2025年12月期第2四半期（中間期）決算説明会資料
決算説明会サマリー（Markdown形式）
対象資料：株式会社ズーム 2025年12月期 第2四半期（中間期） 決算説明会資料（公表日：2025年8月13日）
基本情報
- 企業概要
- 企業名：株式会社ズーム
- 主要事業分野：音響・映像機器の設計・製造・販売（ハンディレコーダー、デジタルミキサー、マルチエフェクター等）および他社ブランド取扱い（代理店事業）
- 説明会情報
- 開催日時：2025年8月13日（資料公表日）
- 説明会形式：–（資料のみの公表に基づく）
- 参加対象：–（投資家向け説明資料）
- 説明者
- 発表者（役職）：–（資料に個別の発表者名/役職は明記されていません）
- 発言概要：北米市場の関税混乱による需要低迷と関税負担増が上半期の業績悪化要因であること、欧州代理店事業は好調、下半期以降はリストラクチャリング等で収益改善を図る旨を説明。配当は維持すると明示。
- 報告期間
- 対象会計期間：2025年12月期 第2四半期（中間期）
- 決算説明資料公表日：2025年8月13日
- 配当支払開始予定日：–（資料では通期配当予想を据え置きと明記）
- セグメント（製品/事業カテゴリ）
- Handy Audio Recorder（HAR）：ハンディオーディオレコーダー（主力カテゴリ）
- Digital Mixer / Multi Track Recorder（DMX/MTR）：デジタルミキサー／マルチトラックレコーダー
- Multi Effecter（MFX）：マルチエフェクター
- Professional Field Recorder（PFR）：プロフェッショナルフィールドレコーダー
- Handy Video Recorder（HVR）：ハンディビデオレコーダー
- Other：Audio Interface、Vocal processor、Microphone、Accessories等
- 他社ブランド取扱い：Mogar取扱いブランド、フックアップ取扱いブランド、Sound Service取扱いブランド（代理店/流通事業）
業績サマリー（第2四半期・連結、単位：百万円）
- 主要指標（2025.12期 第2四半期）
- 売上高：7,982（前年同期比 △243）
- 売上総利益：2,936（売上総利益率 36.8%、前年2,969?→資料は3,269→差分△332）
- 営業利益：△147（営業利益率 △1.9%、前年 58、増減 △206）
- 経常利益：△225（前年 14、増減 △239）
- 親会社株主に帰属する中間純利益：△418（前年 △264、増減 △153）
- EBITDA：259（△144）
- 1株当たり当期純利益：–（通期予想値参照のみ）
- 研究開発費：500（第2Q累計）
- 為替差損益：△55（第2Q累計）
- 平均為替レート（円／米ドル）：148.5円（前年152.2円、差 △3.7円）
- 進捗状況（通期業績予想に対する達成率）
- 2025年通期修正予想（8/13公表）：売上高17,800、営業利益500、経常利益360、親会社株主に帰属する当期純利益 △220、EBITDA 1,289
- 売上高進捗率（第2Q累計 / 通期予想）：7,982 / 17,800 ≒ 44.8%
- 営業利益：上半期は△147で、通期営業利益見通し（500）に対して上半期は未達（営業ベースでの進捗はマイナス）。（※進捗率の通常計算は当期の符号により意味合いが異なるため注意）
- セグメント別状況（第2四半期：金額は百万円）
- HAR：1,465（前年1,892、△22.6%／為替除外 △20.8%）
- DMX/MTR：921（前年899、＋2.4%／為替除外＋5.3%）
- MFX：639（前年725、△11.9%／為替除外△10.0%）
- PFR：519（前年651、△20.3%／為替除外△18.4%）
- HVR：201（前年279、△27.8%／為替除外△26.3%）
- その他：557（前年624、△10.7%／為替除外△8.4%）
- 他社ブランド（代理店取扱い）合計：Sound Service取扱いブランドが大幅増（1,768 → 2,331、＋31.9%）など。
- 売上構成比（第2Q、資料グラフ）：他社ブランド合計 約46%、HAR 18%、DMX/MTR 12%、MFX 8%、PFR 6%、HVR 3%、その他 7%
業績の背景分析
- 業績概要（ハイライト）
- 売上は前年同期比で微減（△243百万円）。北米市場の販売減少が主因。欧州代理店事業（特に中央ヨーロッパ）が好調で一部を相殺。
- 高採算の北米販売減が売上総利益を圧迫。上半期では関税影響は限定的とするが、アジア生産品への関税率が想定より高く、下半期から利益への影響が顕在化すると見込む。
- 営業利益は前年並みにとどまる見通しで、来期以降の収益性改善に向けリストラクチャリング計画（関連費用を特別損失計上）と役員報酬一部返上を実施。
- 通期業績予想は下方修正（通期売上 17,800 百万円、営業利益 500 百万円、当期純利益は赤字見込み）。配当は維持。
- 増減要因（資料の示す主な要因）
- マイナス寄与：北米市場の販売減（消費マインド低下）、トランプ関税等の関税負担による売上総利益の減少、為替差損の増加、英国事業拡大に伴う人件費増、研究開発費の増加。
- プラス寄与：広告宣伝費等の経費削減、その他経費の減少、外貨ベースでの欧州代理店事業の好調（外貨増益寄与）。
- 在庫・価格対応：北米向けに価格転嫁（値上げ）を実施済。生産拠点の一部移管（中国→マレーシア・ベトナム等）で関税影響を緩和する方針。
- 競争環境
- リスク要因（業績へ影響し得る外部要因）
- 米国関税政策の動向（関税率の上昇・混乱）、為替変動（USD/JPYの変動）、北米消費マインドの低迷継続、BRICS等一部地域の販売不振、サプライチェーン（生産国変更・移管コスト）、規制・貿易政策の変更。
戦略と施策
- 現在の戦略（資料記載）
- 関税リスクに対応するため生産移管スキームの確立（中国から東南アジア等へ一部移管）および価格対応を実施。
- 製品ラインアップ強化（新製品投入）とブランド取り扱いの拡充（Sound Service関連ブランドの強化）。
- ユーザー参加型の製品改善（#VoiceForEssentialプロジェクト）を通じたCX改善と製品ライフサイクル延長。
- Instamicとの共同開発によるワイヤレス領域の強化とエコシステム構築。
- 収益性改善に向けたリストラクチャリング実施（来期以降、関連費用は特別損失計上予定）および役員報酬の一部返上。
- 進行中の施策（進捗）
- 新製品投入（上期）：PodTrak P2（USBマイク対応ポッドキャストレコーダー）、H5studio（業界最高のハンディレコーダー）等を上半期にリリース。
- Instamic製品ロードマップ：2025年Q3から北米でInstamic Pro Plus Cの販売開始予定。共同開発を通じたワイヤレス製品ライン拡充を計画（2026–2027年にかけて）。
- 中央欧州での代理店事業の拡大（SCV社取り扱いブランドの売上寄与）。
- セグメント別施策と成果
- HAR：上期は前年大型新製品の反動で減収。新製品（H5studio等）で品質訴求を強化。
- DMX/MTR：L6、P2等の新製品が好調で増収寄与。
- MFX/PFR/HVR：既存機種中心での販売減。PFR・HVRは近年新製品欠如が影響。
- 他社ブランド（Sound Service）：Nord等ブランド好調で大幅増収。
将来予測と見通し
- 通期業績予想（修正後：2025年8月13日公表）
- 売上高：17,800 百万円（前期実績 18,072）△1.5%
- 営業利益：500 百万円（前期実績 531）△5.9%
- 経常利益：360 百万円（前期実績 554）△35.0%
- 親会社株主に帰属する当期純利益：△220 百万円（前期実績 40）
- EBITDA：1,289 百万円（前期実績 1,338）
- 一株当たり当期純利益：△50.77円（前期 9.41円）
- 為替想定（通期）：145.7 円／米ドル
- 配当予想（年間）：32 円（据え置き）
- 予想の根拠（会社説明）
- 北米の販売低迷および関税負担の悪化を織り込み、下半期においても利益圧迫を想定。欧州代理店事業の好調や費用削減等で一部相殺。リストラクチャリング費用を特別損失計上予定。
- 中長期計画の進捗（資料の示唆）
- Instamicとの共同開発や新製品投入によりワイヤレス分野等での事業拡大を目指す。収益改善のための構造改革を予定し、来期以降の収益性向上を図る計画。
- マクロ経済の影響
- 為替（USD/JPY）を通期 145.7円想定。関税政策（米国）や北米需要動向、各国の生産国別関税率（中国30%、マレーシア19%、ベトナム20%等）を重要前提としている。
配当と株主還元
- 配当方針
- 累進配当方針を維持。今期は最終赤字を見込むが「赤字は一過性」と位置づけ、減配は行わず年間配当は据え置きとする旨を表明。
- 配当実績・予想
- 2024年12月期 実績：一株あたり配当 31円
- 2025年12月期 予想（修正後）：一株あたり配当 32円（据え置き）
- 中間/期末の内訳は資料に個別記載なし（–）
- 特別配当
- なし（資料に特別配当の記載なし）
製品やサービス
- 主要製品（上期ハイライト）
- PodTrak P2：USBマイク対応ポッドキャストレコーダー（AIノイズリダクション搭載、ポッドキャスト市場向け）
- H5studio：業界最高クラスのハンディレコーダー（19.4mm大口径ステレオマイク搭載）
- Q8n-4K：ミュージシャン向け高音質4Kカメラ（HVR）
- MS-90LP+：マルチエフェクター（MFX）
- F3：プロフェッショナルフィールドレコーダー（PFR）
- Instamic Pro Plus C：防水対応小型ワイヤレスマイク・レコーダー（共同開発、ワイヤレス分野の強化）
- サービス・販路
- 自社ブランド販売に加え、他社ブランドの代理店/流通事業（Mogar、Hookup、Sound Service取り扱い）が売上構成の大きな割合を占める（資料：他社ブランド46%）。
- 地域別：中央ヨーロッパ（ドイツ・英・ベネルクス等）での代理店事業が好調。北米・BRICS等の地域は課題あり。
- 協業・提携
- Instamic：共同開発によるワイヤレス製品の投入・エコシステム構築。2025Q3から北米でPro Plus C販売予定。
- カワダ（nanoblock®）とのコラボレーション（MS-50G+ MultiStomp の限定商品化など）。
重要な注記
- 会計方針・特有の会計処理
- のれん償却：第2Q累計のれん償却費 約231百万円（前年235百万円）。無形固定資産（のれん等）は償却および為替変動で減少（のれん265百万円減少の記載）。
- リストラクチャリング関連費用は今後特別損失として計上予定（通期見通しに反映）。
- リスク要因（資料内の特記事項）
- 米国関税政策（関税率の上昇・変動）、為替変動、地域別需要低迷（北米、BRICS等）、サプライチェーン移管の不確実性、在庫評価への影響等。
- その他（今後のイベント・告知）
- 連結業績予想の修正に関する詳細は2025年8月13日公表の「連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照。
- 将来の見通しに関する注記：予測は入手可能な情報・前提に基づくものであり、実際の業績はリスクや不確実性により異なる可能性あり。
（不明な項目は「–」として記載しています。）
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6694 |
| 企業名 | ズーム |
| URL | https://www.zoom.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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