2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)

株式会社フェニックスバイオ(6190) 2026年3月期 第1四半期(連結)決算短信要約

(作成日:2025年8月14日)
※出典:同社「2026年3月期 第1四半期決算短信(連結、日本基準)」

基本情報
  • 企業名:株式会社フェニックスバイオ
  • 上場取引所:東(コード 6190)
  • URL:https://phoenixbio.co.jp
  • 主要事業分野:PXBマウス事業(ヒト肝細胞キメラマウス「PXBマウス」を用いた受託試験サービスおよび関連製品販売)
  • 代表者名:代表取締役 島田 卓
  • 問合せ先:専務取締役管理部長 田村 康弘(TEL 082-431-0016)
  • 決算補足説明資料:無
  • 決算説明会:無
報告概要
  • 提出日:2025年8月14日
  • 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期連結累計期間)
  • 監査レビュー:該当四半期に対する公認会計士/監査法人のレビューは無
セグメント
  • 単一セグメント:PXBマウス事業(受託試験サービス、PXBマウス販売、PXB-cells販売)
    • 補足としてサービスライン別・分野別売上等を開示(下記参照)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):4,057,233株(期中・期末とも)
  • 期末自己株式数:6,737株
  • 期中平均株式数(四半期累計):4,050,496株
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(開示事項より)
  • 次回決算発表(通期・中間等):通期等の会社公表スケジュールは同社公表分に従う/今回短信上での具体日程は記載なし
要旨(前年同期比較)
  • 売上高:400,253千円(400百万円、前年同期449,149千円、△10.9%)
  • 営業利益:23,736千円(前年同期5,840千円、+306.4%)
  • 経常利益:20,659千円(前年同期25,169千円、△17.9%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:19,193千円(前年同期23,151千円、△17.1%)
  • 1株当たり四半期純利益:4.74円(前年同期5.75円)
  • 総資産:2,233,512千円(前期末2,285,342千円)
  • 純資産:1,373,464千円(前期末1,365,406千円)
  • 自己資本比率:60.8%(前期末59.1%)
財務諸表の要点
  • 貸借対照表(主要項目、当第1四半期末)
    • 流動資産合計:1,678,897千円(現金及び預金 1,035,215千円、売掛金及び契約資産 223,373千円、製品 74,015千円 等)
    • 固定資産合計:554,614千円
    • 流動負債合計:536,449千円(事業整理損失引当金の減少等で前期末比減少)
    • 固定負債合計:323,598千円(長期借入金の減少等)
  • 損益計算書(第1四半期累計)
    • 売上原価:90,607千円(売上総利益309,645千円)
    • 販売費及び一般管理費:285,909千円
    • 営業外収益:4,797千円(受取利息等)、営業外費用:7,874千円(主に為替差損)
    • 法人税等合計:1,465千円
  • キャッシュフロー計算書:四半期CFは作成せず(注記あり)。第1四半期における現金及び預金は前期末比で114,175千円減少。
収益性指標(当第1四半期)
  • 売上総利益率(Gross margin)= 309,645 / 400,253 ≒ 77.3%
  • 営業利益率(Operating margin)= 23,736 / 400,253 ≒ 5.93%
  • 経常利益率 ≒ 5.16%
  • 純利益率 ≒ 4.79%
財務安全性・流動性
  • 自己資本比率:60.8%
  • 流動比率(流動資産 / 流動負債):1,678,897 / 536,449 ≒ 3.13(約313%)
  • 負債合計 / 総資産= 860,047 / 2,233,512 ≒ 38.5%
  • 有利子負債(概算):短期借入金100,000千円 + 長期借入金(内1年内返済分79,992千円含む)200,020千円 = 約380,012千円(注:短信内の借入金項目による概算)
効率性
  • 総資産回転率(当期売上 / 平均総資産)※平均総資産は前期末と当期末の平均で概算:
    • 平均総資産 ≒ (2,285,342 + 2,233,512) / 2 = 2,259,427 千円
    • 総資産回転率(四半期ベース) ≒ 400,253 / 2,259,427 ≒ 0.177(四半期)→ 年換算すると約0.71回/年
  • 売上高営業利益率は上記のとおり約5.93%(前年同四半期は約1.3%)
セグメント別(単一セグメントだが参考情報あり)
  • サービスライン別売上(第1四半期)
    • 受託試験サービス:82,166千円(構成比20.5%) ← 前年同期 154,340千円(34.4%)
    • PXBマウス販売:296,610千円(構成比74.1%) ← 前年同期 248,421千円(55.3%)
    • PXB-cells販売:21,476千円(構成比5.4%) ← 前年同期 46,387千円(10.3%)
  • 分野別売上(第1四半期)
    • 安全性等分野(海外が主):297,857千円(構成比74.4%)
    • 薬効薬理分野:30,291千円(構成比7.6%)
  • 受注高・受注残(第1四半期)
    • 受注高合計:350,070千円(前年同期255,830千円)
    • 受注残高合計:1,009,008千円(前年同期559,430千円)
    • 海外の安全性分野の受注残が特に大きい(受注残 991,496千円)
財務の解説(短信記載のポイント)
  • 売上は一部案件の遅延により前年同期を下回ったが、受注高・受注残は前年同期比で増加。
  • コスト面では、海外生産施設(子会社 KMT Hepatech, Inc.)の生産終了に伴う売上原価の減少、およびPXBマウスの製造単価改善により研究開発費等が減少し、費用圧縮が進み営業黒字化。
  • 為替影響:本四半期は為替差損(6,639千円)計上。前年度同期は為替差益(18,377千円)であったため、比較上影響あり。
  • 現金・預金は114,175千円減少している点に留意。
配当
  • 第1四半期末時点:配当支払予定日 無し
  • 配当実績/予想:
    • 2025年3月期:年間合計 0.00円
    • 2026年3月期(予想):中間 0.00円、期末 0.00円、年間合計 0.00円
  • 直近公表の配当予想からの修正:無
  • 特別配当:無(今回も無)
セグメント別詳細・戦略
  • 事業は単一セグメント(PXBマウス事業)。主力はPXBマウスの販売および受託試験サービス。
  • 近年の需要は肝炎領域から核酸医薬や遺伝子治療などのバイオ医薬領域へ移行しており、PXBマウスの利用範囲が広がっている旨を会社は記載。
  • 受注・受注残は拡大しており、特に海外(米国)顧客向けの安全性試験需要が高い。一方で案件のタイミングにより売上は変動するため、受注→売上化のタイムラグが業績に影響。
競合状況や市場動向(開示内容に基づく要点)
  • 市場動向(短信記載)
    • 医薬品業界は新薬開発の長期化や後発薬の台頭で製薬企業収益は厳しい一方、大手のM&A等で再編が進む。
    • 製薬企業の外部委託(CRO利用)は増加傾向で、同社がターゲットとする前臨床領域の外部委託需要は拡大傾向にある。
今後の見通し(会社公表の業績予想)
  • 会社は2025年5月15日公表の連結業績予想(通期)に変更は無と明示。
  • 同短信内で示された業績予想(※通期・第2四半期累計は短信掲載)
    • 第2四半期累計(累計・2025/4/1〜2025/9/30、会社開示)売上895百万円(+13.6%)、営業利益76百万円、親会社株主に帰属する当期純利益73百万円、1株当たり当期純利益18.15円
    • 通期(2025/4/1〜2026/3/31) 売上1,759百万円(+14.1%)、営業利益167百万円、親会社株主に帰属する当期純利益161百万円、1株当たり当期純利益39.87円
  • 会社は業績予想の前提等の詳細を添付資料で示している(短信参照)。
リスク要因(短信に基づく記載)
  • マクロ要因:米国の通商政策や物価動向等による景気影響
  • 為替変動:為替差損益が業績に影響(当期は為替差損を計上)
  • 顧客(製薬企業)の研究開発予算抑制や案件のタイミングによる売上変動
  • その他、製造体制・生産拠点変更の影響等
重要な注記
  • 連結範囲の変更:無
  • 四半期特有の会計処理の適用:無
  • 会計方針の変更・見積り変更:無
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:作成していない(注記あり)
  • 新株発行(譲渡制限付株式報酬):取締役4名に対し普通株式19,700株を2025年7月11日に割当・払込完了。発行価額1株373円、資本組入額等の詳細は短信に記載(譲渡制限期間:2025/7/11〜2045/7/10)。

必要な情報で短信に記載が無い項目は「–」としています。投資助言は行いません。さらに詳細(中期計画の数値、競合比較、時価総額等)をご希望でしたら、追加で該当情報を提供いただければ同様形式で整理します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6190
企業名 フェニックスバイオ
URL https://phoenixbio.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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