2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
以下は、提供いただいた「株式会社ニチリョク 2026年3月期 第1四半期決算短信(非連結)/提出日:2025年8月14日」を基に、個人投資家向けに整理した要約(Markdown形式)です。数値は原資料の単位(千円)に基づきます。投資助言は含みません。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社ニチリョク(証券コード: 7578)
- URL: https://www.nichiryoku.co.jp
- 主要事業分野:お墓事業(屋外墓地、納骨堂)、葬祭事業(総合シニアライフサポート)
- 代表者:代表取締役社長 渡邊 将志
- 問合せ先:取締役経営統括本部長 服部 聡昌 TEL 03-6281-8470
- 報告(提出)日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 補足:四半期財務諸表は監査法人(監査法人ハイビスカス)による期中レビューあり(結論:重要な点で不適正である事項は認められない)。
報告概要
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2025/04/01~2025/06/30(第1四半期)
- その他:同社は2025年5月に第三者割当増資を実施(資本金・資本準備金の増加を確認)
セグメント
- セグメント名称と概要:
- お墓事業(屋外墓地):一般墓、樹木葬等の募集・販売、既存霊園の改造・増設等の受託販売
- お墓事業(納骨堂):都市型納骨堂の募集代行・販売(主要駅近接、設備・付加サービス強化)
- 葬祭事業:葬儀の受託、各種プラン(例:本堂葬儀など)開発・提供
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):17,393,505株(2026年3月期 第1四半期末)
- 期末自己株式数:9,665株
- 期中平均株式数(四半期累計):16,469,845株(2026年3月期第1Q)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 1株当たり純資産(BPS):265.83円(2026年3月期第1四半期末)
- 備考:2025年5月の第三者割当増資により資本金・資本準備金が増加
今後の予定
- IRイベント:決算説明会の有無等:資料上の明確な記載なし(–)
財務指標(要点)
(注:以下の数値は「千円」単位。四半期累計=2025/4/1~2025/6/30)
損益(第1四半期)
- 売上高:483,622 千円(前年同期 554,757 千円、前年同四半期比 -12.8%)
- 売上原価:157,975 千円
- 売上総利益:325,646 千円
- 販売費及び一般管理費:424,735 千円
- 営業損失:△99,088 千円(前年同期 △40,172 千円)
- 営業外収益:4,036 千円
- 営業外費用:17,054 千円
- 経常損失:△112,106 千円(前年同期 △50,501 千円)
- 四半期純損失:△114,437 千円(前年同期 △47,642 千円)
- 1株当たり四半期純利益(会社記載):6.95 円(資料中の表記。四半期純損失が計上されているため符号表記に留意。期中平均株式数16,469,845株に基づく)
貸借対照表(第1四半期末:2025/6/30)
- 総資産:7,518,582 千円(前期末 7,475,774 千円)
- 流動資産合計:601,528 千円(現金及び預金 79,219 千円、完成工事未収入金 12,994 千円、売掛金 162,012 千円)
- 固定資産合計:6,905,720 千円(差入保証金 4,935,369 千円など)
- 負債合計:2,896,329 千円(流動負債 2,297,487 千円、固定負債 598,841 千円)
- 短期借入金:542,454 千円
- 1年内返済予定の長期借入金:1,326,513 千円
- 長期借入金(期末残高):350,568 千円
- 純資産合計:4,622,253 千円(自己資本 4,621,198 千円)
- 自己資本比率:61.5%(前期末 61.3%)
- 1株当たり純資産(BPS):265.83 円
キャッシュフロー
- 四半期キャッシュフロー計算書は作成されていない(注記あり)
- 現金及び預金は前期末 107,064 千円 → 当第1Q末 79,219 千円(減少)
収益性・効率性(簡易計算)
- 売上高営業利益率(第1Q):△99,088 / 483,622 = 約 △20.5%
- 総資産回転率(第1Q):483,622 / 7,518,582 = 約 0.064(四半期ベース)
- 備考:前年同期と比較すると売上減少・営業損失拡大で収益性悪化
セグメント別(当第1四半期:単位=千円)
- 売上高(外部顧客):
- お墓事業(屋外墓地):157,012
- お墓事業(納骨堂):36,015
- 葬祭事業:290,593
- 合計:483,622
- セグメント利益(損失):
- 屋外墓地:2,884
- 納骨堂:△21,528
- 葬祭事業:88,021
- セグメント合計:69,377
- 調整(全社費用等):△168,466 → 四半期営業損失 △99,088
- 構成比(売上高):葬祭事業が約60.1%を占める。葬祭事業が実質的な利益源だが、全社費用の計上で営業損失。
財務の解説(資料に基づく要点)
- 流動性:現金預金が減少しており、短期の借入金・1年内返済予定借入の規模が大きいことから手元流動性に注意が必要(会社も手元流動性の低さを認識)。
- 固定資産面では差入保証金が大きく、資産構成は固定資産寄り。
- 2025年5月の第三者割当増資により資本増強を実施。会社は増資資金で都市型納骨堂事業を短期キャッシュ創出源として活用する方針。
- 監査法人の期中レビューは結論に重要な留保なし。
配当
- 配当実績(2025年3月期):第1四半期末 0.00円、第2四半期末 0.00円、第3四半期末 0.00円、期末 0.00円(通期合計 0.00円)
- 2026年3月期(予想):全四半期 0.00円(通期合計 0.00円)
- 特別配当:無し(資料に記載なし)
セグメント別情報(詳細)
- 屋外墓地:
- 売上は前年同期比減(当第1Q 157,012 千円、前年同Q 174,760 千円)、施工単価伸び悩みで収益減。
- 戦略:既存霊園の改造・増設、提携事業者との共同開発による販売力強化。
- 納骨堂:
- 売上微減(36,015 千円)。一部都市型納骨堂(赤坂、大須等)を募集代行。赤坂でデジタルサイネージ等の付加価値サービス導入。
- 当四半期は来園者数減少に伴い成約減。
- 葬祭事業:
- 売上減(290,593 千円、前年同期比 -15.4%)だが、セグメント内では利益貢献がある(88,021 千円)。
- 一日葬等の比率上昇で施行単価が低下。低価格競争回避と付加価値プラン開発を推進。
- セグメント戦略総括:都市型納骨堂の安定化・販売体制強化、マーケティングの費用対効果改善、会員制度等の再設計。
中長期計画との整合性
- 中期的な位置づけ:「第二の創業期」としてライフコンサルティングからお墓・葬祭まで一貫提供するビジネスモデルの再構築を掲げる。
- 施策(主要項目):
- 都市型納骨堂の安定収益化(増資で取得した物件を中核に短期キャッシュ創出)
- 販売戦略の改革とマーケティング投資の再設計(広告効率化、会員制度等)
- 財務の安定化(増資での自己資本比率改善、フリーCF創出)
- ガバナンス強化(意思決定・執行体制の見直し)
- 進捗:2025年5月の増資実施により財務基盤の改善を図る。ただし、現時点は施策実施途上と記載。
競合状況や市場動向
- 市場動向(資料より):
- 高齢化に伴う需要増、埋葬に対する価値観の多様化(樹木葬・共有墓・納骨堂等の需要増)
- 「墓じまい」ニーズの増加や、葬儀形態の変化(短時間・一日葬など)が施行単価に影響
- 都市部では駅近の納骨堂等の利便性が競争要因
- 競合他社との比較:資料に具体的な同業他社比較は記載なし(–)
- 競争優位性の記載:同社は都市型納骨堂、付加価値サービス(デジタル家系樹等)、本堂葬儀等で差別化を図る方針。
今後の見通し
- 通期業績予想(会社公表、2026年3月期通期:2025/4/1~2026/3/31、単位=百万円)
- 売上高:2,500 百万円(2,500,000 千円) (対前期増減率 +11.5% と記載)
- 営業利益:210 百万円
- 経常利益:120 百万円
- 当期純利益:120 百万円
- 1株当たり当期純利益(通期予想):7.49 円
- 会社は2025年5月発表の通期予想から変更なしと表明
- 現状との乖離:第1四半期は大幅な営業損失を計上しており、通期予想の達成には後半での収益改善(都市型納骨堂の収入創出、費用削減等)が前提となる。
- リスク要因(資料記載より)
- マクロ・外部要因:地政学リスク(ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢等)、資源価格上昇、各国の関税政策、為替・金利変動
- 事業・市場:来園者数や成約数の変動、葬祭形態の変化による施行単価低下
- 財務・流動性:手元流動性の低さ(会社も重要な不確実性の可能性を認識)。増資による改善を見込むが実行途上
- その他:施策の実行状況次第で短期的な資金繰りに影響が出る可能性
重要な注記
- 会計方針の変更等:資料に特段の記載なし(該当事項なし)
- 発行済株式の増加:2025年5月に第三者割当増資を実施(資本金 +74,992 千円、資本準備金 +74,992 千円)
- 継続企業の前提:一時的に継続企業に関する重要な疑義が存在したが、上記施策(増資等)により「重要な不確実性は認められない」と会社は判断
- 監査レビュー:監査法人による期中レビュー実施、結論は「重要な点で作成基準に準拠していないと信じさせる事項は認められない」
メモ/注意点
- 本要約は提供資料に基づく情報整理であり、投資助言や価値判断は含みません。数値は原資料の単位(千円)に従っています。
- 原資料内において、四半期純損失(△114,437 千円)を計上している一方で、表中の「1株当たり四半期純利益」欄の符号表記等に不整合が見られる箇所があります。原典の注記をご参照ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7578 |
| 企業名 | ニチリョク |
| URL | http://www.nichiryoku.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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