2026年3月期 第1四半期決算説明会資料
決算説明(抜粋)まとめ — KDDI株式会社(2026年3月期 1Q:2025年4月〜6月)
※出典:KDDI 2026年3月期 第1四半期(2025年4月–6月)決算説明資料(2025年8月1日)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:KDDI株式会社
- 主要事業分野:移動体通信(モバイル)、固定通信、法人向けソリューション(セキュリティ・IoT等)、金融事業(auフィナンシャルホールディングス)、エネルギー、流通(ローソン連携等)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年8月1日
- 説明会形式:–(資料は配付済)
- 参加対象:–(投資家向け説明資料の形式)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料内に個別発表者名の記載なし)
- 発言概要:第1四半期の業績と事業トピックス(新料金プラン、5G SA展開、Starlink Direct、金融連携、AI/データセンター、Real×Tech LAWSON等)の進捗報告
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月–2025年6月)
- セグメント(説明資料の主な区分)
- パーソナルセグメント(個人向けモバイル、端末、付加価値サービス等)
- ビジネスセグメント(法人向け通信・ソリューション、セキュリティ、IoT、BPO等)
- 金融(auフィナンシャルホールディングス:銀行・決済・証券連携等)
- エネルギー(auでんき等)
- 流通連携(ローソン等、会員・販促連携)
- 注:資料によってはモバイルKPIを「パーソナル+ビジネス」に変更して開示
業績サマリー
- 主要指標(連結、単位:億円)
- 売上高:14,363(26.3期1Q) ← 13,891(25.3期1Q) 増減率 +3.4%
- 営業利益:2,725(26.3期1Q) ← 2,770(25.3期1Q) 増減率 ▲1.6%
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:1,711(26.3期1Q) ← 1,769(25.3期1Q) 増減率 ▲3.3%
- 通期(26.3期)会社予想:売上高63,300 / 営業利益11,780 / 当期利益7,480(単位:億円)
- 進捗状況(対期初想定)
- 資料では「1Qは増収・減益も期初想定通りの進捗」と明記
- モバイル(パーソナルベース)で通期+300億円超の増益を目指す旨を提示
- セグメント別状況(主要数値・構成)
- モバイル収入(パーソナル+ビジネス合算)
- 26.3期1Q:5,506億 → 前年同期比 +76億
- パーソナルベースのモバイル収入:4,905億(26.3期1Q)←4,882億(25.3期1Q) +23億
- モバイルARPU・スマートフォン稼働数は順調に増加(スマホ稼働数:3,291万契約 vs 3,246万)
- ビジネスセグメント(売上・営業利益)
- 売上高:3,497億(26.3期1Q) ← 3,347億(25.3期1Q) YOY +4.5%
- ベース(通信):1,584億(+2.5%/YOY +39億)
- グロース(付加価値):1,914億(+6.2%/YOY +111億)
- 営業利益:575億(26.3期1Q) ← 545億(25.3期1Q) YOY +5.4%
- 金融(auフィナンシャルホールディングス、IFRSベース)
- 決済・金融取扱高:5兆7,900億(YOY +13.6%)
- 累計契約者数:160万人突破(auマネ活等)
- 営業利益:117億(26.3期1Q) ← 88億(25.3期1Q) YOY +33.0%
- 指標:au PAYカード会員1,032万(+7.0%)、ゴールド会員161万(+28.9%)、住宅ローン残高4.6兆(+35.5%)
- IoT/プラットフォーム(SORACOM等)
- 累計回線数:5,320万回線(6/25) ← 4,451万回線(6/24) YOY +19.5%
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 第1四半期は増収(売上高+3.4%)だが一過性要因などにより減益。
- 主力のモバイル事業は新料金プランが好調でARPU・稼働数が伸長。下期にさらに成長を見込む。
- 金融事業は銀証連携強化(SBI証券との協業は2025年秋開始予定)等で成長。
- ビジネスセグメントはセキュリティ・IoT等の注力領域で拡大。BPO案件の進捗遅れ等で一部下振れ。
- 増減要因(連結営業利益の内訳)
- ポジティブ要因(億円):金融・エネルギー +62、ローソン持分法利益 +57、DX(ビジネス) +29、技術構造改革 +32、モバイル(パーソナル) +19
- ネガティブ要因:過年度販促費影響 ▲214(うち一過性 ▲73)、その他(ステークホルダー還元、楽天ローミング収入減等)▲29
- 結果:25.3期1Q 営業利益2,770億 → 26.3期1Q 2,725億(差し引き▲44億)
- 競争環境
- ネットワーク(5G SA)面で評価を獲得(Opensignal社等でNo.1評価、Sub6基地局数国内最多等)と説明。これを競争優位性として訴求。
- 新プランやStarlink Direct/海外放題などで差別化を図る一方、他キャリアやレンタルWi‑Fi等も競合。
- リスク要因(資料および一般的観点)
- 事業別の留意点:パートナー連携や外部サービス(例:Starlink等)の品質・供給、BPOや案件進捗の遅延、販促費動向、為替や金利等のマクロ要因。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期・全社)
- 「つなぐチカラ」の進化:デジタルデータ×AIを基盤に、新たな価値創出とネットワークを競争基盤化。
- KPIをパーソナル+ビジネスに変更し、モバイル収入(通信+付加価値)成長に注力。
- AIデータセンター(国内GPU基盤)整備、次世代ネットワーク仮想化・オープン化(AMD、DriveNets等と協業)、AI活用による運用効率化。
- 通信×金融(銀証連携、SBI協業等)、Real×Tech LAWSONなどの実証・展開。
- 進行中の施策(主なプロジェクト)
- 新料金プラン(auの「使い放題MAX+」等、UQの大容量プラン)導入:新規・機種変更で高い選択率(au系は約8割、UQは約4割の新規・機種変更で選択)。
- 5G SA 本格展開(Sub6基地局4.1万局、Opensignalで複数部門1位等)。
- au Starlink Direct/au海外放題:圏外や海外での接続ソリューション展開(提供開始から100万人以上利用)。
- AIデータセンター構築(大阪堺AIデータセンター、新規拠点:TELEHOUSE TOKYO、2027年秋開業予定の施設等)。
- 領域特化LLM・推論モデル(ELYZA等)やAIエージェント(カエデ、ナギサ)の実装実験。
- Pontaパス(KDDI×ローソン)で会員拡大施策(通期純増+100万会員目標)。
- 金融連携強化(auじぶん銀行とSBI証券の協業、預金金利優遇等)。
- セグメント別施策と成果
- モバイル(個人):新プランの好発進、ARPU向上、解約率改善、ブランド間移行トレンド改善。
- ビジネス:セキュリティ監視センター導入(約600社)、IoT回線拡大(SORACOM回線数増)、BPO案件の改善に注力。
- 金融:セットプランによる顧客基盤拡大、決済・金融取扱高増加、ゴールド会員増。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社公表の通期予想)
- 26.3期通期(会社予想):売上高63,300億 / 営業利益11,780億 / 当期利益7,480億(単位:億円)
- 根拠(資料上の説明):第1四半期は想定どおりの進捗。モバイルは下期に成長加速を見込み、金融・ビジネスの成長も通期計画に反映。
- 中長期計画
- 「つなぐチカラ」強化を通じたデジタルデータ×AI基盤の整備により、AI時代のインフラ(国内GPU/DC等)や高付加価値サービスでの成長を目指す。
- 資料中ではモバイルで通期+300億円超の増益を目標に掲示。
- マクロ経済の影響
- 資料の免責にあるとおり、経済環境、規制変更、競争状況、金利動向等が業績に影響する可能性あり(具体的影響数値は不明)。
配当と株主還元
- 配当方針:資料内に具体的な配当方針や額の記載はなし(ステークホルダーへの還元は言及あり)。
- 配当実績(中間・期末・年間):–(本資料では開示なし)
- 特別配当:特別配当の記載なし
製品やサービス(主要)
- 主な製品/サービス
- モバイル新プラン:au「使い放題MAX+」等(「つながる体感」価値+データ使い放題プラン)、UQの大容量プラン(コミコミプランバリュー 35GB/月 等)、トクトクプラン2(30GB/月)
- 5G関連:au 5G Fast Lane(混雑時の体感改善)、5G SAエリア展開
- Starlink Direct / au海外放題:圏外・海外での接続ソリューション
- 金融サービス:auマネ活プラン、au PAY、auじぶん銀行連携、SBI証券との協業(予定)
- IoT/プラットフォーム:SORACOM、ConnectIN 等
- AIサービス:領域特化LLM(ELYZA)、推論モデル、AIエージェント(カエデ、ナギサ)、国内GPU基盤/AIデータセンター
- Real×Tech LAWSON:未来コンビニ・実験店舗(リモート接客、AIサイネージ、スマホレジ、配送ロボ等)
- 提供エリア・顧客層:国内全域(5G/モバイル)、法人向けは官公庁・金融・小売等幅広く
- 協業・提携
- 技術・ネットワーク:AMD(EPYC採用)、DriveNets(ネットワークソフトウェア)
- クラウド・AI:Google Cloud(暗号鍵管理サービス連携)、Gemini提供予定(大阪堺DCのGPU基盤)
- 金融:SBI証券(協業予定)
- 流通:ローソン(Pontaパス連携)
- その他:HPE(GPU基盤)、Iret、ELYZA 等
重要な注記
- 会計方針・開示変更
- 26.3期よりモバイルKPI(およびモバイル収入の定義)を変更。開示対象や計算式の変更あり(パーソナル+ビジネスでの開示等)。
- auフィナンシャルホールディングスはIFRSベースでの開示を併記。
- リスク要因(特記事項)
- その他(今後のイベント・重要告知)
- KDDI SUMMIT 2025(つなぐチカラを進化させる):2025年10月28日〜29日開催予定(資料内告知)
- AIデータセンター等の新拠点計画:大阪堺AIデータセンター(GPU基盤)稼働・TELEHOUSE TOKYO拠点等、2027年秋の新規開業予定(資料に記載)
(注)本まとめは、ご提示の決算説明資料に基づく要旨整理です。投資判断や投資助言を目的としたものではありません。不明な項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9433 |
| 企業名 | KDDI |
| URL | http://www.kddi.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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