2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
以下、提供資料(加賀電子株式会社 2026年3月期 第1四半期決算短信:2025年8月7日公表)を元に、個人投資家向けに整理した要点をMarkdown形式でまとめます。不明項目は「–」と記載します。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:加賀電子株式会社
- 上場市場・コード:東証(コード 8154)
- URL:https://www.taxan.co.jp
- 主要事業分野:電子部品事業(部品販売、EMS等)、情報機器事業、ソフトウェア事業、その他事業(アミューズメント機器、PCリサイクル等)
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 門 良一
- 問合せ先:取締役 上席執行役員 管理本部長 石原 康広(TEL 03-5657-0111)
- その他:2024年10月1日付で普通株式2分割を実施済み(1株→2株)
- 報告概要
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間(当第1四半期連結累計期間):2025年4月1日〜2025年6月30日
- 決算補足説明資料の有無:有(TDnet・自社サイトに掲載)
- 決算説明会の有無:無(補足資料はあり)
- セグメント(報告上の区分・概要)
- 電子部品事業:部品販売、EMS(Electronics Manufacturing Service)等。大半の売上を占める中核事業。
- 情報機器事業:PC販売、セキュリティソフト等。教育機関・量販店向けが中心。
- ソフトウェア事業:CG映像制作等(ゲーム・アミューズメント向け)。
- その他事業:アミューズメント機器販売、PC製品・周辺機器のリサイクル等。
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):57,404,236株(2026年3月期 第1Q)
- 期末自己株式数:4,847,868株(2026年3月期 第1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):52,556,388株(2026年3月期 第1Q)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- その他:2025年8月7日付で自己株式取得(上限492万株、150億円)および消却を発表(取得予定日2025/8/8、消却予定日2025/8/18)
- 今後の予定(開示されているもの)
- 決算発表(次回、四半期・通期の正式発表日):–(資料に明記なし)
- IRイベント:決算補足説明資料は公表済(2025/8/7)。決算説明会は開催なし。
- その他重要スケジュール:協栄産業(6973)に対する公開買付けが実施され、対象会社は2025年7月18日より連結子会社化(みなし取得日 2025/7/1)。自己株式取得・消却の実行予定あり(上記参照)。
財務指標(要点)
注:単位は百万円(特記なきは連結、%は対前年同四半期増減率)
– 損益(第1四半期累計:2025/4/1〜2025/6/30)
– 売上高:138,086(+9,448 / +7.3%)
– 売上総利益:18,440(売上総利益率 13.4%、前年同期比 +0.2pt)
– 販売費及び一般管理費:11,956(+525 / +4.6%)
– 営業利益:6,484(+934 / +16.8%) → 営業利益率 4.7%(前年同期比 +0.4pt)
– 経常利益:6,242(+196 / +3.3%)
– 四半期純利益(親会社株主に帰属):4,614(+487 / +11.8%)
– 1株当たり四半期純利益:87.80円(前期 78.56円、株式分割を考慮して算出)
– 通期業績予想(2026年3月期:修正後/2025年4月1〜2026年3月31)
– 売上高:574,000(前回公表 530,000 → 修正 +44,000 / +8.3%)
– 営業利益:24,000(前回 23,000 → +1,000 / +4.3%)
– 経常利益:23,800(前回 23,000 → +800 / +3.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:24,200(前回 16,500 → +7,700 / +46.7%)
– 1株当たり当期純利益:488.45円(修正値)
– 注記:修正は協栄産業の連結子会社化などを踏まえた上方修正(および自己株式取得・消却の前提で算出)
– 貸借対照表(主要項目:2025/6/30)
– 総資産:299,255(前期末 305,671 → △64,415)
– 流動資産:249,236(現金及び預金 75,312、売掛金 93,219、商品及び製品 44,504)
– 固定資産:50,019(投資有価証券 14,220 等)
– 負債合計:132,794(前期末 139,292 → △64,98百万円)※1年内償還予定社債50億円の償還等による減少
– 純資産:166,461(前期末 166,379 → +82)
– 自己資本比率:55.6%
– キャッシュフロー
– 第1四半期のCF計算書は作成していない(開示なし)。ただし現金及び預金は前期末比で48,876百万円減少(資料参照)。
– 財務安全性・効率性(計算値/資料記載の指標)
– 流動比率(大まか):流動資産 249,236 ÷ 流動負債 109,640 ≒ 227%(流動性は概ね高い水準)
– 負債比率(負債/純資産):132,794 ÷ 166,461 ≒ 0.80(約80%)
– 売上総利益率:13.4%(前年同期 13.2%)
– 営業利益率(当第1Q):4.7%(前年同期から改善)
– ROE(通期予想修正値):14.6%(前回想定 10.0%、中期計画目標は12.0%以上)
– セグメント別(当第1四半期:2025/4〜6)
– 電子部品事業
– 売上高:116,456
– セグメント利益:4,227(前年同期比 △103)
– 備考:部品販売は在庫調整で横ばい、EMSは医療機器・産業機器向けが好調。加賀FEIで販売ミックス悪化や訴訟費用等で利益減。
– 情報機器事業
– 売上高:12,116
– セグメント利益:821(前年同期比 +181)
– 備考:PC販売(教育向け・量販向け)好調、セキュリティソフト販売が寄与。
– ソフトウェア事業
– 売上高:591
– セグメント損失:△42(前年同期は利益35)
– 備考:新製品の端境期で受託が伸び悩み。
– その他事業
– 売上高:8,921
– セグメント利益:1,362(前年同期比 +901)
– 備考:アミューズメント機器販売やPCリサイクルが好調。
– セグメント別売上比率(粗算):
– 電子部品:約84.4%、情報機器:約8.8%、ソフト:約0.4%、その他:約6.5%
– 財務の解説(短信本文の主旨)
– 売上高はEMSや情報機器など複数事業の寄与で増収。売上総利益率は製品ミックス改善により僅かに向上。営業利益は売上総利益の増加とコスト管理により増加。経常利益は為替差損の計上等で伸びは限定的。四半期純利益は投資有価証券売却益の計上等が寄与して増益。
配当
- 配当実績と予想(1株当たり、株式分割を考慮した表示)
- 2025年3月期(実績):第2四半期末 110.00円、期末 55.00円、合計 165.00円 表示では「110+55」で合計表記に注意(資料参照)※注:資料は分割考慮の表記で補足あり。
- 2026年3月期(修正予想、2025/4/1〜2026/3/31):第2四半期末 60.00円(内訳:普通配当55円+特別配当5円)、期末 60.00円(内訳:普通配当55円+特別配当5円)、合計 120.00円(普通配当合計110円、特別配当合計10円)
- 配当性向(通期予想、連結):24.6%
- 特別配当の有無
- 2026年3月期は第2四半期・期末ともに特別配当5円を含む(合計 特別配当 10円)。短信では「特別利益(負ののれん発生益)」計上に関連する旨の記載あり。
- 備考:配当予想は2025/8/7付で修正(増配・特別配当あり)。分割影響については注記あり。
セグメント別情報(詳細)
- 電子部品事業:売上の主力。部品販売は供給側/需要側の在庫調整で伸び悩む部分がある一方、EMS(医療機器・産業機器向け)は増加。利益面では加賀FEIの販売ミックス悪化や訴訟費用が利益を圧迫。
- 情報機器事業:教育向けPC需要や量販向けのラインナップ拡充、採算の高いセキュリティソフト販売が増益に寄与。
- ソフトウェア事業:CG映像制作の受託拡販を継続するも新製品端境で売上減、損失計上。
- その他事業:アミューズメント機器(国内・米国)販売、PCリサイクルが好調で大幅増収増益。
セグメント戦略(短信記載の方針要旨)
– 電子部品事業の拡販(大手顧客向けデバイス)、EMSの海外展開強化、M&Aによる収益獲得を中期経営計画の成長ドライバーとして位置付けている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画 2027(公表:2024/11/6)
- 目標例:ROE 12%以上、連結配当性向 30%〜40%、DOE 4.0%(目標)
- 今回の修正予想ではROE 14.6%(目標超過)、連結配当性向 24.6%(目標帯より低い)、DOE 4.2%(ほぼ目標水準)
- 中期計画に沿った成長施策として、M&A(協栄産業の公開買付け→連結化)を実行している点を示している。
競合状況・市場動向(短信からの要点)
- 市場動向(短信記載の認識)
- 半導体・デバイスメーカーの再編や代理店政策の見直し、完成品の海外生産シフト、需給変化や価格変動、製品ライフサイクルの短命化等により競争環境は厳しい。
- 競合他社との比較:–(短信には同業他社比較の定量情報は記載なし)
- 企業の強み(短信記載の自己記述)
- 独立系エレクトロニクス総合商社としての多角的な事業(部品販売・EMS・設計支援・ソフトウェア等)により顧客ニーズに対応している点を強みとしている。
今後の見通し・リスク要因
- 今後の見通し(短信が示す主なポイント)
- 2026年3月期通期業績は上方修正(売上574,000/営業利益24,000/当期純利益24,200)。修正理由として協栄産業の連結化、業績寄与見込み、特別利益(負ののれん発生益)等を挙げている。
- 自己株式取得・消却(492万株上限、150億円上限)を発表し、株主還元を強化する方針を示している(取得予定日 2025/8/8、消却予定 2025/8/18)。
- リスク要因(短信に記載されている主なもの)
- 為替変動(円高の影響で為替差損計上の記載あり)
- サプライチェーンにおける在庫調整や市場需給変動
- 訴訟費用等、一時的費用の発生(加賀FEIに関する記載)
- M&Aの統合リスク(協栄産業の連結化に伴う影響)
- なお、短信最終頁に将来に関する記述の注意(前提・不確実性)あり。
重要な注記
- 会計方針:四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理、会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はなし。
- 監査・レビュー:第1四半期の四半期連結財務諸表に対する公認会計士等のレビューは無し(注記あり)。
- 重要な事象:
- 協栄産業株式会社に対する公開買付け(取得株数 1,375,287株、取得価額 5,432百万円、買付後所有割合 54.48%)を実施し、同社は2025/7/18をもって連結子会社化(みなし取得日 2025/7/1)。買収資金は三菱UFJ銀行からの借入により調達。
- 自己株式取得・消却の決議(取得上限 492万株、取得価額合計上限 150億円、取得はToSTNeT-3を通じ予定)。
- 特別利益(負ののれん発生益)計上の見込みに関する告知(詳細は別資料参照)。
(参考)主要数値一覧(抜粋)
– 売上高(Q1):138,086百万円(+7.3%)
– 営業利益(Q1):6,484百万円(+16.8%)
– 経常利益(Q1):6,242百万円(+3.3%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益(Q1):4,614百万円(+11.8%)
– 総資産(2025/6/30):299,255百万円
– 純資産(同):166,461百万円
– 自己資本比率:55.6%
– 期末発行済株式数:57,404,236株
– 期中平均株式数(Q1):52,556,388株
– 修正後通期業績(予想):売上 574,000百万円、営業利益 24,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 24,200百万円、1株当たり当期純利益 488.45円
– 修正後配当(通期):合計 120.00円(普通 110円、特別 10円)
注意事項
– 本まとめは提供された決算短信に基づく事実・数値の整理であり、投資助言や推奨は行いません。価値判断を含む表現は避けています。資料中に記載がない事項は「–」としています。
– 詳細な数値や取扱い注記、連結子会社の影響、特別利益の詳細等は、同日公表の「2026年3月期通期業績予想の修正(上方修正)、配当予想の修正(増配)ならびに特別利益(負ののれん発生益)の計上に関するお知らせ」および決算補足説明資料を参照してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8154 |
| 企業名 | 加賀電子 |
| URL | http://www.taxan.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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