2025年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025年9月期 第3四半期(連結)決算短信 要約 — 日本エコシステム株式会社(9249)
提出日:2025年8月8日
対象会計期間:2024年10月1日〜2025年6月30日(第3四半期連結累計期間)
注意:不明な項目は「–」と表記しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:日本エコシステム株式会社
- コード/上場市場:9249 / 東証・名証
- URL:https://www.jp-eco.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 松島 穣
- 問合せ先:取締役 管理本部担当 稲生 篤彦(TEL: 0586-64-9249)
- 決算補足説明資料:作成あり
- 決算説明会:第3四半期は開催なし(資料のみ)
その他:第1四半期〜第3四半期連結累計期間中に連結範囲の重要な変更(新規連結:ベニクス株式会社、株式会社三進、ほかJes東海通建の取得等)。
報告概要
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2024/10/01–2025/06/30(第3四半期累計)
- 連結範囲の変更:第1四半期にベニクス(買収・連結)、第3四半期に株式会社三進を連結に追加(Jes東海通建も連結化)。
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等)を期首より適用(決算への影響はなし)。四半期特有の会計処理あり。
セグメント(報告セグメント)
セグメント区分(当四半期から一部再編):
– ファシリティ事業:防炎合板等の加工製造・販売、空調給排水・設計施工保守、公営競技向けシステム、AI競輪予想サービス、警備・清掃等
– 環境事業:排水浄化・水循環、再生可能エネルギー発電設備(設計・施工・保守)及び売電
– 交通インフラ事業:高速道路等の道路エンジニアリング、点検・保守、維持管理
– アセットマネジメント事業:賃貸不動産・不動産売買、経営コンサルティング 等
(注)従来「その他」に含まれていた経営コンサル、不動産関連は「アセットマネジメント事業」へ、システム保守・AI等は「ファシリティ事業」へ組替。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):8,712,300株(算定は2025/4/1の1→3株分割を前提)
- 期末自己株式数:363株
- 期中平均株式数(第3四半期累計):8,695,271株
- 時価総額:–(記載なし)
今後の予定(開示情報)
- 第3四半期説明会:無(補足資料あり)
- IRイベント:特記事項なし(個別記載なし)
財務指標(要点)
数値単位:百万円(注:短信は千円単位で公表。表記は百万円未満切捨ての短信表記に合わせています)
– 売上高(第3Q累計):8,221 百万円(前年同期:6,531、+25.9%)
– 営業利益:313 百万円(前年同期:492、△36.2%)
– 経常利益:342 百万円(前年同期:519、△34.0%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:413 百万円(前年同期:303、+36.4%)
– 1株当たり四半期純利益(調整後、株式分割考慮):47.53円(潜在希薄化後 46.91円)
貸借対照表(期末 2025/06/30)
– 総資産:14,292 百万円(前期末 9,259)
– 純資産:5,762 百万円(前期末 5,473)
– 自己資本比率:39.7%(前期末 58.3%)
– 流動資産:4,461.8 百万円、流動負債:2,805.4 百万円(流動比率 ≒159%)
– 固定負債(長期借入増等):5,724.8 百万円(前期末 1,490.3)
– 有形固定資産合計:8,523.6 百万円(主な増加は建物・構築物、土地)
キャッシュ・フロー:四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。
減価償却費(第3Q累計):394,108 千円、のれん償却額:24,001 千円。
財務の注目点(数値の背景)
– 総資産の増加(+5,033 百万円)の主因は有形固定資産の取得(建物・構築物+4,357、土地+970 等)および棚卸資産の増加(+716)。
– 固定負債の大幅増加(長期借入金の増加約4,060百万円)により自己資本比率が低下(58.3%→39.7%)。
– 特別利益として「負ののれん発生益」155 百万円、固定資産売却益209 百万円を計上(M&Aや不動産売却に伴う一時益)。これが当期純利益を押し上げている面がある。
– 金利負担の増加(支払利息:22,398 千円、前期7,930 千円)あり。
効率性指標(概算)
– 総資産回転率(第3Q累計):売上高 / 総資産 ≒ 8,221.6 / 14,292.8 ≒ 0.58 回/年(累計ベースの概算)
– 売上高営業利益率 ≒ 313.6 / 8,221.6 ≒ 3.8%
(注)上記は短信開示数値を基に概算。厳密な財務比率計算は四半期・年次の按分方法に依存します。
セグメント別(第3四半期累計:2024/10/1–2025/6/30)
売上高(外部顧客向け)およびセグメント利益(千円表記を百万円換算)
– ファシリティ事業
– 売上高:3,900.7 百万円(全体比 ≒47.4%)
– セグメント利益:427.5 百万円
– 環境事業
– 売上高:896.1 百万円(全体比 ≒10.9%)
– セグメント利益:181.2 百万円
– 交通インフラ事業
– 売上高:3,150.6 百万円(全体比 ≒38.3%)
– セグメント利益:479.6 百万円
– アセットマネジメント事業
– 売上高:274.1 百万円(全体比 ≒3.3%)
– セグメント利益:3.6 百万円
– セグメント合計利益:1,091.9 百万円(ただし全社費用配分等の調整額△778.3 百万円があり、連結営業利益313.6百万円に調整)
セグメント動向(開示より)
– ファシリティ:ベニクス(買収)により防炎合板等の売上が寄与。ICT/AI関連を取り込む再編で規模拡大。
– 環境:排水浄化、再エネ関連の受注工事が順調。
– 交通インフラ:高速道路運営会社向け点検・保守等が順調。三進のM&Aに伴う付帯費用で販管費増。
– アセットマネジメント:新賃貸ビル取得により関連費用計上も黒字を確保。
(注)負ののれん発生益は特別利益であり、セグメント利益には含めていない。
配当
- 2024年9月期(実績):中間 26.00円、期末 26.00円、年間合計 52.00円(※表記は株式分割後考慮)
- 2025年9月期(実績/見込):中間 26.00円(支払済)、期末(予想) 9.00円(※2025/4/1の1→3株分割を考慮した表示)
- 注記:株式分割前ベースでの年間配当金は1株当たり53.00円との開示あり。直近期の配当予想に変更はなし。
特別配当:当該期間に特別配当の記載なし。
中長期計画との整合性
- 中期戦略:M&Aを軸に事業領域拡大(ファシリティ、交通インフラ、環境、アセットマネジメント)を明示。
- 進捗:第3四半期までに複数社(ベニクス、Jes東海通建、株式会社三進 等)を連結化し、事業拡大を進めている。これにより固定資産や借入が拡大している。
(注)会社が公表している具体的な中期数値目標や進捗表は本短信内には限定的。詳細は別途中期経営計画資料等を確認ください。
競合状況・市場動向(開示内容の要約)
- マクロ環境:実質賃金の緩やかな改善、個人消費回復、設備投資需要の継続、インバウンドの回復等により緩やかな景気回復傾向。
- リスク要因(会社言及):物価上昇、米国の通商政策等による不確実性。
今後の見通し(会社の業績予想)
通期(2024/10/01–2025/09/30)連結業績予想(変更なし)
– 売上高:11,723 百万円(前期比 +26.0%)
– 営業利益:812 百万円(+6.9%)
– 経常利益:857 百万円(+6.8%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:700 百万円(+12.8%)
– 1株当たり当期純利益(予想):80.46円
会社は5月15日公表の予想を修正していないと明示。
主なリスク要因(短信記載・想定されるもの)
– 金利上昇・借入負担の増加(長期借入増加が顕著)
– M&Aによる統合作業・のれん・買収関連費用の影響
– 建設・設備工事の原価変動、資材コスト、労務費の上昇
– マクロ不確実性(インフレ、通商政策等)
(注)上記は短信中の開示内容を基に整理。条項の詳細・想定条件は会社開示の業績予想注記を参照してください。
重要な注記・特記事項
- 連結範囲の重要な変更:ベニクス、Jes東海通建、株式会社三進などの取得により連結子会社が追加(のれん・負ののれん発生)。負ののれん発生益は149,292千円(ベニクス)等を計上。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:税効果会計の適用方法等の注記あり(影響なしと記載)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。
- 公認会計士/監査法人によるレビュー:無
以上。必要であれば下記を追加でご提供します(ご指定ください):
– 指標のグラフ化(売上・利益推移、セグメント構成)
– 主要数値の年度比較表(前期・今期・通期予想)
– M&Aの個別影響(のれん・負ののれん・買収対価内訳の詳細)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9249 |
| 企業名 | 日本エコシステム |
| URL | https://www.jp-eco.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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