2026年4月期 第1四半期決算説明資料
決算説明(要約) — Hamee株式会社(証券コード:3134)
資料日:2025年9月12日
対象:2026年4月期 第1四半期(2025年4月〜6月)決算説明資料
※不明な項目は「–」で表記しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:Hamee株式会社(Hamee Corp.)
- 主要事業分野:コマース事業(モバイルライフ/コスメティクス/ゲーミングアクセサリー/グローバル)およびプラットフォーム事業(ネクストエンジン、コンサルティング、ロカルコ)
- 代表者:代表取締役会長 樋口(※資料内対話)、代表取締役社長 水島(※資料内対話)
- 説明会情報
- 説明者
- 主な登場者:代表取締役会長 樋口、代表取締役社長 水島(Note記事での対話形式も言及)
- 発言概要(要旨)
- 1Qは売上が前年増(コマース中心の各種セールや新商品寄与)だが、営業利益・四半期純利益は減少。主にコスメ事業の評価損・前倒しプロモ費、韓国子会社の退職給付費等の一過性要因や持分法適用会社の影響。
- プラットフォーム(ネクストエンジン等)は増収増益で堅調。NE社(ネクストエンジン事業を担う会社)のスピンオフ(上場)準備が進捗中(予定上場日:2025/11/4)。
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年4月期 第1四半期(2025/04〜06)
- 配当支払開始予定日(関連):NE株式会社の現物配当(NE株)分配・上場予定日が記載(2025/11/4予定)。(※現物配当に関するスケジュール詳細は別途記載)
- セグメント(定義)
- コマースセグメント:モバイルライフ事業(iFace等)、コスメティクス事業(ByUR等)、ゲーミングアクセサリー事業(Pixio)、グローバル事業(海外販売・子会社)
- プラットフォームセグメント:ネクストエンジン事業(SaaS型ECバックオフィス)、コンサルティング事業(ECコンサル・運営代行)、ロカルコ事業(ふるさと納税支援等)
業績サマリー(連結:2026年4月期 1Q)
- 主要指標(百万円)
- 売上高:5,290(前年同期比 +15.5%)
- 売上総利益:3,015(+10.2%)
- 営業利益:171(△52、前年同期比 △23.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:25(△75、前年同期比 △74.6%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料明示なし)
- セグメント別(1Q実績/前年同期比)
- コマース:売上高 4,301(+17.0%)、セグメント利益 98(△26.3%)
- 内訳(売上高, 百万円):モバイルライフ 1,705(+4.1%)、コスメ 881(△3.0%)、ゲーミング 934(+34.8%)、グローバル 749(+83.5%)
- プラットフォーム:売上高 988(+9.8%)、セグメント利益 494(+2.4%)、営業利益率 50.0%
- 調整額(本部費等):△421
- 進捗状況(対期初計画達成率)※資料の「対㏻期計画達成率」
- 全社売上:20.7%(1Qの進捗イメージ)
- コマース:20.1%/プラットフォーム:23.7%
- 備考(要因)
- 売上は増収だが営業利益が減少したのは、コスメ事業での在庫評価損/販管費の前倒し、韓国子会社の退職給付費増等の一過性費用が主因。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益大幅減は、Pixio USAが持分法適用会社となったことに伴う営業外費用(未実現利益消去等)による影響。
業績の背景分析
- ハイライト/トピックス
- コマースは主要3事業(モバイルライフ、ゲーミング、グローバル)が堅調で増収。
- コスメは一時的な在庫評価損や販促・PR費前倒しで減益だが、2Q以降の新商品投入で回復見込み。
- プラットフォームはネクストエンジンのARPU改善やコンサル(AIリスキリング等)が好調で増収増益。
- NE株式会社(ネクストエンジン事業)のスピンオフ・上場準備が順調(上場申請は2025/7/29、本申請/上場は条件あり)。
- 増減要因(主な寄与)
- 増収要因:EC販売強化、新商品(モバイル・ゲーミング)、米国での卸売拡大(グローバル)、ネクストエンジンの受託開発拡大、コンサルの新商材売上
- 減益/費用増要因:コスメの評価損・販管費前倒し、韓国子会社の退職給付費、Pixio USAの持分法適用に伴う営業外費用、機能部署(本部)での人件費増
- 為替・関税:米国の関税影響は限定的と記載。円高は仕入コスト改善に寄与(グローバル改善要因の一つ)
- 競争環境・競争優位性
- ネクストエンジンは契約社数で業界上位(資料注記:当社調べ)・多数の外部連携(カート・倉庫等)を保有するSaaS型基盤が強み。
- コマース側は自社企画→製造→販売(SPAモデル)による短期トレンド対応、小ロット高頻度生産で在庫リスク抑制が競争優位。具体的な競合比較の数値は資料に明記なし。
- リスク要因(外部)
- スピンオフ関連:東証の上場承認が得られない場合、スピンオフ中止となる旨を明記
- 為替、関税、サプライチェーン(倉庫連携サービス停止が一時的解約増を引き起こした実例あり)
- 市場需要の季節変動(下期偏重の収益構造)、規制・輸入許可等(化粧品等での許認可対応)
- 一過性の在庫評価や販促の前倒し等、短期的な利益変動リスク
戦略と施策
- 全社戦略(中期/方向性)
- ビジョン/ミッション:Z世代カルチャー×SPA(垂直統合)で高成長・高利益率を目指す。脱炭素(2030年実質排出ゼロ目標)と両立する戦略へアップデート。
- NE(プラットフォーム)のスピンオフで事業特性ごとの意思決定速度向上・評価適正化を目指す。
- 進行中の主要施策
- コマース:2Qの新型iPhone関連商品の投入、コスメの秋新商品PR(前倒し実施済)、ゲーミング(カラーモニター等)の拡充、グローバルでの北米販路拡大(ByUR等の発売)
- プラットフォーム:ネクストエンジンの受託開発(オーダーメイド)拡大、ARPU向上施策、AI連携やダッシュボード等の機能拡充、コンサルのAIリスキリング講座販売が計画超実績
- ESG/新規事業:ParallelPlastics(再生プラスチック取引所)、株式会社REMAREとの提携、メタン化による有機廃棄物のガス化プロジェクト(脱炭素・カーボンクレジット創出)
- セグメント別の主な施策と進捗
- モバイルライフ:iFaceシリーズ強化、MagSafe対応・周辺アクセサリー拡充、モバイルバッテリーなどの製品投入でiPhone発売期に成長を見込む
- コスメ:卸先再編(導入店舗拡大計画)、原価改善や販管費配分見直し、秋の新商品で増収見込み
- ゲーミング:ホワイト/パステルカラーモニターで販売拡大、周辺アクセサリーのセット販売強化による客単価向上
- ネクストエンジン:オーダーメイド受託拡大、ARPU向上、解約抑制施策(タッチポイント増加)、他事業との連携強化
将来予測と見通し
- 業績予想(通期:資料にある「スピンオフあり/なし」両ケース)
- スピンオフあり(会社提示例)
- 2026/04(通期)予想(百万円):
- 売上高:25,528
- 営業利益:2,920
- 経常利益:2,798
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,940
- 1株当たり配当(予想):22.5円
- スピンオフなし(会社提示例)
- 2026/04(通期)予想(百万円):
- 売上高:23,285(スピンオフによりQ3-Q4で連結除外となるケースでの提示あり)
- 営業利益:2,073 など(スピンオフ影響により差異あり)
- 会社見解:1Qでの一過性要因はあるが、通期計画(見通し)に対する影響は小さいため業績予想は据え置き(資料上の説明)
- 中長期計画の進捗
- NEスピンオフの実行(予定2025/11/4)は中期戦略の核。スピンオフによりプラットフォーム事業の評価適正化、各社の成長戦略自由度向上を期待。
- プラットフォーム事業は堅調でARPU等のKPIも改善。コマース側は新商品・海外展開で成長を見込む。
- マクロ経済の影響
- 為替:円高は一部仕入れコストを改善(グローバル事業に寄与)。為替変動リスクは継続的要因。
- 関税・貿易政策:米国の関税施策は一部影響あるものの、資料では限定的と報告。
- 消費動向:季節性(2Qは新商品、3Q年末商戦が最盛期)および「コト消費」等の消費トレンドがネクストエンジンの処理件数・ARPUに影響。
配当と株主還元
- 配当方針
- 配当性向20%以上を目標とする業績連動方針を示す。安定配当の維持(大きな環境変化がない限りDPSは維持または向上)を基本方針。
- 配当実績(資料参照)
- 過去実績で2022〜2025にかけて22.5円程度のDPSが続いている旨の記載。2026年4月期の予想DPSは22.5円(スピンオフありの想定では継続)。
- 特別配当・現物配当
- NE株式会社のスピンオフは「株式分配型スピンオフ(現物配当)」として、Hamee株主に対しNE株を現物配当で交付する予定(条件:東証の上場承認等)。これは現金配当ではなく株式分配。
製品・サービス(主要)
- 製品(主な)
- iFace(スマホケース、BeBlingなど)、ダイレクトモバイルバッテリー、MagSafe対応製品、Galaxy対応ケース
- ByUR(バイユア)コスメ:ベースメイク、スキンケア、クレンジングウォーター(7月発売好調)
- Pixio(ゲーミングモニター:ホワイト/パステルカラー展開)および周辺アクセサリー
- オタマトーン(音楽雑貨)、スクイーズ等(北米での販売拡大)
- サービス
- NEXT ENGINE(SaaS型ECバックオフィス):受注処理自動化、複数モール連携、各種外部システムとのAPI連携、従量課金モデル
- ECコンサルティング/運営代行(サイト構築~運営支援)、ロカルコ(ふるさと納税支援等)
- 新規事業:ParallelPlastics(再生プラスチック取引所)、有機廃棄物のメタン化プロジェクト
- 協業・提携
- 株式会社REMARE(資本・業務提携)/ParallelPlastics(再生プラスチック関連)
- Pixio USA(持分法適用会社化:2025年1月、連結外の取扱い変化が営業外費用に影響)
- NE(ネクストエンジン)関連で外部連携多数(倉庫・カート等多数連携)
重要な注記
- 会計方針・処理
- Pixio USAの持分法適用化(2025年1月)により、同社分の未実現利益消去等で営業外費用が発生。これが四半期純利益減少に寄与。
- セグメントの一般管理費配分方法の変更(本社管理費等を調整額に含める配分方法を変更)に関する注記あり。
- リスク・注意点(資料での特記事項)
- NEスピンオフは東証の上場承認が条件。承認が得られない場合はスピンオフ中止となる可能性あり。
- NEの新株式発行等の条件もスピンオフ実施に影響する可能性がある旨。
- ネクストエンジンが連携する外部サービス停止の影響で一時的な解約増が発生した実例あり(解約率・契約純増の変動要因)。
- その他/今後イベント
- NE株式会社スピンオフ関連のスケジュール(主要日程)
- 権利付最終日:2025/10/29、権利落ち日:10/30、分配基準日:10/31、現物配当効力発生日:11/1、NE上場(予定):11/4。※いずれも東証承認等の条件あり
- Note記事で代表者によるスピンオフ背景説明(URLが資料で案内)
補足データ(資料中の主なKPI等)
- ネクストエンジン主要KPI(1Q)
- 総契約社数:6,640社(1Q)
- GMV(1Q):3,176億円
- 平均ARPU(月次想定):39,878円(1Q)
- 月次解約率(1Q平均):1.08%(SaaSとしては低水準を維持)
- 季節性
- 同社グループは下期偏重(特に3Qが最盛期、4Qも需要あり)という収益特性を繰り返し明記
必要であれば、以下を追加で整理します(ご希望を明示ください)
– 表形式での「数値比較(前年同期/計画/達成率)」一覧
– セグメント別の詳細グラフ抜粋と注目ポイント
– NEスピンオフによる連結への影響(Q1〜Q4の想定差分を数値で比較)
以上です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3134 |
| 企業名 | Hamee |
| URL | http://hamee.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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