2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(概要:2026年3月期 第1四半期・連結)まとめ — 株式会社日新(9066)
(作成日:2025年8月8日、対象期間:2025年4月1日〜2025年6月30日)
基本情報
- 企業名:株式会社日新
- コード:9066
- 上場取引所:東(但し所定手続により上場廃止予定)
- URL: https://www.nissin-tw.com/
- 代表者:代表取締役社長 筒井 雅洋
- 問合せ先:経理部長 菅沼 大輔(TEL 03-3238-6631)
- 決算短信提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間(第1四半期累計):2025年4月1日〜2025年6月30日
- 決算説明資料/説明会:作成・開催ともに「無」
- 公認会計士等の四半期レビュー:無
- 会計処理特記:四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算で一部子会社が見積実効税率を適用)
セグメント(報告セグメント)
- 物流事業
- 概要:海上・航空貨物取扱、倉庫、国内外輸送など(地域別に日本、アジア、中国、米州、欧州)
- 旅行事業
- 概要:主に業務渡航関連(閑散期で取り扱い低迷)
- 不動産事業
- 概要:賃貸不動産の保有・賃貸等(保守管理、京浜地区で工事遅延による影響あり)
(注)セグメント別の売上・利益は下記「セグメント別情報」を参照
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):15,512,769株(第1Q末)
- 期末自己株式数:811,228株(第1Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):14,702,192株(当第1Q)
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- 備考:従業員持株会信託型ESOPによる信託保有株式を自己株式算定上控除
今後の予定/重要イベント
- 公開買付け(MBO的手法)について:株式会社BCJ-98による公開買付けが成立(応募株式 11,051,842株取得)。公開買付者が親会社・主要株主に。
- 公開買付け決済日:2025年7月22日(取得)
- 臨時株主総会(予定):2025年9月12日(株式併合・定款一部変更等を議案に招集予定)
- 上場廃止予定:臨時株主総会承認を条件に、整理銘柄指定期間(2025/9/12〜2025/10/14)の後、2025/10/15に上場廃止予定(当社公表による)
- 自己株式の消却:取締役会で決議(2025/8/8)
- 配当・業績予想:上場廃止予定のため、2026年3月期の業績予想および配当予想は記載していない
- その他IRイベント:特になし(決算説明会なし等)
損益(第1四半期累計)
- 売上高:47,796(前年同期 47,114 → +1.4%)
- 売上総利益:6,891(前年 6,632)
- 販管費:4,417(前年 4,630)
- 営業利益:2,473(前年 2,001 → +23.6%)
- 経常利益:2,749(前年 2,301 → +19.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,498(前年 6,083 → △75.4%)
- 包括利益(四半期):1,293(前年 3,925 → △67.1%)
- 1株当たり四半期純利益:101.89円(前年 382.23円)
注記:当期純利益が大幅減少した主因は「公開買付関連費用(401百万円)」の計上および前期に投資有価証券売却益(6,569百万円)を計上していた反動。
貸借対照表(第1Q末:2025/6/30)
- 総資産:171,807(前期末 165,829 → +5,978)
- 流動資産合計:71,661(主な増加項目:受取手形及び売掛金 29,975→34,606)
- 固定資産合計:100,146
- 負債合計:80,381(前期末 74,195 → +6,185)
- 主な増加:短期借入金 11,690→18,723
- 純資産合計:91,426(前期末 91,633 → △207)
- 自己資本比率:50.2%(前期末 52.1% → △1.9ポイント)
- 自己資本(参考):86,220百万円(第1Q末)
キャッシュ・フロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。
- 減価償却費(第1Q累計):1,758百万円(前年 1,764)
- のれん償却額(第1Q累計):67百万円(前年 73)
収益性・効率性(計算値)
- 営業利益率(当第1Q):2,473 / 47,796 = 約5.17%(前年同期 約4.25%)
- 総資産回転率(売上高/総資産):47,796 / 171,807 ≒ 0.278回(前年同期 47,114 / 165,829 ≒ 0.284回)
(注)四半期ベースの簡易計算値
セグメント別(当第1四半期:2025/4/1〜6/30)
- 物流事業
- 売上高:46,117 百万円(前年同期 44,893 → +2.7%)
- セグメント利益(営業利益):2,254 百万円(前年 1,574 → +43.2%)
- 地域別(売上):日本 27,836 / アジア 5,337 / 中国 6,838 / 米州 5,165 / 欧州 2,234(合計顧客取引による売上 47,411のうち大半)
- コメント(定性):日本の海上貨物・倉庫・航空貨物は堅調、アジア・中国・米州では地域差あり(中国・香港で想定に届かず、米国は相互関税の影響で荷動き鈍化)
- 旅行事業
- 売上高:1,494 百万円(前年 1,871 → △20.1%)
- セグメント利益:129 百万円(前年 152 → △14.9%)
- コメント:主力の業務渡航取り扱いが閑散期で弱含み
- 不動産事業
- 売上高:298 百万円(前年 450 → △33.8%)
- セグメント利益:91 百万円(前年 270 → △66.3%)
- コメント:賃貸は安定も工事遅延等で一部契約変更あり
- 利益貢献度(営業利益ベース、当第1Q)
- 物流:2,254 / 2,473 ≒ 91.1%
- 旅行:129 / 2,473 ≒ 5.2%
- 不動産:91 / 2,473 ≒ 3.7%
財務の解説(要点)
- 売上は前年同期比で小幅増(+1.4%)だが、営業利益は販管費抑制等で増益(+23.6%)。
- しかし四半期純利益は大幅減(△75.4%):
- 前年は投資有価証券売却益(6,569百万円)を計上しており、その反動で前年の純利益が高かった。
- 当期は公開買付関連費用(401百万円)等の特別損失を計上。
- 総資産は売掛金増加等で増加、借入(短期)増で負債増。自己資本比率は50.2%に低下。
- 為替換算調整勘定の減少等により純資産は若干減少。
配当
- 2025年3月期(実績):中間 100円、期末 100円、年間合計 200円
- 2026年3月期:配当予想は記載せず(上場廃止予定のため)
中長期計画との整合性
- 第7次中期経営計画(フェーズ2)開始(昨年4月〜)。決算短信では「グループ一丸で着実に取り組みを進めている」との記載あり。
- 第1四半期の状況:物流事業が計画に概ね沿う地域と未達の地域が混在。中期計画進捗の可否は今後の四半期での地域別回復状況や、MBOに伴う体制変化が影響。
競合状況・市場動向(決算短信記載の定性的情報)
- 外部環境:米国の個人消費は堅調ながら減速感、中国は不動産市況低迷等で内需回復が限定的。物価上昇や米国の関税政策等で先行き不透明。
- 競合他社との比較データ:決算短信に詳細な比較は記載なし → 比較は現時点で「–」
- 事業ごとの強み弱み(短信要旨):
- 日本国内の海上・倉庫等は堅調
- 中国・アジア・米州で地域差、大宗貨物や関税の影響を受ける可能性
今後の見通し・リスク要因
- 業績予想:本決算では、公開買付け・上場廃止予定に伴い2026年3月期の通期業績予想は開示せず
- 主なリスク要因(短信上の記載・定性的観点から)
- マクロ要因:世界経済の回復遅延、各国の保護貿易政策や関税
- 地域リスク:中国の内需・価格競争、香港のコスト上昇など
- 為替変動、原価・賃料等のコスト上昇
- MBO/上場廃止に伴うガバナンス・資本政策の変化
- 一時費用:公開買付関連費用等の特別損失の発生
重要な注記
- 会計方針の変更、会計上の推定変更、修正再表示:いずれも「無」
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:有(税金費用の計算方法の一部適用など)
- 特別損益等の主要項目:
- 当期 特別損失:公開買付関連費用 401百万円(第1Q)
- 前期 特別利益:投資有価証券売却益 6,569百万円(第1Q;前年)
- 重要な後発事象:公開買付けの成立、親会社・主要株主の異動、株式併合および上場廃止予定、自己株式の消却決議(取締役会)
必要な追加項目(未記載または原資料未記載)
– 詳細なキャッシュ・フロー(CF計算書):四半期累計のCFは作成していない(短信注記)
以上です。追加で(例)地域別の詳細数値や過年度比較表、あるいはMBO・上場廃止関連の公表資料要約が必要であれば指示ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9066 |
| 企業名 | 日新 |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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