決算短信：日本フエルト（3512）

2026年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

日本フエルト株式会社 — 2026年３月期 第1四半期（連結）決算短信（要点まとめ）

注意：以下は提出資料（2025年7月31日付）に基づく事実の整理です。投資助言・価値判断は含みません。不明な項目は「–」と記載しています。

基本情報

• 企業名：日本フエルト株式会社
• 上場取引所・コード：東証（コード 3512）
• 主要事業分野：フェルト事業（紙・パルプ用フェルト、工業用フェルト等）、不動産賃貸事業
• 代表者：代表取締役社長 矢崎 荘太郎
• 問合せ先：執行役員 管理部門統括部長 太田 巌（TEL 03-5993-2030）
• 企業URL：https://www.felt.co.jp/

報告概要

• 提出日：2025年7月31日
• 対象会計期間：2025年4月1日～2025年6月30日（2026年3月期 第1四半期）
• 決算説明資料作成：無
• 決算説明会：無

セグメント（報告セグメント）

• フェルト事業：紙・パルプ用フェルトを中心に、工業用フェルト・フィルターなど。国内売上が大半だが、アジア（インドネシア、タイ等）での拡販も実施。
• 不動産賃貸事業：保有不動産の賃貸。高い入居率を維持。

発行済株式（普通株式）

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：18,342,089株（2026年3月期 第1Q）
• 期末自己株式数：610,777株
• 期中平均株式数（四半期累計）：17,731,312株（当第1Q）
• 時価総額：–（株価情報は決算短信に記載なし）

今後の予定

• 決算発表（通期・次回等）：直近公表の業績予想に変更なし（5月15日公表の予想を据え置き）
• 株主総会、IRイベント等：–（本資料に記載なし）

財務指標（主要数値）

※単位：百万円（注記無き場合は連結、比較は前年同期→当期第1Q）
1) 連結経営成績（累計：2025/4/1–2025/6/30）
– 売上高：2,344 百万円（△3.4%）
– 営業利益：117 百万円（+9.0%）
– 経常利益：244 百万円（△0.4%）
– 親会社株主に帰属する四半期純利益：169 百万円（168.72 百万円）（+8.1%）
– 1株当たり四半期純利益：9.52 円

2) 連結財政状態（当第1Q末：2025/6/30）
– 総資産：24,702 百万円（前期末 25,265）
– 純資産：20,488 百万円（前期末 20,720）
– 自己資本比率：81.1%（前期末 80.1%）
– 1株当たり純資産：1,130.32 円

3) セグメント（当第1Q累計）
– フェルト事業 売上高：2,193 百万円、セグメント利益：190 百万円
– 不動産賃貸事業 売上高：151 百万円、セグメント利益：86 百万円
– セグメント調整（全社費用等）：△158 百万円 → 連結営業利益 118 百万円

4) 配当（実績・予想）
– 2025年3月期 実績：年間 20.00 円（中間 10.00、期末 10.00）
– 2026年3月期 予想：年間 20.00 円（中間 10.00、期末 10.00）
– 直近公表配当予想の修正：無

主要財務比率・効率性指標（簡易計算）

（計算は小数点四捨五入）
– 売上高営業利益率（当第1Q）：117.9 / 2,344.4 = 約 5.0%
– 経常利益率：244.7 / 2,344.4 = 約 10.4%
– 当期純利益率（親会社帰属）：168.7 / 2,344.4 = 約 7.2%
– 総資産回転率（四半期ベース）：2,344.4 / 24,702 = 約 0.095（年換算時は注意）
– 自己資本比率：81.1%（高水準）

四半期貸借対照表のポイント

• 流動資産合計：10,800 百万円（現金及び預金 3,011 百万円、受取手形及び売掛金 3,549 百万円、棚卸資産 合計 約 3,389 百万円）
• 投資有価証券：8,125 百万円（前期末から減少）
• 流動負債：2,307 百万円（短期借入金 800 百万円含む）
• 固定負債：1,907 百万円（退職給付に係る負債等）
• 減少要因：現金預金285 百万円、投資有価証券107 百万円、売掛金94 百万円の減少により総資産が562 百万円減

キャッシュ・フロー等

• 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記あり）。
• 減価償却費（当第1Q累計）：146,717 千円（前第1Q 124,164 千円）

セグメント別状況（要点）

• フェルト事業：国内は高シェアを維持する一方で需要減少により国内売上は前年同期比減（紙・パルプ用フェルト等）。海外（インドネシア、タイなど）は得意先獲得・拡販で販売数量増。結果、フェルト事業合計売上は前年同期比で減少（当第1Q 2,193 百万円、△約6.2% 国内分が主因）。
• 不動産賃貸：高い入居率を維持。売上は150 百万円（前年同期比微減）。

業績の解説（会社側コメントの要約）

• 国内は個人消費の回復が緩やかな一方、雇用・所得環境や設備投資は改善傾向。ただし物価上昇や米国関税政策による輸出減少懸念など先行きは不透明。
• 売上高は前年同期比で減少したが、経費節減により営業利益は改善。為替影響が経常利益に影響を与えた。
• 2026年3月期通期業績予想に変更はなし（2025年5月15日公表の予想を据え置き）。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の記載または進捗に関する具体的言及：–（本資料には中期経営計画の進捗に関する詳細記載なし）
• 会社は通期計画を維持している旨を明示。

競合状況・市場動向（資料記載分）

• 会社コメント：国内需要の回復は緩やか、物価上昇や米国の関税政策等の外部環境に懸念あり。
• 競合比較・市場シェアの具体値：–（本資料に詳細記載なし）

今後の見通し・リスク要因（資料に基づく主な記載点）

• 業績予想：2026年3月期 通期予想（変更なし）
  • 売上高：9,800 百万円（+1.0%）
  • 営業利益：250 百万円（+24.8%）
  • 経常利益：550 百万円（+17.5%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：400 百万円（△7.0%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：22.56 円
• リスク要因（記載事項・推察含む）：
  • 国内外の需要動向、特に紙・パルプ向け需要の変動
  • 為替の影響（経常利益に影響がある旨の言及）
  • 貿易政策（米国の関税政策による輸出減少懸念が明示）
  • 市場価格・原材料費の変動等：–（ただし一般的リスクとして留意）

重要な注記（会計上の取扱い等）

• 連結範囲の変更：無
• 四半期に特有の会計処理の適用：無
• 会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示：無
• 四半期連結財務諸表に対する監査（レビュー）：無（注記あり）

以上
（出典）日本フエルト株式会社「2026年3月期 第1四半期決算短信（連結）」（提出日：2025年7月31日）に基づく整理。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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