2025年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
以下、提供いただいた「SUMINOE株式会社 2025年5月期 決算短信(連結)」を基に、個人投資家向けに要点をMarkdown形式で整理しました。投資判断を促す表現は避け、資料記載の事実・会社説明に基づいてまとめています。不明項目は「–」と記載しています。
基本情報
- 企業名:SUMINOE株式会社(旧 商号:住江織物株式会社、商号変更日:2024年12月2日)
- 証券コード:3501(上場取引所:東)
- 主要事業分野(報告セグメント):
- インテリア事業(カーペット・カーテン・壁紙・床材、空間設計・施工等)
- 自動車・車両内装事業(自動車・バス・鉄道車両内装材の製造・販売)
- 機能資材事業(ホットカーペット、消臭・フィルター関連、航空機内装材等)
- その他(物性・性能検査等)
- 代表者:取締役社長 永田 鉄平
- 問合せ先:執行役員 経営企画室部長 水野 明秀(TEL: 06-6251-6803)
- URL:https://suminoe.co.jp/
報告概要
- 決算短信提出日:2025年7月11日
- 対象会計期間(連結):2024年6月1日~2025年5月31日
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年8月27日
- 定時株主総会開催予定日:2025年8月28日
- 配当支払開始予定日:2025年8月29日
- 会計方針の変更:無し(同報告書記載)
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):15,364,324株
- 期末自己株式数:2,119,604株
- 期中平均株式数:13,348,546株
- 備考:2025年3月1日付で普通株式1株を2株にする株式分割を実施。開示数値の一部(1株当たり指標等)は分割後換算で記載。
- 時価総額:–(短信上の株価による算出値は明記されていません)
セグメント
- セグメント名称と概況(2025年5月期)
- インテリア事業
- 売上高:38,264百万円(前期比 +3.0%)
- セグメント利益:1,023百万円(前期比 +8.1%)
- 主な動向:オフィス向けタイルカーペットやスペースデザイン事業が寄与。水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS®」の採用増。
- 自動車・車両内装事業
- 売上高:63,478百万円(前期比 +1.1%)
- セグメント利益:4,094百万円(前期比 △7.5%)
- 主な動向:鉄道・バス向けは回復基調で堅調、海外での日系自動車メーカーの販売減が影響。メキシコに合成皮革工場を新設し量産開始。ベトナム拠点で自動車向け生産体制を強化。
- 機能資材事業
- 売上高:2,566百万円(前期比 △17.9%)
- セグメント損失:△124百万円(前期は△66百万円)
- 主な動向:暖冬等によるホットカーペット需要の反動で主力製品が減少。消臭・フィルター関連は回復傾向だが全体は減収。
- その他
- 売上高:481百万円(前期比 +18.1%)
- セグメント利益:86百万円(前期比 +14.2%)
- セグメント合計(小計):売上高 104,791百万円(+1.3%)、セグメント利益 5,079百万円(△5.6%)
- セグメント調整・全社費用:△2,077百万円 → 連結営業利益と整合し営業利益 3,001百万円
財務指標(主要数値、単位:百万円)
- 連結損益(2025年5月期)
- 売上高:104,791(+1.3%)
- 売上総利益:22,343
- 販管費:19,341
- 営業利益:3,001(△9.0%)
- 経常利益:2,514(△31.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:669(△23.4%)
- 包括利益:622(△82.7%)
- 1株当たり当期純利益(分割後表示):50.18円
- 連結財政状態(2025年5月31日時点)
- 総資産:94,976
- 純資産:37,163
- 自己資本(普通株主に帰属する資本):31,181
- 自己資本比率:32.8%(前期 34.7%)
- 1株当たり純資産(分割後):2,354.28円
- キャッシュ・フロー(当期)
- 営業活動によるCF:+2,283
- 投資活動によるCF:△2,254
- 財務活動によるCF:+773
- 現金及び現金同等物 期末残高:8,697(前期 8,153)
- その他主要指標
- 売上高営業利益率:約2.9%(2024年5月期:3.2%)
- 総資産経常利益率(経常利益÷総資産):約2.7%
- 自己資本当期純利益率(ROE、会社公表):2.1%
- 総資産回転率(売上高÷総資産、概算):約1.10回
財務の解説(短信記載の要因)
- 営業利益減少の主因:
- 自動車分野での生産計画変動による生産効率の低下、物流費増加
- 連結子会社の為替差損やシステム障害対応費用などの営業外費用計上
- 資産・負債の動き:
- 総資産は売上債権の増加等で増加(+27,777百万円)
- 負債は借入金の増加等で増加(+3,301百万円、期末 57,813)
- 純資産はその他有価証券評価差額金の減少等で減少(△5,024百万円)
- キャッシュ・フロー:
- 営業CFは前期比大幅減(7,450 → 2,283)。受取前の営業利益水準や運転資本(売上債権増等)の影響。
- 投資CFは有形固定資産取得等で支出が継続。
- 財務CFは借入金純増で収入。
配当
- 2025年5月期(会社表示:株式分割後換算)
- 中間配当(第2四半期末):40.00円(分割後)
- 期末配当(期末):20.00円(分割後)
- 会社は株式分割(1→2)を2025/3/1に実施しており、短信では分割後換算額を記載しているため年間合計は表中「-」表記、配当金総額は529百万円、連結配当性向 79.7%(連結、当期)
- 会社提示(株式分割を考慮しない場合の参考記載)
- 2025年5月期(分割前換算):期末 40円、年間 80円(参考)
- 2026年5月期(会社予想、分割前換算):中間 43円、期末 43円、年間 86円(会社予想)
- 特別配当:無し(記載なし)
- 備考:配当の1株当たり表示は株式分割の影響を反映しているため、分割前換算の比較値は短信の「業績予想の適切な利用に関する説明」を参照。
セグメント別詳細
- インテリア事業
- 主力:タイルカーペット(特に業務用)、家庭用カーペット、カーテン、壁装
- 施策:ECOS®の拡販、スペースデザイン事業拡充、中高級ゾーン製品強化
- 結果:売上・利益ともに増加
- 自動車・車両内装事業
- 主力:自動車向け(カーマット、合成皮革等)、鉄道・バス向け車両内装
- 施策:メキシコで合成皮革工場の量産開始、ベトナムで自動車向け生産拡大、北中米拠点強化
- 課題:海外(特に中国・東南アジア)で日系自動車メーカーの生産縮小・販売低迷の影響、これが採算に波及
- 機能資材事業
- 主力:ホットカーペット等(繊維系暖房商材)、消臭・フィルター製品
- 課題:暖冬による需要減、主要得意先の生産体制変更による出荷減で売上・利益悪化
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027」後半3年(STEP II:2025~2027)
- 2025年5月期はSTEP IIの初年度。重点は「実力の底上げ」、海外展開強化、製販連携、環境対応製品の拡販。
- 施策進捗:メキシコ合成皮革量産開始、ベトナムで自動車内装生産体制構築、ブランド名変更(SUMINOE)など。
- 会社の次期(2026年5月期)計画:売上高 105,000百万円、営業利益 3,100、経常利益 3,350、親会社株主に帰属する当期純利益 1,500(百万円)。現時点で目標達成の最終判断は未記載(会社は環境変化発生時に速やかに開示すると記載)。
競合状況・市場動向
- 市場動向(短信に記載の要点)
- 国内の新設住宅着工戸数:前期比 △4.0%
- 非住宅分野の着工床面積:前期比 △6.0%
- 国内自動車メーカーの生産台数:前期比 △2.0%(海外も減少)
- 一方、鉄道・バス向け需要やインバウンド回復に伴うホテル需要等の回復は確認
- 競合他社との比較:–(短信内に同業他社との定量比較は記載なし)
- 競争優位性(会社側の主張):鉄道等の車両関連でのトップシェア、水平循環型リサイクル製品(ECOS®)等の環境対応製品を強みとする取組み
今後の見通し(会社予想・リスク)
- 2026年5月期(連結業績予想:2025/6/1~2026/5/31)
- 通期(前期比):売上高 105,000 百万円(+0.2%)、営業利益 3,100(+3.3%)、経常利益 3,350(+33.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,500(+123.9%)
- 1株当たり当期純利益(分割後):113.25円(通期)
- 主なリスク要因(短信記載)
- 原材料・エネルギー価格の高止まり
- 為替変動(連結子会社の為替差損など既に影響)
- 米国新政権による通商政策(関税等)の変化
- 自動車メーカー等顧客の生産計画変動(受注・生産効率・物流コストに影響)
- その他、国際情勢や需要動向の不確定性
- 連結範囲の変更:期中に連結子会社の追加(Bondtex Lamination de Mexico)や吸収合併による除外等あり。持分法適用会社の範囲変更(住商エアバッグ・システムズの株式譲渡に伴う除外)も発生。
重要な注記・その他
- 会計方針の変更:無し
- 株式分割:普通株式1株につき2株(効力発生日 2025年3月1日)→ 1株当たり指標は分割後換算で表示。分割前換算の参考値も短信に掲載(例:分割前の2025年通期EPS 100.36円など)。
- 監査:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外と明記
- 連結の範囲に関する変更:新規連結2社(株式会社わかたけ、Bondtex Lamination de Mexico)、除外1社(株式会社わかたけ)等の記載(注記参照)
- 役員異動:2025年8月28日付予定の役員異動(社外取締役・監査役の新任/退任予定)あり
要点(まとめ)
- 2025年5月期の連結売上高は前期比わずかに増加(+1.3%)した一方、営業利益・経常利益・親会社帰属当期純利益はいずれも減少。主因は自動車分野の生産変動による採算悪化、物流費増、連結子会社の為替差損やシステム障害対応費用等。
- インテリア事業は「ECOS®」やスペースデザインで増収増益、自動車・車両内装事業は売上は微増だが利益は減少、機能資材事業は大幅減収で損失拡大。
- 中期計画(STEP II)に基づき海外生産基盤(メキシコ・ベトナム等)や製販連携強化を進めているが、原材料価格、為替、顧客の生産動向など外部要因により業績変動要因が存在。
- 配当は株式分割の影響で表示に特殊性あり(分割前換算の年間配当参考値:2025年 80円/2026年予想 86円)。当期の連結配当性向は高めに出ている(79.7%)が、これは分配基礎と当期利益水準の関係から生じている。
(注)本まとめは提供資料の記載内容に基づく事実整理です。投資助言や評価・推奨は行っていません。必要であれば、特定の項目(セグメント別の詳細数値、キャッシュフロー明細、連結注記の抜粋等)をさらに展開して整理します。どの項目を優先しますか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3501 |
| 企業名 | SUMINOE |
| URL | https://suminoe.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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