2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

松井証券株式会社 —— 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信(非連結)要約

(作成元資料:2025年10月29日公表の決算短信/対象期間:2025年4月1日〜2025年9月30日)

基本情報
  • 企業名:松井証券株式会社
  • コード/上場市場:8628/東(東京)
  • URL:https://www.matsui.co.jp/
  • 主要事業分野:個人投資家向けの証券業(株式等委託売買、信用取引、FX、米国株等の取引サービス、投資情報提供)
  • 代表者:代表取締役社長執行役員 和里田 聰
  • 問合せ先:取締役専務執行役員 コーポレート部門担当 鵜澤 慎一(TEL 03-5216-0606)

報告概要
– 決算短信提出日:2025年10月29日(公表日)
– 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年9月30日(第2四半期・中間期)
– 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
– 配当支払開始予定日(中間):2025年11月25日
– 決算補足説明資料作成:有/決算説明会:有

セグメント
– 事業セグメント:単一セグメント(証券業:個人向けの取引仲介および関連サービス)

発行済株式
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):259,264,702株
– 期末自己株式数:1,723,809株
– 中間期中の期中平均株式数:257,479,860株
– 時価総額:–(本資料に株価記載なしのため省略)

今後の予定
– 半期報告書提出:2025年11月13日(予定)
– 配当支払開始(中間):2025年11月25日(予定)
– 決算説明会:開催(日時等は別途案内)
– その他(株主総会、通期決算発表等):–(本資料に具体日程記載なし)

財務指標(ハイライト)

(単位は特に明記のないものは百万円、円)
1) 業績(累計・中間期:2025/4/1–2025/9/30)
– 営業収益:23,839(+17.5%)
– 純営業収益:22,323(+15.2%)
– 営業利益:10,263(+15.3%)
– 経常利益:10,152(+14.0%)
– 中間純利益:6,535(+7.2%)
– 1株当たり中間純利益(EPS):25.38円(希薄化後 25.33円)

2) 貸借対照表(当中間期末:2025/9/30)
– 総資産:1,251,800
– 純資産合計:79,578
– 自己資本(参考):79,303
– 自己資本比率:6.3%
– 1株当たり純資産(BPS):307.92円

3) 主要科目(対前期末比較・主な増減)
– 預託金(顧客分別金信託等):774,412(+24.6%)
– 預り金:462,271(+27.1%)
– 受入保証金:366,284(+30.7%)
– 信用取引貸付金:302,022(-9.4%)
– 短期借入金:222,900(-26.4%)
– 現金・預金:65,441

4) 損益明細(中間期)
– 受入手数料:11,347(うち委託手数料 10,819)
– トレーディング損益:3,054(主にFXによる増益)
– 金融収益:9,438、金融費用:1,516 → 金融収支:7,922
– 販売費及び一般管理費(SG&A):12,060(+15.1%、広告宣伝費、人件費、事務費等の増加)
– 特別損失:支払補償金 369(不正アクセスに伴う顧客補償)、金融商品取引責任準備金繰入 359 等

5) キャッシュフロー・流動性(注記)
– 主に短期借入(コールマネー等)と顧客預り金の調整により資金調達・運用を行っている。複数金融機関との当座貸越・コミットメントで安全性確保。社債発行登録ありが現時点は未使用。

主要比率(算出値、当中間期末)
  • 営業利益率(対純営業収益):10,263 / 22,323 ≒ 46.0%
  • 営業利益率(対営業収益):10,263 / 23,839 ≒ 43.1%
  • 流動比率(流動資産/流動負債):1,229,207 / 1,167,143 ≒ 105.4%
  • 負債/純資産(負債比率的指標):1,172,222 / 79,578 ≒ 14.7倍(約1,473%)
  • 総資産回転率(期間売上高/総資産):23,839 / 1,251,800 ≒ 0.019(中間期ベース)
  • ROA(中間純利益/総資産):6,535 / 1,251,800 ≒ 0.52%(中間期)
  • ROE(中間純利益/純資産):6,535 / 79,578 ≒ 8.2%(中間期)

注:上記ROA/ROEは中間期(半年)ベースの値であり、単純に年率化すると異なる結果になるため注意。

財務の解説(決算短信の記載に基づく要点)
  • 収益増加要因:国内株式相場の上昇と個人投資家の取引拡大により、株式等委託売買代金が増加。これが委託手数料収入の増加(委託手数料 10,819百万円、+7.5%)に寄与。二市場合計の売買代金は前中間期比で10%増、個人は19%増。松井の株式等委託売買代金も17%増。加えて、FXのトレーディング益や金利上昇を背景とした預託金の収益が寄与し、金融収支が増加(7,922百万円、+15.6%)。
  • 費用面:広告宣伝(ブランド認知向上のCM等)、サービス/業務基盤拡充に伴う人件費・事務費の増加でSG&Aが増加(12,060百万円、+15.1%)。
  • 特別損失:中間期末までに発生したフィッシング詐欺・マルウェア等とみられる不正アクセスに伴う不正取引に関する顧客補償として支払補償金369百万円を計上。
  • 財政状態:預託金・預り金・受入保証金の増加により資産・負債合計が増加。信用取引貸付金は減少し、短期借入金は減少(調達構成の変化)。
配当
  • 中間配当:25.00円(2026年3月期中間)。前中間(2025年3月期中間)は22.00円。
  • 期末配当(通期予想):未定(現時点で年間配当予想は未定)。
  • 特記事項:公表済み配当予想に修正はなし(ただし年間見通しは未定)。
セグメント別情報
  • セグメントは単一(証券業)。決算短信では事業内の主要領域として株式委託手数料、FXによるトレーディング益、預託金に伴う金融収支、投資情報サービス等を記載。セグメント別財務の細分は非連結単一事業のため、上記損益明細の構成要素で代替。

セグメント戦略・施策(報告からの記載)
– 認知度向上のためのCM(俳優起用)やYouTube等の投資教育コンテンツ強化(登録者50万人、総再生1.4億回超)による個人顧客獲得・活性化。アプリ・PCでの分析機能強化、FXスプレッド縮小の恒久化、米国株のプレマーケット対応や投資情報ツール提供など、利便性と取引環境の改善に注力。

中長期計画との整合性
  • 決算短信に「中期経営計画の進捗」等の具体的数値は記載されていません。業績見通し自体を非開示とする方針(相場環境により業績が大きく左右されるため)。よって中期計画との整合性に関する判断材料は本資料では限定的。→ 詳細は会社の中期経営計画資料や今後のIRでの説明を参照する必要あり。
競合状況・市場動向(資料記載の要点)
  • 市場動向:当中間期は日経平均の上昇を背景に個人投資家の取引増。二市場の個人比率も上昇(前中間期24%→26%)。個人の取引拡大が収益に直結する構造。
  • 競合比較:本資料に同業他社との直接比較データは記載なし → 比較分析は別途同業決算資料等で要確認。

競争優位性の記載(会社側)
– ブランド力(投資情報やコンテンツによる認知)、アプリ・ツールの利便性強化、個人向け取引環境の充実を強みとしている旨の説明あり。

今後の見通し・リスク要因
  • 業績予想:当期の通期業績予想は開示していない(相場変動の影響が大きく予測困難のため)。月次の主要業務数値(株式等委託売買代金等)は開示している。
  • 主なリスク要因(短信記載・想定されるもの)
    • 国内外の株式相場変動(手数料・信用取引収益へ直結)
    • 為替・金利変動(FX収益、預託金収益等に影響)
    • サイバーリスク/不正アクセス(今回実際に発生し補償費用計上)
    • 規制・法制度の変更
    • 顧客資金の流入出および信用取引貸付金の変動(流動性や短期調達に影響)
重要な注記(会計・監査関連)
  • 中間財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
  • 会計方針の変更・見積りの変更:無(開示あり)
  • 第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外と明記
  • 会社は社債発行登録を行っているが、当中間期末は短期借入中心の資金調達を実施
まとめ(事実の整理)
  • 第2四半期(中間期)は、株価上昇と個人投資家の取引拡大を背景に収益・利益とも増加。営業収益23,839百万円、営業利益10,263百万円、中間純利益6,535百万円。
  • ただし自己資本比率は6.3%と低く、負債(顧客預り金等)を多く抱える業態である点は留意が必要。
  • 中間配当は25円に増加。通期配当は未定であり、会社は通期業績予想の開示を行っていない(相場依存性が高いため)。
  • 不正アクセスに伴う顧客補償費用を特別損失として計上している点が今回の決算での特徴的な項目。

(注)本要約は提供された決算短信の記載に基づく事実整理です。投資助言・推奨は行っていません。不明な項目は「–」で表記しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8628
企業名 松井証券
URL http://www.matsui.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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