決算説明：マミヤ・オーピー（7991）

2026年３月期 第２四半期 決算説明資料

マミヤ・オーピー株式会社 — 2026年3月期 第2四半期 決算説明（要約）

※不明な項目は「–」と表記しています。

基本情報

• 企業概要
  • 企業名：マミヤ・オーピー株式会社（Mamiya-OP）
  • 証券コード：東証スタンダード 7991
  • 主要事業分野：電子機器事業、スポーツ事業、不動産事業
• 説明会情報
  • 開催日時：2025年11月5日
• 説明者
  • 発言概要：資料・スライドに基づく決算・事業説明を実施（特定の発言者・要旨は資料に明記なし）
• 報告期間
  • 対象会計期間：2026年3月期 第2四半期（上半期：第1四半期＋第2四半期 累計）
• セグメント（概要）
  • 電子機器事業：遊技機周辺機器メーカー。2025年3月期売上構成比 約79.4%
  • スポーツ事業：ゴルフ関連製品等の企画・販売。売上構成比 約16.0%
  • 不動産事業：居住・事業・医療・店舗等の不動産提供。売上構成比 約4.6%

業績サマリー（第2四半期累計：上半期実績）

• 主要指標（上半期：百万円表記／（）は四捨五入換算）
  • 売上高：13,215 百万円（約132.15億円）／前年同期比 △35.9%
  • 営業利益：1,938 百万円（約19.38億円）／前年同期比 △63.3%
  • 経常利益：2,176 百万円（約21.76億円）／前年同期比 △60.5%
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：1,572 百万円（約15.72億円）／前年同期比 △60.0%
  • 1株当たり利益（EPS）：–（資料に明記なし）
• 進捗状況（通期予想比）
  • 通期売上見通し：25,000 百万円 → 進捗率 52.9%
  • 通期営業利益予想：3,000 百万円 → 進捗率 64.6%
  • 通期経常利益予想：3,500 百万円 → 進捗率 62.2%
  • 通期当期純利益見通し：3,000 百万円 → 進捗率 52.4%
• セグメント別（第2四半期累計＝上半期実績）
  • 電子機器事業
  • 売上高：10,633 百万円（構成比 80.5%）
  • 前年同期比：△35.6%
  • 備考：紙幣識別機の“改刷対応”による特需の終息影響を受け減収。ただしスマート遊技機用ユニット等は堅調。
  • スポーツ事業
  • 売上高：2,476 百万円（構成比 18.7%）
  • 前年同期比：△6.2%
  • 備考：「LIN‑Q」等の国内外販促に注力、前年同期とほぼ同水準。
  • 不動産事業
  • 売上高：105 百万円（構成比 0.8%）
  • 前年同期比：△92.7%
  • 備考：前期に販売用不動産売却の特殊要因があり、当期はそれが発生せず大幅減収。

業績の背景分析

• 業績概要・ハイライト
  • 上半期は通期計画に概ね沿った推移。売上・利益ともに前年同期を下回るが、前々年（より前期）水準と同等で推移している四半期もある。
• 増減要因
  • 減収主因：紙幣識別機の改刷対応に伴う特需の終息 → 電子機器事業の売上減少。
  • 不動産事業の大幅減少：前期にあった販売用不動産売却が上半期に発生しなかったことによる。
  • スポーツ事業はブランド施策（LIN‑Q等）により大きな落ち込みは回避。
  • 有形固定資産取得により現金預金は減少（B/S参照）。
• 競争環境
• リスク要因（資料に記載の一般的注意）
  • 予測は外部環境や不確実性（事業計画、市場状況、競合、成長余力、財務指標等）に影響される旨の注記あり。
  • 資料ではその他具体的リスク（為替、規制、サプライチェーン等）の個別記載は限定的 → ただし将来予測は既知・未知のリスクで乖離する可能性がある旨が明記。

戦略と施策

• 現在の戦略（資料に明記の方針）
  • 高品質かつ低コストの製品提供、顧客課題に対するソリューション提案を通じた企業価値向上。
• 進行中の施策・プロジェクト
  • 自律走行制御システム「I‑GINS」
  • RTK‑GNSSと慣性航法を組合せた高精度制御システム。夜間・霧・不安定地形でも機体位置姿勢を把握可能。
  • 現在はゴルフ場の芝刈り機中心に導入。将来的には緑地整備、農業、工業分野での活用を見据える。
  • バングラデシュ人材事業
  • 子会社 Asian Skill Development Co., Ltd.（ダッカ）による日本就職希望者向けの日本語・文化・マナー・技能等の総合教育プログラム。日本側の人材不足・バングラデシュ側の雇用機会不足の双方解決を目指す。
• セグメント別施策（主な取り組み）
  • 電子機器：スマート遊技機用ユニットの販売継続、紙幣改刷後の需要変化に対応。
  • スポーツ：LIN‑Qをグローバルブランド化する販促活動、製品ライン（例：ATTASシリーズ）拡充。
  • 不動産：賃貸物件の収益安定化に取り組み。

将来予測と見通し

• 業績予想（通期：2026年3月期、会社予想）
  • 売上高：25,000 百万円
  • 営業利益：3,000 百万円
  • 経常利益：3,500 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：3,000 百万円
  • 会社見解：上半期は通期予想に対して50％以上の進捗。ただし紙幣改刷関連の特需が概ね終息しているため、下半期は緩やかな推移を想定。
• 中長期計画
  • 資料に明確な中期経営計画の数値目標やタイムラインは記載なし → 進捗評価は限定的。
• マクロ経済の影響
  • 資料では「紙幣改刷（市場要因）」が直接的な影響要因として明示。その他（為替・金利・需要動向等）に関する具体的記載は限定的。

製品・サービス（主要）

• 新製品／トピックス
  • Operal VMT‑620 Series（小型液晶券売機）
  • 卓上型だが大型ディスプレイ（21.5インチ）搭載。高額紙幣対応＆キャッシュレス対応。インターネット接続不要のため月額ランニングコスト不要で運用可能。プレスリリース日：2025年7月10日。
  • UST Mamiya「ATTAS SPEED」
  • UST Mamiya Japan（グループ会社）より2025年8月28日発売。軽量設計のゴルフシャフト（複数フレックス展開）。
  • UST Mamiya「ESSXポール」
  • 同社製ポールが国際大会で使用され、選手が金メダル（Katie Moon選手）を獲得。製品のパフォーマンス事例として紹介。
  • 自律走行制御システム「I‑GINS」
  • 現在はゴルフ場芝刈り機を中心に導入、将来的に農業・建設等への展開を想定。
• サービス
  • バングラデシュ人材育成事業（日本就職希望者向け育成プログラム）を展開。対象分野に建設・工業、農業・森林、サービス分野を想定。
• 協業・提携
  • 資料上の明示的なM&Aや大型提携の記載はなし。グループ会社（UST Mamiya等）による製品展開や子会社の事業は記載あり。

重要な注記

• 特記事項（リスク等）
  • 将来予測に関する一般的な注意書き：予測は当社の判断・仮定に基づくものであり、既知・未知のリスクにより実績が大きく異なる可能性がある旨を明記。
  • 本資料には独立監査を受けていない管理数値や、外部情報に基づく統計等が含まれる旨の注記あり。
• その他（今後のイベント等）
  • IRお問い合わせ：マミヤ・オーピー株式会社 総務部
  • TEL：03‑6273‑7360
  • URL：https://www.mamiya-op.co.jp/ir/

（以上。記載は提供資料に基づく要約です。個別の投資判断や助言は行っていません。）

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