決算短信：アルトナー（2163）

2026年１月期　第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（非連結）

株式会社アルトナー（証券コード: 2163）

2026年1月期 第2四半期（中間期）決算短信（非連結）要約（Markdown）
免責：以下は提出資料（2025年9月8日公表）の内容に基づく事実整理です。投資助言は行いません。不明箇所は「–」としています。

基本情報

• 企業名：株式会社アルトナー
• 上場取引所／コード：– ／ 2163
• URL： https://www.artner.co.jp/
• 代表者：代表取締役社長　関口 相三
• 問合せ先：常務取締役　張替 朋則（TEL 06-6445-7551）
• 報告（公表）日：2025年9月8日
• 対象会計期間（中間）：2025年2月1日〜2025年7月31日（2026年1月期第2四半期・中間）
• 半期報告書提出予定日：2025年9月10日
• 決算補足説明資料・説明会：個人投資家向け（2025/9/20、9/25）、アナリスト・機関投資家向け（2025/9/25）。資料はTDnetおよび同社Webに掲載予定。
• 今後の主要予定：
  • 配当支払開始予定日（中間配当支払）：2025年10月7日
  • 決算発表（通期）：通期見通しは2025/3/14公表分から変更なし（通期発表は期末付近）。

事業セグメント

• 報告セグメント：単一セグメント（表示省略）
• 事業概要（会社記載の事業構成）
  • 技術者派遣（研究開発・設計開発領域への技術者派遣が主軸）
  • 請負・受託（システム受託・開発等）：当中間期の売上構成比で請負・受託は12.3％（報告内記載）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式を含む）：10,627,920株（2026年1月期中間期末）
• 期末自己株式数：2,557株（中間期末）
• 期中平均株式数（中間期）：10,625,392株
• 時価総額：–（株価情報は未記載のため省略）

財務指標（要点）

（単位：百万円、対前年同期の増減率は会社公表値）
– 売上高（中間累計）：5,876（+7.9%）
– 営業利益：1,099（+14.5%）
– 経常利益：1,101（+14.5%）
– 中間純利益：770（+14.7%）
– 1株当たり中間純利益（EPS, 中間）：72.50円
– 通期業績予想（2026年1月期通期）：売上高 11,492（+3.3%）、営業利益 1,838（+1.6%）、経常利益 1,838（+0.9%）、当期純利益 1,274（+1.1%）、通期EPS 119.94円（会社は通期見通しに修正なし）

財政状態（中間期末、2025/7/31）
– 総資産：7,063（百万円）
– 純資産（自己資本）：5,032（百万円）
– 自己資本比率：71.2%（会社公表値）
– 現金及び預金：4,675（百万円）

キャッシュ・フロー（中間累計）
– 営業活動によるCF：+607（百万円）
– 投資活動によるCF：△76（百万円）
– 財務活動によるCF：△444（百万円）
– 現金及び現金同等物の期末残高：4,675（百万円）、当中間期間の増加額 +86（百万円）

主要財務指標（計算値、期間＝当中間期）
– 売上総利益率（粗利率）＝2,360 / 5,876 ≒ 40.2%
– 営業利益率＝1,099 / 5,876 ≒ 18.7%（会社公表）
– 当期（中間）純利益率＝770 / 5,876 ≒ 13.1%
– 総資産回転率（売上高÷総資産）＝5,876 / 7,063 ≒ 0.832（回／中間期）
– 中間ROE（概算）＝770 / 5,032 ≒ 15.3%（期間ベース、年率換算ではない点に注意）
– 流動比率（概算）＝流動資産6,442 / 流動負債1,316 ≒ 4.89（489%）
– 負債比率（負債÷純資産）＝2,031 / 5,032 ≒ 0.40（40%）

（注）上は決算短信の数値に基づき簡便に計算した概算値です。

セグメント別の状況

• 同社は単一報告セグメント（技術者派遣を中心とした事業）につき、細分化開示は省略。
• 報告中の補足：請負・受託事業の売上構成比は12.3%（当中間期）。
• 事業動向（同社記載）：自動車関連メーカーおよび半導体製造装置メーカーからの技術者要請が旺盛で、技術者数増加と稼働率の高水準維持、技術者単価の上昇により売上・利益が前年同期を上回った。新卒技術者の配属前倒し等も寄与。

配当

• 中間配当（実績）：42.00円／株（期末支払開始予定日 2025/10/07）
• 期末配当（会社予想）：42.00円／株（通期予想合計 84.00円）
• 参考（前期）：2025年1月期は年間合計 82.00円（40.00円＋42.00円）
• 参考算出（概算）：会社の通期EPS予想 119.94円 に対する通期配当84円 の想定配当性向 ≒ 84 / 119.94 ≒ 70.0%（概算）

中長期計画との整合性・戦略

• 中期経営計画で「M&A・アライアンスによる総合技術サービス会社への進化」を掲げており、今回の方針・施策と整合。
• 重要な後発事象（開示）：有限会社クリップソフトの全株式取得（子会社化）決議（取締役会決議日 2025/9/8、取得予定日 2025/9/26）。
  • 被取得会社：有限会社クリップソフト（静岡県浜松市、組込みソフト開発および人材派遣）
  • 取得株式数：300株（取得後100%）／取得価額は独立評価に基づく価格／支払は自己資金
  • 目的：IT領域（組込みソフト等）での事業拡大、M&Aを通じた成長機会の確保

競合状況・市場動向（会社記載の要旨）

• 市場動向：同社は研究開発・設計開発領域への技術者配属比率が高く、自動車・半導体装置関連の研究開発は堅調に推移しているとする一方、米国の通商政策等による不透明感・下振れリスクを注視。
• 契約特性：派遣契約は3か月毎の自動更新が多く、今回期中の契約終了はほとんど見られなかったと報告。
• 競合比較：本資料には同業他社との定量比較は記載なし（–）。

今後の見通し・リスク要因（会社記載）

• 通期業績予想は変更なし（2025年3月14日公表の内容から維持）。
• 想定リスク（記載）：米国の通商政策等による景気下振れリスク、顧客企業の業績悪化による影響。だが同社は研究開発分野に強みがあり、現時点で顕在化している影響はないと説明。
• 契約・稼働関連の見通し：4月の契約単価改定は前年を上回った旨記載。引き続きリスクを注視して対応する旨。

重要な注記・会計方針

• 第2四半期決算短信は公認会計士／監査法人のレビュー対象外。
• 注記事項に「会計基準等の改正に伴う会計方針の変更」等の項目は記載欄あり、該当の具体的変更内容は資料内での記述が明確でないため詳細は「–」。（該当/非該当の明記がない場合は半期報告等で確認ください）
• 継続企業の前提に関する注記：該当事項なし。

要約（ポイント）

• 当中間期は売上増（+7.9%）・利益増（営業利益+14.5%等）を達成。営業利益率は18.7%（高水準）。
• 財務は現金保有高が大きく（期末現金4,675百万円）、自己資本比率71.2%と健全性を示す数値が並ぶ。
• 事業面では自動車・半導体装置向けの研究開発・設計分野の需要が牽引。請負・受託比率は12.3%に拡大。
• 中期経営計画に沿ったM&A（有限会社クリップソフトの子会社化予定）を発表。取得は自己資金で実施予定。
• 通期見通しは修正なし。ただし外部環境（国際通商政策等）による下振れリスクに注意との表現あり。

必要であれば、以下の追加整理を行います（いずれも資料に基づく作業）：
– 中間貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の主要数値を表形式で抽出（百万円単位）
– 主要比率（流動比率、負債比率、ROE、ROA等）の年次・四半期推移（過去期比較が必要な場合は過去資料が必要）
– クリップソフト子会社化の想定影響（売上・セグメント構成、費用・のれん等）に関する整理（詳細は取得価格等の開示後）

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