企業名 倉敷紡績
URL http://www.kurabo.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。