2025年6月期 第3四半期決算説明資料
株式会社ブロードバンドセキュリティ(BBSec) — 2025年6月期 第3四半期 決算説明 要約(資料:2025/5/14)
以下はご提供いただいた決算説明資料(2025年6月期 第3四半期決算説明資料)を、個人投資家向けに整理した要点まとめです。出典は同資料。記載のない項目は「–」とします。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ブロードバンドセキュリティ(BBSec)
- 主要事業分野:情報セキュリティサービス(セキュリティ監査・コンサルティング、脆弱性診断、情報漏えいIT対策(監視・運用)、G-MDR等)
- 代表者:代表取締役社長 滝澤 貴志、代表取締役副社長 森澤 正人
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月14日(資料日)
- 説明者(発表者)と発言概要
- 代表取締役社長 滝澤 貴志(想定):第3四半期の総括、Vision2030/Action2024方針、人材投資と資本業務提携の進展について説明(資料中のエグゼクティブサマリーに該当する要旨)
- 代表取締役副社長(管理本部管掌) 森澤 正人(想定):業績や財務面の要点、株主還元方針・自己株式取得の実施について言及
- ※資料内に経営層の説明要旨(エグゼクティブサマリー、トピックス等)が記載。実際の個別発言者は資料に明示なし。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年6月期 第3四半期(第3四半期累計)
- 決算説明資料発表日:2025年5月14日
- セグメント(事業区分)と概要
- セキュリティ監査・コンサルティング:企業の全社的課題抽出・対策立案、業界別/認証支援等
- 脆弱性診断:外部・内部の脆弱性検査、ソースコード診断等(診断・対策)
- 情報漏えいIT対策(監視・運用):24時間365日のセキュリティ監視・運用、保守、サブスクリプション等(定常収益)
業績サマリー(第3四半期累計:単位は百万円)
- 主要指標(前年同期比)
- 売上高:4,712(前年同期 4,976)△264
- 売上原価:3,280(前年同期 3,309)△28
- 売上総利益:1,431(前年同期 1,667)△235
- 販売費及び一般管理費:1,117(前年同期 1,001)+115(人財投資等)
- 営業利益:313(前年同期 665)△351
- 営業利益率:6.7%(前年同期 13.4%)▲6.7pt
- 経常利益:291(前年同期 666)△374
- 四半期純利益:180(前年同期 445)△264
- 1株当たり利益(Q3):–(資料に未記載)
- 進捗状況(通期計画に対する達成率)
- 会社の通期計画(2025/6期通期計画):売上高 7,180、営業利益 770、当期純利益 500(単位:百万円)
- 第3四半期累計進捗(実績/通期計画)
- 売上高:4,712 / 7,180 = 65.6%
- 営業利益:313 / 770 = 40.6%
- 当期純利益:180 / 500 = 36.0%
- 会社見解:人財投資・資本業務提携の効果を見込んで通期業績予想は据え置き
- セグメント別状況(第3四半期累計)
- セキュリティ監査・コンサルティング:1,229(百万円)/売上構成比 約26.1%(前年同期比 +107百万円、YoY +9.6%)
- 脆弱性診断:1,295(百万円)/売上構成比 約27.5%(前年同期比 △90百万円)
- 情報漏えいIT対策(監視・運用 等):2,186(百万円)/売上構成比 約46.4%(前年同期比 △280百万円)
- 備考:合計は概ね報告売上高と一致(小数差は四捨五入による)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 営業戦略の転換により「総合ソリューション(コンサルティング→診断→運用)」の商談が増加。特に監査・コンサルは堅調に伸長。
- 一方で、コンサルティング後の診断・対策の実施・認識タイミングの遅れ等により、当第3四半期累計では減収減益。
- 販管費はVision2030に向けた人財投資等で前年同期比 +115百万円。
- 資本業務提携(既存:GSX、兼松エレクトロニクス、DNP等に加え、2024/11にIDホールディングス、セキュアヴェイル)を通じ協業を本格化。定常収益・引き合い増加。
- 増減要因
- 増収寄与:監査・コンサルティングの売上増、資本業務提携先との取引拡大(全体売上+12%、定常収益は大幅増)
- 減収要因:診断・対策(脆弱性診断・情報漏えいIT対策)の一時的な減少(営業戦略転換、案件のタイミング)
- 費用増:採用・教育・営業体制強化等の人財投資による販管費増
- 競争環境
- ポジショニング:サービス(役務)型で大手・準大手を主なターゲットとするセキュリティ専業ベンダー
- 指標比較(資料より):PERは業界平均を下回る一方、ROE・自己資本比率は業界平均に近い(会社PER 11.7倍 vs 業界平均 34.1倍、ROE 24.6% vs 20.4%、自己資本比率 57.3% vs 49.9%)
- 競争優位性:豊富な監査資格・実績、2,500社の既存顧客基盤、24/365の運用サービスと高い継続率(95.5%)が強み
- リスク要因(主な外部・事業リスク)
- プロジェクト実行・受注タイミングの遅延による収益認識の変動
- マクロ環境(景気、企業のセキュリティ投資動向)
- 規制動向(FISC、EUのCRA等)や国際展開時の地政学リスク
- 人材確保・育成の遅れ、サプライチェーンやパートナー依存による実行リスク
- 為替変動等(資料の一般的注意事項としても言及)
戦略と施策
- 現在の戦略(Vision2030 / Action2024)
- Vision2030:2030年に向け「便利で安全なネットワーク社会の創造」を掲げ、(1)新規事業参入と収益化、(2)人的資本への投資、(3)既存事業の拡大と利益率向上を重点領域に設定
- Action2024:成長加速のための具体施策(コンサル強化、業種別ソリューション、海外ガバナンス強化、採用・教育、J-ESOP導入 等)
- 進行中の施策(具体例・進捗)
- 営業戦略転換:コンサルティングを起点に総合ソリューション提案を強化 → 3月末時点で商談中案件(金額ベース)は前年同時期比で大幅増(各サービスで21%〜94%増:資料)
- 資本業務提携の拡大:IDホールディングス、セキュアヴェイル、DNP等との連携によりG-MDRや監視運用の引き合い増、定常収益の拡大(提携先向け売上は前年同期比 +12%、定常収益は5.3倍等)
- 人財投資:採用・研修・インサイドセールス強化等により販管費増だが将来の売上拡大を目指す
- 海外展開:米国法人設立(グローバル展開拠点)、IDヨーロッパとの協業で欧州サービス提供を開始(TISAX, CRA対応等)
- 新サービス:G-MDR(24/365のフルアウトソース型MDR)、Web改ざん検知サービス、TISAX認証支援、金融ガイドライン対応支援 等
- 株主還元策:自己株式取得(67,000株、取得価額 96,092,100円)実施済
- セグメント別施策と成果
- 監査・コンサルティング:大型総合ソリューションの獲得を重視、商談数・単価増加に寄与し売上堅調(第3Q累計で増加)
- 脆弱性診断:コンサル後の大型診断引き合いが増加。4Q以降の実施により回復期待
- 情報漏えいIT対策(監視・運用):定常収益の着実な増加(3期前比で定常収益25%増)。パートナー連携でスポット提案→定常収益化を目指す
将来予測と見通し
- 通期業績予想(据え置き、単位:百万円)
- 売上高:7,180(前年実績 6,457、増減率 +11.2%)
- 営業利益:770(前年実績 689、増減率 +11.7%)
- 経常利益:760(前年実績 694、増減率 +9.5%)
- 当期純利益:500(前年実績 455、増減率 +9.8%)
- 年間配当金:10円(据え置き)
- 予想の根拠(資料より)
- 大手・準大手向け市場の拡大、資本業務提携による定常収益拡大、コンサル→対策→運用の商談増加、人財投資の中長期的な収益貢献
- 中長期計画(Vision2030)と進捗
- Vision2030の目標値(参考):顧客数 3,000社、平均報酬 1,000万円以上、営業利益 25億円(2030年目標)。直近顧客数は1,568社(資料)
- 単純比較(現状 → Vision2030):
- 顧客数進捗:1,568 / 3,000 ≒ 52.3%(2030目標に対する中間指標)
- 営業利益(前期実績 5.3億円)と目標 25億円 のギャップは大きく、中期の事業拡大施策実行が必要
- マクロ経済の影響
- ポイント:企業のセキュリティ投資意欲、景況感、規制(国内外)の変化、地政学リスク、為替・金利等が受注・コストに影響する可能性
配当と株主還元
- 配当方針(資料記載)
- 財務状況・将来の投資計画等を勘案しつつ総還元性向を意識した配当を継続。安定的かつ継続的な配当、自己株式取得による資本効率向上を明示
- 配当実績
- 1株当たり年間配当:10円(2019期以降一貫して10円)
- 2025年6月期(予):年間配当 10円(据え置き)
- 特別配当等
- 特別配当の記載なし
- 自己株式取得
- 取得株数:67,000株(発行済株式総数に対する割合 1.49%)、取得価額合計 96,092,100円、取得期間 2024/11/22–2025/3/24(約定ベース、取得完了)
製品・サービス(主なもの)
- 主要製品・サービス(資料より)
- セキュリティ監査・コンサルティング(認証支援、業種別コンサル)
- 脆弱性診断(外部/内部、Web・クラウド・アプリ・ソースコード等)
- 情報漏えいIT対策(監視・運用、SOC、サブスクリプション、セキュリティログ収集・分析)
- G-MDR(Global-Managed Detection and Response:24/365のフルアウトソース型MDR)
- Web改ざん検知サービス(リアルタイム改ざん検知、海外導入実績あり)
- TISAX認証支援、金融向けガイドライン(FISC)準拠支援、PCI DSS/SWIFT関連評価等
- その他:セキュアメール、クラウドセキュリティ運用、被害調査(フォレンジック)等
- 提供エリア / 顧客層
- 主に国内(大手・準大手企業が主ターゲット)。欧州展開のためIDヨーロッパ等と協業、米国法人設立など国際展開を推進
- 既存顧客:約2,500社(取引実績ベース)、重要インフラ14業種をカバー、日経225企業の約4割をカバー
- 協業・提携
- 資本業務提携・パートナー:グローバルセキュリティエキスパート(GSX)、兼松エレクトロニクス(KEL)、IDグループ(IDヨーロッパ)、大日本印刷(DNP)、セキュアヴェイル等
- 製品パートナー:SentinelOne(マネージドサービス提供開始)等
- 目的:総合ソリューション提案(コンサル→対策→監視)と定常収益の拡大、海外市場での協働体制構築
重要な注記
- 会計方針
- 資料上に特段の会計方針変更の記載なし(別段の記載がない限り、日本の一般に認められた会計原則に基づく表示との記載あり)
- リスク要因(資料の注記)
- 将来見通し(見通し情報)は市場・金利・為替・規制等の変動により実際の結果と異なる可能性がある旨の一般的な注意書き
- その他(今後のイベント・重要告知)
- 今後のプレスリリースやIR情報で新規の提携・サービス展開・業績修正等が発出される可能性あり(具体日程・イベントは資料に明記なし)
参考(財務・経営のポイント)
– 第3四半期(累計)実績:売上高 4,712百万円、営業利益 313百万円、当期純利益 180百万円
– 通期見通し(据え置き):売上高 7,180百万円、営業利益 770百万円、当期純利益 500百万円、年間配当 10円
– 財務:第3四半期BSで自己資本比率は57.3%(前期末比 +7.2pt)、負債圧縮により資本効率向上
– 経営指標(Vision2030の目標):顧客数 3,000社(現状 1,568社)、平均報酬 1,000万円以上、営業利益 25億円(2030年目標)
以上です。必要であれば、以下について追加で整理できます(例:セグメント別の四半期推移グラフ作成、通期進捗の月次推定、主要株主・持株比率の詳細など)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4398 |
| 企業名 | ブロードバンドセキュリティ |
| URL | https://www.bbsec.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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