2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

以下は、提供いただいた「富士急行株式会社 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結、2025年4月1日〜2025年6月30日)」を、個人投資家向けに整理・要約したものです。数値は原資料に基づき、単位は特に断りのない限り百万円(千円表記は千円→百万円換算)、また不明な項目は「–」で表記しています。投資助言は行いません。

基本情報

  • 企業名:富士急行株式会社(証券コード:9010)
  • 上場取引所:東(東京)
  • 代表者:代表取締役社長 堀内 光一郎
  • URL:https://www.fujikyu.co.jp
  • 問合せ先:取締役執行役員 経営管理部長 相生 光晴(TEL 0555-22-7120)
  • 提出日:2025年8月6日
  • 対象会計期間(本短信の四半期):2025年4月1日〜2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期)
  • 決算説明資料の有無:無
  • 決算説明会の有無:無

概要(主要事業・セグメント)

  • 主要事業分野:運輸業(鉄道、バス、索道、ハイヤー・タクシー、船舶等)、不動産業(売買・仲介、賃貸、別荘地管理等)、レジャー・サービス業(遊園地、ホテル、ゴルフ・スキー、アウトドア等)、その他(物販、製造販売、建設、情報処理等)
  • 報告セグメント:運輸業/不動産業/レジャー・サービス業/その他

発行済株式

  • 期末発行済株式数(自己株式含む):54,884,738株
  • 期末自己株式数:1,786,452株(内、株式給付信託(BBT)保有株:9,600株)
  • 期中平均株式数(四半期累計):53,098,316株
  • 時価総額:–(資料に明記なし)
  • その他:株式給付信託(BBT)制度あり(信託保有株は純資産計上)

今後の予定

  • IRイベント:決算説明会は当該四半期は開催せず。その他のIRイベントは資料に記載なし。

(注)業績予想等の修正は「無」と記載(次回の業績公表等は別途案内)

財務指標(要点)

(対象:2026年3月期 第1四半期、2025/4/1〜6/30、連結)
■ 主要業績(対前年同四半期増減率)
– 営業収益:12,341百万円(+0.9%)
– 営業利益:1,676.9百万円(△12.0%)
– 経常利益:1,709.4百万円(△10.2%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,073.9百万円(△15.4%)
– 1株当たり四半期純利益(EPS):20.23円
– 包括利益:1,349.6百万円(△4.7%)

■ 連結財政状態(2025/6/30)
– 総資産:101,584百万円(前期末 101,101百万円)
– 純資産:36,586百万円(前期末 36,786百万円)
– 自己資本比率:34.9%(前期末 35.3%)
– 現金及び預金:18,796百万円(前期末 16,781百万円)
– 負債合計:64,998百万円(前期末 64,315百万円)
– 短期借入金:12,543百万円
– 長期借入金:31,654百万円
– 社債:5,000百万円
– 備考:短期・長期借入金合計と社債の合計は前期末比で約1,056百万円増加と記載

■ 流動比率・負債比率(簡易算出)
– 流動資産:33,477百万円 / 流動負債:21,942百万円 → 流動比率 ≒ 152.5%
– 負債/純資産(負債比率)= 64,998 / 36,586 ≒ 177.6%

■ 効率性・収益性(期次比較)
– 営業利益率(営業利益/営業収益):1,676.9 / 12,341 ≒ 13.6%(前年同期:約15.6%)
– 当四半期の総資産回転率(営業収益/総資産):12,341 / 101,584 ≒ 0.121(四半期ベース)
– 減価償却費(当第1四半期累計):1,378.5百万円

■ セグメント別(外部顧客向け売上、セグメント利益:当第1四半期)
(数値は外部売上=百万円、セグメント利益=百万円)
– 運輸業:売上 5,021 / セグメント利益 1,305
– 売上構成比:約40.7%(5,021/12,342)
– 営業利益への寄与(セグメント利益比):約77.8%(1,305/1,676.9)
– 不動産業:売上 566 / セグメント利益 131
– 売上構成比:約4.6%/利益寄与:約7.8%
– レジャー・サービス業:売上 5,576 / セグメント利益 179
– 売上構成比:約45.2%/利益寄与:約10.7%
– その他:売上 1,180 / セグメント利益 72
– 売上構成比:約9.6%/利益寄与:約4.3%

(注)セグメント計は内部取引調整前の合計。最終的な連結数値は内部取引調整を反映したもの。

財務の解説(短信より抜粋・要約)
  • 売上は前年同期比でほぼ横ばい(+0.9%)だったが、人件費・燃料・光熱費・修繕費の増加により営業利益は減少。
  • 運輸業:臨時列車の運行、通学定期券値下げによる定期利用増などで増収・増益(運輸業セグメントは増収、営業利益増)。
  • レジャー・サービス業:新規イベントや設備投資で集客を図ったが、週末の天候不順や前年の事故影響(安全対策実施および一部運休からの再開)により利用が伸び悩み、営業利益大幅減。
  • 不動産業:別荘地の販売が継続して制約を受ける中、賃貸・管理等で増収も利益は減少。
  • その他事業:物販や製造(ミネラルウォーター等)が堅調で増収・黒字化。

配当

  • 2025年3月期(前期):期末配当 29.00円(年間合計 29.00円)
  • 2026年3月期(予想):期末(第4四半期) 30.00円、年間合計 30.00円(中間配当なし)
  • 直近公表の配当予想からの修正:無

セグメント別詳細(ポイント)

  • 運輸業(鉄道・バス等)
    • 鉄道:臨時列車運行、通学定期の値下げで定期利用増、沿線施策で利用促進
    • バス:高速バスの新路線や直行便、セット商品(パック販売)などで増収
    • 結果:運輸業セグメントは売上・利益とも増加
  • レジャー・サービス業(遊園地・ホテル等)
    • 富士急ハイランドでイベント実施、外国人対応レストラン開業等で客層拡大
    • 事故後の安全対策(ロックアウト導入、点検手順見直し)を実施し運休していたアトラクションは営業再開
    • しかし、天候不順等で遊園地・アウトドアの来場が伸び悩み、セグメント全体で売上減・利益大幅減
  • 不動産業
    • 山中湖別荘地の販売は、自治体承認が得られない状態が継続し販売なし
    • 賃貸・管理の改修・メンテ増で増収も、利益は前年同期比で減少
  • その他
    • 物販・製造(富士ミネラルウォーター等)が好調で増収、営業損失から営業利益へ転換

中長期計画との整合性

  • 決算短信内での「中期経営計画に対する進捗」についての明示は無し。
  • 既公表の通期業績予想(2026年3月期)は2025年5月8日公表のものから修正なし(次節参照)。

競合状況・市場動向(短信の記載に基づく要点)

  • 市場動向:国内は所得環境改善や訪日外国人増加で緩やかな回復基調。ただし物価上昇、米国の通商政策、地政学リスク等で先行き不透明性あり(短信より)。
  • 事業別トレンド:訪日外国人の増加が交通・宿泊・物販セグメントへ追い風。一方で天候や安全面の問題がレジャー事業の集客に影響。

今後の見通し(業績予想等)

  • 決算短信では第2四半期累計および通期業績予想を据え置き(2025年5月8日公表の予想から修正なし)。
    • 第2四半期累計(通期上期)予想:営業収益 27,750百万円(+7.5%)、営業利益 4,550百万円(+9.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,800百万円(+4.9%)、1株当たり当期純利益 52.73円
    • 通期予想:営業収益 54,850百万円(+5.0%)、営業利益 8,750百万円(+5.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 5,300百万円(+3.8%)、1株当たり当期純利益 99.81円
  • 業績見通しに関する注意:業績予想は現時点の情報と合理的な前提に基づくが、為替、原材料価格、天候、訪日外国人数の変動等により実績は変動し得る(短信の注記)。
リスク要因(短信・一般的観点の抜粋)
  • 継続的な物価上昇(燃料・光熱費等)や人件費の増加
  • 天候や自然災害によるレジャー需要の変動
  • 訪日外国人数の変動(国際情勢、航空便等)
  • 規制・安全関連(労災事故後の行政対応や安全対策の影響)
  • 金利・借入コストの変化

重要な注記・会計事項

  • 連結範囲の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無し
  • 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示:無し
  • 四半期連結キャッシュフロー計算書:当四半期では作成していない(四半期CFは非提出)
  • 減価償却費(のれん除く無形含む):1,378,542千円(当第1四半期累計)
  • 株式給付信託(BBT):BBTが保有する自社株9,600株が純資産の「自己株式」として計上されている(帳簿価額32,544千円)

要点(短く)

  • 売上は前年並み(+0.9%)だが、コスト上昇等により営業利益・当期利益は減少(営業利益△12%、純利益△15%)。
  • 運輸業が利益の大半を稼ぐ一方、レジャー事業は天候変動や事故対応の影響で利益が落ち込む。
  • 財務面では総資産・現金の増加、負債はやや増加。自己資本比率は約34.9%。
  • 通期業績予想および配当予想に変更はなく、通期業績は増収増益予想(会社公表)。

(注)本まとめは提出資料に基づく事実整理であり、投資助言・推奨は含みません。不明な項目は「–」で記載しています。必要であれば、特定の数値(例:セグメント内詳細や過年度比較)を更に整理して提示します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9010
企業名 富士急行
URL http://www.fujikyu.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 陸運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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