2025年6月期 決算短信 IFRS
2025年6月期 決算短信〔IFRS〕(連結) 要約 — 株式会社スカラ(コード 4845)
(作成元資料:2025年8月14日付 決算短信・添付資料)
基本情報
- 企業名:株式会社スカラ
- 主要事業分野:DX事業、⼈材事業、EC事業、インキュベーション事業(金融事業は当期より非継続事業へ分類)
- 代表者:取締役 代表執行役社長 新田 英明
- 本社URL: https://scalagrp.jp/
- 問合せ先:経理部長 上代 大輔 TEL 03-6418-3960
報告概要
– 決算短信提出日:2025年8月14日
– 対象会計期間:2024年7月1日~2025年6月30日
– 決算説明資料:作成・同日ウェブ掲載、決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)開催あり
– 有価証券報告書提出予定日:2025年9月25日
発行済株式等
– 期末発行済株式数(自己株式含む):17,761,859株(2025年6月期)
– 期末自己株式数:400,014株
– 期中平均株式数:17,358,527株
– 時価総額:–(資料に明示なし)
今後の予定
– 定時株主総会(予定):2025年9月25日
– 配当支払開始予定日:2025年9月26日
– 決算説明会資料・IR資料:同社ウェブサイトに掲載
セグメント
報告セグメント(継続事業):DX事業 / 人材事業 / EC事業 / インキュベーション事業
(金融事業は当期に全株式を売却し、非継続事業へ移行)
セグメントの概要(要旨)
– DX事業:SaaS/ASP(i-ask、i-search 等)、エンタープライズ向けWEB・ソリューション、大型案件、社内リソースと外部派遣併用のエンジニア供給
– 人材事業:新卒・中途採用支援(体育会系人材中心)、イベント出展等の採用支援サービス
– EC事業:トレーディングカード(TCG)向けリユースEC「遊々亭」運営、物流拡張、海外直送サービス開始
– インキュベーション事業:官民共創/スタートアップ支援、インパクト投資、共創型M&A支援 等
セグメント別(連結、当期=2025年6月期、単位:百万円)
– 売上収益(外部顧客)
– DX事業:4,616
– 人材事業:1,012
– EC事業:2,278
– インキュベーション事業:273
– 合計:8,179(連結売上収益)
– セグメント利益(IFRS、本社費配賦前)
– DX:776.7
– 人材:148.7
– EC:264.6
– インキュベーション:△16.8
– 合計(セグメント合計):1,173.2
– 全社費等の調整(配賦/内部取引消去等):△421.4 → 連結営業利益 751.8
セグメント売上の構成比(概算)
– DX:約56.4%、人材:約12.4%、EC:約27.9%、インキュベーション:約3.3%
財務指標(連結・主要点、単位:百万円)
- 売上収益:8,179(前期 8,193、△0.2%)
- 営業利益(IFRS):751(前期は営業損失 △1,448)
- 税引前利益(IFRS):724(前期 △1,466)
- 当期利益(IFRS):984(前期 △2,877)
- 親会社株主に帰属する当期利益:982
- 基本的1株当たり当期利益(IFRS):56.58円(前期 △166.53円)
- Non‑GAAP 営業利益(開示):561(同社が非継続や特別項目を調整)
連結貸借対照表(主要)
– 総資産:10,222
– 流動資産:5,900(現金及び現金同等物 4,587)
– 非流動資産:4,323(使用権資産の増加等)
– 負債合計:5,387(前期から減少)
– 資本合計:4,836
– 親会社所有者帰属持分:4,803
– 親会社所有者帰属持分比率:47.0%
– 1株当たり親会社所有者帰属持分:276.70円
キャッシュ・フロー(主要)
– 営業CF:+589(前期 251)
– 投資CF:+778(前期 161)
– 財務CF:△3,598(借入金返済、配当等)
– 現金及び現金同等物 期末:4,586(前期 6,817)
代表的な財務比率・効率性
– 自己資本比率(親会社所有者帰属持分比率):47.0%
– 流動比率(概算=流動資産/流動負債):約173.7%(5,900 / 3,397)
– 負債比率(総負債/資本):約111%(5,387 / 4,835)
– 総資産回転率(売上/総資産):約0.80回(8,179 / 10,222)
– 売上高営業利益率(IFRS):約9.2%(751 / 8,179)
– インタレスト・カバレッジ(資料値):12.4倍(営業CF/利払いに基づく指標)
注)上記比率は四捨五入の概算値です。
財務の解説(資料記載のポイント)
– 前期に実施した事業構造改革(コスト削減、選択と集中)およびDX事業の大型案件等により、営業損失から黒字化に転換。
– 繰延税金資産の回収可能性向上に伴う法人税等調整益(350百万円)や非継続事業からの当期利益計上(61百万円)が当期利益を押し上げ。
– 投資活動では子会社株式売却収入や敷金・保証金回収等があり、投資CFは流入。
– 財務活動では借入金返済が主因で大幅な流出。
Non‑GAAPについて
– 同社はIFRSに加え、事業構造改善費用、のれん減損等の非経常項目や繰延税金資産の調整などを除いたNon‑GAAP指標を開示。比較可能性や恒常的業績確認を目的としている。詳細は有価証券報告書/補助資料参照。
配当
- 2025年6月期(実績):中間 8.0円、期末 8.5円、年間合計 16.5円、配当金総額 286百万円、配当性向(連結)29.2%
- 2026年6月期(予想):中間 8.5円、期末 8.5円、年間合計 17.0円(合計見込み 295百万円)
- 特別配当:当期・来期ともに特別配当の記載なし(特殊要因を除いた税引前利益の50%を目安とする方針を2026年予想の基準として明示)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「2026-2028」を策定済み(2025年8月14日発表)。資料は同社発表資料を参照との記載。
- 当期は事業構造改革の効果が現れてきており、中期計画はDXと人材を主力とするポートフォリオでの成長を目指す旨。進捗の具体的数値は資料参照。→ 詳細:中期経営計画資料参照(同日公表)
競合状況・市場動向(資料に基づく記載)
- マクロ:国内はインバウンド増や雇用改善で緩やかな回復、ただし中国景気懸念や米国政策、資源価格・物価上昇による不確実性あり(同社コメント)。
- セクター別(同社記載の状況)
- DX市場:SaaS・エンタープライズ案件等の需要が継続、DX投資の重要性が高いと認識。
- 人材市場:採用イベント需要は高いが、リソース不足による成約率低下などの課題あり。
- EC(TCGリユース):海外需要の強さに対応した海外直送などサービス拡充により成長。
- 競合比較:同社資料は同業比較の詳細は開示していないため、相対的な位置付けは–(資料に明示無し)。
今後の見通し(連結業績予想:2026年6月期)
- 通期予想(2025年7月1日~2026年6月30日、単位:百万円)
- 売上収益:8,800(前期比 +7.6%)
- 営業利益:630(△16.2%)
- 税引前利益:590(△18.6%)
- 当期利益:410(△58.3%)
- 親会社所有者に帰属する当期利益:410(△58.2%)
- 1株当たり当期利益(予想):23.62円
- 同社注記:連結範囲に重要な変更(期中の連結子会社の追加・除外あり)。会計方針の変更なし。
リスク要因(注記等に基づく主な項目)
– マクロ経済の変動(中国、米国政策等)、資源価格・物価上昇
– 主要事業の需給変化や大型案件の獲得状況
– 人材確保や外部パートナーとの連携状況
– 連結範囲の変更やM&Aに伴う影響
– その他、繰延税金資産の回収見通しなど会計上の見積り変動
(将来予想に関する注意)同社は予想が現実に達成されることを確約するものではないと明記。
重要な注記・会計上の事項
- 会計基準:IFRS適用(2016年6月期より)
- Non‑GAAP:非経常項目等を除外した指標を併記。主な調整項目(前期:事業構造改善費用、のれん等減損、繰延税金資産取り崩し等合計1,521百万円を除外/当期:事業整理収益189百万円、繰延税金資産回収増加に伴う法人税等調整350百万円を除外等)
- 連結範囲の重要な変更:期中に子会社の新規連結・除外あり(SCSV1号投資事業有限責任組合・日本ペット少額短期保険など除外)
- 継続企業の前提:該当事項なし
- 重要な見積り:のれん・無形資産評価、使用権資産のリース期間、繰延税金資産の回収可能性等が経営判断・見積りとして重要
重要事項等の参照先
– 決算補足説明資料(同日公表)、有価証券報告書(提出予定:2025年9月25日)、中期経営計画「2026-2028」資料
注意
– 本まとめは提示された決算短信の情報にもとづき事実を整理したものであり、投資助言や推奨を行うものではありません。不明な項目は“–”で示しています。必要であれば、特定の指標の計算過程や追加の数値(例:時価総額、競合比較データ等)を参照して追補します。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4845 |
| 企業名 | スカラ |
| URL | http://scalagrp.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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