2026年3月期 第1四半期決算説明資料
株式会社エスクリ — 2026年3月期 第1四半期 決算説明資料 要約
以下は提供資料(「2026年3月期 第1四半期 決算説明資料」)を基に、個人投資家向けに整理した要約です。数値は資料記載(単位:百万円、必要に応じ億円換算)を使用しています。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社エスクリ
- 主要事業分野:ブライダル事業(挙式・披露宴の企画・運営)、建築不動産事業(グループ会社による設計・施工・古材販売・コンテナ事業等)
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 渋谷 守浩
- 説明会情報
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(資料内は「2026/3期 1Q」)
- セグメント(資料上の区分)
- ブライダル関連事業:挙式・披露宴の企画・運営、直営会場運営(国内主要都市中心に29施設)
- 建築不動産関連事業:グループ会社(株式会社渋谷)による設計・施工、建材・古材販売、コンテナ事業、住宅関連事業等
業績サマリー(連結)
- 主要指標(2026年3月期 第1四半期 実績 vs 前期同四半期)
- 売上高:5,087百万円(約50.9億円)、前期比 △633百万円(△11.1%)
- 売上原価:2,272百万円(前期比 △101百万円、原価率 44.7%)
- 売上総利益:2,815百万円(前期比 △532百万円、△15.9%)
- 販売費及び一般管理費:3,271百万円(前期比 △254百万円、△7.2%)
- 営業利益(営業損益):△456百万円(損失、前期は△177百万円)
- 経常利益:△498百万円(損失)
- 当期純利益:△330百万円(当期純損失)
- 通期(2026年3月期)会社計画(資料P15)
- 売上高:25,053百万円(約250.5億円)
- 営業利益:380百万円
- 当期純利益:120百万円
- 進捗率(第1四半期実績に対する比率):売上高 20.3%、売上総利益 20.4%、販管費 24.3%(営業利益・経常・当期は第1Q赤字のため進捗率算出不可)
- 受注残(KPI)
- 受注残件数:2,899件(2025年6月末時点、2024年6月末比 80.9%) — 受注残は前年同期を下回る水準
- 財務(第1Q末)
- 総資産:20,064百万円(前期末 21,329百万円 → △1,265百万円)
- 現金及び預金:3,356百万円(前期末 4,571百万円 → 減少約1,214百万円)
- 有利子負債(短期借入金・長期借入金等):当社資料の推移あり(短期借入金増加、長期借入金減少)
- 自己資本比率:29.6%(前期末 29.4%)
セグメント別状況(第1四半期)
- ブライダル関連
- 売上高:4,352百万円(前期比 △626百万円、△12.6%)
- セグメント利益(営業利益):△177百万円(前期 △60百万円 → 悪化)
- 構成・注記:施行単価は好調だが、施行件数の減少により売上減
- 建築不動産関連
- 売上高:735百万円(前期比 △7百万円、△1.0%)
- セグメント利益(営業利益):6百万円(前期 2百万円 → 若干改善)
- 備考:工事取扱は増加するも不動産販売の反動で全体は横ばい
売上構成比(概算):ブライダルが大半(第1Qは約85%超)/建築不動産は少数割合
業績の背景分析
- ハイライト・トピックス
- 第1Qは売上・利益とも前年同期比で減少、営業・純損失を計上。
- 売上減に伴い販管費は削減(▲254百万円)が実施されているが、売上総利益の落ち込みを吸収できず。
- 受注残が前年同期比で大幅に減少(80.9%)している点を会社は重要な懸念としている。
- 実効税率の上昇により法人税等調整額が増加(法人税等調整額 △1.7億円計上)。
- 現金預金は減少(約12.1億円減)、完成工事未収入金の減少等が影響。
- 増減要因(資料の説明)
- ブライダル:値引き抑制や施行単価は良好だが、施行件数の減少が主因で売上が減少。
- 建築不動産:工事取扱増だが不動産販売の反動減でほぼ横ばい。
- 販管費:人件費や広告費等を中心にコストコントロールを継続。
- 競争環境
- ブライダル業界は大手による圧倒的ガリバー企業が不在でシェア伸長の余地あり(資料:上場企業上位5社合計13.0%)。
- 当社は都市集中型出店、ビルイン施設の比率が高く(約48%がビルイン)、立地面での強みを持つ。
- コラボレーション(キャラクターや大手企業)やアライアンス実績を強みとしている。
- リスク要因(資料上の指摘・想定)
- 国内の婚姻件数・市場規模の長期推移(少子化・晩婚化の影響)
- 受注残の低下、施行件数の更なる減少
- 為替や金利(直接記載は少ないがマクロ影響に留意)
- サプライチェーン/施工費の変動、規制・税制変化
- 現金・資金繰りの悪化リスク(第1Qの現金減少を指摘)
戦略と施策
- 現在の中期的戦略(資料の主要項目)
- 出店戦略:都市型出店、ビルイン施設を活用した好立地展開
- アライアンス/資本業務提携:TKP、ラオックス等との資本業務提携により協業を推進
- DX戦略:デジタルを活用した新しい結婚式の創出、業務生産性向上、顧客提案のデジタル化
- ESG/人財施策:女性活躍推進や環境配慮(FSCバッグ、紙ストロー等)
- 進行中の具体施策と進捗
- TKP(株式会社ティーケーピー)関連:TKPが当社普通株式2,650,000株(約19.6%)保有、TKP代表取締役が当社取締役に就任→関係強化・協業推進(平日枠販売、工事受託等)
- ラオックスホールディングスとの資本業務提携:インバウンド集客フロー、ギフト取り扱い、EC連携等の共同施策
- 新店舗(事業譲受):KIYOMIZU京都東山(京都エリア初進出)、ラソール ガーデン・名古屋(名古屋初の独立型)
- タメニーとの業務提携:カジュアルウエディング「スマ婚」への掲載開始 → 新たな集客チャネル
- DX推進体制:2022年にシステム・ビジネスサポートグループ新設、経営会議でPDCAを回す
- セグメント別施策と期待成果
- ブライダル:稼働率向上(新チャネルやアライアンス)、平日空き枠販売、コラボ企画による差別化
- 建築不動産:コンテナ事業や古材販売、設計施工の受注拡大
将来予測と見通し
- 会社の業績予想(2026年3月期 通期計画)
- 売上高:25,053百万円(前期比 △4.3%)
- 営業利益:380百万円(前期実績 803百万円→計画は減益)
- 経常利益:240百万円
- 当期純利益:120百万円
- 第1四半期実績を踏まえた進捗:売上は20.3%で計画に対して若干順調だが、営業利益面は赤字で下振れリスクあり(資料でも営業損益が下振れ見込みと明記)
- 中長期計画の進捗性
- KPI前提:単価 +0.4%、施行数 -5.1%(資料)
- 受注数は増加見込みだが受注残高が前年水準を下回っているため営業損益は下振れの見込みと想定
- マクロ経済の影響
- 婚姻件数・消費動向(景気・雇用)、インバウンド回復状況が来店・需要に影響
- 金利・資材コスト上昇、物価上昇はコスト面リスク
- 為替は資料で直接の影響は限定的だが、インバウンド等で影響を受け得る
配当と株主還元
- 特別配当:資料に記載なし → なし(現状)
製品・サービス(事業内容)
- 主要サービス
- 挙式・披露宴の企画・運営(直営会場の運営:国内29施設、都市集中出店)
- コラボレーションウエディング(ディズニー、ポケモン、サンリオ等の実績)
- カジュアルウエディング(「スマ婚」経由での掲載・集客)
- 建築不動産関連サービス(設計・施工、無印良品の家、ユーミーマンション、古材販売、コンテナ建築)
- 主要製品/新サービス
- 新店舗(KIYOMIZU京都東山、ラソール ガーデン・名古屋)の運営開始(事業譲受)
- DX関連ツール・ウエディングテックの推進(業務効率化・顧客体験のデジタル化)
- 提携・協業
- 株式会社ティーケーピー(資本・業務提携、出資比率あり)
- ラオックスホールディングス(資本業務提携、インバウンド集客等で協業)
- タメニー(「スマ婚」掲載開始)
- その他多数のコラボ(キャラクター企業、航空会社等)
重要な注記(会計・リスク等)
- 会計方針・特記事項
- 繰延税金資産の増加(第1Q末で増加 175百万円)を計上
- 法人税等調整額の増加により当期純損失に影響(資料で約△1.7億円の言及)
- 財務関連の注記
- 現金及び預金の減少(約12.14億円減少)、完成工事未収入金の減少等が資金面に影響
- 短期借入金が増加(約159百万円)、長期借入金の減少あり
- その他重要告知
- 本資料に含まれる将来予想や数値は仮定に基づくものであり、将来の業績を保証するものではない旨の注記あり
必要な追加情報(資料に未記載または不明な点)
注意事項(資料末の注記に準拠)
– 本要約は提供資料に基づく情報整理であり、投資助言や推奨を行うものではありません。将来予想等は不確実性を含み、実際の結果と異なる可能性があります。投資判断はご自身の判断で行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2196 |
| 企業名 | エスクリ |
| URL | http://www.escrit.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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