2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
以下は、提供いただいた「ペプチドリーム株式会社 2025年12月期 第3四半期決算短信(IFRS・連結)」(提出日:2025年11月12日)をもとに、個人投資家向けに整理した要約です。数値は原資料に準拠しており、単位は特記ない限り「百万円(千万円未満切捨て)」です。不明な項目は「–」としています。
基本情報
– 企業概要
– 企業名:ペプチドリーム株式会社
– 証券コード:4587
– 上場取引所:東(東京証券取引所)
– URL:https://www.peptidream.com/
– 主要事業分野:創薬開発事業(PDPS®プラットフォームを活用したペプチド医薬品/PDC/MPC等)および放射性医薬品事業(診断薬・治療薬の研究開発・製造・販売、関連医療機器・デジタルソリューション)
– 代表者:代表取締役社長 CEO リード・パトリック
– 問合せ先:IR広報ディレクター 沖本 優子(TEL 044-223-6612)
– 従業員数:756名(2025年9月30日、取締役等含めると766名)
– その他:PDPS®の技術ライセンス先多数(BMS/RayzeBio、Novartis、Lilly、Genentech、MSD等)/グループにPDRファーマ(放射性医薬品)等の関連会社・出資先あり
– 報告概要
– 提出日:2025年11月12日
– 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(第3四半期累計)
– 決算説明資料作成:無
– 決算説明会開催:無
– 監査(四半期レビュー):無
– セグメント(報告セグメント)
– 創薬開発事業:PDPS®を基盤とした共同研究開発、技術ライセンス、研究開発支援等
– 放射性医薬品事業:診断用(SPECT/PET)・治療用放射性医薬品の開発・製造・販売、医療機器・デジタルソリューションの提供
– 発行済株式
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):130,010,400株(2025年12月期第3Q)
– 期末自己株式数:796,435株(2025年12月期第3Q)
– 期中平均株式数(第3四半期累計):129,336,672株
– 時価総額:–(決算短信に記載なし)
– 今後の予定(開示のあったもの)
– 決算発表(次回):通期業績予想は開示済(2025年12月期通期予想:売上収益49,000百万円等)。四半期決算短信提出済。具体の日程(通期発表日、株主総会等)は記載なし。
– IRイベント:決算説明会・補足資料は「無」。その他イベント:随時(個別IR等は別途発表)
財務指標(要点)
– 主要サマリー(第3四半期累計:2025/1/1–2025/9/30)
– 売上収益:12,857百万円(前年同期41,604百万円、前年同期比 △69.1%)
– Core営業利益(非経常項目等を除いた営業指標):△3,979百万円(前年同期24,661百万円)
– 営業利益:△4,058百万円(前年同期24,522百万円)
– 税引前四半期利益:△4,340百万円(前年同期24,301百万円)
– 親会社の所有者に帰属する四半期利益(当期利益):△3,217百万円(前年同期17,621百万円)
– 基本的1株当たり四半期利益:△24.88円(前年同期135.95円)
– 連結財政状態(2025/9/30)
– 資産合計:77,574百万円(前期末92,770百万円)
– 負債合計:24,977百万円(前期末36,008百万円)
– 親会社所有者帰属持分(資本):52,597百万円(前期末56,762百万円)
– 親会社所有者帰属持分比率:67.8%(前期末61.2%)
– キャッシュ・フロー(第3四半期累計)
– 現金及び現金同等物(期末):30,530百万円(期首48,118百万円、減少幅17,588百万円)
– 営業活動によるCF:△12,544百万円(前年同期は23,844百万円の収入)
– 投資活動によるCF:△1,776百万円
– 財務活動によるCF:△3,233百万円
– 収益性(第3四半期累計)
– 売上総利益:4,835百万円(売上収益12,857百万円に対し)
– 販管費:5,586百万円、研究開発費:3,299百万円
– 営業利益マージン:営業利益(△4,058)/売上収益(12,857)=約△31.6%
– Core営業利益率:Core営業損失(△3,979)/売上収益=約△31.0%
– 財務安全性(主要指標、計算ベースは決算短信数値)
– 自己資本比率(親会社帰属持分比率):67.8%(開示値)
– 負債/資本比率(負債合計÷親会社所有者帰属持分):24,977 / 52,597 ≒ 0.475(約47.5%)
– 流動比率(流動資産÷流動負債):41,435 / 8,758 ≒ 4.73(約473%)→流動性は高い
– ネットキャッシュ(簡易):現金30,530 − 借入金合計17,690 ≒ 12,840百万円(現金が借入金を上回る状況)
– 効率性(参考)
– 総資産回転率(売上収益÷資産合計、第3Q累計ベース)=12,857 / 77,574 ≒ 0.166(年換算等の補正なし)
– 売上高営業利益率(営業利益÷売上収益)=△4,058 / 12,857 ≒ △31.6%(上記)
– セグメント別(第3四半期累計)
– 売上収益:創薬開発事業 1,131百万円、放射性医薬品事業 11,727百万円(連結合計 12,857百万円)
– セグメント利益:創薬開発事業 △4,596百万円(損失)、放射性医薬品事業 605百万円(利益)
– 備考:前年同期は創薬が大幅な収益寄与(契約一時金等)で全体好調だったが、当期は創薬の契約一時金等が大幅に減少し全体業績に影響
財務の解説(短信より要点)
– 当第3四半期累計では、創薬開発事業のPDPSライセンス関連収入(契約一時金・マイルストーン等)が前期比で大幅減少した一方、放射性医薬品事業は製品販売が増加。結果としてグループ全体では売上収益・利益が大幅減少し、四半期損失を計上。
– 現金同等物の減少は主に税金支払(前年期の支払)等による営業CFの支出が主因。設備投資・自社株取得等による財務・投資CFの支出もあり。
配当
– 配当実績・予想
– 2024年12月期:中間0.00円、期末0.00円(年間0.00円)
– 2025年12月期(実績・予想):中間0.00円、期末予想0.00円(年間0.00円)
– 直近の配当予想修正:無
– 特別配当:無し(開示なし)
セグメント別情報(詳報)
– 創薬開発事業(Non-RI)
– 第3Q累計売上:1,130.6百万円(主に研究開発支援金、その他)
– セグメント損失:4,595.9百万円(研究開発費増加やマイルストーン収入減が要因)
– 戦略:PDPS®を軸に大手製薬企業との技術ライセンスや共同研究を継続、前臨床〜臨床プログラムの創出・拡充。PDPSライセンス先は複数社(MSD、Lilly、Novartis等)。
– 放射性医薬品事業(RI)
– 第3Q累計売上:11,726.8百万円(製品の製造・販売が主)
– セグメント利益:605.2百万円(前年同期比増)
– 戦略:PDRファーマ(100%子会社)を通じ製造〜販売まで一気通貫で実施。国内販売品多数(131I製剤、I-123/123I製剤、99mTc製剤、18F製剤、PET/SPECT関連等)およびCurium等との協業によるPSMA等の導入・開発。
中長期計画との整合性
– 中期目標・投資計画(短信より)
– かずさアカデミアパーク(千葉)での臨床開発・商用生産設備の建設計画(建設開始予定2026年、2028年操業開始、投資規模約100億円、手元資金で賄う予定)
– 殿町本社隣地の新研究棟建設計画(竣工予定2027年、2028年操業開始予定)
– 研究開発費の通期見込(2025通期予想):5,652百万円(短信の主要指標)
– 進捗状況
– 放射性医薬品の臨床開発や国内製造体制の整備を強化中。上記設備投資計画は進行中で、手元資金に依拠する旨の開示あり。
競合状況や市場動向(短信からの情報整理)
– 競合・提携
– 同社はPDPS®を基盤に大手製薬とライセンス/共同開発(例:Novartis、MSD、Lilly、Genentech、BMS/RayzeBio、Curium等)。世界的には放射性医薬品領域・ペプチド医薬創薬領域とも競合企業が増加しているが、同社は日本市場への参入支援・国内商業化能力を強みとして位置付け。
– 市場動向(短信要旨)
– 放射性医薬品は診断・治療の両面で拡大。PSMAやFAP等の新規標的への期待、PET核種(64Cu/68Ga/18F等)の特性を活かした診断・治療開発が進む。創薬領域では経口ペプチド、PDC、MPCなどの拡大。
今後の見通し(開示)
– 2025年12月期 通期業績予想(2025/1/1–2025/12/31、短信開示)
– 売上収益:49,000百万円(前期比 +5.0%)
– Core営業利益:21,700百万円(前期比 +2.2%)
– 営業利益:21,600百万円(前期比 +2.3%)
– 税引前利益:21,200百万円(前期比 +1.5%)
– 親会社所有者帰属当期利益:15,100百万円(前期比 +0.6%)
– 注:通期予想は直近公表値から修正なし。Core営業利益は非経常項目調整ベースの指標。
– リスク要因(短信にて示唆される主な項目)
– 創薬契約一時金/マイルストーンのタイミング依存による収益変動
– 臨床開発の結果・承認取得の不確実性
– 規制環境、保険償還(薬価)動向
– 為替・資金調達や設備投資の計画実行(大規模設備投資の資金配分は手元資金で賄う旨の開示があるが、状況変化により影響あり)
– 原材料・製造上のリスク(製造・供給体制の維持)
重要な注記・会計方針等
– 会計方針の変更:無し
– 連結範囲の重要な変更:無し
– 四半期レビューや監査法人によるレビュー:無し
– セグメントの定義:創薬開発事業・放射性医薬品事業(上記参照)
– 発行済株式の取扱い:信託口で保有される自己株式の扱い等の注記あり
主要な事業・研究開発トピックス(要旨)
– 放射性医薬品(RI)領域:多プログラムで臨床段階
– 64Cu-ATSM(悪性神経膠腫):リンクメッドとパートナー、医師主導第3相(STEP-64)実施中
– 177Lu/64Cu-PSMA I&T(前立腺がん):Curiumと提携、臨床試験開始へ(国内)
– 225Ac/68Ga-GPC3(肝細胞がん):RayzeBio/BMSと関連(日本はオプション権)
– 177Lu/68Ga-FAP(FXX489):Novartisと提携(Novartisが全世界権)
– CA9(PD-32766)/CLDN18.2(PD-29875)等の自社・共同プログラム:IND準備〜第0相/第1相へ
– 導入製品群(国内販売中の診断薬・治療薬)多数(131I、99mTc系、18F系等)
– Non-RI(創薬)領域:
– ALXN2420(GhRアンタゴニスト、先端巨大症):Amolyt/AZ(AstraZeneca)により第1相完了、今後第2相へ
– BHV-1100(CD38-ARM):Biohavenと実施、第1a/1b完了(Dana-Farber等)
– PA-001(S2タンパク阻害薬、COVID関連):PeptideAidが米国で第1相完了(安全性確認)
– マイオスタチン阻害薬(経口ペプチド):肥満・筋疾患等で前臨床〜提携交渉中
– KIT阻害薬(MOD-B):アリヴェクシス(提携先)で候補化合物同定
– PDPS®技術ライセンスは複数社に対して継続展開(ロイヤルティ・マイルストーン期待)
その他(ガバナンス・ESG等)
– サステナビリティ:各種ESGスコアで高評価(FTSE4Good等に選定、CDP A-等)/Scope1,2排出削減策(再生可能電力導入による実質CO2フリー達成等)
– 戦略的出資先:ペプチグロース(出資比率39.5%)、ペプチエイド(39.4%)、ペプチスター(20%未満)、リンクメッド(15%未満)等
重要な開示差異・注意点
– 第3四半期累計の業績悪化は主に創薬開発事業における契約一時金・マイルストーン収入の減少による。放射性医薬品事業は製品販売で増収。
– 決算短信には通期予想が例示されているが、第3四半期累計の実績は通期予想との間に大きな乖離があるため(第3Q時点の累計売上12,857<通期予想49,000)、年間収益の多くが後期(第4Q等)に想定されている可能性がある点に留意。
不明項目(短信に記載のなかった項目)
– 個別製品別の粗利率等(詳細):–(セグメント総額は開示あり)
簡潔な数値抜粋(主要項目)
– 売上収益(第3Q累計):12,857百万円
– 営業利益(第3Q累計):△4,058百万円
– 親会社所有者帰属四半期利益:△3,217百万円
– 総資産(2025/9/30):77,574百万円
– 親会社所有者帰属持分:52,597百万円
– 現金及び現金同等物(期末):30,530百万円
– 発行済株式数:130,010,400株
– 基本EPS(第3Q累計):△24.88円
– 通期業績予想(2025年12月期):売上収益49,000百万円、親会社帰属当期利益15,100百万円
(出典)ペプチドリーム株式会社「2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」(2025年11月12日提出)および同短信の記載資料
以上。必要があれば、特に注目したいプログラム(例:PSMA、FAP、64Cu-ATSM、225Ac系等)やキャッシュ・フロー詳細、セグメント別の四半期推移グラフ等を追加で抽出してまとめます。どの部分を深掘りしますか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4587 |
| 企業名 | ペプチドリーム |
| URL | http://www.peptidream.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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