決算短信：築地魚市場（8039）

2024年３月期決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（要約） — 築地魚市場株式会社（8039） 2024年3月期（連結）

以下は、提供いただいた「2024年3月期 決算短信（連結・日本基準）」の内容を、個人投資家向けに要点を整理したものです。情報は決算短信に基づき記載しています。不明な項目は「–」としています。

基本情報

• 企業名：築地魚市場株式会社（コード：8039）
• 上場取引所：–（決算短信に明示なし）
• 主要事業分野：水産物卸売業、冷蔵倉庫業、不動産賃貸業（報告セグメント）
• 代表者：代表取締役社長 山崎 康司（但し役員異動により2024年4月1日付で代表取締役会長 吉田 猛、代表取締役社長 山﨑 康司へ変更）
• 会社URL：https://www.tsukiji-uoichiba.co.jp
• 問合せ先：取締役常務執行役員管理本部長 大竹 利夫 / TEL 03-6633-3510

報告概要

• 決算短信提出日：2024年5月14日
• 対象会計期間：2023年4月1日～2024年3月31日（2024年3月期）
• 有価証券報告書提出予定日：2024年6月25日
• 決算説明資料の有無：–（欄記載はあるが不明）
• 決算説明会開催の有無：–（欄記載はあるが不明）

セグメント（報告セグメント）

• 水産物卸売業：水産物（生鮮、冷凍、加工品）卸売。取扱金額の大部分を占めるが今期はセグメント損失。
• 冷蔵倉庫業：水産物向け冷蔵保管等。省エネ効果・保管料転嫁が寄与し収益改善。
• 不動産賃貸業：不動産賃貸等。安定的に収益計上。

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：2,253,520株（2024年3月期）
• 期末自己株式数：9,840株（2024年3月期）
• 期中平均株式数：2,240,660株（2024年3月期）
• 時価総額：–（決算短信に記載なし。時点により変動するため都度確認が必要）

今後の予定（開示に基づく）

• 定時株主総会：2024年6月25日（予定）
• 配当支払開始予定日：2024年6月26日
• 有価証券報告書提出予定日：2024年6月25日
• 中期経営計画（新規）発表：次期中期経営計画「MF-2026（Move Forward 2026）」を2024年4月開始、別紙開示（同日発表）

財務指標（要点）

※金額は百万円未満切捨て（決算短信準拠）

主要数値（連結）

• 売上高：58,701 百万円（前期 57,981 百万円、+1.2%）
• 営業利益：35 百万円（前期 183 百万円）
• 経常利益：76 百万円（前期 225 百万円）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：204 百万円（前期 223 百万円）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：91.07円（前期 100.18円）
• 包括利益：289 百万円（前期 429 百万円）

連結財政状態（主要残高）

• 総資産：17,182 百万円（前期 16,872）
• 純資産（自己資本）：6,416 百万円（前期 6,181）
• 自己資本比率：37.3%（前期 36.6%）
• 1株当たり純資産：2,859.91円（前期 2,764.64円）

キャッシュ・フロー（連結）

• 営業CF：1,199 百万円（前期 143 百万円）
• 投資CF：△1 百万円（前期 △358 百万円）
• 財務CF：△833 百万円（前期 △14 百万円）
• 現金及び現金同等物期末残高：1,387 百万円（前期 1,022）

収益性・効率性（計算値/目安）

• 売上高営業利益率（2024年）：35 / 58,701 ≒ 0.06%（2023年：約0.32%） — 営業利益率は大幅低下
• 総資産回転率（売上高/総資産）：58,701 / 17,182 ≒ 3.42 回（前期 57,981/16,872 ≒ 3.44 回） — 大きな変化なし

財務安全性（計算値/目安）

• 流動比率（流動資産/流動負債）：7,736 / 6,227 ≒ 124%
• 負債比率（負債/自己資本）：10,765 / 6,416 ≒ 167.8%（約1.68倍）
• インタレスト・カバレッジ等：資料に指標推移あり（営業CFに対する利払い等の改善記載）

セグメント別（連結・当期）

• 全社合計（連結）：売上高 58,701 百万円 / セグメント合計営業利益 35 百万円

1) 水産物卸売業（主力）
– 売上高：57,176 百万円（前期 56,626）
– セグメント損失：△378 百万円（前期 △57 百万円）
– コメント：生鮮は数量前年並みだが単価上昇により金額微増。冷凍は輸入減少・中国向け輸入禁止の影響で金額減。加工品は調達コスト上昇により数量・金額とも減少。取扱数量はやや減少。全体で販売価格上昇が一部寄与するも、輸入減少や一過性損失等で赤字化。

2) 冷蔵倉庫業
– 売上高：1,367 百万円（前期 1,200）
– セグメント利益：330 百万円（前期 157）
– コメント：エネルギーコスト増を保管料へ一部転嫁、省エネ設備導入で収益性改善。

3) 不動産賃貸業
– 売上高：157 百万円（前期 154）
– セグメント利益：83 百万円（前期 84）
– コメント：横ばいの推移。

セグメント別の特徴：売上は水産物卸が圧倒的に大きい一方、営業利益は冷蔵倉庫・不動産が黒字で貢献。水産物卸での取扱量減や一過性損失が全社の営業利益を圧迫。

財務の解説（短信内の要旨）

• 売上は増加したが、輸入量減少や中国の輸入禁止（ALPS処理水問題）等の影響で取扱数量が減少し、一過性の損失や関係会社株式評価損等が発生。結果、営業利益・経常利益は前年を下回る。
• 冷蔵倉庫では省エネ効果・保管料転嫁により収益が改善。
• 投資有価証券売却益（160百万円）を特別利益に計上する一方、関係会社投資有価証券評価損等の特別損失も計上し、最終利益は204百万円。
• 営業CFは棚卸資産減少等で前年より大幅改善（+1,056百万円）。

配当

• 2024年3月期（実績）：
  • 中間配当：35円／株
  • 期末配当：35円／株
  • 年間計：70円／株
  • 配当金総額（連結）：78 百万円
  • 配当性向（連結）：38.5%（2024年）
  • 自己資本配当率（配当/純資産）：1.2%（2024年）
• 2025年3月期（予想）：
  • 中間：35円、期末：35円（年間計70円、期末配当予想明記：35円）
• 特別配当：なし（本期に特別配当の記載はなし）

中長期計画との整合性

• 次期中期経営計画「MF-2026（Move Forward 2026）」を2024年4月から開始。
  • 主な方向性：加工機能の強化、物流を含めた商流の構築、広範な機能を有する販売会社への転換。
  • 初年度目標（次期＝2025年3月期）提示：売上高 60,000 百万円、営業利益 350 百万円、経常利益 350 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 250 百万円、EPS 111.57円。
• 会社は中期計画での目標達成を目指す旨を表明しているが、達成可能性は外部環境（為替、資材価格、地政学リスク等）に依存。

競合状況・市場動向（短信要旨）

• 市場動向：インバウンド回復により外食向け需要は回復する一方、円安による原材料高、人件費上昇、物流費や資材費増で業界環境は厳しい。中国による水産物禁輸措置（ALPS処理水の影響）や輸入減少が取扱量に影響。消費者の物価上昇による消費抑制も懸念材料。
• 競合他社との比較：決算短信内での同業他社比較データはなし（–）。

今後の見通し（会社の開示）

• 2025年3月期（通期予想、連結）：
  • 売上高：60,000 百万円（+2.2%）
  • 営業利益：350 百万円（前期35 → 大幅増を見込む）
  • 経常利益：350 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：250 百万円
  • 1株当たり当期純利益（予想）：111.57円
• 会社は中期計画初年度の目標達成を目指すと明示。
• 留意点（短信中のリスク要因）：ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢、為替（円安）、国内金利動向、物価上昇、ALPS関連の対中措置等。これらにより業績は大きく変動する可能性がある旨の注記あり。

重要な注記・その他

• 会計方針の変更：会計基準等の改正に伴うもの等について特記事項なし（該当なし／指定なし）。
• 連結範囲の変更（重要な子会社の異動）：該当なし。
• 監査：決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外（短信本文に明記）。
• 役員の異動（主要）：代表・取締役等の異動予定（2024年4月1日付、および2024年6月25日付予定の人事異動を開示）。詳細は短信末尾参照。
• 開示資料：中期経営計画（MF-2026）について別紙開示資料あり（同日開示との記載）。

重要：本要約は提供された決算短信の情報を整理したものであり、投資助言や価値判断を行うものではありません。不明箇所は「–」と記載しています。根拠となる詳細は必ず原資料（決算短信および別紙）をご確認ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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