2026年5月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)
株式会社サカタのタネ — 2026年5月期 第1四半期決算短信(要約)
以下は、提供いただいた決算短信(2026年5月期 第1四半期:2025年6月1日〜2025年8月31日、発表日 2025年10月7日)を所定の観点で整理したものです。出典は同短信および添付資料です。不明項目は「–」と表記しています。
基本情報
- 企業名:株式会社サカタのタネ
- 主要事業分野:種苗(野菜種子、花種子)の開発・生産・販売、園芸資材、小売(園芸用品販売)、造園・緑化など
- 代表者名:代表取締役社長 社長執行役員 加々美 勉
- 上場取引所・コード:東証(東) 1377
- 会社URL:https://corporate.sakataseed.co.jp/
- 問合せ先:常務執行役員 管理本部長兼経理部長 星 武徳(TEL 045-945-8800)
- その他:決算補足説明資料の作成あり(決算説明会はなし)
報告概要
- 提出日:2025年10月7日
- 対象会計期間:2025年6月1日〜2025年8月31日(第1四半期累計)
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:あり(注記参照)
- 次回の決算説明会等:決算説明会は開催なし。補足資料はTDnetおよび同社ウェブサイトに掲載。
セグメント
報告セグメントは以下のとおり。
– 国内卸売事業:国内向けの野菜種子・花種子および資材卸売
– 海外卸売事業:海外向けの野菜種子・花種子卸売(地域別の販売あり)
– 小売事業:通信販売・量販店向けホームガーデン等の小売
– その他:造園緑化分野(公共・民間向け植栽工事、植栽維持管理)、人材派遣等
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):45,410,750株(2026年5月期1Q末)
- 期末自己株式数:2,152,970株(同)
- 期中平均株式数(第1四半期累計):43,250,005株(算定基礎:2025年5月31日現在の発行済株式数(自己株式除く))
- 時価総額:–(決算短信に明記なし)
今後の予定(短信からの記載)
- 決算発表:本短信(10/7)にて開示済み。補足資料はTDnetと同社サイトに掲載予定。
- 株主総会:–(本短信に記載なし)
- IRイベント:決算説明会は実施なし。その他IRイベントの予定は短信に明記なし。
- 重要な資本政策イベント:自己株式の取得および公開買付け(TOB)決議(2025年10月7日取締役会)→ 取得上限1,100,100株、取得価額上限3,613百万円。公開買付けでは1,100,000株を1株3,285円で買付予定(期間:2025/10/8〜2025/11/6)。
財務指標(主要数値)
(単位:百万円、% は前年同期比。注:四捨五入等により合計と差異が生じる場合あり)
損益(第1四半期累計:2025/6/1〜2025/8/31)
- 売上高:23,005(前年同期 20,988、+9.6%)
- 売上原価:6,959(売上総利益:16,045)
- 売上総利益(グross margin):16,045(売上高比 約69.8%)
- 販管費:11,583
- 営業利益:4,462(前年同期 2,729、+63.5)→ 営業利益率 約19.4%
- 経常利益:4,866(前年同期 2,558、+90.2)
- 特別利益:受取和解金 550
- 特別損失:9
- 税引前四半期純利益:5,406
- 四半期純利益(親会社株主に帰属):3,637(前年同期 1,127、+222.6)
- 1株当たり四半期純利益(Q1):84.09円(前年同期 25.71円)
(参考:包括利益は4,726百万円、前年同期は5,217百万円)
連結財政状態(貸借対照表の要点:2025/8/31)
- 総資産:193,672(前期末 190,986、増加 2,686)
- 流動資産合計:113,524(現金及び預金 27,621、商品及び製品 49,204、仕掛品 3,642)
- 固定資産合計:80,148(有形固定資産 48,503、投資有価証券 20,048 等)
- 負債合計:29,105(流動負債 18,663、固定負債 10,442)
- 短期借入金:1,606(前期末 2,281)
- 長期借入金:609
- 純資産合計:164,566
- 自己資本比率:84.7%(前期末 84.5%)
- 1株当たり純資産:3,793.57円(前期末 3,729.66円)
- 借入金残高合計(短期+長期):約2,215百万円(前期末 2,869百万円、減少)
キャッシュフロー
- 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない(作成していない旨)。貸借対照表中の現金及び預金は27,621百万円。
その他の注目数値
- 減価償却費(第1四半期累計):1,204百万円
- のれん償却額(第1四半期累計):32百万円
収益性・効率性指標(簡易計算)
(第1四半期累計ベース)
– 営業利益率:約19.4%(4,462 / 23,005)
– 売上総利益率:約69.8%(16,045 / 23,005)
– 総資産回転率(売上高 / 総資産):約0.119(23,005 / 193,672)
– 流動比率(流動資産 / 流動負債):約6.08(113,524 / 18,663)
(注)前年同期および通期推移グラフ等は短信に掲載の別資料参照。上記は短信数値からの概算。
セグメント別(第1四半期累計)
(外部顧客への売上高・セグメント利益(損失)/百万円)
– 国内卸売事業
– 売上高:4,345(全体比 約18.9%)
– セグメント利益:2,298
– 概要:野菜種子が大幅増(ブロッコリー、トマト、ダイコン、ニンジン増)。花種子は需要停滞で低調。資材は一部増減混在。
– 海外卸売事業
– 売上高:16,774(全体比 約72.9%)
– セグメント利益:5,234
– 概要:野菜種子がほとんどの地域で大幅増、地域別に増減あり(北中米・欧州・南米等で増、アジアは花種子減で地域差)。
– 小売事業
– 売上高:942(全体比 約4.1%)
– セグメント損失:△210
– 概要:通信販売・量販店向けが天候影響等で市場低調、売上減・損失拡大。
– その他(造園等)
– 売上高:944(全体比 約4.1%)
– セグメント利益:20
– 概要:暑さ等の影響はあるものの公共・民間工事や維持管理が堅調で増収。
– セグメント合計(報告セグメント合計):
– 売上高合計:22,877(内部取引除く計)、セグメント利益合計:7,322
– セグメント利益から調整(未実現利益消去等239、全社費用等2,641)▲2,880を差し引き、営業利益は4,462となる。
(注)調整額は主に親会社の研究部門、サプライチェーン部門、本社の管理部門費用等。
中期経営計画との整合性
- 決算短信上に示された中期経営計画の数値や進捗詳細は本短信では限定的。セグメント別増収と利益率改善、海外販売の拡大が進んでいる旨の記載あり。中期計画との整合性や数値目標に対する進捗は、別途開示(中期計画資料)を参照する必要あり。
配当
- 2025年5月期(実績):第2四半期末 30円、期末 45円、年間合計 75円
- 2026年5月期(予想):第2四半期末 35円(予想)、期末 40円(予想)、年間合計 75円(据置)
- 直近公表の配当予想からの修正:なし
(注)配当方針詳細は別資料参照。特別配当の記載はなし。
今後の業績予想(連結:2026年5月期)
(期間:2025/6/1〜2026/5/31、会社公表予想)
– 第2四半期累計(通期中間)予想
– 売上高:45,500(通期比+7.5% for H1)
– 営業利益:5,000(△11.9% 対前年同期間)
– 経常利益:5,000(△11.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:4,500(△12.2%)
– 1株当たり当期純利益(中間):104.05円
– 通期予想
– 売上高:95,500(前年同期比+2.8%)
– 営業利益:11,000(△10.3%)
– 経常利益:11,000(△10.7%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:9,000(△7.3%)
– 1株当たり当期純利益(通期):208.09円
– 業績予想の修正:直近公表からの修正はなし
競合状況や市場動向(短信記載ベース)
- 国内:花の需要停滞や天候影響等がある一方、野菜種子は好調。資材で高機能商材が増加。
- 海外:各地域で需要の違いがあり、北中米・南米等で野菜種子が伸長、アジアでは花種子の不振等。
- 為替・貿易環境:米国の関税動向等により国際貿易の不確実性を指摘。第1四半期では為替変動が売上にマイナス影響を与えている旨(後述)。
(比較情報:同業他社との相対比較は本短信に記載なし → –)
リスク要因(短信より抜粋)
- 為替変動:当第1四半期における為替レート変動による売上への影響は「売上高に対してマイナス10億92百万円」(短信記載)。為替は業績に影響する要因として明示。
- 気象・天候:小売・造園等で天候要因が業績に影響。
- 地政学的・貿易政策の不確実性:海外展開における不確実性が懸念点として言及。
- その他:事業上の通常リスク(苗種の需要変動、原材料・資材価格、規制動向等)。具体的な一覧は通期開示資料等参照。
重要な注記・その他
- 会計方針の変更・見積り変更・修正表示:特になし
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:第1四半期累計のCF計算書は作成していない(注記あり)
- 四半期連結財務諸表に関する注記事項:税金費用の計算において見積実効税率を使用(税効果会計の適用に関する注記)
- 株式給付信託(BBT):信託保有株式 78,580株(第1四半期末)を自己株式として計上(帳簿価額287百万円)
- 企業結合(子会社化)
- 取得企業:Agritu Sementes Ltda.(タマネギ種子の開発・生産・販売、ブラジル)
- 取得日:2025年7月1日
- 取得対価(現金 1,587百万円、繰延対価 79百万円、合計取得原価 1,666百万円)
- のれん:1,336百万円(暫定配分、主に将来の超過収益力に起因)、償却は均等償却(償却期間算定中)
- 当期の損益への寄与:貸借対照表のみ連結(損益は未反映)
- 重要な後発事象:自己株式取得および公開買付け(TOB)決議(上記参照)
財務解説(短信の説明を要約)
- 第1四半期では、野菜種子の販売好調が主因で売上・利益が増加。円高等のマイナス影響を野菜種子増売で相殺。
- 売上総利益は増加(増収+利益率向上)し、受取和解金の計上(特別利益)も利益を押し上げた。
- 販管費は人件費等で増加したが、営業利益は前年同期比で大幅増となった。
- 経常利益は営業増益に加え為替差損の減少等で大幅増。四半期純利益は和解金計上と前期の災害損失の剥落により大幅増。
- 第1四半期は売上高23,005百万円(+9.6%)、営業利益4,462百万円(+63.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,637百万円(+222.6%)と増益。
- 野菜種子が国内外で好調で、海外卸売が業績を牽引(売上の約73%を占める)。
- 自己資本比率は高水準(84.7%)、有利子負債は減少傾向。
- 受取和解金(特別利益)や前期の災害損失の剥落等、期ごとの特殊要因が純利益に影響している点に留意。
- 2026年5月期通期予想は売上高95,500百万円(+2.8%)だが営業利益・経常利益・当期純利益は前年割れ予想(会社公表値)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1377 |
| 企業名 | サカタのタネ |
| URL | http://www.sakataseed.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 水産・農林業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。