決算短信：ジェイテクト（6473）

2026年3月期　第1四半期決算短信〔ＩＦＲＳ〕（連結）

株式会社ジェイテクト（6473） 2026年3月期 第1四半期（IFRS・連結）決算短信 要約

（※以下は提出資料（2025年7月31日付）に基づき整理しています。不明項目は「–」としています。投資助言は行いません。）

基本情報

• 企業名：株式会社ジェイテクト
• 上場取引所・コード：東証・名証 6473
• URL：https://www.jtekt.co.jp/
• 代表者：取締役社長 近藤禎人
• 問合せ先：経理部長 岩井孝哲（TEL: 0566-25-7326）
• 主要事業分野（報告セグメント）
  • 自動車：ステアリング、駆動系部品等の自動車向け製品の製造販売
  • 産機・軸受：産業機械用ベアリング等の製造販売
  • 工作機械：工作機械、制御機器、工業用熱処理炉等の製造販売
• その他：決算補足説明資料作成：有、決算説明会：有（証券アナリスト・機関投資家向け）

報告概要

• 提出日：2025年7月31日
• 対象会計期間（当第1四半期連結累計）：2025年4月1日～2025年6月30日
• 連結範囲の変更：無し
• 会計方針の変更：無し（IFRSに係る要求事項以外の変更も無し）
• 添付資料における為替前提：第1四半期時点で1USD=141円、1EUR=161円（第2四半期以降は1USD=140円、1EUR=160円を想定）

セグメント（報告セグメント）

• セグメント名称・概要（グループの市場別事業本部に基づく）
  • 自動車：ステアリング・駆動等の自動車向け製品（グループ内で「ステアリング」「駆動」を集約）
  • 産機・軸受：産業機械用ベアリング等
  • 工作機械：工作機械、制御機器、工業用熱処理炉等
• セグメント毎の集計単位：事業利益（売上収益－売上原価－販管費）ベースで報告

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式を含む）：318,608,107株（2026年3月期1Q）
• 期末自己株式数：274,708株（2026年3月期1Q）
• 期中平均株式数（四半期累計）：318,320,565株（当期）
• 時価総額：–（資料に記載無し）
• その他：公認会計士/監査法人による四半期レビュー：無

今後の予定（資料記載分）

• 決算発表：本資料（第1四半期）提出済
• 決算補足説明資料・決算説明会：あり（開催済／開催予定 含むが具体日程は資料参照）
• 株主総会：–（本資料に具体日程なし）
• IRイベント：決算説明会（機関投資家向け）有り
• その他：通期業績予想は2025年4月25日公表分から修正なし

財務指標（要点、金額は百万円単位）

（期間：2025年4月1日～2025年6月30日：当第1四半期連結累計）
– 損益（連結）
– 売上収益：454,794（△2.0%／前年同期464,057）
– 事業利益（セグメントベース）：14,036（+63.8%）
– 営業利益：13,526（+21.4%）
– 税引前利益：10,323（△38.4%）
– 四半期利益（親会社の所有者に帰属）：6,510（△39.8%）
– 基本的1株当たり四半期利益：20.45円（希薄化後 20.44円）
– 財政状態（期末：2025年6月30日）
– 資産合計：1,541,750
– 負債合計：780,951
– 親会社の所有者に帰属する持分：729,069
– 親会社所有者帰属持分比率（自己資本比率）：47.3%（前期末47.6%）
– キャッシュ（期末）
– 現金及び現金同等物：138,261
– キャッシュ・フロー（第1四半期累計）
– 営業活動CF：+36,004
– 投資活動CF：△22,572（有形固定資産取得支出23,795等）
– 財務活動CF：+5,780（長期借入による収入等）
– 現金及び現金同等物の増減：+19,200 → 期末残高138,261

収益性・効率性（主要率）

（当第1四半期）
– 売上総利益率（Gross margin）＝売上総利益69,113 / 売上収益454,794 = 約15.2%
– 事業利益率＝事業利益14,036 / 売上収益454,794 = 約3.09%
– 営業利益率＝営業利益13,526 / 売上収益454,794 = 約2.97%
– 税引前利益率＝10,323 / 454,794 = 約2.27%
– 親会社帰属当期利益率＝6,510 / 454,794 = 約1.43%
– 総資産回転率・ROE等：資料に直接の記載無し（算出に必要な年率換算などがあるため省略）

財務安全性（比率等）

• 自己資本比率：47.3%（親会社所有者帰属持分比率）
• 負債／資本（負債比率）＝負債合計780,951 / 親会社帰属持分729,069 ≒ 1.07（約107%）
• 流動比率＝流動資産764,723 / 流動負債473,544 ≒ 1.62

セグメント別（当第1四半期：百万円）

• 売上収益（外部顧客への売上）
  • 自動車：323,882（前年同期：331,207） → 減収（主因：円高、欧州・中国での販売減、ただし日本・北米増）
  • 産機・軸受：86,107（前年同期：88,626） → 減収（円高等の影響）
  • 工作機械：44,805（前年同期：44,223） → 増収（北米・中国中心の販売増）
  • 合計：454,794（前年同期：464,057）
• 事業利益（セグメント利益）
  • 自動車：6,106（前年同期：5,075） → 増益（原価改善等）
  • 産機・軸受：4,140（前年同期：1,197） → 増益（原価改善等）
  • 工作機械：3,879（前年同期：2,105） → 増益（販売増・原価改善等）
  • 合計：14,126（調整額△90を経て事業利益14,036）
• セグメント戦略／状況（資料の定性的記述）
  • 自動車：販売地域で増減あり。円高や米国関税影響はあるが販売増や原価改善で利益改善。
  • 産機・軸受：円高影響はあるものの原価改善で利益改善。
  • 工作機械：北米・中国中心の販売増が寄与、利益改善。

配当

• 2025年3月期（実績）：年間50.00円（中間25.00円、期末25.00円）
• 2026年3月期（予想）：年間60.00円（中間30.00円、期末30.00円） — 直近公表の配当予想から変更無し
• 特別配当：無し（当資料記載なし）

中長期計画との整合性

• 通期業績予想（2025/4/1～2026/3/31、2025年4月25日公表分、修正無し）
  • 売上収益：1,770,000（△6.1%）
  • 事業利益：60,000（△7.6%）
  • 営業利益：50,000（+30.0%）
  • 税引前利益：45,000（+45.7%）
  • 親会社帰属当期利益：20,000（+45.8%）
  • 1株当たり当期利益（予想）：62.83円
• 進捗に関して：第1四半期は売上減だが事業利益・営業利益は改善している点を記載（資料記述）。通期予想は現時点で変更無し。

競合状況・市場動向（資料に記載のポイント）

• マクロ環境：米国の政策不確実性、中国・欧州の成長減速懸念等の不透明要素を挙げている一方、設備投資や製造業の景況感に底堅さもあると記載。
• 影響要因として為替（円高）、米国関税等を明示。これらが地域別売上に影響。
• 競合比較：具体的な同業他社との比較データは資料に無し。

今後の見通し・リスク要因（資料ベース）

• 通期業績予想は修正無し（2025年4月25日公表分）。為替前提は第2四半期以降 USD=140円、EUR=160円。
• 主なリスク要因（資料の言及）
  • 為替変動（円高等）による影響
  • 米国の通商政策や関税による影響
  • 世界的な需要動向（中国・欧州の景気減速等）
  • その他、原材料費やサプライチェーン等（一般的リスク。資料は外部要因の不確実性を記載）
• 注記：業績予想は発表日現在の情報に基づくものであり、実際成績は変動し得る旨の注記あり。

重要な注記・会計上のポイント

• 会計方針の変更：無し
• 会計上の見積りの変更：無し
• 表示方法の変更：四半期連結キャッシュ・フロー計算書において「無形資産の取得による支出」を「その他」に再表示（重要性低下による表示変更。過去期の組替えを実施）
• 四半期連結財務諸表に対する監査（レビュー）：無し

必要な数値やより詳細なセグメント別項目（例えば四半期の地域別販売明細、主要顧客情報、競合比較データ等）で資料に記載の無い項目は「–」としています。追加で特定項目の抜粋（例えばBSの個別勘定、キャッシュフロー明細や過去推移グラフ等）が必要であればお知らせください。

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