令和7年5月期決算短信〔日本基準〕(連結)

ファーマライズホールディングス株式会社(証券コード:2796) 令和7年5月期 決算短信 要約

※出典:提出資料「令和7年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」令和7年6月25日(提出日)を基に作成。
※不明な項目は「–」で記載しています。

基本情報
  • 企業名:ファーマライズホールディングス株式会社
  • 上場取引所:東(東証)
  • 証券コード:2796
  • 主要事業分野:調剤薬局事業、物販事業(コンビニ・ドラッグ等)、医学資料保管・管理事業、医療モール経営事業(ほかに人材派遣、医療系IT等を「その他」)
  • 代表者:代表取締役社長 秋山 昌之
  • 問合せ先:取締役 沼田 豊(TEL 03-3362-7130)
  • URL:https://www.pharmarise.com
  • 報告書作成日:令和7年6月25日(2025-06-25)
  • 対象会計期間:令和6年6月1日 ~ 令和7年5月31日(2024/06/01–2025/05/31)
  • 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
  • 決算短信は監査対象外(注記あり)

発行済株式等
– 期末発行済株式数(自己株式含む):12,060,381株(令和7年5月期末)
– 期末自己株式数:699,476株(令和7年5月期末)
– 期中平均株式数:11,321,567株(令和7年5月期)
– 時価総額:–(資料に明記なし)

今後の予定(提出資料内)
– 定時株主総会開催予定日:令和7年8月27日
– 配当支払開始予定日:令和7年8月28日
– 有価証券報告書提出予定日:令和7年8月25日
– 決算発表(次期):令和8年5月期業績予想を開示(第2四半期・通期数値掲載)

セグメント

報告セグメント(概要)
– 調剤薬局事業:保険薬局として処方せんに基づく調剤・薬局運営。地域密着の「かかりつけ薬局」を志向。
– 物販事業:一般用医薬品・衛生材料・化粧品・日用雑貨等の販売(コンビニエンスストア部門等を含む)。
– 医学資料保管・管理事業:医療機関のカルテ等の保管・管理。
– 医療モール経営事業:医療モール運営(例:JR札幌駅内の医療モール運営)。
– その他:人材派遣、医療関連ITソリューション、デイサービス等(グループ内の非セグメント事業)。

セグメント別の主な特徴(決算短信記載)
– 調剤薬局事業:M&Aで規模拡大。調剤報酬・薬価改定(特にチェーングループ300店以上対象の見直し)で報酬減少。M&A関連の統合費用や人件費上昇等で利益に下押し圧力。
– 物販事業:コンビニエンスストア部門で新規出店が寄与し増収。
– 医学資料保管・管理事業:年度替わり受注の延期等で減収減益。
– 医療モール:売上は安定、費用増(人件費等)で利益減。

主要業績(連結:令和7年5月期 = 7年5月期)

(括弧内は対前期増減率)
損益(百万円)
– 売上高:63,508(+16.6%)
– 営業利益:293(△67.9%)
– 経常利益:136(△83.6%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:△367(損失)(前期△351)
– 包括利益:△370百万円

1株当たり(円)
– 1株当たり当期純利益(△損失):△32.48円
– 1株当たり純資産:586.21円

財政(百万円)
– 総資産:31,924(前期29,486)
– 純資産:6,918(前期7,442)
– 自己資本(参考):6,659百万円(前期7,153)
– 自己資本比率:20.9%(前期24.3%)

キャッシュ・フロー(百万円)
– 営業CF:+1,311(前期2,714)
– 投資CF:△4,462(前期△3,120)※事業譲受等による支出増加(3,622百万円)等
– 財務CF:+939(前期2,771)
– 現金及び現金同等物期末:4,891(前期7,100)

財務関連指標(資料の推移)
– 自己資本比率:20.9%(令和7年5月期)
– 時価ベースの自己資本比率:17.3%
– キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年):10.9
– インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍):6.8

重要項目(損益内訳など)
– 売上総利益:8,965(売上原価54,542) → 粗利率 約14.1%(概算)
– 販管費:8,671(販管費の増加等により営業利益が圧迫)
– 特別損失:293(減損や固定資産圧縮等含む)
– のれん:期末残高 6,800百万円(前期5,917) → のれん償却等発生(のれん償却額763百万円)

発行済株式関連
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):12,060,381株
– 期中平均株式数:11,321,567株

セグメント別業績(当連結会計年度)

(単位:百万円)
– 調剤薬局事業:売上高 52,625(+19.1%)、セグメント利益 578(△47.3%)
– 店舗数:当期中に純増(増61/減11)で期末401店舗。M&A(next PHなど)で店舗増。
– 利益減の主因:調剤報酬見直し(特に300店超チェーン向けの改定)、原価上昇、人件費上昇、M&A一時費用等。
– 物販事業:売上高 8,696(+5.0%)、セグメント損失 △44(前期△50 → 損失縮小)
– コンビニエンスストア部門の新規出店が寄与。
– 医学資料保管・管理事業:売上高 609(△8.2%)、セグメント利益 51(△43.4%)
– 4月の追加受注の延期等により受注減。
– 医療モール経営事業:売上高 511(+1.1%)、セグメント利益 103(△8.9%)
– 人件費・光熱費等の上昇で利益圧迫。
– その他:売上高 1,064(+27.5%)、セグメント損失 △52(前期△5)
– デイサービス、訪問看護、有料老人ホーム等の新規事業が売上拡大に寄与。医療関連ITの開発費が先行し損失拡大。

セグメント合計(連結)
– 合計売上高:63,508(連結数)
– セグメント利益合計(調整後、連結営業利益):293百万円

配当
  • 令和7年5月期実績:期末配当 14.00円(中間0.00円)、年間配当 14.00円、配当金総額 159百万円、純資産配当率 2.3%(連結)
  • 令和6年5月期実績:年間20.00円(うち記念配当6円を含む)
  • 令和8年5月期(予想):期末配当予想 14.00円、年間14.00円(中間 0.00円)
  • 特別配当:令和6年は創業40周年記念配当6円を実施。令和7年は特別配当なし。
中長期計画との整合性
  • 新中期経営計画「Make a Leap 2027(令和8年5月期~令和10年5月期)」を公表。
    • 目標(令和10年5月期):売上高700億円、営業利益16億円、ROIC 4.5%(計画)
    • 初年度(令和8年5月期)は「足場を固める」期と位置づけ、M&Aによる規模拡大の効果と取得店の合理化でV字回復を目指す。
    • 当期(令和7年5月期)はM&Aで店舗数・売上増加したが、報酬改定や統合費用等で利益は低下。新中計ではPMIの早期完遂等を重視。

進捗評価(報告上の記載に基づく)
– M&Aによる店舗拡大は達成過程にあるものの、当期は調剤報酬改定等外的要因と統合コストで利益回復は未達(V字回復は次期以降の見通しに依存)。

競合状況・市場動向(会社説明に基づく要旨)
  • 調剤薬局業界は医療費抑制、後発医薬品推進、セルフメディケーション強化等で収益環境が厳しい。
  • 同社はM&Aによるスケールメリット獲得、ドミナント強化、在宅・施設対応や健康支援プログラムの展開等で差別化を図る旨を記載。
今後の見通し(令和8年5月期 会社予想)
  • 第2四半期累計(令和8年上期・比較):売上高 33,144(+8.5%)、営業利益 390(+287.2%)、親会社株主帰属当期純利益 99(EPS 8.80円)
  • 通期予想(令和8年6月1日~令和9年5月31日):売上高 66,795(+5.2%)、営業利益 1,123(+282.2%)、経常利益 941(+587.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 266(EPS 23.45円)
  • 会社見通しの前提・注記:見通しは合理的前提に基づくが、実績は各種要因で変動し得る(詳細は添付資料参照)。

リスク要因(決算短信の記載要旨)
– 調剤報酬・薬価改定、医療制度の変更、為替・原材料(医薬品仕入)価格の変動、給与等の人件費上昇、M&Aの統合リスク、資金調達環境の変化、法規制の影響等。

重要な注記(会計・その他)
  • 連結範囲の重要な変更:当期中にnext PH株式会社を新たに連結(非連結子会社から連結子会社へ)。
  • 会計方針の変更:法人税等の会計基準改正(2022年改正会計基準)を期首から適用。連結財務諸表への影響はなし。
  • 未適用会計基準:新リース会計基準の適用予定(令和10年5月期期首から)。影響は現在評価中。
  • のれん:期末のれん残高6,800百万円(増加)。のれん償却は計上(均等償却等)。
  • 事業譲受(企業結合):寛一商店グループからの事業譲受(現金対価3,500百万円、のれん1,610百万円、事業譲受日 令和6年12月2日)。取得関連費用等を計上。
  • 特記事項:負ののれん発生益(4百万円)を計上した事例あり(有限会社ひかり調剤薬局の株式取得)。
財務の解説(決算短信に基づく要点)
  • 売上高はM&Aと物販(コンビニ新規出店等)で増加したが、営業利益・経常利益は大幅減少、親会社株主帰属当期純損失を計上。
  • 利益減少の主因:調剤報酬・薬価改定(特に大規模チェーン向けの基本料見直し)、原価・人件費の上昇、M&Aに伴う一時費用、のれん償却増(のれん償却763百万円)等。
  • 固定資産の増加(建物・のれん・繰延税金資産等)に伴い総資産は増加。長期借入金が増加したため固定負債が拡大し、自己資本比率は低下(24.3%→20.9%)。
  • 投資CFは事業譲受等により大幅な支出(△4,462百万円)。財務CFでは長期借入による収入がある一方で返済も発生。
まとめ(事実の整理)
  • 成長施策:M&Aによる店舗拡大・事業拡充を積極推進。新中期計画「Make a Leap 2027」を公表し、PMIの加速と調剤薬局事業を基軸とした成長を目指す。
  • 当期の状況:売上は増加したが、報酬改定やコスト上昇、M&A関連費用等で利益は大きく低下し当期損失を計上。
  • 次期見通し:令和8年5月期は増収・増益(営業利益改善)を見込む前提で予想を提示。ただし外部要因や統合進捗で実績は変動する旨の注記あり。

(注)本まとめは提出資料に基づく情報整理であり、投資助言や特定の売買を勧めるものではありません。判断に当たっては原資料および開示資料の全文を参照してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2796
企業名 ファーマライズホールディングス
URL http://www.pharmarise.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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