2025年9月期 第3四半期決算説明資料

決算説明(資料)要約 — 株式会社Speee(証券コード:4499)

(資料日:2025年8月14日、対象:2025年9月期 第3四半期)

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社Speee(英語表記:Speee, Inc.)
    • 主要事業分野:金融DX事業 / レガシー産業DX事業 / DXコンサルティング事業(子会社:Datachain、ThinQ Healthcare 等)
    • 代表者名:大塚 英樹(代表取締役)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年8月14日(決算説明資料の日付)
  • 説明者
    • 発表者(役職):–(資料に基づく主な発信内容を以下に要約)
    • 発言概要(主なメッセージ)
    • 3Q実績は売上高は概ね横ばいで推移した一方、集客効率の悪化や大型案件の失注等で営業利益は減益となった。
    • レガシー産業DX・DXコンサルティングの業績が計画に届かず、通期業績予想を修正。
    • 金融DX(ステーブルコイン/国際送金基盤:Project Pax等)については投資・開発を計画どおり進めている。Swiftや主要銀行との協業を進行中。
    • 中長期ではAI投資(AIリサーチ&イノベーションセンター設立)や営業・集客ポートフォリオ最適化等で改善を図る。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年9月期 第3四半期(2025年4月〜6月を含む第3四半期累計等、資料表記による)
  • セグメント(定義)
    • レガシー産業DX:不動産・リフォーム・介護等のマッチングプラットフォーム(イエウール、ヌリカエ、ケアスル、すまいステップ等)+営業DXプロダクト
    • DXコンサルティング:企業向けデータ活用・営業DX・マーケティングDX等(SPEC、Bantner(旧PAAM)、Webアナリティクス等)
    • 金融DX:Datachain等によるブロックチェーン基盤、ステーブルコイン発行・流通、国際送金ソリューション(Project Pax等)
業績サマリー(第3四半期実績)
  • 主要指標(第3四半期実績、単位:百万円)
    • 売上高(3Q実績):4,093(前年同期 3,978、YoY +2.9%)
    • 営業利益(3Q実績):△363(前年同期 65)
    • 経常利益(3Q実績):△356(前年同期 77)
    • EBITDA(3Q実績):△330(前年同期 106)
    • 四半期純利益(3Q実績):△357(前年同期 1)
  • 進捗状況(通期予想に対する進捗)
    • 当初通期会社予想(25年9月期当初):売上高 18,010 百万円(当初)
    • 3Q累計売上高(資料表記)に対する進捗率:68.4%(資料表記)※注:資料の表現により累計/四半期表記の解釈があるため留意
    • 通期業績予想(修正後、25年9月期修正後予想)
    • 売上高:16,350 百万円(修正後)
    • 営業利益:△750 百万円(修正後)
    • 経常利益:△736 百万円(修正後)
    • 当期純利益:△878 百万円(修正後)
    • 注:金融DXを除く全社営業利益は525百万円で黒字維持見込みとの注記あり
  • セグメント別(通期修正予想/参考値、単位:百万円)
    • 売上高(修正後予想)
    • レガシー産業DX:11,314(当初 12,470 → 修正 11,314)
    • DXコンサルティング:5,047(当初 5,554 → 修正 5,047)
    • 金融DX:0(当初 0)
    • 営業利益(修正後予想)
    • レガシー産業DX:940(当期実績等から下方修正)
    • DXコンサルティング:1,830
    • 金融DX:△1,275(投資負担を計上)
業績の背景分析
  • 業績概要(ハイライト)
    • 売上は概ね横ばいで推移したが、集客効率の悪化や大型案件の失注・新規獲得の遅延により営業利益が減少。
    • 人員投資(採用)およびAI・プロダクト開発への投資は計画通り進捗。
    • 金融DXはプロジェクト(Project Pax等)での開発・実証が進行中だが、発行・流通の実務調整等により事業収益の発現は先送り。
  • 増減要因(主な寄与要因)
    • レガシー産業DX:検索プラットフォーム変化に伴うユーザー行動変化→集客効率悪化→ユーザー獲得が想定比で未達
    • DXコンサルティング:大型案件の失注および新規顧客積み上げの遅延により売上未達。顧客単価は改善傾向。
    • 金融DX:開発・検証コストは計画どおり(投資増)、だが事業化・収益化はフェーズ中
    • 費用面:人件費・広告費・システム監査費等の増加(採用費、システム監査等)、原価人件費はYoY+45.7%(原価計上の内訳参照)
  • 競争環境
    • レガシー分野:オンライン集客競争、媒体変化の影響あり。自社はイエウール等で集客力と加盟店数の優位性を保持(ランキング等で上位)。
    • 金融DX:ステーブルコイン領域はTether、Circleなど大手が依然大きなプレーヤーだが、法整備・大手金融機関の協力により実社会適用の追い風が発生。Datachain/Progmat + Swift 連携は差別化要因。
  • リスク要因(資料から読み取れる主な外部・内部リスク)
    • 集客効率のさらなる悪化や検索プラットフォームの外部変化
    • 大型案件の獲得遅延や失注による売上影響
    • ステーブルコイン・デジタル資産に関する規制・法整備の変化(各国での法制度整備が進むが不確実性あり)
    • 技術的・運用的リスク(暗号資産関連の不正流出などが及ぼす影響)およびセキュリティリスク
    • プロジェクトパートナー(銀行等)や外部環境の不参加・合意未達による事業化遅延
    • 為替・金利変動が金融DXの運用益に与える影響
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期経営の方向性)
    • レガシー産業DXとDXコンサルティングの持続的成長を軸に、金融DX(ステーブルコイン・国際送金基盤)という大市場での成長を狙う。
    • レガシー:販促費・営業費のDX化、営業DXプロダクトの拡充で収益率向上(目標規模300億)
    • DXコンサル:データ分析力を核にコンサル領域拡大(目標規模100億)
    • 金融DX:Project Pax 等を通じステーブルコインの発行・流通で運用益・手数料収益を狙う
  • 進行中の施策(具体的)
    • 集客ポートフォリオの最適化(レガシー)による集客効率改善
    • AIリサーチ&イノベーションセンター設立によるAIソリューション開発(DXコンサルと連携)
    • セールスイネーブルメント(営業体制強化)で顧客数拡大(DXコンサル)
    • 金融DXではProject Pax フェーズ1(Swiftとの技術検証)完了、フェーズ2(銀行等との技術・実務検証)実施中。商工中金等が参加。
    • 採用・広報の強化により人員投資を進行
  • セグメント別施策と成果
    • レガシー産業DX:新規提供プロダクトの開発と加盟企業数増加(加盟企業数 YoY +13.7%)、ランキング等で集客基盤優位性を維持
    • DXコンサルティング:顧客単価向上(YoY +2.5%)、人員採用で戦力化を図り中長期で顧客増を想定
    • 金融DX:Swift/Progmat/主要銀行との協議・技術検証で事業化基盤を整備中。発行準備・法令対応を進める
将来予測と見通し
  • 業績予想(修正後、25年9月期)
    • 売上高:16,350 百万円(修正後)
    • 営業利益:△750 百万円(修正後)
    • 経常利益:△736 百万円(修正後)
    • 当期純利益:△878 百万円(修正後)
    • 根拠:3Qまでの実績と足元の事業環境(集客効率悪化、受注遅延)を踏まえた保守的な見直し。一方で金融DXを除く部分は黒字維持見込み。
  • 中長期計画(目標と進捗)
    • レガシー産業DX:110億(2024実績)→ 300億を目指す(営業DXプロダクトとマーケティング投資で拡大)
    • DXコンサルティング:46億(2024実績)→ 100億を目指す(人材投資・領域拡大)
    • 金融DX:ステーブルコイン市場の急拡大を前提に事業化(Project Paxの商用化を2025年中に目指す)
  • マクロ経済の影響
    • 為替・金利:ステーブルコインの運用益や発行時の運用金利が想定収益に直接影響(資料内シミュレーションでは為替150円/$、運用金利前提等を使用)
    • 規制・法整備:各国の規制整備(米GENIUS法、EUのMiCA、香港・韓国の制度等)は市場拡大の追い風となる一方、法令対応コストや不確実性を伴う
配当と株主還元
  • 配当方針:–(資料内に詳細な配当方針の記載なし)
製品やサービス(主要)
  • 主な製品・サービス
    • レガシー産業DX系:イエウール(不動産一括査定)、ヌリカエ(リフォームマッチング)、ケアスル(介護施設マッチング)、すまいステップ 等
    • DXコンサルティング系:SPEC(企業DX支援)、Bantner(マーケティング支援)、Webアナリティクス、トレーディングデスク、UZOU 等
    • 金融DX系:Datachain のブロックチェーン基盤、Project Pax(Swift連携のステーブルコイン国際送金基盤)、クロスチェーンブリッジ等
    • 子会社サービス:ThinQ Healthcare(コンプル等)
  • サービス提供エリア・顧客層
    • 国内のレガシー産業(不動産、リフォーム、介護)中心、企業向けDXは大手企業〜中堅まで幅広く対応、金融DXは国内外の銀行・金融機関を主体にグローバル展開を視野
  • 協業・提携
    • Progmat(共同設立)、Swift との連携、商工中金やメガバンク、地方銀行、NTTデータ、JPX、SBIなど多数の金融機関・企業と協議・連携
    • Datachain と Progmat を通じたステーブルコイン発行・運用の共同事業モデル(レベニューシェア想定)
重要な注記
  • 会計方針
    • 収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)を 2022年9月期第1四半期より適用済
    • DXコンサルティングの広告関連事業の売上をグロス→ネット表示へ変更(過年度も適用して比較表示)
  • リスク要因(資料で示唆された重要事項)
    • 暗号資産/ステーブルコイン事業におけるセキュリティ、規制順守、外部報道による信用リスク(例:暗号資産不正流出等がプロジェクトに与える影響)
    • 大型案件失注や集客市場の変化による業績変動
    • 金融機関や国際パートナーとの合意不履行・関与不足による事業化遅延
  • その他(今後のイベント・告知)
    • Project Pax:Swiftと連携した国際送金基盤プロジェクト。フェーズ2(銀行との技術検証・実務検証)実施中。資料では2025年中の商用化目標を掲げる。
    • AI関連:AIリサーチ&イノベーションセンター設立(事業連携・ソリューション開発を推進)

(注)
– 本要約は提供資料(2025年8月14日付「2025年9月期 第3四半期 決算説明資料」)の記載内容を整理したものです。数値は資料掲載の単位(百万円等)に基づきますが、資料内の表現(累計/四半期表示や当初/修正の表記)により解釈に差が生じる箇所があります。原資料の表・注記を合わせてご確認ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4499
企業名 Speee
URL https://speee.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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