決算説明：マイネット（3928）

2025年12月期 第２四半期 決算説明会 書き起こし要約

株式会社マイネット — 2025年12月期 第2四半期 決算説明会（書き起こし要約）

（出典：同社 2025/08/27 発表 書き起こし要約、決算説明資料、説明会動画 https://youtu.be/0Z5tptFUgwg）

基本情報

• 企業概要
  • 企業名：株式会社マイネット（コード番号：3928）
  • 主要事業分野：ゲーム事業（既存タイトル運営、開発・運営受託）、新規事業（スポーツDX、BtoBソリューション（異業種））
  • 代表者名：代表取締役社長 岩城 農
• 説明会情報
  • 開催日時：2025年8月27日（資料上の公開日）
  • 説明会形式：動画公開（YouTube）／書面による要約（オンライン配信形式を想定）
  • 参加対象：一般向けに公開（投資家・ステークホルダー向け説明資料）※詳細な参加対象の記載はなし
• 説明者
  • 発表者：代表取締役社長 岩城 農
  • 発言概要：上期業績（特に営業利益）が好調に推移した旨の報告。通期見通しは不確実性が高いため据え置き。事業戦略としてスポーツDX・BtoBソリューションに注力し、Jリーグとサポーティングカンパニー契約を締結、Jリーグ公式「トレーディングカード×ファンタジースポーツゲーム」の開発・運営を担当する旨を発表。ゲーム事業は既存タイトルで安定的に利益を確保しつつ、新領域へリソースシフト中。
• 報告期間
  • 対象会計期間：2025年12月期 第2四半期（上期）決算
• セグメント（資料上の区分）
  • ゲーム事業（既存タイトル運営、セカンダリー、開発受託・新領域）
  • 新規事業：スポーツDX（ファンタジースポーツ、トレーディングカード等）
  • 新規事業：BtoBソリューション（異業種向けエンタメ/コンサル・SES等）

業績サマリー（第2四半期・上期実績）

（資料の単位は百万円で表示されている箇所あり。以下は同社資料に基づく数値）
– 主要指標（2025年12月期 第2四半期 上期実績）
– 売上高：3,939（百万円）
– 前年同期：4,677 → 増減 △738（△15.8%）
– 営業利益：242（百万円）
– 前年同期：309 → 増減 △66（△21.6%）
– 経常利益：192（百万円）
– 前年同期：293 → 増減 △100（△34.3%）
– 最終（純）利益：156（百万円）
– 前年同期：276 → 増減 △119（△43.2%）
– 1株当たり利益（EPS）：–（資料記載なし）
– 前年同期比：上記のとおり（売上・利益とも前年同期を下回る）
– 期初予想に対する進捗（資料より）
– 売上高進捗：46.3%（期初予想に対する実績比）
– 営業利益進捗：242.4%（期初予想に対し大幅超過）
– 経常利益進捗：275.4%
– 最終利益進捗：1,569.1%
– 注：上記は同社スライドの「期初予想に対する進捗」を転記。通期予想は据え置き（修正なし）。
– セグメント別状況（資料より）
– ゲーム事業（Q2 2025 実績）
– 売上高：約1,655（百万円）
– 営業利益：約191（百万円）
– 概要：既存タイトルの運営が主力。利益率は維持しつつ、新領域へのリソースシフトを実施。
– BtoBソリューション（異業種、新規事業）
– 売上高（Q2）：約153（百万円）
– 概要：ゲーム業界以外のエンタメ領域への拡大、グループのエンジニア活用による案件増加。安定成長を目指す段階。
– スポーツDX
– 売上高：–（新規プロダクト、リリース前のため実績数値は未計上）
– 概要：Jリーグとサポーティングカンパニー契約締結、公式トレーディングカード×ファンタジースポーツゲームの開発・運営を予定。

業績の背景分析

• 業績概要（ハイライト）
  • 上期は営業利益が好調に推移し、段階利益で期初予想を大きく上回る進捗となった。一方、売上高は前年同期を下回った。
  • 事業ポートフォリオの再編（ゲームに加えスポーツDX・BtoBへの注力）を進めている。
  • Jリーグとの提携が主要トピック。
• 増減要因（同社説明に基づく要旨）
  • 売上減少：既存タイトルの売上は年々減衰する傾向、市場成熟や大型周年イベントの有無等の影響で前年同期比で売上が減少。
  • 利益維持・改善：投資コントロール（コスト管理）により営業利益率は維持。収益範囲内で新規事業への投資を継続している。
  • 新規事業段階：スポーツDXはプロダクトリリース前、BtoBは着実に案件獲得・エンタメ領域へ拡大中。
• 競争環境
  • 記載：国内スマホゲーム市場は成熟しており、新規成長源としてスポーツDXやBtoBソリューションを模索中。
  • 具体的な市場シェアや競合比較は資料に記載なし（→ –）。
• リスク要因（資料で示唆された点）
  • 新規プロダクトのリリース時期・市場反応に不確実性あり（通期業績見通し据え置きの主因）。
  • 国内スマホゲーム市場の成長停滞、タイトルヒットの不確実性。
  • 新規事業が期待通りの収益化に至らないリスク。
  • 為替・サプライチェーン・規制等の外部要因については具体言及なし（→一般的な外部リスクとして考慮の必要あり）。

戦略と施策

• 現在の戦略（中期的方向性）
  • コアのゲーム事業を継続しつつ、事業の成長基盤をスポーツDXとBtoBソリューションに絞り込み、リソースシフトを進める。
  • 収益の源泉（セカンダリー領域等）で利益を確保しながら、新規事業へ投資する方針。
• 進行中の施策（具体的プロジェクト）
  • Jリーグとのサポーティングカンパニー契約締結：公式トレーディングカード×ファンタジースポーツゲームの開発・運営（サービス詳細・リリース時期は今後発表予定）。
  • BtoBソリューション：グループのエンジニアを活用し、ゲーム業界以外のクライアント拡大、SES的受注拡大、チーム単位での受託提供に注力。
  • ゲーム事業内の新領域（受託開発、運営以外のサービス）でパイプライン拡大（資料上：企画提案段階の案件が複数存在）。
• セグメント別施策と進捗
  • ゲーム事業：既存タイトルの収益性維持と同時に、新作獲得や新領域への人材・予算シフトを進める。新作のヒットは未達だがパイプラインは存在。
  • BtoBソリューション：エンタメ領域へ領域拡大、採用強化やコンサルティング事業の拡充により売上成長を図る（Q2実績で安定化の兆候）。
  • スポーツDX：Jリーグ案件を起点に、他リーグ・クラブへの横展開を想定。現段階はプロダクト開発フェーズ。

将来予測と見通し

• 業績予想（次期・通期）
• 中長期計画
  • 中期的にはスポーツDXやBtoBソリューションを成長の柱に育成する計画。進捗は「着実に仕込みを行っているが、収益化・メイン収益化までには時間を要する」との説明。
• マクロ経済の影響
  • 直接の為替・金利影響についての具体的記載はなし。市場面では国内スマホゲーム市場の成熟・停滞が構造的な背景として言及されている。

配当と株主還元

• 配当方針：資料内に詳細記載なし（→ –）
• 配当実績：中間配当・期末配当・年間配当の数値記載なし（→ –）
• 特別配当：記載なし（→ –）

製品・サービス

• 主要製品 / サービス
  • ゲーム運営（累計80本超のタイトル運営実績を保有）／運営ノウハウを活かした新作開発・部分受託・運営受託。
  • スポーツDX：選手実成績に連動するファンタジースポーツ、トレーディングカードと組み合わせた公式サービス（Jリーグ向けプロダクト開発・運営）。
  • BtoBソリューション：異業種向けにエンジニア・コンサル提供、SES的な人月提供、チーム単位での機能提供（マーケティング、イラスト等）。
• 販売状況
  • スポーツDXはリリース前で収益化は未実施（リリース時期・詳細は今後発表）。
  • BtoBはQ2までにクライアント拡大、売上が安定してきている旨。
  • ゲーム事業は既存タイトルで安定利益を創出しているが売上の下振れが見られる。
• 協業・提携
  • Jリーグ：サポーティングカンパニー契約締結（Jリーグ公式プロダクト開発・運営）
  • 過去にプロ野球、Bリーグなどスポーツ団体との連携実績を持つ旨。

重要な注記

• 会計方針の変更：資料に記載なし（→ –）
• 特記事項（リスク・注意点）
  • 通期予想据え置きの理由は「新規仕込みの不確実性が高く、既存タイトルの見立てだけで上方修正を行う時点ではない」ため。
  • 新規事業（特にスポーツDX）は期待値が高いがリリース時期・収益化の不確実性がある点に留意。
• その他（今後のイベント等）
  • スポーツDXのサービス詳細およびリリース時期はJリーグと協議の上、近日別途発表予定。
  • 決算説明会の動画（公開中）：https://youtu.be/0Z5tptFUgwg
  • IR問い合わせフォーム：https://mynet.co.jp/ir/contact

注意事項（同社資料に基づく整理）
– 本要約は提供された決算説明会書き起こし要約および資料に基づき整理したものであり、投資助言や売買推奨を行うものではありません。数値は資料記載のまま記載していますが、単位・表記の確認は原資料をご参照ください。必要な追加数値や原資料のスライド参照があればお知らせください。

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企業情報

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