2026年3月期第2四半期(中間期)決算説明会資料

2026年3月期 第2四半期(中間期)決算説明会資料(要約:株式会社ZOZO)

※出典:2Q FY2025 ZOZO, Inc. CONSOLIDATED BUSINESS RESULTS(決算説明会資料)。不明項目は「–」と記載しています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社ZOZO(ZOZO, Inc.)
    • 主要事業分野:ファッションEC(ZOZOTOWN 等)、マーケットプレイス連携(LINEヤフーコマース)、グローバルプラットフォーム(LYST)、中古(USED)販売、BtoB受託、広告事業 等
  • 説明会情報
  • 説明者
    • 発言概要:資料内ハイライト、事業別実績・要因・今後の計画を報告(下記参照)
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、連結)=2025年4月1日~2025年9月30日想定
  • セグメント(資料上の区分・概要)
    • ZOZOTOWN事業:受託販売(出店ブランドの運営受託)、買取・製造販売(自社在庫販売・PB 等)、USED販売(買取・二次流通)
    • LINEヤフーコマース:Yahoo!ショッピング+Yahoo!オークション上のZOZO出店分(ZOZOオプション等含む)
    • LYST:海外ファッションプラットフォーム(Lyst)経由の商品取扱高に対する成果報酬型収益
    • BtoB事業:ブランドの自社EC構築・運用・物流受託(サイト開発や物流等の受託)
    • 広告事業:ZOZOTOWN / WEAR の媒体を活用した広告枠販売
    • その他:旧「その他」区分にはYahoo!ショッピングのZOZOオプション契約ストア分等が含まれていたが、当期上期にて計上終了。将来的に「その他(除く)」区分廃止予定。
業績サマリー(重要数値は連結、単位は原資料に準じ百万円/必要に応じ換算)
  • 主要指標(26/03期 第2四半期 実績)
    • 商品取扱高(合計):312,473 百万円(=3,124.7 億円、前年同期比 +11.9%)
    • 商品取扱高(「その他」を除く):292,687 百万円(=2,926.9 億円、前年同期比 +12.2%)
    • 売上高:105,249 百万円(=1,052.5 億円、前年同期比 +6.5%)
    • 売上総利益:98,448 百万円(前年同期比 +7.0%)
    • 販管費:67,374 百万円(前年同期比 +9.5%)
    • 営業利益:31,074 百万円(前年同期比 +2.0%)
    • EBITDA:34,753 百万円(前年同期比 +5.8%)
    • 経常利益:30,826 百万円(前年同期比 +1.0%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:21,006 百万円(前年同期比 -0.6%)
    • 1株当たり当期純利益:–(資料に第2四半期実績の単価明記なし)
    • 平均出荷単価:8,183円(前年同期比 -0.2%)
    • 平均商品単価:3,584円(前年同期比 -1.2%)
  • 中間期に対する進捗(会社の修正後通期計画に対する達成率)
    • 商品取扱高:達成率 46.4%(通期修正計画 673,900 百万円)
    • 商品取扱高(除くその他):達成率 44.8%(通期修正計画 653,700 百万円)
    • 売上高:達成率 45.5%(通期修正計画 231,500 百万円)
    • 営業利益:達成率 44.9%(通期修正計画 69,200 百万円)
    • EBITDA:達成率 45.3%(通期修正計画 76,700 百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:達成率 43.9%(通期修正計画 47,800 百万円)
  • セグメント別状況(商品取扱高 実績・トピック)
    • ZOZOTOWN事業(内訳:受託販売、買取・製造販売、USED)
    • 商品取扱高合計(ZOZOTOWN事業):235,610 百万円(=2,356.1 億円、前年同期比 +4.5%)
    • 受託販売:224,960 百万円(同 +4.8%)
    • 買取・製造販売:1,590 百万円(同 -29.5%)
    • USED販売:9,050 百万円(同 +7.0%)
    • 備考:ZOZOTOWNは構成比最大。9月は気温高止まりで需要低下の影響あり。平均出荷単価・出荷件数などの動向が業績に影響。
    • LINEヤフーコマース:34,440 百万円(=344.4 億円、前年同期比 +18.3%) — 当四半期は計画を上回る実績。
    • LYST:18,630 百万円(=186.3 億円) — 2025年5月より連結(買収)。
    • BtoB事業:3,990 百万円(=39.9 億円、前年同期比 -36.3%)
    • その他:19,780 百万円(=197.8 億円)
    • 広告事業 売上高:5,460 百万円(=54.6 億円、前年同期比 +4.0%)
業績の背景分析
  • ハイライト / トピックス
    • 商品取扱高・EBITDAともに中間期として過去最高を更新。
    • ZOZOTOWNは第2四半期で計画未達(特に9月の気温高止まりによる需要低下)。一方でLINEヤフーコマースは計画を上回る。
    • EBITDAは実質的に計画を若干上回る進捗。要因は(1)実質プロモーション費用の未消化、(2)倉庫作業効率向上による物流関連費未消化、(3)平均出荷単価上昇による荷造運賃の比率低下。
    • 企業施策:自己株式取得(取得済み:6,541,500株、取得額 約99億99,854,450円;取得期間 2025/5/1~7/31)と自己株式の消却(消却株式数 9,390,171株、消却日 2025/5/9)。
    • ESG・IT等の取組:SBT認定(温室効果ガス削減目標)、MSCI ESG レーティング「AAA」を2年連続取得、ChatGPT Enterprise を全社員導入、WEARのAI機能強化、即日配送エリア拡大(沖縄追加)、大型イベント ZOZOFES 実施予定 など。
  • 増減要因(主な寄与点、資料に基づく)
    • 増要因:
    • 商品取扱高増(ZOZOTOWN+LINEヤフーコマース)
    • LYSTの連結に伴う商品取扱高増加
    • 倉庫内作業効率改善による物流人件費率低下
    • 平均出荷単価の上昇による荷造運賃比率低下
    • 減要因:
    • LYST連結に伴う事業構成比の変化による粗利率低下(LYSTの粗利率が連結で影響)
    • 実質プロモーション費用(広告・ポイント等)の増加(通期での投下強化)
    • 9月の異常な高温によるユーザー需要の低下(季節・天候要因)
    • 当期に発生したM&A関連のスポット費用(主に1Q)
  • 競争環境
    • 資料は自社指標(商品取扱高、年間購入者数、出店ブランド数等)を提示。競合比較の具体数値は資料に記載なし → 市場における相対的シェア変化の定量比較は資料からは示されていない。
  • リスク要因(資料に基づく/明示された主な外部要因)
    • 天候・季節変動による消費行動変化(例:高温で秋物需要が低下)
    • M&A(LYST)統合コストやのれん償却等の影響
    • 集客施策(プロモーション)のタイミングと費用負担
    • Yahoo!ショッピング関連の計上区分変更(「その他」区分終了)に伴う会計・比較影響
    • (資料上の明示は限定的のため、その他:マクロ景気変動、為替、物流・サプライチェーン等は一般的留意点として存在)
戦略と施策
  • 現在の戦略(資料から読み取れる方針)
    • プラットフォーム拡大(ZOZOTOWN本体に加え、LINEヤフーコマース、LYST連結による販路拡大)
    • EBITDA・EBITDAマージンを重要指標として開示し、収益力明確化
    • 物流効率化および設備投資による作業効率向上とコスト削減
    • データ・AI活用(例:WEARのAI機能、ChatGPT Enterpriseの社内導入)
    • ESG(SBT認定等)やブランド・イベント施策(ZOZOFES)でブランド価値向上
    • 株主還元(自己株式取得と消却、配当方針の公表)
  • 進行中の施策(進捗)
    • LYST の連結(買収は2025年5月、7月31日時点で連結・取得原価の配分手続き反映済み)
    • 倉庫拡張・設備更新による作業効率化(物流拠点の拡張計画・投資実施)
    • WEAR の AI 機能強化(「着回し提案」等リリース)
    • ChatGPT Enterprise 全社員導入、社内でのカスタムGPT活用研修実施
    • 即日配送エリア拡大(沖縄追加)
    • ZOZOTOWN・Yahoo!ショッピング連携(ZOZOオプション/ZOZOMO 等の運用)
  • セグメント別施策と成果
    • ZOZOTOWN:出店ショップ数増(1,686ショップ)、新規会員獲得・休眠会員掘り起こし施策、即日配送の拡大、物流効率化によるコスト低減
    • LINEヤフーコマース:出店を通じた商品取扱高拡大(当四半期は計画を上回る)
    • LYST:連結による海外流通チャネル強化(連結後の収益報告を強化)
    • 広告事業:WEAR/ZOZOTOWN のユーザ基盤を活かした広告販売の拡大
将来予測と見通し(通期修正計画:2025年7月31日付)
  • 26/03期(通期)修正計画(主要値、単位:百万円)
    • 商品取扱高(合計):6,739 億円(前回予想 +503 億円)
    • 商品取扱高(その他を除く):6,537 億円(前期比 +13.8%)
    • 売上高:2,315 億円(前期比 +8.6%)
    • 営業利益:692 億円(営業利益率 10.6%)
    • EBITDA:767 億円(EBITDAマージン 11.7%、前期比 +9.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:478 億円
    • 1株当たり当期純利益(通期想定):53円66銭(株式分割後換算)
    • 1株当たり配当(予定):39円
  • 業績見通しの根拠(資料記載)
    • LYST連結による商品取扱高増加を織り込み、通期で商品取扱高/EBITDAの増加を見込む。
    • EBITDAおよびEBITDAマージンを収益力の重要指標として開示・管理。
    • 一部区分(その他)の会計計上方法変更を織り込んだ修正。
  • 中長期計画・進捗可能性
    • 通期修正計画に対する中間期達成率は各指標で約44〜46%と中間進捗はおおむね計画の半期相当。第3四半期以降のプロモーション投下や年末商戦の成果が通期達成の鍵。
  • マクロ経済の影響(資料に明示された影響例)
    • 天候(高温)の消費への影響、プロモーション・販促施策のタイミング、Yahoo!系キャンペーンやふるさと納税等外部要因による集客変動が業績に影響。
配当と株主還元
  • 配当方針(資料内言及)
    • 株主還元は業績・財務状況・事業・投資計画を総合勘案して実施。2023年10月31日に「5年平均で総還元性向80%超を目指す」方針を表明している旨を再掲。
  • 配当実績 / 今期方針
    • 26/03期(修正計画)における1株当たり配当(予定):39円(株式分割後換算)
    • 過去の1株配当推移は資料に掲載(株式分割実施:2025年4月1日、1→3株分割)。中間/期末の個別実績は資料の配当推移参照。
  • 自己株式取得・消却(株主還元に関する動き)
    • 取得:総数 6,541,500 株、取得額 9,999,854,450 円(2025/5/1~2025/7/31)
    • 消却:総数 9,390,171 株(消却日 2025/5/9、消却割合 1.04%)
    • 会社は内部留保とのバランスを取りつつ還元を実施すると明示。
製品やサービス(主要)
  • 主要製品・サービス
    • ZOZOTOWN(日本最大級ファッションEC):受託販売・即日配送・ツケ払い・ギフトラッピング等の付加サービス。出店ショップ数:1,686(2025年9月末)。
    • WEAR by ZOZO:ファッションコーディネートアプリ(ダウンロード数 1,900万超)、AI診断・着こなし投稿等。
    • ZOZOCARD、ZOZOMAT、ZOZOSUIT、ZOZOGLASS 等のデバイス・サービス(体型計測・商品体験の補完)。
    • LYST:海外向けプラットフォームへの出稿・提携。
  • 販売状況
    • 年間購入者数(ZOZOTOWN):約1,252 万人(資料の年度集計。第2四半期時点の年間購入者数は約1,252.97 万人/12,529,665 人を表示)
    • 平均出荷単価・平均商品単価はやや低下傾向(前年同月比でほぼ横ばい、若干の減少)。
  • 協業・提携
    • LINEヤフー(Yahoo!ショッピング/オークション)との出店連携(ZOZOオプション)
    • 株式会社アーバンリサーチの自社ECと「FAANS」連携(2025年8月)
    • 各種ブランドとの協業・イベント(ZOZOFES 等)
重要な注記(会計・リスク・その他)
  • 会計方針・注記
    • LYST は 2025年5月より連結。2025年7月31日時点でLystの事業計画の連結・取得原価配分手続きが進んだことを織り込んだ通期修正計画を公表。
    • EBITDA 定義:営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額 + 株式報酬費用。EBITDAマージンは「商品取扱高(その他商品取扱高を除く)」で除して算出。
    • 商品取扱高「その他」区分:Yahoo!ショッピングにおけるZOZOオプション契約ストア分の計上は当期上期をもって終了。以降、該当区分の取り扱いが変更(27/03期以降は「その他(除く)」廃止予定)。
  • リスク要因(再掲・特記事項)
    • 天候や消費者需要、プロモーション効果のタイミング、M&A関連費用・のれん償却、販管費増加などが短期業績に影響。
    • 資金面では自己株式取得や買収によるキャッシュ支出が発生(資料中にキャッシュフローの増減要因記載)。
  • その他(今後のイベント・開示)
    • 2025年10月には ZOZOFES(ファッション×音楽イベント)開催予定。
    • 統合報告ポータルの公開、ESG関連データの開示継続。
    • 2025年7月31日付で通期業績予想の修正を既に開示済み(資料内で再掲)。

以上。必要であれば、以下の追加対応を行います(いずれも資料の範囲で)。
– 指標(商品取扱高/売上/EBITDA 等)の四半期推移グラフからの要点抽出
– セグメント別の粗利率・利益貢献度のより詳細な数値整理
– キャッシュ・フロー/BS の主要数値要約

(不明項目は資料に記載がないため「–」としました。追加の元資料や口頭説明資料があれば、より詳細に整理できます。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3092
企業名 ZOZO
URL https://corp.zozo.com/
市場区分 プライム市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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