2025年12月期第2四半期 決算説明補足資料

決算説明(補足資料)要約 — 株式会社セルシス(証券コード:3663)

資料日:2025年8月8日(2025年12月期 第2四半期 決算説明補足資料)
注意:本まとめは提供資料のみを基に整理しています。不明な項目は「–」と表記しています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社セルシス
    • 主要事業分野:クリエイターサポート分野(CLIP STUDIO PAINT等)/クリエイタープラットフォーム分野(新サービス企画・流通ソリューションDC3等)
  • 説明会情報
    • 開催日時:資料日付 2025年8月8日(決算説明補足資料)
    • 参加対象:株主・投資家等(株主向け情報ページあり)
  • 説明者
    • 発表者(役職):–(資料に個別の発表者名・役職の記載なし)
    • 発言概要:資料にて経営方針、中期計画、各分野の施策・進捗、財務サマリ等を報告
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年1月〜6月(2025年12月期 第2四半期累計)
  • セグメント(分野)
    • クリエイターサポート分野:主にCLIP STUDIO PAINTのツール販売・サブスクリプション等(制作支援)
    • クリエイタープラットフォーム分野:クリエイターの発表・流通・コミュニティ・マネタイズ支援等のプラットフォームサービス開発・運営(DC3/電子書籍等の流通ソリューション含む)
業績サマリー(第2四半期累計:2025/1–6)
  • 主要指標(単位:百万円)
    • 売上高:4,738(前年同期比 +16.7%/期初計画比 +5.2%)
    • 営業利益:1,533(前年同期比 +38.8%/期初計画比 +38.4%)
    • 経常利益:1,531(前年同期比 +24.6%/期初計画比 +41.6%)
    • 四半期純利益:870(前年同期比 △7.7%/期初計画比 +7.6%)
    • 主なKPI:ARR(Annual Recurring Revenue)4,834(百万円)※前年同期比 +30.2%
  • 進捗状況(通期業績予想に対する第2四半期累計の進捗率)
    • 通期業績予想(据え置き、2025/2/14公表):売上高 90.7億円、営業利益 25.5億円、経常利益 25.1億円、四半期純利益 17.4億円
    • 第2四半期累計進捗率:売上高 52%、営業利益 60%、経常利益 61%、四半期純利益 50%
  • セグメント別状況(第2四半期累計:単位:百万円)
    • クリエイターサポート分野:4,044(前年同期比 +20.0%)
    • うちサブスクリプション:2,366(前年同期比 +32.3%)
    • クリエイタープラットフォーム分野:694(前年同期比 +0.5%)
  • 主要KPIその他
    • CLIP STUDIO PAINT 累計出荷本数:5,259万本(2025/6末、前年同期比 +27.3%)
    • CLIP STUDIO PAINT 海外割合:81.3%(+0.8pt)
    • サブスクリプションARR:48.3億円(+30.2%)
    • サブスクリプションチャーンレート:5.0%(前年6月:5.3%)
    • プラットフォーム利用者数:1,049万人(+17.6%)
業績の背景分析
  • 業績概要(ハイライト)
    • サブスクリプションビジネスの拡大により高収益化が進行。ARRは過去最高を更新。
    • 主力製品「CLIP STUDIO PAINT」で2025年3月にメジャーバージョンアップ(ver.4.0)を実施。買い切り版の価格改定(値上げ)と販促キャンペーンにより新規獲得が好調。
    • 費用(開発人件費・外注費・広告宣伝費等)は計画どおり推移し、営業利益が増加。
    • 第2四半期に投資有価証券評価損(480百万円)を特別損失として計上。投資有価証券売却益等の特別利益も計上。
  • 増減要因
    • 増収要因:サブスクリプション契約増、Ver.4.0の反響、買い切り版の価格改定・キャンペーン、グローバル展開強化(多言語対応・バンドル等)
    • 利益改善要因:売上増加に加え費用管理が計画通り。構造改革の成果(2024年からの改善継続)。
    • マイナス要因:投資有価証券評価損など一時的要因
  • 競争環境・競争優位性(資料記載のポイント)
    • CLIP STUDIO PAINTは国内で高い実績(漫画家使用率95%、アニメ制作使用率72%、pixivでの利用率上位等)と、BCN等の市場指標での上位ポジション。
    • グローバル展開(11言語対応、海外比率約80%)やデバイスバンドル(Wacom、Samsung等)により認知・獲得を強化。
    • 競合との直接比較数値は資料に限定的(一般的にアプリ競合は多数存在する旨を示唆)。
  • リスク要因(資料で言及のある外部要因等)
    • 為替変動:海外売上・海外費用で相殺される構造のため大きな影響は軽微と説明。ただし多通貨で取引しており特定通貨の極端変動リスクは限定的と記載。
    • 関税措置:デジタルサービス中心のため直接影響は受けない旨明記。
    • 新規事業(プラットフォーム)開発の実行リスク、競合激化、M&A・統合リスク、AI関連の倫理・権利対応(画像生成AI機能は採用見送り)等。
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期経営計画 2025–2027 の骨子)
    • サブスクリプション重視のストック型モデル展開(ARR重視)。サブスク売上を全体の約2/3に拡大(目標)。
    • クリエイタープラットフォーム分野で新サービス提供(First Step:〜2026、Next Step:2026以降)。
    • ROE目標:期間中 ROE 30%以上。
    • キャピタルアロケーションの開示、投資と株主還元のバランス明確化。
  • 進行中の施策(具体)
    • CLIP STUDIO PAINT:Ver.4.0(2025/3)導入、買い切り版価格改定(最大8%)、定期的なメジャーバージョンアップを継続。
    • グローバル展開:新興国(タイ、中国(簡体字版PC提供開始)、インドネシア、ブラジル等)でローカライズ強化、決済手段拡充(子会社設立予定)、デバイスバンドル(Wacom、Samsung等)。
    • 若年層・ライトユーザー取り込み:モバイルUI/UX改善、バンドル・プリインストール展開。
    • クリエイタープラットフォーム:2025年より具体的検討・2025年7月に開発開始、2026年の正式サービス開始を目指す。プラットフォーム利用者数をKPI化。
    • 流通ソリューション(DC3、電子書籍)を新サービスへ活用。既存DC3採用実績あり(1,200サービス超)。
    • 人的資本・ガバナンス:社員エンゲージメント改善施策、役員報酬制度見直し等。
    • 研究開発・設備投資:ハイエンドGPU搭載サーバー導入(10基)でAI/開発加速。
  • セグメント別施策と進捗
    • クリエイターサポート分野:サブスク拡大(ARR向上)、Ver.4.0での機能拡充、グローバル新規獲得、モバイル対応強化、コミュニティ強化で継続率改善。
    • クリエイタープラットフォーム分野:新サービス企画・2026年正式リリース目標、既存サービス(モチコミ、コンテスト等)運営を通じた活性化、DC3での流通基盤活用。
将来予測と見通し
  • 業績予想(会社公表の通期予想:据え置き)
    • 売上高(通期):90.7億円
    • 営業利益(通期):25.5億円
    • 経常利益(通期):25.1億円
    • 四半期純利益(通期):17.4億円
    • 会社見解:下期もサブスクリプションを中心に安定推移を想定。下期の買い切り版キャンペーン実績等を見極めて、上振れ見込める場合は速やかに修正開示する方針。
  • 中長期計画(2025–2027)
    • 2027年計画(目標):売上高 107億円、営業利益 33億円、ROE 30%以上
    • ARR目標:2027年末 77億円(資料のARR推移目標、単位:億円)
    • 売上構成目標:サブスクリプションを全体の約2/3(安定収益構造)
  • マクロ経済の影響
    • 為替・関税:資料では影響は軽微と説明(海外売上と海外費用で相殺)。ただし極端な為替変動等は留意。
    • 広告・プラットフォーム市場動向、デバイス市場動向、各国ローカル規制や決済環境は実行上の留意点。
配当と株主還元
  • 配当方針
    • 中長期的にROE 30%を視野に、配当額の増加に努める旨を表明。
  • 2025年12月期(予定)
    • 中間配当:12円
    • 記念配当:10円(資料記載)
    • 期末配当(予定):14円
    • 合計(予定):36円
  • 配当実績(過去推移)
    • 近年の推移(資料抜粋):2019〜2024年実績あり。2025年は上記予定を提示(記念配当含む)。
  • 自己株式取得
    • 2025年8月12日から新たに総額5億円を目途に自己株取得予定(資料発表)。
    • 2022年12月期〜2025年第1四半期までの取得額含め、自己株取得の累計や活用(M&A対価、資本提携、株式報酬等)を指摘(資料に合計50億円の表記あり)。
製品やサービス
  • 主要製品
    • CLIP STUDIO PAINT(ペイントアプリ)
    • 対応:イラスト/マンガ/Webtoon/アニメーション。PC・タブレット・スマホ対応。
    • 提供モデル:買い切り版(ダウンロード)/サブスクリプション(月額プラン等)
    • 2025/3:Ver.4.0 メジャーバージョンアップ実施(3D支援・アニメ機能強化等、チュートリアル強化)
    • 出荷本数:5,259万本(2025/6末)
  • サービス
    • CLIP STUDIO ASSETS 等の周辺プラットフォームサービス(ユーザーコミュニティ、素材配布等)
    • DC3(デジタルコンテンツ流通基盤ソリューション)/電子書籍ソリューション(CLIP STUDIO READER)
    • DC3は電子コンテンツを流通させる基盤で採用実績多数(1,200サービス以上の採用例)
  • 協業・提携
    • デバイスメーカーとのバンドル(Wacom、Samsung等)によるプリインストール/期間限定ライセンス提供
    • 海外イベント協賛(Japan Expo等)、WEBTOON協賛などのグローバルプロモーション
    • 外部企業によるDC3活用事例(TWO VIRGINS DIGITAL 等)
重要な注記
  • 会計方針
    • 資料注記:前年度は連結財務諸表、当年度は個別財務諸表に基づいている旨の表記あり(比較に際して留意)。
  • リスク要因(資料内の特記事項)
    • 投資有価証券の評価損など一時的な損失計上が業績に影響する可能性。
    • 新規プラットフォーム開発の遅延・採用低迷、競合環境の変化、AI技術利用に関する倫理・権利問題等。
  • その他(今後のイベント・重要告知)
    • クリエイタープラットフォーム新サービス:2025年より企画・検討を開始、2025年7月より開発開始、2026年正式リリース目標。
    • 月次事業進捗レポートを株主向けに提供中(主要指標の月次開示)。
    • 資料作成時点のデータは2025年8月8日現在のもの。将来予測等は変更の可能性あり。

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3663
企業名 セルシス
URL https://www.celsys.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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