2025年度(2026年3月期) 第2四半期決算説明資料

阪和興業株式会社 — 2025年度(2026年3月期)第2四半期 決算説明資料(抜粋)まとめ

※出典:阪和興業株式会社「2025年度第2四半期 決算説明資料」(2025年11月)。不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:阪和興業株式会社(Hanwa Co., Ltd.)
    • 主要事業分野:鉄鋼トレーディング/鉄鋼取扱、プライマリーメタル、リサイクルメタル、食品、エネルギー・生活資材、海外販売子会社、その他(住宅資材・機械等)
  • 説明会情報
    • 開催日時:資料日付 2025年11月(決算説明資料)
    • 説明会形式:–(資料は発表資料として公表)
    • 参加対象:投資家・アナリスト等(想定)
  • 説明者
    • 発言概要(資料上の主要メッセージ)
    • 2025年度上期の経常利益は238億円(実力経常利益248億円)、通期見通しは550億円で据え置き。通期進捗率は43%。
    • 中計2025に基づく投融資の進捗・株主還元(配当・自己株式取得・株式分割)について説明。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年度上期(2025年4月〜9月)/2025年度(2026年3月期)通期見通しを併記
    • 決算説明資料公表日:2025年11月
  • セグメント(名称と概要)
    • 鉄鋼(鉄鋼事業):各種鋼材の取扱・卸売(国内外)
    • プライマリーメタル:ニッケル等の一次金属取扱、Samancor等への出資関連影響
    • リサイクルメタル:スクラップ・貴金属原料等の再資源化取扱
    • 食品:冷凍・水産等、外食向け販売(国内外)
    • エネルギー・生活資材:船用燃料、石油製品、ウッドペレット、PKS等
    • 海外販売子会社:東南アジア等での販売・取扱業務
    • その他:住宅資材、機械等
業績サマリー(連結・上期実績と通期見通し)

(単位:億円、上期=2025年度上期実績)
– 売上高:12,791(前年上期 12,586、増減 +204、通期見通し 26,000、進捗率49%)
– 売上総利益:675(前年上期 659、増減 +15)
– 営業利益:277(前年上期 288、▲11、通期見通し 550、進捗率50%)
– 経常利益:238(前年上期 281、▲42、通期見通し 550、進捗率43%)
– 当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益):167(前年上期 202、▲34、通期見通し 400、進捗率42%)
– 鉄鋼取扱重量:707万t(前年上期 644万t、+64万t、+9.9%)

※会計上経常利益238億円に対し、在庫評価・デリバティブ等の一過性調整を除いた「実力経常利益」は248億円(上期)。

セグメント別(上期:経常利益・売上高等)
  • 鉄鋼
    • 売上高(セグメント計):5,406億円(上期)
    • 経常利益(上期):169億円(前年上期141→+27億)
    • 進捗率(通期見通し290億に対して):58%
  • プライマリーメタル
    • 売上高:1,090億円
    • 経常利益(上期):▲12億円(SAMANCORの持分法損益悪化等で下振れ)
    • 進捗率:––(通期見通し35億)
  • リサイクルメタル
    • 売上高:1,274億円
    • 経常利益:2億円(前年14→▲12億、採算悪化、デリバティブ評価損等)
    • 進捗率:7%
  • 食品
    • 売上高:715億円
    • 経常利益:18億円(米国子会社の外食向け好調や新規連結子会社寄与)
    • 進捗率:62%
  • エネルギー・生活資材
    • 売上高:1,859億円
    • 経常利益:39億円(前年51→▲11億、石油製品等の事業環境変動で利幅取りづらい)
    • 進捗率:33%
  • 海外販売子会社
    • 売上高:2,453億円
    • 経常利益:33億円(ASEAN鉄鋼市況の低迷が継続する一方、リサイクルメタルは堅調)
    • 進捗率:45%
  • その他
    • 売上高:631億円
    • 経常利益:10億円(住宅資材は欧州材市況低調、機械は完工増で寄与)
    • 進捗率:42%
業績の背景分析
  • 業績概要・ハイライト
    • 上期の連結経常利益は238億円(会計上)。通期業績見通しは据え置き(経常利益550億円)。
    • 「実力」ベースでは248億円(在庫評価やデリバティブ等の一過性影響を除外)。
  • 増減要因(主要)
    • 増益要因
    • 鉄鋼:国内建設分野の堅調な販売、一部海外子会社での採算改善。
    • 食品:米国子会社の外食向け販売好調、新規連結子会社寄与。
    • リサイクル:貴金属原料取扱増加が収益押上げ(ただし他品目で減益)。
    • 減益要因
    • プライマリーメタル:SAMANCORの持分法投資損益がマイナスに転じた影響。
    • リサイクルメタル:アルミ・銅の採算悪化、価格上昇に伴うデリバティブ評価損。
    • エネルギー・生活資材:石油製品・化学品等の事業環境急変で利幅取りづらく下振れ。
    • 海外:ASEAN等の鉄鋼市況の低迷で一部採算悪化。
  • 競争環境
    • 国内外で鋼材需要の地域差・市況変動が継続。リサイクルメタルや高付加価値加工で差別化を図る動き。競合との具体的比較データは資料に記載なし(→ –)。
  • リスク要因(明記された主な外部影響)
    • コモディティ価格変動(鋼材・アルミ・銅等)、デリバティブ評価損益、為替変動、世界・地域別の需要動向、サプライチェーン・物流や規制変化。Samancor関連の過去減損注記あり。
戦略と施策
  • 中期経営計画(中計2025)
    • 投融資枠:中計期間累計で800億円の投融資枠(重点分野:環境配慮資源、二次電池関連、高付加価値加工、地産地消(海外)、国内既存ビジネス)。
    • 進捗:中計期間累計投融資額578億円(進捗率 約72.4%)。
  • 進行中の施策・主な案件(上期の投融資例)
    • 鉄鋼:海外コイルセンター子会社の工場新設、兼松トレーディング社株式取得等(鉄鋼分野に大きな投資)
    • プライマリーメタル:PMB TECHNOLOGY BERHADへの出資
    • リサイクルメタル:国内連結子会社の能力増強
    • 食品:株式会社マルゴ福山水産のグループ化
    • 海外:インドネシアで大和工業グループとの共同出資、GREEN ESTEEL PTE. LTD.への出資
    • 全社:新基幹システム構築、土地取得等
  • セグメント別施策
    • 鉄鋼:国内建設分野の強化、海外拠点増強(コイルセンター等)
    • リサイクル:貴金属原料の取り扱い拡大、能力増強投資
    • 食品:米国等での外食向け販売拡大・グループ化
    • エネルギー:WP/PKS等バイオマス系商材の販売拡大
将来予測と見通し
  • 2025年度(通期)業績予想(据え置き、単位:億円)
    • 売上高:26,000
    • 営業利益/経常利益:550
    • 当期純利益:400
  • セグメント別通期見通し(抜粋)
    • 鉄鋼:通期見通し 290(上期169、進捗58%)
    • プライマリーメタル:35(上期▲12)
    • リサイクルメタル:35(上期2、進捗7%)
    • 食品:30(上期18、進捗62%)
    • エネルギー・生活資材:120(上期39、進捗33%)
    • 海外販売子会社:75(上期33、進捗45%)
    • その他:25(上期10、進捗42%)
  • 中長期計画の進捗と可能性
    • 投融資進捗は72.4%(中計2025の投融資枠800億に対し578億)。戦略的投資からの累計利益貢献は一定(戦略的投資累計投資約261億→累計利益貢献約67億、ROI約5.4%)と報告。
  • マクロ経済の影響
    • 鋼材需要の地域差や低迷、資源価格・為替・エネルギー市況の変動が業績に影響。デリバティブ評価や在庫評価損益により変動あり。
配当と株主還元
  • 配当方針:中計2025の計画に沿った株主還元を継続(資料内にDOE等の指標推移掲載)
  • 上期配当・自己株式取得等
    • 中間配当:125円/株(期初予想通り決定)
    • 自己株式取得:新たに上限50億円の自己株取得を決定(2025年11月7日公表)。5月発表分50億円は10月取得完了済み。合計での実施状況は資料参照。
    • 株式分割:普通株式1→5株(基準日 2026年3月31日、効力発生日 2026年4月1日)を決定(2025年11月7日公表)。流動性向上・投資家層拡大が目的。
  • 配当実績比較(過去実績図示あり):期末配当等は資料参照(ここでは中間125円を明記)。
  • 特別配当:資料上は特別配当の記載なし(→ 特別配当無し)。
製品やサービス(主要)
  • 鉄鋼:条鋼、鋼板、原料類、その他(国内・海外の流通・加工・供給)
  • プライマリーメタル:ニッケル、ステンレス原料、クロム等
  • リサイクルメタル:ステンレス屑、アルミ、銅、鉛、貴金属原料等のリサイクル取扱
  • 食品:エビ、カニ、サケ、サバ・アジ、底魚、鶏肉等(国内外の取扱量推移あり)
  • エネルギー・生活資材:船用石油、重油、軽油・灯油・ガソリン、化成品、PKS、ウッドペレット(WP)等
  • 協業・提携・M&A等
    • 株式取得・出資:PMB TECHNOLOGY BERHAD出資、GREEN ESTEEL PTE. LTD.出資、兼松トレーディング株式会社の株式取得等
    • グループ化:株式会社マルゴ福山水産のグループ化
    • 海外共同出資:インドネシアで大和工業グループとの共同出資 等
重要な注記・その他
  • 会計方針・一過性項目
    • 在庫評価損益・デリバティブ評価損益・為替評価損益等が四半期業績に影響。上期はデリバティブ評価等で一部差異あり(会計上経常238→実力248億円)。
    • 2019年度にSamancorについて減損処理を実施した旨の注記あり(投資累計等から控除扱い)。
  • リスク要因(特記事項)
    • 市況変動、デリバティブ関連の評価損益、為替、規制・需給の急変等が業績に影響する旨を明記(資料最終ページの免責・前提参照)。
  • 今後のイベント・重要告知
    • 追加の自己株式取得(上限50億円)決定(2025年11月7日公表)
    • 株式分割(1→5、効力発生日2026年4月1日)決定(2025年11月7日公表)
    • 中間配当125円/株決定(期初予想どおり)

補足(資料上の注記)
– 本資料に記載された業績予想等は現時点の情報に基づく見通しであり、実際の結果は様々な要因で変動する可能性がある旨の免責記載あり。

不明または資料に明確記載のない項目
必要であれば、特定セグメント(例:鉄鋼/リサイクル)の詳細数値(四半期推移・取扱量)の抜粋表を作成します。どのセグメントの詳細を深掘りしますか?


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8078
企業名 阪和興業
URL http://www.hanwa.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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