2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

以下はご提供いただいた「イチカワ株式会社 2025年3月期 決算短信(連結)」(2025年5月15日提出)を基に、個人投資家向けに整理した要約です。投資助言は行いません。不明項目は「–」としています。
※数字は原資料(単位:百万円、円等)に基づく。小数点以下や百万円未満は切捨て表記が多く、表記のまま記載しています。
基本情報
– 企業名:イチカワ株式会社
– 上場取引所:東(東証)
– 証券コード:3513
– URL:https://www.ik-felt.co.jp
– 主要事業分野:抄紙用具関連事業(抄紙用フエルト、ベルト等)および工業用事業(工業用フエルト等)の製造・販売(国内外拠点あり:日本・北米・欧州・中国・タイ)
– 代表者:代表取締役社長 矢崎 孝信
– 問合せ先:執行役員総務部長 山崎 敦(TEL: 03-3816-1111)
– その他:決算説明会(アナリスト向け)あり

報告概要
– 提出日:2025年5月15日
– 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
– 定時株主総会開催予定日:2025年6月26日
– 配当支払開始予定日:2025年6月6日
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月26日
– 決算補足説明資料:無

セグメント(報告セグメント)
– 抄紙用具関連事業(地域別:日本、北米、欧州、中国、タイ)
– 主に抄紙用フエルト、ベルト等。国内外顧客向けに販売(家庭紙・衛生用紙向け等)。
– 工業用事業
– 主に工業用フエルト関連製品(主な販売担当:株式会社イチカワテクノファブリクス)

発行済株式
– 期末発行済株式数(自己株式を含む):4,967,151株(2025年3月期)
– 期末自己株式数:707,047株(2025年3月期)
– 期中平均株式数:4,309,161株(2025年3月期)
– 市場時価総額:–(株価情報は決算短信に記載なし)
– 注:株式給付信託(BBT)に係る信託口保有株式が自己株式に含まれる旨あり

今後の予定(決算短信に記載のもの)
– 有価証券報告書提出予定:2025年6月26日
– 定時株主総会:2025年6月26日
– 配当支払開始:2025年6月6日
– 決算説明会:開催(アナリスト向け)/補足資料なし

財務指標(要点)
– (連結業績:2025年3月期/対前期)
– 売上高:13,947 百万円(+2.5%)
– 営業利益:1,072 百万円(△3.8%)
– 経常利益:1,216 百万円(+4.1%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:782 百万円(△23.2%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):181.51 円(前期 227.76円)
– 売上高営業利益率:7.7%(前期 8.2%、短信に記載)
– 経常利益率:4.1%(短信に記載)
– (連結財政状態:2025/03/31)
– 総資産:29,466 百万円(前期 29,242)
– 純資産:22,265 百万円(前期 21,355)
– 自己資本比率:75.5%(前期 73.0%)
– 1株当たり純資産(BPS):5,225.40 円(前期 4,853.66円)
– (連結キャッシュ・フロー:2025年3月期)
– 営業CF:+1,401 百万円(前期 1,992)
– 投資CF:△1,119 百万円(前期 △520)
– 財務CF:△622 百万円(前期 △672)
– 現金および現金同等物 期末:6,367 百万円(前期 6,690)
– (主要比率・指標の計算値)
– 流動比率(流動資産/流動負債)= 14,991 / 3,425 ≒ 4.38(約438%)
– 負債比率(負債/純資産)= 7,201 / 22,265 ≒ 0.32(約32%)
– 総資産回転率= 売上高 / 総資産 = 13,947 / 29,466 ≒ 0.47 回転/年
– 売上高営業利益率= 1,072 / 13,947 = 7.7%(短信記載値)

セグメント別(主要数値)
– (当期:外部顧客売上高)
– 抄紙用具関連事業(日本):8,876 百万円(前期 8,493)
– 北米:1,653 百万円(前期 1,832)
– 欧州:2,288 百万円(前期 2,217)
– 中国:348 百万円(前期 247)
– タイ:335 百万円(前期 301)
– 工業用事業:444 百万円(前期 511)
– 連結合計:13,947 百万円
– セグメント利益(計、調整前合計):2,986 百万円(地域別内訳)
– 日本:2,723 百万円
– 北米:26 百万円
– 欧州:138 百万円
– 中国:69 百万円
– タイ:20 百万円
– 工業用事業:7 百万円
– ただし、セグメント利益から全社費用等の調整(△1,913 百万円)を経て、連結営業利益は1,072 百万円となる(調整額内訳:全社費用等)。
– 売上構成(地域別・顧客所在地ベース)
– 日本 5,506 / 北米 1,253 / 欧州 1,798 / 中国 2,564 / その他の地域 2,825(合計 13,947 百万円)

財務の解説(短信記載のポイント)
– 経営成績の背景:
– 国内では紙製品需要の構造的縮小(新聞用紙・印刷情報用紙の需要減)等の影響で国内抄紙用フエルトの販売数量は減少。
– 一方、海外(特に欧州、アジア)での衛生用紙向けベルトや抄紙用フエルトの増販、ならびに2024→2025年度にかけた円安の為替影響により売上は増収。
– 北米は顧客の工場閉鎖等で販売数量が減少。
– 財政状態:
– 総資産はわずかに増加(建設仮勘定・投資有価証券増加が主因)。負債は退職給付関連負債の減少などにより減少。純資産は増加(利益剰余金や時価評価差額、退職給付調整等)。
– キャッシュ・フロー:
– 営業CFは税金支払増等により前年より減少。
– 投資CFは有形・無形固定資産取得等で支出増(有形固定資産取得900、無形174を計上)。
– 財務CFは配当支払や自己株取得等の支出。

配当
– 2025年3月期(実績)
– 中間配当:40.00 円
– 期末配当:40.00 円
– 年間配当:80.00 円(配当総額 353 百万円)
– 配当性向(連結):44.1%(前期 30.7%)
– 純資産配当率(連結):1.6%
– 2026年3月期(予想)
– 中間 40.00 円、期末 40.00 円、年間 80.00 円(予想配当性向:60.9%と記載)
– 特別配当:該当なし(2025年3月期における特別配当は記載なし)

中長期計画との整合性
– 中期経営計画については短信で方針(「高品質且つ革新的な製品及びサービス」を「グローバル競争力のあるコスト」で提供)が言及されているが、具体的な数値目標の進捗詳細は短信に限定的。
– 当期は海外販売拡大や生産体制の最適化を進めており、売上増加は確認されるものの営業利益は減少しているため、計画達成の評価は短信のみでは不十分。

競合状況や市場動向(短信の記載事項の要約)
– 市場動向:
– 国内の紙需要縮小(デジタル化等)による構造的な縮小。
– 海外では通販市場拡大等により板紙・衛生用紙の需要が存在。
– 不安定な国際情勢(関税政策、中東・ウクライナ情勢等)や原材料・エネルギー価格の高騰、為替変動がリスク要因として挙げられている。
– 競合比較:
– 決算短信は業界全体の需給や当社の販売戦略を述べているが、同業他社との具体的比較数値は示されていない(ため同業他社との相対的優劣は短信単体では記載なし)。

今後の見通し(連結業績予想:2026年3月期)
– 予想(2025/4/1~2026/3/31、会社想定為替:1USD=135円、1EUR=150円)
– 売上高:13,400 百万円(△3.9%)
– 営業利益:720 百万円(△32.9%)
– 経常利益:840 百万円(△30.9%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:560 百万円(△28.4%)
– 1株当たり当期純利益(予想):131.45 円
– 会社見解:
– 海外での販売数量増を見込む一方、円高の影響を織り込み、減収減益を見込む。市場および為替・地政学リスクの不確実性を挙げている。

リスク要因(短信記載の主なもの)
– 為替変動(ドル・ユーロ)、米国の関税政策
– 紙パルプ業界の需要縮小(国内のデジタル化等)
– 原材料・エネルギー価格の動向
– 地政学リスク(中東等)
– グローバル競争の激化

重要な注記・その他
– 会計方針変更:なし
– 連結範囲の重要な変更:なし
– 決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外である旨の注記あり
– 役員等の人事:代表取締役会長の退任予定(2025年6月26日付)など機関人事の変更予定が記載(詳細は短信参照)
– 開示上の特徴:セグメント利益から連結営業利益へは大きめの全社費用配賦(調整△1,913 百万円)等があり、個別セグメントの利益と連結利益との差異に注意が必要

補足・注釈(整理上の注意)
– セグメント利益合計(調整前)は 2,986 百万円だが、全社費用・調整等で連結営業利益は 1,072 百万円となる(調整差額の主因は全社費用)。
– キャッシュ・フローの投資支出増は主に固定資産取得(有形900、無形174等)による。
– 表示の単位は原資料に準ずる(百万円、円)。不明項目は「–」と表記。

以上です。必要であれば、下記の追加対応を行います(いずれも投資助言を行わない範囲での情報整理です)。
– 細部の数値表(B/S、PL、CFの主要項目)を Markdown の表形式で出力
– セグメント別の割合(売上・利益)のグラフ化用数値整形(CSV)
– 会社が示す為替前提を用いた感応度(為替変動影響の簡易計算:例 1円円高/安あたりの影響概算)—原資料に具体の為替感応度が無い場合は概算での提示となります

どれを優先しますか?


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3513
企業名 イチカワ
URL http://www.ik-felt.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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