2025年10月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業名:株式会社ミロク
  • 主要事業分野:猟銃事業、工作機械事業、クラウドソリューション事業、その他(自動車関連・木材関連等)
  • 代表者:代表取締役社長 弥勒 美彦
  • URL:https://www.miroku-jp.com/
  • 問合せ先:取締役 管理本部本部長 宮地 雅久(TEL 088-863-3310)

報告概要

  • 提出日:2025年6月10日
  • 対象会計期間(中間):2024年11月1日~2025年4月30日
  • 半期報告書提出予定日:2025年6月13日
  • 配当支払開始予定日:2025年7月10日
  • 決算補足説明資料:作成あり(決算説明会:開催なし)
  • 第2四半期決算は監査(レビュー)対象外

発行済株式

  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):3,005,441株
  • 期末自己株式数:55,754株
  • 中間期の期中平均株式数:2,949,756株
  • 時価総額:–(資料記載なし)

今後の予定(資料に記載のもの)

  • 半期報告書提出:2025年6月13日
  • 配当支払開始:2025年7月10日
  • 決算説明会:無し(補足資料あり)

連結業績(中間:2025年10月期中間 vs 前中間)

(百万円未満切捨て、資料ベースの表示に準拠)
– 売上高:6,306 百万円(+16.5%)
– 営業利益:113 百万円(前年中間は5 百万円)
– 経常利益:280 百万円(+181.8%)
– 親会社株主に帰属する中間純利益:192 百万円(+646.6%)
– 1株当たり中間純利益:65.16 円
– 包括利益(中間):-93 百万円(前年中間 353 百万円)

通期業績予想(修正なし、2024/11/1~2025/10/31)
– 売上高:13,260 百万円(+21.4%)
– 営業利益:100 百万円
– 経常利益:250 百万円
– 親会社株主に帰属する当期純利益:180 百万円
– 1株当たり当期純利益(通期予想):61.02 円

セグメント(報告区分)

(中間・当中間期合算は資料より。単位:千円 → 百万円は概数)
– 猟銃事業
– 売上高:5,318,591 千円(約5,319 百万円、連結比 約84.4%)
– セグメント利益(営業利益):193,596 千円(約194 百万円)
– 概要:主要顧客ブローニンググループ向け受注堅調。主要製品の販売回復、新製品の生産安定化。原材料高等の影響はあるが付加価値製品好調、減価償却費の剥落等で利益増。
– 工作機械事業
– 売上高:1,124,438 千円(約1,124 百万円、連結比 約17.8%)
– セグメント利益:73,544 千円(約74 百万円)
– 概要:機械部門は増収、加工部門は受注低迷で全体の利益は前年同期比減少。セグメント間の内部売上含む。
– クラウドソリューション事業(旧「IT/IoT/AI事業」)
– 売上高:6,567 千円(約7 百万円、連結比 ≦0.2%)
– セグメント損失(営業損失):△23,963 千円(約△24 百万円)
– 概要:設備保全向けクラウドシステム等の営業を強化。売上は増加したが引続き損失計上。
– その他事業
– 売上高:23,391 千円(約23 百万円)
– セグメント利益:8,510 千円(約9 百万円)
– セグメント合計(計上):
– セグメント利益合計:251,689 千円(約252 百万円)
– 調整額(セグメント間取引消去・未配分の全社費用等):△138,127 千円
– 連結営業利益(合成後):113,561 千円

(注)調整額にはセグメント間消去・各セグメントに配分していない全社費用(主に提出会社の営業費用)127,680 千円等が含まれる。

連結財政状態(2025/4/30時点、百万円)

  • 総資産:24,069 百万円(前期末 22,620 百万円、増加)
  • 純資産:13,221 百万円(前期末 13,320 百万円、減少)
  • 自己資本比率:54.9%(前期末 58.9%)
  • 主な変動要因(資料記載)
    • 資産:現金及び預金の増加(約314 百万円)、建物及び構築物(純額)増加(約3,011 百万円)、無形固定資産増加(約189 百万円)。建設仮勘定は前期末から減少(工事完成等)。
    • 負債:短期借入金増(+460 百万円)、長期借入金増(+1,220 百万円)、賞与引当金増(+86 百万円)等により負債合計は増加(約1,550 百万円)。
    • 純資産:利益剰余金は増加したが、その他有価証券評価差額金の減少(評価損)により純資産合計は小幅減。

主要BS項目(千円ベース・抜粋)
– 現金及び預金:1,613,577 千円(約1,614 百万円)
– 受取手形及び売掛金:2,154,956 千円
– 棚卸資産:6,311,382 千円
– 有形固定資産合計(純額):8,671,051 千円
– 投資有価証券:3,954,051 千円

キャッシュ・フロー(中間累計、千円)

  • 営業活動CF:+475,427 千円
  • 投資活動CF:△1,501,572 千円(有形固定資産取得による支出が主、約1,525 百万円)
  • 財務活動CF:+1,349,075 千円(長期借入等の調達が主)
  • 現金増減額:+313,938 千円
  • 期末現金及び現金同等物:1,613,577 千円

収益性・効率性・財務安全性(要点)

  • 売上高営業利益率(中間):113 百万円 / 6,306 百万円 ≒ 1.8%
  • 総資産回転率(中間、概算):売上高(年換算せず中間)/ 総資産 ≒ 6,306 / 24,069 ≒ 0.26(中間ベース)
  • 自己資本比率:54.9%(前期 58.9% → 若干低下)
  • 財務レバレッジ:長短借入金の増加により負債総額が増加。支払利息が前年中間 2,965 千円 → 今中間 21,611 千円と増加しており、財務コストの上昇が見られる。

(注)上記は資料の数値を基に簡便算出した概数。詳細な指標推移表は資料には掲載の限りなし。

配当

  • 中間配当(2025年10月期中間):5 円/株(既公表)
  • 期末配当(予想):5 円/株
  • 通期配当予想:合計 10 円/株(前年実績は12円/株:中間10円・期末2円)
  • 特別配当:なし(資料記載なし)
  • 直近公表の配当予想からの修正:なし

財務の解説(資料ベースの留意点)

  • 営業利益は前年同期比で増加(5 → 113 百万円)。主因は猟銃事業の販売回復・高付加価値製品の好調、前期の減損による減価償却費剥落等。営業外収益も持分法投資利益の増加が寄与(持分法利益 103,322 千円)。
  • 一方、投資有価証券の評価差額の減少(その他有価証券評価差額金の減少)によりその他包括損失が発生し、包括利益はマイナス(△93 百万円)。
  • 資金面では有形固定資産投資が大きく、投資CFはマイナス。これを借入による資金調達で賄っている(長期借入増)。
  • 借入金増加により支払利息が増え、営業外費用が増加している点は注視対象。

セグメント別の状況と戦略

  • 猟銃事業:売上・利益の主力。主要顧客(ブローニンググループ)からの受注堅調で、主要製品の生産回復・新製品の安定生産が確認されている。高付加価値製品の比重増加が利益押上げに寄与。
  • 工作機械事業:機械部門は増収だが、加工部門の受注低迷で利益は減少。営業強化により機械部門の成長を図る状況。
  • クラウドソリューション事業:売上は増加しているが、現状は赤字継続。顧客獲得のため営業を強化中で、将来的な収益化が課題。
  • その他:小規模ながら利益計上。

中長期計画との整合性

  • 資料上、中期経営計画の具体数値・KPIの進捗についての明示は無し。だが当中間では有形固定資産の増加(建物・構築物の完成)やクラウド事業の営業強化など、設備投資と事業転換のための投資が進んでいることが確認される。
  • 中期計画との整合性評価:資料に中期計画進捗の定量的記載がないため、可否は不明(–)。

競合状況・市場動向(資料からの示唆)

  • 資料中では外部環境として「物価上昇」「一部海外(米国)の関税政策等による先行き不透明感」を挙げている。個別競合比較や市場シェアの具体値は資料に記載なし(–)。

今後の見通し・リスク要因

  • 業績予想:通期予想は資料で公表済み(修正なし)。中間の好転を受ける一方で、通期予想(当期純利益180 百万円、EPS 61.02円)は既に提示されている。
  • 主なリスク要因(資料記載および財務面からの示唆)
    • 為替・原材料価格の変動(原材料高の継続を指摘)
    • 海外政策・関税等のマクロ要因による需要変動
    • 借入金の増加に伴う金利上昇・支払利息増加
    • クラウド事業の収益化遅延
  • 資料注記:業績見通しは現時点の前提に基づくもので達成を約束するものではない旨の表記あり。

重要な注記・会計方針

  • 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税効果会計における当連結会計年度の実効税率見積り等)。詳細は添付資料該当ページ参照。
  • 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示:いずれも無し。
  • 連結範囲の重要な変更:無し。

補足(資料からの主なポイント)
– 中間決算での営業利益改善は主に猟銃事業の寄与による。
– 一方、貸借対照表では資産(設備)増加と借入金増加が同時に進んでおり、利息負担増が顕在化している点が注目される。
– その他有価証券評価差額金の大幅減少により包括利益はマイナスとなっている。

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7983
企業名 ミロク
URL http://www.miroku-jp.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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