決算短信：エーワン精密（6156）

2024年６月期　第２四半期決算短信〔日本基準〕（非連結）

株式会社エーワン精密（証券コード：6156）

2024年6月期 第2四半期決算短信（非連結）まとめ
（発表日：2024年2月9日、対象期間：2023年7月1日～2023年12月31日）

基本情報

• 企業名：株式会社エーワン精密
• 主要事業分野：工作機械向け部品・切削工具等の製造・販売（コレットチャック、切削工具、自動旋盤用カム 等）
• 代表者：代表取締役社長 林 哲也
• 連絡先：TEL 042-363-1039
• 上場市場：東証
• URL：https://www.a-one-seimitsu.co.jp/

報告概要

• 提出日：2024年2月9日
• 対象会計期間：2023年7月1日～2023年12月31日（第2四半期累計）
• 四半期報告書提出予定日：2024年2月14日
• 四半期決算補足説明資料：無
• 四半期決算説明会：無

セグメント（報告セグメント）

• コレットチャック部門：コレットチャック関連製品（半導体・電子部品向け等の量産部品加工）
• 切削工具部門：別注切削工具の製作・再研磨、市販切削工具の再研磨 等
• 自動旋盤用カム部門：自動旋盤用カムの製造（量産部品向け）
• 注：第1四半期より共通費の配賦方法を一部見直し（セグメント別利益算定方法を変更）

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式を含む）：5,300,000株（2024年6月期 第2Q）
• 期末自己株式数：279,472株
• 期中平均株式数（四半期累計）：5,011,486株
• 発行済株式数（自己株除く発行済み実質）：–（上記から自己株を差引けば5,020,528株）
• 時価総額：–（本短信に株価情報は記載なし）

今後の予定（判明分）

• 四半期報告書提出予定日：2024年2月14日
• 決算発表（通期など）：2024年8月発表の通期見通しは既に公表（本短信で修正なし）
• IRイベント：当四半期は決算補足資料・説明会無し（IRイベントなし）

要旨（主要数値）

• 売上高：809,002 千円（前年同期 895,550 千円、△9.7%）
• 営業利益：107,581 千円（前年同期 173,926 千円、△38.1%）
• 経常利益：114,127 千円（前年同期 175,313 千円、△34.9%）
• 四半期純利益：78,104 千円（前年同期 119,826 千円、△34.8%）
• 1株当たり四半期純利益：15.59 円（前年同期 23.93 円）
• 総資産：8,847,441 千円（前期末 9,206,592 千円）
• 純資産：8,057,211 千円（前期末 8,431,111 千円）
• 自己資本比率：91.1%（前期末 91.6%）
• 現金及び現金同等物（期末）：706,753 千円（前期末 975,689 千円）

財務諸表 要点

• 貸借対照表（ハイライト）
  • 流動資産：6,691,219 千円（現金及び預金 5,945,019 千円、売掛金 310,424 千円、仕掛品 269,477 千円 等）
  • 固定資産：2,156,221 千円（投資有価証券の増加 745,931 千円等）
  • 負債合計：790,230 千円（流動負債 231,849 千円、固定負債 558,380 千円）
  • 純資産合計：8,057,211 千円（その他有価証券評価差額金増加、自己株式減少等を反映）
• 損益計算書（第2四半期累計）
  • 売上総利益：256,878 千円（前年 313,843 千円）
  • 販管費：149,297 千円（前年 139,917 千円）
  • 営業外収益：6,545 千円（受取配当等）
  • 特別損失：902 千円（固定資産除却損）
• キャッシュ・フロー（累計）
  • 営業活動CF：+183,296 千円（前年同期間 +217,615 千円）
  • 投資活動CF：+47,539 千円（前年 -14,747 千円）→ 投資有価証券取得等と定期預金増減が影響
  • 財務活動CF：-499,771 千円（配当支払が主な要因）
  • 現金増減：-268,935 千円、期末現金 706,753 千円
  • 営業CF＋投資CF（いわゆるフリーキャッシュフロー相当）：約 +230,835 千円

収益性・効率性（第2四半期累計ベース）

• 売上高営業利益率（営業利益÷売上高）：107,581 / 809,002 = 13.3%
• 経常利益率（経常利益÷売上高）：114,127 / 809,002 = 14.1%
• 純利益率（四半期純利益÷売上高）：78,104 / 809,002 = 9.7%
• 総資産回転率（売上高÷総資産）：809,002 / 8,847,441 = 0.091（六ヶ月累計の指標。年換算すると約0.18）
• 流動比率（流動資産÷流動負債）：6,691,219 / 231,849 ≒ 28.9（約28.9倍、非常に余裕あり）
• 負債比率（負債合計÷総資産）：790,230 / 8,847,441 = 8.9%
• 自己資本比率：91.1%（会社公表値）

セグメント別（第2四半期累計）

• 売上高（千円）／前年同期比
  • コレットチャック部門：562,264（▲8.6%）、セグメント利益：227,076（▲16.5%）
  • 切削工具部門：240,905（▲11.5%）、セグメント利益：38,874（▲13.5%）
  • 別注工具（製作・再研磨）：71,880（▲6.8%）
  • 市販切削工具の再研磨：169,025（▲13.4%）
  • 自動旋盤用カム部門：5,832（▲28.2%）、セグメント損失：9,072（前年は1,364千円の利益）
• セグメント利益（調整前計）合計：256,878 千円（このうちコレット部門が約88.4%を占めるが、全社の販管費等（調整額）149,297千円を差引いて営業利益107,581千円に調整）

財務の解説（会社の記載より要約）

• 売上・利益の減少は、半導体・電子部品向けなどの需要減や国内の量産加工の減少が影響。10月の受注がこの3年で最も低水準となり、11～12月にやや回復したが通期では減収となった。
• 切削工具部門も幅広い業種で機械稼働率低下の影響を受け減収。
• 自動旋盤用カム部門は量産部品の減少で大幅な減収・赤字転落。
• 固定資産は増加（投資有価証券の取得等により固定資産合計が増加）。
• 純資産は自己株式減少（＝自己株買いの消却等の影響）や利益剰余金の減少により減少。

配当

• 直近実績（2023年6月期）：期末配当 100円（年間合計100円）
• 2024年6月期（予想）：中間配当 0円、期末配当 100円、年間合計 100円（修正なし）
• 配当支払額（第2四半期累計における支払）：499,295 千円（当第2四半期累計の財務CF参照）
• 特別配当：無し（当期は特別配当の記載なし）

セグメント別状況と戦略（開示内容要約）

• コレットチャック部門：引き続き主力（売上の約70%を占める）。半導体・電子部品向けの減少が売上減の主因。
• 切削工具部門：別注工具と再研磨で構成。製造業の加工量減少により前年並み～減少。
• 自動旋盤用カム部門：量産品減少で売上・収益が悪化。
• 会社はセグメント別の共通費配賦方法を見直し、業績管理を強化している（第1四半期から適用）。

中長期計画との整合性

• 通期見通し（2024年6月期）：売上高 1,850,000 千円（+5.4%）、営業利益 280,000 千円（+1.6%）、当期純利益 198,000 千円（+3.2%）、1株当たり当期純利益（予想）39.56 円
• 本短信では通期見通しに変更無しと明記（2023年8月10日発表の見通しを維持）
• 中期計画の進捗についての詳細な数値的評価は開示無し（進捗は通期見通しに基づく、セグメント毎の需給動向が鍵）

競合状況・市場動向（会社記載の要点）

• マクロ要因：世界的な地政学リスク（ロシア・ウクライナ、イスラエル、中東、北朝鮮等）や各国の金利動向が影響。世界的には地域差があり、北米やインドは堅調、一方で欧州・中国は低迷。
• 半導体分野：メモリー中心の需要低迷・在庫調整が継続しており、電子部品需要の減少が工作機械需要にも波及。
• 自動車分野：自動運転やEV関連で中長期需要は見込まれるが、短期の受注や量産動向は変動あり。
• 競合比較：本短信では同業他社との具体的比較は記載なし。

今後の見通し・リスク要因（開示に基づく要約）

• 会社見通し：通期の業績見通しは修正無しで維持。
• 主なリスク要因（開示事項より）：
  • 世界経済・地政学リスク、各国の金利動向
  • 半導体・電子部品市場の需給（在庫調整等）
  • 国内外の設備投資動向（工作機械・部品需要）
  • 為替・原材料価格等（本短信での明確な数量影響の開示は無いが一般的リスクとして言及）
• その他：将来予測は合理的な前提に基づくが、実際業績が大きく異なる可能性がある旨の注記あり。

重要な注記

• 四半期財務諸表作成に特有の会計処理：無し
• 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示：無し
• 四半期レビュー：本短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビュー対象外
• セグメント報告：第1四半期より共通費配賦方法を一部見直し（前期比較の扱いについて注記あり）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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