2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社シンシア — 2025年12月期 第2四半期(中間)決算短信 要約(Markdown)
(注)数値は開示資料に基づく。単位は特に断りがない限り百万円(千円は切捨て)表記の数値を百万円換算で記載。未記載項目は「–」。
基本情報
- 企業名:株式会社シンシア(証券コード 7782)
- URL:https://www.sincere-vision.com
- 代表者:代表取締役執行役員社長 中村 研
- 問合せ先:取締役執行役員管理部長 荒井 慎一(TEL 03-5615-9059)
- 主要事業分野:コンタクトレンズ事業、コンサルティング事業、システム事業
- 備考:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
報告概要
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間(中間):2025年1月1日~2025年6月30日
- 半期報告書提出予定日:2025年8月14日
セグメント
- コンタクトレンズ事業:自社ブランド(シンシアワンデーSシリーズ等)およびプライベートブランドのクリア/カラーレンズ販売。2025年3月にカラーコンタクト販売事業を譲受。
- コンサルティング事業:医療関連(医療脱毛クリニック向け運営支援等)。
- システム事業:主にリユース業界向けPOS等システム(完全子会社:タロスシステムズ)。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):6,862,200株
- 期末自己株式数:328,741株(前期:459,312)
- 中間期中平均株式数:6,448,401株(前年同期:6,370,118)
今後の予定
- 決算発表(通期予想の修正等):直近公表(2025/5/15)の修正以降、今回開示時点で修正なし
- 株主総会、IRイベント等:–(別途案内)
主要財務指標(連結:2025年1月1日~6月30日/中間)
(以下は開示数値。割合は前年同期比)
– 売上高:3,551 百万円(+14.9%)
– 売上総利益:1,178 百万円(前年中間 971)
– 営業利益:276 百万円(+52.3%)
– 経常利益:260 百万円(+45.1%)
– 親会社株主に帰属する中間純利益:170 百万円(+76.1%)
– 1株当たり中間純利益:26.33円(前年同期 15.14円)
(注)包括利益は48 百万円(前年同期 329 百万円)
連結財政状態(2025/6/30)
- 総資産:5,401 百万円(前期末 5,496)
- 純資産:2,689 百万円(前期末 2,697)
- 自己資本比率:49.8%(前期末 49.1%)
- 親会社株主に帰属する株主資本:2,651 百万円(株主資本合計)
キャッシュ・フロー(中間累計)
- 営業CF:+218 百万円(収入)
- 投資CF:△204 百万円(支出、主に事業譲受 160 百万円等)
- 財務CF:△233 百万円(配当支払 121 百万円、長期借入金返済 112 百万円等)
- 現金及び現金同等物:1,656 百万円(期首 1,888 百万円、△232 百万円)
収益性・効率性・安全性(概算)
- 営業利益率(営業利益/売上高):約7.8%(H1)/前年同期約5.9%(改善)
- 純利益率(親会社株主純利益/売上高):約4.8%
- 総資産回転率(売上高/総資産):約0.66回(H1)
- ROA(当期純利益/総資産、概算):約3.1%
- ROE(親会社帰属純利益/親会社株主持分、概算):約6.4%
- 流動比率(流動資産/流動負債):約223%(4,597 / 2,062)
- 負債合計:2,712 百万円(前期末 2,799)→ 負債は減少傾向
(注)上記は概算で四捨五入。詳細は注記の数値参照。
セグメント別(中間累計)
- コンタクトレンズ事業
- 売上高:3,304 百万円(+15.3%)
- セグメント利益:353 百万円(+31.0%)
- 概要:自社ブランドクリア/カラーレンズが堅調。シンシアワンデーSシリーズの伸長、2025年2月発売の乱視用やSクレシェ等が寄与。3月に譲受したカラーコンタクト販売事業が売上に加わる。
- コンサルティング事業
- 売上高:19 百万円(△36.7%)
- セグメント利益:11 百万円(△23.7%)
- 概要:医療脱毛クリニック業界の環境悪化の影響で顧客回復が厳しい。サポート料見直し等を実施。
- システム事業(タロスシステムズ)
- 売上高:229 百万円(+17.4%)
- セグメント利益:55 百万円(+130.5%)
- 概要:リユース業界向けPOS需要取り込み、営業・開発強化の成果。
(注)セグメント間および本社管理費等の調整額:△143 百万円(販売費一般管理費の一部)
財務の解説(開示からの要点)
- 全体:主力のコンタクトレンズ事業とシステム事業が堅調で売上・利益が増加。為替の円高基調や売上規模拡大が利益を押し上げ。
- 資産面:流動資産はほぼ横ばい(商品・売掛増加が現金減少を相殺)。固定資産はのれん償却等で減少。
- 負債面:長期借入金は返済で減少。結果として負債合計は減少し自己資本比率は若干上昇。
- キャッシュ:投資(事業譲受、貸付)により投資CFの支出が発生。配当および借入返済で財務CFはマイナス。
配当
- 2024年(実績):中間19.00円、期末なしで年間19.00円(表記)
- 2025年(予想):中間 13.00円、期末 13.00円、年間合計 26.00円(会社発表の予想)
- 特別配当:なし(当中間期に特別配当の記載なし)
- 備考:5月15日の公表で業績・配当予想の修正(増配)を行っており、今回開示時点でその予想からの変更はなし。
中長期計画との整合性
- 通期業績予想(2025/1/1–12/31、会社予想):売上 7,206 百万円、営業利益 342 百万円、親会社株主帰属当期純利益 198 百万円、1株当たり当期純利益 30.59円(修正なし)
- 進捗(中間実績/通期予想):
- 売上:3,551 / 7,206 ≒ 49.3%
- 営業利益:276 / 342 ≒ 80.7%
- 親会社帰属純利益:170 / 198 ≒ 85.7%
- コメント:上期で通期予想の利益比率が高く着地しており、下期に向けた計画の進捗状況は開示数値上は良好。中期経営計画自体の個別目標・数値は本資料では明示なし。
競合状況・市場動向(開示記載の整理)
- 市場動向:少子高齢化による人口減少はあるが、日次使い捨てタイプへのシフト、高機能素材(シリコーンハイドロゲル等)普及、カラーコンタクト市場の拡大、スマホ等による近視人口の増加で市場は緩やかに拡大と想定。
- 競合比較:同業他社との定量比較は本資料に記載なし(–)。
- 競争優位性:自社ブランドのシリコーンハイドロゲル製品群と、カラーコンタクト事業譲受による商品ポートフォリオ拡充が示唆されている。
今後の見通し・リスク要因
- 業績見通し:通期予想は2025/5/15に上方修正済みで、今回開示時点で変更なし。上期実績は通期計画に対して利益面で高い進捗。
- 主なリスク(開示に基づく項目の整理):
- 為替変動(為替差損益、デリバティブ評価損益の影響あり)
- 国際情勢(関税政策、地政学的リスク)
- 医療脱毛クリニック業界の環境悪化(コンサルティング事業に影響)
- M&A・事業譲受の統合リスク(カラーコンタクト事業譲受、貸付等)
- 原材料・供給面の変動等(事業全般に対する一般的リスク)
重要な注記
- 会計処理:前連結会計年度末に企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前中間期間との比較数値にはその確定内容が反映されている。
- のれん:前期にタロスシステムズ追加取得によりのれんが発生。中間期の減損等該当なし。のれん償却は計上されている(中間のれん償却 35.7 百万円)。
- その他:当中間期の決算短信はレビュー対象外(監査レビュー未実施)。業績見通しは将来予測であり達成を約束するものではない旨の注記あり。
以上
(注)本要約は提供された決算短信に基づく情報整理であり、投資助言や推奨を行うものではありません。不明箇所は「–」と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7782 |
| 企業名 | シンシア |
| URL | http://www.sincere-vision.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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