2025年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(抜粋まとめ)
対象資料:DNホールディングス株式会社(7377) 2025年6月期 決算短信(連結)
提出日:2025年8月8日
基本情報
- 企業名:DNホールディングス株式会社
- 上場取引所:東(東証)
- コード:7377
- URL:https://www.dcne.co.jp/
- 主要事業分野:総合建設コンサルタント(建設コンサルタント事業、地質調査事業)
- 代表者:代表取締役社長執行役員 新井 伸博
- 問合せ先:執行役員 管理本部副本部長 畑田 宣久(TEL 03-6675-7002)
- 決算補足説明資料:作成有(決算説明会:アナリスト向け開催有)
報告概要
– 提出日(決算短信公表日):2025年8月8日
– 対象会計期間:2024年7月1日~2025年6月30日(2025年6月期)
– 定時株主総会(予定):2025年9月26日
– 配当支払開始予定日:2025年9月29日
– 有価証券報告書提出予定日:2025年9月25日
セグメント
– 報告セグメント:単一セグメント(総合建設コンサルタント事業)
– 事業内容の概要:土木・建築・測量・地質・土質に関する調査、企画、設計、工事監理、コンサルティング等。
– セグメント構成:子会社および支社ごとの事業を一括して「総合建設コンサルタント」として集約(「その他」もあるが重要性が乏しいため単一セグメントとして報告)。
発行済株式
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):8,420,000株
– 期末自己株式数:258,980株(前期:322,810株)
– 期中平均株式数:8,136,782株(2025年6月期)
– 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(決算短信に記載のもの)
– 決算発表:本短信(2025年8月8日)済
– 有価証券報告書提出予定:2025年9月25日
– 定時株主総会:2025年9月26日(予定)
– IRイベント:決算説明会(アナリスト向け)実施有
財務指標(要点)
(注記:金額は特記ない限り百万円単位で表示された資料の数値を使用)
主な連結業績(2025年6月期)
– 売上高:36,975 百万円(前期比 +8.3%)
– 営業利益:2,715 百万円(前期比 +39.4%)
– 経常利益:2,709 百万円(前期比 +36.2%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:1,922 百万円(前期比 +23.4%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):236.28円(潜在株式調整後 235.76円)
– 包括利益:2,451 百万円(前期比 +15.8%)
連結財政状態(期末)
– 総資産:25,554 百万円(前期 24,079 百万円)
– 純資産:15,498 百万円(前期 13,486 百万円)
– 自己資本比率:60.6%(前期 55.9%)
– 1株当たり純資産(BPS):1,897.74円
連結キャッシュ・フロー(2025年6月期)
– 営業CF:+3,029 百万円(前期:△1,916 百万円)
– 投資CF:△506 百万円(前期:△127 百万円)
– 財務CF:△1,740 百万円(前期:△111 百万円)
– 現金及び現金同等物 期末残高:2,899 百万円(前期 2,116 百万円)
収益性・効率性(決算短信記載)
– 売上高営業利益率(営業利益率):7.3%(2025年6月期)
– 自己資本当期純利益率(ROE):13.3%(目標:ROE 10%以上、達成)
– 総資産経常利益率:10.9%(決算短信記載値)
財務安全性(主要数値)
– 負債合計:10,055 百万円(前期 10,592 百万円)
– 有利子負債の状況(貸借対照表より):短期借入金 0、1年内返済予定長期借入金 332,864千円、長期借入金 510,637千円
– キャッシュ・フロー対有利子負債比率(資料のトレンド):0.3年(2025年6月期、数値は会社算定)
– インタレスト・カバレッジ・レシオ:51.6倍(2025年6月期、会社算定)
セグメント別(単一セグメント)
– 売上構成(販売実績):建設コンサルタント事業 32,116 百万円(86.9%)、地質調査事業 4,859 百万円(13.1%)
– 受注高(合計):37,203 百万円(建設コンサルタント 32,774 百万円/地質調査 4,429 百万円)
– 受注残高(期末):20,067 百万円(建設コンサルタント 18,269 百万円/地質調査 1,798 百万円)
個別(単体)業績(参考)
– 単体売上高:1,085 百万円(前期 912 百万円)/単体当期純利益:719 百万円
財務の解説(会社の説明要旨)
– 売上・利益とも増収増益:受注高はほぼ横ばい(372.03億円)、売上高は増加(369.75億円)し、営業利益・経常利益・当期純利益とも前期比増加。
– 自己資本の増加:利益剰余金の増加および退職給付に関する調整で純資産が拡大し、自己資本比率は60.6%へ上昇。
– キャッシュ創出力改善:営業CFが大幅にプラス転換(税引前利益+非資金費用等により増加)。
– 投資・財務:投資活動で有形無形資産取得等を実施、財務活動では借入金の返済・配当支払等により純減。
配当
- 2024年6月期(実績):年間配当 65円(期末のみ)/配当総額 526 百万円/配当性向(連結)33.7%
- 2025年6月期(当期・決議):年間配当 80円(期末のみ)/配当総額 652 百万円/配当性向(連結)33.9%
- 期末配当支払日(予定):2025年9月29日(基準日 2025年6月30日)
- 2026年6月期(予想):年間配当 75円(期末のみ)/想定配当性向 34.4%(会社予想)
- 特別配当:該当なし(資料に特別配当の記載なし)
セグメント別情報(詳細)
- 単一セグメントのためセグメント別の細分化開示は限られるが、事業別受注・受注残・販売実績は記載(上記参照)。
- 主要顧客:国土交通省がトップ(当期売上高 12,000,663 千円)。
- 地域:国内売上が90%超(国内集中)。
- 成長分野への注力:原子力関連地質・地盤調査、国防関連施設(耐震・老朽化対策)、脱炭素関連(洋上風力、水素、バイオマス、CCS)、インフラマネジメントやDX・AI活用等を重点分野と位置付け。
セグメント戦略(会社説明)
– 中期経営計画2026(2023/7~2026/6)に基づき、DX推進、マーケットリーダーの地位強化、新たな事業ポートフォリオ構築、人材施策、グループガバナンス強化を継続。
– 事業会社(大日本ダイヤコンサルタント)でDX戦略推進部を新設、基幹システム統合や拠点ネットワーク統合を実施。
– 連結子会社に株式会社ウエルアップを加え(2024/4取得、のれん266,281千円)、中期計画に対する売上面の寄与を見込む。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画2026(~2026年6月)について:当期は計画2年目にあたり、DX・サステナビリティ・人材・ガバナンス等の施策を継続実施。
- 進捗に関する会社コメント:ROE目標(10%以上)を達成(実績13.3%)。ウエルアップの取り込みにより中期計画上の売上は増加見込み。費用面はDX投資・人材確保や給与上昇、のれん償却等で増加見込みのため利益は計画どおりと説明。
競合状況や市場動向(資料ベース)
- 市場動向(会社側見解):国内公共事業を取り巻く環境は堅調に推移する見込み(国土強靱化関連法成立、各種施策)。エネルギー基本計画や防衛力整備計画に伴う需要(地質・地盤調査、施設改修等)を成長機会と位置付け。
- 競合他社との比較:資料中に同業他社との定量比較はなし → 比較情報については資料に記載なし(→ 表示:–)。
今後の見通し(会社予想)
- 2026年6月期(2025/7/1~2026/6/30)連結業績予想(通期):
- 売上高:38,000 百万円(前期比 +2.8%)
- 営業利益:2,500 百万円(前期比 △8.0%)
- 経常利益:2,550 百万円(前期比 △5.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,780 百万円(前期比 △7.4%)
- 1株当たり当期純利益(予想):218.11円
- 会社コメント:売上はウエルアップ連結化の影響で増加見込み。一方でDX促進・人材投資・拠点統合・給与上昇・のれん償却等で費用増が見込まれるため営業利益等は減益見通し。
- 業績の季節性:売上が3月に集中する傾向があり、四半期ごとの進捗は第3四半期に偏る旨を注記(第2四半期の累計予想は公表していない)。
リスク要因(決算短信に記載の主要点)
– マクロリスク:米国の通商政策、物価上昇が個人消費や金融資本市場に影響する可能性。
– 事業特有リスク:公共事業依存度、受注・進捗・契約上のリスク、原材料・人件費上昇、為替(海外売上は小さいが外貨取引あり)、のれんや投資に伴う会計上の影響等。
(詳細は添付資料「今後の見通し」等参照)
重要な注記(会計・その他)
- 連結範囲の変更:期中に重要な連結範囲の変更なし(ただしウエルアップは2024年4月1日株式取得により連結子会社化)。
- 会計方針の変更:2022年改正「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を本期より適用(連結財務諸表への影響はなし)。
- のれん等:ウエルアップ取得に伴いのれん 266,281 千円計上。のれんは償却(期間にわたり償却)を実施。
- 減損等:当期に一部事業用資産で減損損失を計上(1,192 千円)。
- 監査:決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外(注記あり)。
補足(トピック)
– 子会社:連結子会社5社(大日本ダイヤコンサルタント、NEテクノ、Nippon Engineering–Vietnam、有限会社エーシーイー試錐工業、株式会社ウエルアップ)。
– 受注・受注残:受注高 372.03億円(前期比99.9%)、受注残 200.67億円(同101.1%)。建設コンサルタント事業の比率が高い(受注構成比約91%)。
– 配当関連:2025年6月期期末配当80円(決議予定:2025/9/26株主総会)。
(資料に明確記載のない項目は「–」で示しています)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7377 |
| 企業名 | DNホールディングス |
| URL | https://www.dcne.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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