決算短信：ノバシステム（5257）

2025年12月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（非連結）

ノバシステム株式会社 — 2025年12月期 第3四半期決算短信（非連結）まとめ

（出典：2025年10月31日開示 資料を基に作成。記載のない項目は「–」としています。）

基本情報

• 企業名：ノバシステム株式会社
• 上場取引所：東証（コード 5257）
• 主要事業分野：ソフトウエア開発事業（システムインテグレーション、クラウドサービス等）
• 代表者：代表取締役社長 芳山 政安
• URL：https://www.nova-system.com/
• 問合せ先：取締役 経営企画部長 加藤 博久（TEL 06-6479-8100）
• その他：決算補足説明資料あり、決算説明会は開催無し

報告概要

• 提出日：2025年10月31日
• 対象会計期間：2025年1月1日～2025年9月30日（第3四半期累計）
• 決算説明資料：TDnetで同日開示（補足資料あり）
• 監査（四半期レビュー）：無

セグメント

• セグメント構成：単一セグメント（ソフトウエア開発事業）のみ（注記により単一セグメントのため開示省略）
• 内訳（文中の記載）：
  • システムインテグレーション（SI）：売上高 4,900,786 千円（第3Q累計）
  • クラウドサービス：売上高 83,848 千円（第3Q累計）
  • 構成比（第3Q累計）：SI 約98.3%、クラウド 約1.7%

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：1,402,500 株
• 期末自己株式数：7,498 株（自己株式額：20,977 千円）
• 期中平均株式数（第3Q累計）：1,395,328 株
• 時価総額：–（開示無し）

今後の予定

• 決算発表：本短信（第3四半期）開示済（2025/10/31）
• IRイベント：決算補足説明資料は公表（説明会は無）
• 配当支払開始予定日：－（未定／当四半期はなし）

財務指標（要点・第3四半期累計：2025/1/1–9/30）

※単位は特に断りがない限り千円。百万円単位の主要数値は括弧内に記載。
– 売上高：4,984,634 千円（約4,985 百万円、前年同期比 +5.1%）
– 売上総利益：890,217 千円（約890 百万円、前年同期比 △12.1%）
– 営業利益：160,518 千円（約161 百万円、前年同期比 △51.3%）
– 経常利益：179,941 千円（約180 百万円、前年同期比 △46.9%）
– 四半期純利益：120,082 千円（約120 百万円、前年同期比 △47.9%）
– 1株当たり四半期純利益（基本）：86.06 円、希薄化後 85.15 円
– 通期業績予想（変動無し）：売上 6,666 百万円、営業利益 298 百万円、経常利益 339 百万円、当期純利益 209 百万円、1株当たり当期純利益（予想）150.34 円

貸借対照表（2025/9/30）
– 総資産：3,985,963 千円（約3,986 百万円、前期末比 +255,484 千円）
– 流動資産合計：1,929,203 千円（現金及び預金 721,249 千円、売掛金及び契約資産 1,127,434 千円 等）
– 固定資産合計：2,056,760 千円（有形固定資産 1,352,109 千円、投資有価証券 472,771 千円 等）
– 負債合計：1,576,513 千円（前年末比 +80,019 千円）
– 流動負債：1,058,283 千円（うち1年内返済予定の長期借入金 400,232 千円、賞与引当金 103,028 千円、受注損失引当金 67,053 千円等）
– 固定負債：518,229 千円（長期借入金 390,970 千円 等）
– 純資産合計：2,409,450 千円（前年末比 +175,465 千円）
– 自己資本比率：60.4%（開示値）

財務比率（計算）
– 負債比率（負債/総資産）：約39.6%（1,576,513/3,985,963）
– 流動比率（流動資産/流動負債）：約182%（1,929,203/1,058,283）
– 総資産回転率（売上/総資産）：約1.25回（4,984,634/3,985,963）
– 売上高営業利益率（営業利益率）：約3.22%（160,518/4,984,634）

キャッシュフロー：第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成されていない（注記あり）。
減価償却費：第3Q累計 51,737 千円（前年同期 47,240 千円）

セグメント別（単一セグメントのため要点）

• 事業構成：ソフトウエア開発事業（SI中心、クラウドサービス含む）
• 第3Q累計の売上内訳（文中記載）：
  • システムインテグレーション：4,900,786 千円（約98.3%）
  • クラウドサービス：83,848 千円（約1.7%）
• セグメント別利益は単一セグメント扱いのため個別開示無し。

業績の背景・財務の解説（開示内容の要約）

• 売上は前年同期比で増加（+5.1%）したが、営業利益・経常利益・当期純利益は大幅減少（それぞれ約△51%、△47%、△48%程度）。
• 主因：
  • システムインテグレーションで「不採算プロジェクト」の一部工程に対する遅延リカバリー対応が発生し、計画を上回る開発コスト（人件費・外注費）が発生したため売上総利益が減少。
  • 販管費は社員寮取得に伴う租税公課増や中途採用関連費用の増加等で増加。
• 引当金等：受注損失引当金を計上（当第3四半期会計期間末で67,053 千円）。会社は10月以降に対応し、12月末までに収束・安定化する見込みとしている（注：当該引当金は事業年度末までに解消される見込み）。
• 資産の増加は主に有形固定資産（建物・土地等）の増加および投資有価証券の増加。
• 負債の増加は短期借入金（1年内返済予定の長期借入金振替）や賞与引当金、受注損失引当金等の増加による。
• 会計上の見積りの変更：不動産関連の耐用年数と資産除去債務の償却期間を短縮（当第3Q累計で営業利益等がそれぞれ993 千円減少の影響）。

配当

• 直近配当実績（2024年通期）：中間 0.00 円、期末 0.00 円（合計 0）
• 2025年12月期 予想（変更なし）：中間 0.00 円、期末 105.00 円、年間合計 105.00 円
• 特別配当：当四半期に関する特別配当の記載なし（無し）

中長期計画との整合性

• 開示上の中期経営計画の詳細および進捗についての記載は無し（変更なし・言及なし） → 進捗状況は資料上「–」

競合状況・市場動向（開示ベース）

• マクロ動向：国内では雇用・所得の改善や政策効果により景気は緩やか回復、ただし物価上昇や米国の通商政策等がリスク。
• IT投資見通し：資料では全産業ベースでソフトウェア投資額が2024年度比で約17.3%増と見込まれ、IT投資は底堅く推移するとの見方を提示。
• 競合比較：同業他社との直接比較データは開示なし → 比較は「–」

今後の見通し・リスク要因（開示内容）

• 業績予想：2025年通期の業績予想に変更は無し（2025/7/31発表の予想継続）
• 会社コメント：
  • 不採算プロジェクトの一部テスト工程は第3Q会計期間末までに概ね予定通り遂行。10月以降の対応で12月末までに収束・安定化する見込み。
  • 当該影響を除いた場合、第3Q累計期間の通期営業利益予想に対する進捗率は76.4%相当。
• 主なリスク要因（会社が明示している要素）：
  • 不採算プロジェクトやプロジェクト遅延による追加コスト・収益圧迫
  • 物価上昇や国際通商政策等の外部環境変化が個人消費や企業投資に及ぼす影響
  • 為替・原材料価格等（直接の言及は限定的だが将来見通しに関する注意書きあり）

重要な注記・会計上の留意点

• 四半期財務諸表作成に特有の会計処理の適用：無し
• 会計方針の変更：無し（ただし会計上の見積りの変更あり）
• 会計上の見積り変更内容：大阪サテライトオフィス退去に伴う固定資産の耐用年数短縮、資産除去債務の償却期間短縮（営業利益等に微減の影響）
• 自己株式の取得・処分：自己株式9,000株取得（2025/2/13取締役会決議）、譲渡制限付株式報酬として自己株式1,411株の処分（2025/4/17取締役会決議）
• セグメント情報：単一セグメントのため詳細省略
• 四半期キャッシュフロー計算書：第3Q累計の作成なし（注記あり）
• 会計監査（四半期レビュー）：無

必要な追加項目（未開示のため記載不可）
（注）本まとめは開示資料の内容を整理したものであり、投資助言や推奨を目的とするものではありません。各数値は開示資料を基に算出・集約しています。詳細は原資料（TDnet開示および決算補足説明資料）をご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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