機関投資家・アナリスト向け決算説明会を開催いたしました
2026年2月期 第2四半期(2025年8月31日まで)決算説明会 サマリー
(資料日:2025年10月15日/説明会:2025年10月15日 16:00–17:00、機関投資家・アナリスト向け、発表者:代表取締役社長 木下 勝寿)
以下は、会社提出の決算説明資料および質疑応答(要旨)に基づく整理です。未記載項目は「–」としています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 会社名:株式会社北の達人コーポレーション(証券コード:2930、東証プライム・札証)
- 主要事業:D2C/ECを中核とするヘルス&ビューティー(化粧品・健康食品等)の企画・販売。定期購入(サブスクリプション)モデルが主軸。自社ブランド(北の快適工房)・SALONMOONほか。
- 代表者:代表取締役社長 木下 勝寿
- 説明会情報
- 開催日時:2025年10月15日 16:00–17:00
- 形式:機関投資家・アナリスト向け(オンライン資料+動画公開あり)
- 参加対象:機関投資家・アナリスト
- 動画:説明会動画がYouTubeで公開(資料にリンク)
- 説明者
- 発表者:代表取締役社長 木下 勝寿(資料の主要説明者)
- 発言概要(要旨):第2四半期ハイライト、商品概要、経営成績分析、業績見通し、質疑応答(詳細は資料およびQ&A要旨参照)
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年2月期 第2四半期(期首:2025年3月1日~期末:2025年8月31日)
- 決算説明資料日:2025年10月15日
- セグメント
- セグメント名称・概要:
- ヘルス&ビューティーケア関連事業(主力):
- 北の快適工房(D2C、定期購入中心、主力ブランド)
- SALONMOON(美容家電ブランド、ECモール/量販店向け)
- その他ブランド(例:電子タバコ「SPADE」等、規模は小さい)
業績サマリー(連結・個別の主要数値)
- 第2四半期(FY2026 2Q:2025年3月~8月)実績(百万円)
- 売上高:5,245(業績予想比 +2.3%:予想5,129 / 前年同期 6,482 ▲19.1%)
- 売上総利益:4,024(予想3,894、前年4,925 ▲18.3%)
- 販売管理費:3,519(予想3,358、前年4,023 ▲12.5%)
- 広告宣伝費:1,407(予想1,297、前年1,754 ▲19.8%)
- 営業利益:505(予想535 ▲5.7%、前年902 ▲44.0%)
- 経常利益:518(予想542 ▲4.4%、前年910 ▲43.0%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:354(予想373 ▲5.1%、前年608 ▲41.8%)
- 進捗状況(中期経営計画・年度目標に対する状況)
- 第2四半期は「概ね業績予想通り着地」。売上は予想を上回るが、広告宣伝費増加により営業利益は予想を若干下回る(先行投資として説明)。
- 中期経営計画(2028)に関しては、商品企画体制強化などで「計画どおり進捗している」という経営の認識。
- セグメント別(連結内訳:FY2026 2Q累計)
- ヘルス&ビューティー関連合計(北の快適工房等)
- 北の快適工房:1Q 2,366 / 2Q 2,427 → 2Q累計(1Q+2Q)4,793 百万円(営業利益:合計505百万円に包含)
- SALONMOON:211(1Q)+208(2Q)=420
- その他ブランド:18+13=31
- カテゴリ別売上比(FY2026 2Q累計)
- ビューティー:62.7%
- カイテキ:スキンケア:19.4%
- カイテキ:ヘルスケア:14.8%
- メンズ:2.1%
- その他:1.0%
- 上位5商品合計で約82.5%を占める(商品構成の集中度が高い)
業績の背景分析
- ハイライト/トピックス
- 売上・営業利益は概ね会社予想通り。北の快適工房では新規顧客獲得が想定より好調で、自社広告投資を拡大。
- 新商品(例:リフィスト等)を投入、商品企画体制(社長直轄の専門チーム)を新設。
- 生成AIを商品企画や広告制作に活用し、外部テストの数値向上(会社報告で約10%向上の効果)等が確認されている。
- 増減要因(業績変動の主な要因)
- 前年同期比での減収(▲19.1%):FY2024以降の新規獲得減少→FY2025で回復が緩やかだった影響が定期売上の積上げ低下に反映。
- 対業績予想比で売上は増加(新規獲得好調)が、広告宣伝費増(先行投資)により販売利益が想定を下回る。
- 商品ミックス:売上総利益率は高い商品比率上昇で想定を上回った部分がある。
- コスト要因:直前期比では広告費増で販売利益は減少。前年同期比では物流拠点の適正化等で運営費は減少。
- 競争環境・競争優位性
- D2C×定期購入モデルに注力。自社オリジナル商品の企画力・広告最適化システム(上限CPO設定、広告投資バランス管理、内製化)が強みとして掲示。
- 具体的な市場シェアや競合比較(数値)は開示されていない。
- リスク要因(業績に影響を与える外部・内部要因)
- 新商品の生産・発売スケジュール遅延(中期計画達成のボトルネックとして指摘)。
- 規制関連(薬機法・景表法等)の広告表現制約。
- 広告市場の変動(CPO上昇等)、サプライチェーン・製造上のリスク、顧客解約(離脱)率の動向。
- 依存度の高い自社広告運用の成否(運用能力が業績に直結)。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画2028等)
- 商品ラインナップの拡充(中計でFY2029以降 年間10商品発売体制を目指す)。
- 定期購入(LTV)重視の自社D2Cモデルを強化し、利益最大化(上限CPOの設定・運用)を重視する収益管理。
- ECモール(Amazon等)の活用拡大と既存自社サイトの両輪でチャネル拡大。
- AI活用(商品企画・広告制作)や商品企画専門チームを中心とした開発体制強化。
- 進行中の施策・進捗
- 商品企画マーケティングチーム新設(社長直轄)により商品企画数・精度の向上を図る。
- リフィスト(マイクロニードル化粧品等)などの新製品発売、既存商品のテコ入れ。
- 広告運用:上限CPO・ROAS・広告投資バランス指標に基づく運用。運用型広告の拡大と検証広告の取り扱い。
- 顧客施策:定期顧客向けの電話フォローを開始し、継続率向上やアップセルを実施。
- ECモール施策:販促・クリエイティブ強化で7月にAmazonで月商1億円突破(ECモール売上は直前期比+16%)。
- セグメント別施策と成果
- 北の快適工房:新規獲得増加のため広告投資を拡大。LTV低下傾向はあるが、新規1件当たりの採算性は悪化していないとの説明。中計以降は「購入率上昇とLTV低下を招く」施策は行わない方針。
- SALONMOON:ECモール中心の販促、店頭販路拡大(家電量販店等)、新商品投入でブランド認知向上。累計出荷136万台(資料)。
- その他ブランド:既存定期顧客からの売上が継続しているが、将来的には減少見込み(注力事業ではない)。
将来予測と見通し
- 連結(FY2026 通期業績予想:百万円)
- 売上高:10,289(FY2025 実績 11,826 → ▲1,537/▲13.0%)
- 営業利益:897(同 1,675 → ▲777/▲46.4%)
- 経常利益:911(同 1,704 → ▲792/▲46.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:622(同 1,205 → ▲583/▲48.4%)
- 根拠:業績予想は作成時点の「新規顧客獲得水準」と「広告投資水準」が継続することを前提。
- 個別(北の快適工房)通期見通し(百万円)
- 売上高:9,275(FY2025 実績 10,687 → ▲1,412/▲13.2%)
- 営業利益:802(FY2025 1,594 → ▲791/▲49.7%)
- 会社説明では、FY2025上期の新規獲得実績が業績予想作成時点の水準より低かったため、業績予想は現時点の獲得状況が続く前提で作成している旨。
- 中長期計画の進捗と可能性
- 商品パイプラインは整備中。経営はFY2028(中期計画想定年)での大型伸長について「現状では計画通り進んでいる」との判断。ただし、新商品の生産・発売の遅延がリスクとして認識されている。
- マクロ経済・市場要因の影響
- 広告単価高騰等の外部リスクは「現時点では大きく影響していない」との見解。ただし、広告投資効率(CPO/LTV)管理が重要であり、上限CPOを超えたら投資を抑制する方針。
配当と株主還元
- 配当方針
- 利益を重視しつつ、配当性向や安定配当を考慮(過去実績の開示あり)。明確な将来配当方針(具体的数値)は資料上の記載は限定的。
- 配当実績(参考)
- 1株当たり年間配当(過去):FY2025 実績 3.50円(資料の既往表参照)
- 配当性向(過去の推移)や一株配当の履歴は資料に記載(詳細は資料ページ参照)。
- 特別配当:資料・説明会での言及なし(特別配当の予定は記載無し)。
製品・サービス
- 主要製品(抜粋)
- リフィスト(新商品、マイクロニードル化粧品、リフトアップ系)
- ディープパッチシリーズ(ヒアロディープパッチ等、マイクロニードル)
- カイテキオリゴ(便通改善の機能性表示食品)
- リッドキララ(まぶたのたるみ用ジェル)
- クリアストロングショット アルファ(爪ケア薬用ジェル)
- ヒアロエイド(膝用ヒアルロン酸貼付ジェル)
- ハックティック(多機能スティックファンデーション)
- SALONMOON(ヘアアイロン・美容家電シリーズ)
- サービス・提供チャネル
- 自社ECサイト(定期購入中心・LTV重視)、ECモール(Amazon、楽天等、単品購入寄り)、一部店頭販売(SALONMOON)。
- 自社で広告最適化システムを内製、月次でCPO等を管理。
- 協業・提携
- 具体的なM&Aや大型提携の記載は無し。販路・メディア露出(例:テレビ番組でのプロダクトプレイスメント)による販促効果はあり。
重要な注記
- 会計方針・開示事項
- 特段の会計方針変更の注記は資料中に目立った記載なし。内部管理会計(5段階利益管理)により商品別の採算を詳細管理。
- リスク特記事項(資料内の留意事項)
- 資料は予測・見通しを含み、実際の結果が異なる可能性がある旨の免責記載。
- 中期計画達成のためのリスクとして、新商品の生産・発売遅延等を挙げている。
- その他(今後のイベント等)
- 中期経営計画2028に基づく商品投入スケジュールや新商品リリース計画あり。具体的なIRイベント日程等は資料中に明記なし。問い合わせ先:管理部(電話・E-mail記載)。
主な質疑応答の要旨(抜粋)
- 中期経営計画の進捗:商品企画チームの活動、生成AI活用により外部テスト数値が改善、全体として計画は変更なし。
- FY2028見通し:現在企画中の商品がFY2028にリリースされる見込みであり、計画達成は可能との認識。
- AI活用:商品企画・広告制作の企画段階から生成AIを活用。成果の良い広告を学習させて制作に反映。
- 商品販売動向:注力商品は「リフィスト」。その他は既存顧客向けが中心で大ヒット前提ではない。
- 広告投資バランス:利益確保を前提に上限CPO等で運用。バランスを変える方針はなし。
- 定期顧客の離脱対策:電話フォロー等の施策を開始しており、継続率改善やアップセルの効果が見られる。
- ECモール戦略:自社サイトと顧客層が異なるため並行展開。ECモールは自社サイトに対する「プラスアルファ」として位置づけ。
- その他:売上減少要因は過去の新規獲得減少の影響(定期売上に波及)。外部要因(広告単価高騰等)は現時点では大きな影響を実感していない旨。
(参照:決算説明資料・質疑応答要旨/連結決算資料。詳細数値や図表は原資料を参照してください。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2930 |
| 企業名 | 北の達人コーポレーション |
| URL | http://www.kitanotatsujin.com |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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