決算短信：平和堂（8276）

2026年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信（2026年2月期 第1四半期〈連結〉）まとめ — 株式会社平和堂（8276）

（提出日：2025年6月26日）
※出典：会社提出の「2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）」および添付資料。記載の数値は百万円未満切捨て。

基本情報

• 企業名：株式会社 平和堂
• 上場市場・コード：東（東京証券取引所） / 8276
• URL：https://www.heiwado.jp/
• 主要事業分野：スーパーマーケットを中核とする小売事業、惣菜等の製造やビル管理などの小売周辺事業、外食・その他事業（フランチャイズ運営等）
• 代表者：代表取締役社長執行役員CEO 平松 正嗣
• 問合せ先：執行役員 財務部長 和田 哲政（TEL 0749-23-3111）
• 決算説明資料の作成：有
• 決算説明会の開催：無

報告概要

• 提出日：2025年6月26日
• 対象会計期間：2025年2月21日〜2025年5月20日（2026年2月期 第1四半期連結累計期間）
• 決算補足説明資料：作成あり（詳細は添付資料）
• 会計範囲の変更：無
• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用：有（税金費用の計算等、注記参照）
• 公認会計士・監査法人による四半期レビュー：無

セグメント

• 報告セグメント（社内区分）
  • 小売事業：グループ中核（株式会社平和堂等） — スーパーマーケット主体（物販売上・サービス収入）
  • 小売周辺事業：惣菜・加工、製造供給、ビル管理等（例：株式会社ベストーネ、株式会社ナショナルメンテナンス）
  • その他事業：外食（フランチャイズ運営：ココス、KFC等）、過去はアミューズメント（ユーイングは2025/4/24に株式譲渡）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式を含む）：51,546,470株
• 期末自己株式数：1,598,542株（2025/2期末は1,098,542株）
• 期中平均株式数（四半期累計）：50,198,303株（当第1四半期）
• 時価総額：–（資料に記載なし）

（注）自己株式取得：取締役会決議による取得枠（上限2,000,000株・60億円）に基づき、市場買付で241,900株、取得価額合計667,630,700円を取得（取得期間：2025/5/21〜2025/6/20）。

今後の予定

• 次回決算発表（通期・四半期の具体日）：–（資料に記載なし）

損益（連結：第1四半期累計 2025/2/21〜2025/5/20）

• 営業収益（売上等）：108,541 百万円（前年同期比 +3.1%）
  • 売上高：99,152 百万円（前年同期 96,034）
  • 営業収入（その他収益等）：9,388 百万円
• 売上総利益：29,832 百万円
• 営業利益：2,944 百万円（前年同期比 +3.9%）
  • 営業利益率（営業利益／営業収益）：約 2.71%
• 経常利益：3,335 百万円（前年同期比 +3.8%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：2,169 百万円（前年同期比 +8.1%）
• 1株当たり四半期純利益：43.21 円（前年同期 38.61 円）

※包括利益：2,274 百万円（前年同期 2,662 百万円）

貸借対照表（連結：当第1四半期末 2025/5/20）

• 総資産：303,637 百万円（前連結会計年度末 307,868）
  • 現金及び預金：22,781 百万円（前期 26,817） — 減少
  • 商品及び製品：20,424 百万円
  • 有形固定資産（純額）：205,755 百万円
• 負債合計：112,317 百万円（前期 115,842）
  • 流動負債合計：83,291 百万円（主な内訳：支払手形・買掛金 31,797／短期借入金 10,350）
  • 固定負債合計：29,026 百万円（退職給付に係る負債等）
• 純資産合計：191,320 百万円（前期 192,026）
  • 自己資本（参考）：189,227 百万円
• 自己資本比率：62.3%（前期 61.7%）

キャッシュ・フロー

• 当該四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記）。
• 減価償却費（第1四半期累計）：3,232 百万円（前年同期 3,080）
• のれん償却額：16 百万円

セグメント別（当第1四半期累計）

（数値は連結営業収益・セグメント利益、百万円）
– 小売事業
– 連結営業収益（外部顧客）: 102,804 百万円（前年同期比 約 +3.5%）
– セグメント利益：3,375 百万円
– 概要：既存店の客数増、新店売上進捗、2024/8の丸善吸収合併の寄与で増収。粗利率はほぼ前年並み。人件費増等あるが営業収益伸長と広告費減少により増益。
– 小売周辺事業
– 連結営業収益（外部顧客）: 1,679 百万円（前年同期比 減少）
– セグメント利益：451 百万円
– 概要：ベストーネはグループ向け供給増で増収増益。ナショナルメンテナンスは前期受注反動で減収減益。
– その他事業
– 連結営業収益（外部顧客）: 4,056 百万円（ほぼ前年同期同水準）
– セグメント利益：225 百万円
– 概要：外食（ファイブスター、シー・オー・エム）は販促等で売上・収益回復。アミューズメント（ユーイング）は2025/4に売却完了。

（セグメント合計の調整後、連結経常利益は3,335 百万円）

財務の解説（決算短信からの整理）

• 売上：物価高による客単価上昇や既存店の客数増、新店・吸収合併の寄与で増収。国内消費は緩やかな回復基調だが生活防衛的な消費行動も継続。
• 利益：人件費や建築資材高騰のコスト上昇要因がある一方、営業収益の伸長や広告宣伝費削減等で営業利益は増加。
• B/S：現金預金の減少（約4,036百万円）や有形固定資産の減少が総資産減少の主因。賞与引当金の増加や退職給付負債の減少などが負債の変動要因。自己株式の取得（期中）により自己株式が増加し純資産を押し下げる要因となっている。

配当

• 2025年2月期（実績）：中間配当 30.00円、期末配当 33.00円、年間合計 63.00円
• 2026年2月期（予想）：中間配当 33.00円、期末配当 33.00円、年間合計 66.00円（予想に変更なし）
• 特別配当：なし（該当記載なし）

中長期計画との整合性

• 同社は「第5次中期経営計画（2024–2026年度）」を推進中（2030年度の目指す姿に向け成長と生産性向上を図る）。
• 当期は販売力向上・生産性改善に取り組んでおり、四半期の業績・セグメント内訳は中期計画の初年度の枠組みに沿った活動（出店・改装、デジタル販促強化等）が反映されている旨の記載あり。

競合状況や市場動向（決算短信の記載に基づく要点）

• 国内では所得環境改善の一方で生活必需品やエネルギー価格の高止まりにより生活防衛志向が継続。採用難や業態を超えた競争激化が観測される。中国では消費減速の影響があり、同国展開子会社は減収・減益。
• 同業他社との比較データ（業績・シェア等）：本資料に具体比較値は記載なし（–）。

今後の見通し（会社予想）

• 2026年2月期（通期：2025/2/21〜2026/2/20）連結業績予想（修正無し）
  • 営業収益：456,000 百万円（前期比 +2.5%）
  • 営業利益：14,500 百万円（+8.5%）
  • 経常利益：15,600 百万円（+6.6%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：10,800 百万円（+0.7%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：217.09 円
• 第2四半期累計（通期中間）予想：営業収益 221,000 百万円、営業利益 7,100 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 5,700 百万円（予想に変更無し）

リスク要因（開示されている主な外部要因）

• 国内消費動向の変化（物価・所得環境）
• 人件費・建築資材等原価上昇
• 中国市場の需要低迷（同社中国子会社に影響）
• 業態間・企業間競争の激化、採用難等
• 為替・原材料価格・災害等の外的要因（一般的リスク注記）

重要な注記・その他

• 会計方針の変更：無し（改正含む）
• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理：有（税金費用の計算において通期見積実効税率を用いる等、注記参照）
• 関連会社株式売却益等の特別利益計上あり（当四半期 特別利益合計 315 百万円の内訳に関係会社株式売却益239 百万円等）
• 重要な後発事象：自己株式取得（上記）およびアミューズメント事業（ユーイング）の株式譲渡（2025/4/24）。

（注）本まとめは会社提出の決算短信等の記載に基づき事実関係を整理したものであり、投資の勧誘・助言を目的とするものではありません。判断・検討の際は原資料や追加の開示情報をご確認ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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