2025年度(2026年3月期)第1四半期決算説明資料
阪和興業株式会社:2025年度(2026年3月期)第1四半期 決算説明(資料より要約)
注意:以下は提供いただいた決算説明資料の内容を整理したものです。投資助言は行いません。不明項目は「–」で表記しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:阪和興業株式会社(Hanwa Co., Ltd.)
- 主要事業分野:鉄鋼、プライマリーメタル、リサイクルメタル、食品、エネルギー・生活資材、海外販売子会社事業、その他(住宅資材・機械等)
- 説明会情報
- 開催日時:資料日付は2025年8月(開催の具体的な日時は資料中に明記なし)
- 説明会形式:–(資料はスライド形式。オンライン/オフラインの明記なし)
- 参加対象:–(資料のみ)
- 説明者
- 発表者(役職):–(個人名・役職の記載なし)
- 発言概要:第1四半期業績のサマリ、中期経営計画2025の進捗、セグメント別詳細、主要投融資・資産入替などの説明
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年度第1四半期(2026年3月期の第1四半期)
- セグメント(資料で提示されている区分)
- 鉄鋼事業:鋼材(条鋼、鋼板等)、鉄鋼原料等の取扱
- プライマリーメタル事業:ステンレス等の非鉄一次素材取扱、関連販売
- リサイクルメタル事業:スクラップ・リサイクルメタル(アルミ、銅、貴金属等)
- 食品事業:水産物等の取扱・販売(国内・海外子会社含む)
- エネルギー・生活資材事業:石油製品、化成品、ウッドペレット等
- 海外販売子会社:アジア・北米等での販売拠点による商社機能
- その他:住宅資材、機械等
業績サマリー(連結)
- 主要指標(2025年度第1四半期 実績/2024年度第1四半期との比較)
- 売上高:6,398 億円(前年同期 6,184 億円、増 +214 億円、+3%)
- 売上総利益:341 億円(前年同期 314 億円、+27 億円、+9%)
- 営業利益:145 億円(前年同期 131 億円、+14 億円、+11%)
- 経常利益:140 億円(前年同期 123 億円、+16 億円、+13%)
- 当期純利益(親会社株主に帰属):99 億円(前年同期 92 億円、+7 億円、+8%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明示なし)
- 鉄鋼取扱重量:358万トン(前年同期 322万トン、+36万t、+11.2%)
- 進捗状況(通期見通しに対する進捗)
- 通期見通し(据え置き)
- 売上高:26,000 億円
- 営業利益:550 億円
- 経常利益:550 億円
- 当期純利益:400 億円
- 第1四半期の経常利益140億円は通期見通しに対して進捗率25%(資料注:会計上経常利益=実力経常利益ともに140億円)
- 営業利益の通期進捗率(第1四半期時点):約27%(資料の数値参照)
- セグメント別状況(経常利益:2025年度第1四半期実績)
- 鉄鋼:97 億円(前年同期 77 億円、+20 億円、+26%)※セグメント内で単体・国内子会社・海外子会社等の寄与あり
- プライマリーメタル:▲5 億円(前年同期 11億円→▲5億円、SAMANCOR社の持分法損益の悪化が要因)
- リサイクルメタル:▲0 億円(前年同期 7億円→ほぼ横ばい/一部地域で下振れ)
- 食品:9 億円(前年同期 3億円、+5 億円、+151%)
- エネルギー・生活資材:24 億円(前年同期 14億円、+10 億円、+68%)
- 海外販売子会社:18 億円(前年同期 16億円、+2 億円、+13%)
- その他:6 億円(前年同期 9億円、▲3 億円、▲33%)
- 調整:▲10 億円(前年同期 ▲18億円)
- 合計:140 億円(前年同期 123 億円、+16 億円、+13%)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト・トピックス)
- 第1四半期は経常利益140億円。通期予想は据え置き(経常利益550億円)。
- 全社売上は前年同期比で増加、鉄鋼取扱量は増加(358万t)。
- セグメントでは鉄鋼、食品、エネルギー・生活資材、海外販売子会社が増益寄与。一方、プライマリーメタルやリサイクルメタルで相場変動や持分損失により下振れが発生。
- 増減要因(セグメント別の主な寄与)
- 鉄鋼:各種鋼材の取扱数量減や価格下落がマイナス要因。ただし建設資材販売や国内建設分野の堅調、海外子会社の採算改善で増益。
- プライマリーメタル:ステンレス製品等の取扱増はプラスだが、SAMANCOR社の持分法投資損益がマイナス転じたことで減益。
- リサイクルメタル:貴金属原料の取扱増がプラス。一方、アルミ・ニッケル相場下落や貴金属価格上昇に伴うデリバティブ評価損などで採算悪化。
- 食品:米国子会社の外食産業向け販売好調や新規連結子会社の寄与で増益。
- エネルギー・生活資材:ウッドペレットの販売堅調、子会社採算改善で増益。石油製品や化学品の事業環境は想定より利幅が取りづらい面あり。
- 海外販売子会社:東南アジアでスクラップ取引拡大や新規子会社の寄与で増益。
- その他(住宅資材・機械):住宅材は欧州材市況低調や住宅着工戸数減で減益。機械は完工物件増で増益。
- 競争環境・優位性(資料記載の範囲)
- 地域別・商材別で市況変動の影響を受けやすい事業構造。海外(アジア等)での拠点展開により取扱量や地域別シェアに変化あり(詳細シェア数値は資料に記載なし)。
- リスク要因(外部要因/資料の指摘)
- 金属相場・原油や化学品価格の変動、為替変動、デリバティブ評価損、一過性の在庫評価損益。
- サプライチェーンや需要動向の変化(特にアジアの鋼材市況低迷や欧州木材市況の影響)。
- 中期計画の投融資推進に伴う実行リスク。
- 資料末尾でも将来予想には不確実性がある旨を注記(外部環境の変化で実績が大きく変わる可能性)。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画2025に関する主旨)
- 資産配分の見直し(政策保有株式の縮減)や資本効率改善を通じたバランスシート最適化。
- 投融資枠(中計2025期間中):投融資枠800億円を想定し、環境配慮資源ビジネス、二次電池関連、高付加価値加工品、地産地消ビジネス(海外)等の成長領域に注力。
- 進行中の施策(第1四半期の主な実行)
- 政策保有株式縮減:2025年度1Qで7銘柄、売却金額2.7億円(累計売却実績は46.2億円→年度累計2.7億円の内訳あり)。
- 投融資の実行:第1四半期の投融資額合計75億円。主な案件:海外コイルセンター子会社の工場新設、PMB TECHNOLOGY BERHADへの出資、海外販売子会社での拠点投資、国内子会社の能力増強等。
- 大型案件:タイでのタイヤ熱分解(熱分解リサイクル)事業への出資(HANWA THAILANDがPYRO ENERGIEに出資、処理能力10万トン/年、実行日 2025/6/26)。
- グループ再編・吸収:兼松トレーディング(グループ化済)を社名変更(HKGトレーディング株式会社)しグループ統合を図るなどシナジー創出。
- セグメント別施策と進捗
- 鉄鋼:海外コイルセンター増強、取扱拡大施策(工場新設等)。
- プライマリーメタル/リサイクルメタル:高付加価値加工や環境配慮資源(リサイクル)へ投資。
- 食品:マルゴ福山水産のグループ化等で事業基盤強化。
- 海外販売子会社:東南アジアでの事業拡大、インドネシアでの共同出資等。
- 全社:新基幹システム構築や土地取得など(全社投融資)。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社発表の通期見通し:据え置き)
- 売上高:26,000 億円
- 営業利益:550 億円
- 経常利益:550 億円
- 当期純利益:400 億円
- 第1四半期経常利益140億円で通期進捗率25%
- 会社は通期計画を変更せず(第1四半期の実績を踏まえ据え置き)
- 中長期計画(中計2025)の進捗状況
- 中計2025の投融資枠800億円に対し、期間累計553億円(進捗率約69.2%)の実行実績(第1四半期時点)。
- 政策保有株式の連結純資産比率は25年3月末15.6%→25年6月末15.2%へ減少(保有銘柄数も117→111へ)。
- マクロ経済の影響(資料で示されている前提・影響)
- 金属相場・原油価格・化学品市況・為替が各セグメントの利幅・採算に与える影響が大きい。
- 特にアルミ・ニッケル相場や貴金属価格(デリバティブ評価)、鋼材市況の地域差が業績変動要因。
配当と株主還元
- 配当方針:資料中の明確な配当方針の記載なし(–)
- 配当実績(中間・期末・年間):資料に第1四半期時点での配当実績・予定は記載無し(–)
- 特別配当:資料上の記載なし(–)
製品やサービス
- 製品(主要取扱)
- 鋼材(条鋼、鋼板等)、鉄鋼原料
- ステンレス、ニッケル、クロム、マンガン等(プライマリーメタル)
- リサイクル原料(ステンレス屑、アルミ、銅、貴金属原料等)
- 石油製品、化成品、ウッドペレット(WP)、パーム核殻(PKS)等
- 食品(エビ、カニ、サケ、サバ・アジ、底魚、鶏肉等)
- その他(住宅資材、機械)
- サービス・提供エリア・顧客層
- 商社機能を通じた国内外(特にアジア、北米、欧州)への販売・調達ネットワーク。
- 顧客層は製鉄所、製鋼所、建設会社、食品関連(外食等)、化学・石油系、タイヤメーカー等。
- 協業・提携
- タイでのタイヤ熱分解リサイクル事業(PYRO ENERGIE)への出資(HANWA THAILAND経由)。
- インドネシアでの大和工業グループとの共同出資案件等。
- PMB TECHNOLOGY BERHADへの出資、GREEN ESTEEL PTE. LTD.への出資、兼松トレーディングのグループ化(社名変更)など。
重要な注記
- 会計方針:第1四半期資料の範囲では会計方針の変更に関する明記なし。ただし期末時価評価・一過性損益の影響(在庫評価、デリバティブ評価、為替評価等)の説明あり。第1四半期で会計上経常利益140億円に対し、実力経常利益も140億円(評価・一過性要因の影響は相殺的)。
- リスク要因(特記事項)
- 主要な外部リスクは相場変動(鉄鋼・非鉄・石油製品・化学品等)、為替・デリバティブ評価、需要動向、サプライチェーンリスク等。
- 資料末尾に将来予想に関する注意喚起(不確実性)あり。
- その他(今後のイベント・重要告知)
- 兼松トレーディングの社名変更(2025年10月1日付で HKGトレーディング株式会社へ)
- 第1四半期における主な投融資・資産入替の公表(タイの熱分解リサイクル事業出資、グループ会社化等)
- 中計2025の投融資枠進捗(553億円/800億円、進捗率69.2%)
必要に応じて、セグメント別の数値(売上高・取扱量の四半期推移図や詳細数値)を別途抽出して表形式で提示できます。どの項目を深掘りしますか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8078 |
| 企業名 | 阪和興業 |
| URL | http://www.hanwa.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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