2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
株式会社フィスコ(3807) 2025年12月期 第3四半期(非連結)決算短信 要約
以下は、提出された決算短信(2025年11月14日提出、対象期間:2025年1月1日〜2025年9月30日)に基づき整理した情報です。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社フィスコ(FISCO)
- 主要事業分野:
- 情報サービス事業(金融・経済情報配信、IR支援/IRコンサルティング)
- 広告代理業
- 暗号資産・ブロックチェーン事業
- 代表者:代表取締役社長兼管理本部長 岡本 純子
- 連絡先:TEL 03-5774-2440
- URL:https://www.fisco.co.jp/
- その他:四半期財務諸表に対する期中レビュー(監査)あり(UHY東京監査法人)
報告概要
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間(第3四半期累計):2025年1月1日〜2025年9月30日
- 決算説明資料作成の有無:無
- 決算説明会開催の有無:無
- 四半期報告の訂正:2024年第3四半期の数値は2025年8月8日付の訂正後数値を使用
セグメント(報告セグメント)
- 情報サービス事業:金融・経済情報配信(リアルタイムサービス、アウトソーシング)および上場企業向けIR支援・IRコンサル(スポンサー型アナリストレポート等)
- 広告代理業:企業広告、コンテンツ制作(動画・Web・ツール等)、オンラインシフト対応
- 暗号資産・ブロックチェーン事業:暗号資産の保有・取引(慎重なトレーディング方針)
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):45,908,222株(2025年9月30日)
- 期末自己株式数:91,702株
- 期中平均株式数(四半期累計):45,816,520株
- 時価総額:–(未記載)
- その他:1株当たり四半期純利益(2025年3Q累計)0.33円。希薄化影響なし。
今後の予定
- IRイベント等:無し(決算説明会の開催無しと記載)
- 配当支払開始予定日:-(未定)
財務指標(要点)
(表示単位は原資料に準じ、金額は百万円表記を併記しています。原資料は千円表示もあり。)
損益(第3四半期累計:2025/1/1–2025/9/30)
- 売上高:655百万円(前年同期622百万円、+5.2%)
- 売上原価:267百万円(前年312百万円)
- 売上総利益:388百万円(前年309百万円)
- 販売費及び一般管理費:369百万円(前年411百万円)
- 営業利益:19百万円(前年は営業損失101百万円)
- 経常利益:20百万円(前年は経常損失99百万円)
- 四半期純利益:15百万円(前年は四半期純損失270百万円)
- 1株当たり四半期純利益:0.33円
通期業績予想(2025年12月期、変更無し)
- 売上高:887百万円(前年同期比 +2.1%)
- 営業利益:30百万円
- 経常利益:30百万円
- 当期純利益:30百万円
- 1株当たり当期純利益(通期):0.65円
財政状態(貸借対照表要点:2025/9/30)
- 総資産:3,036百万円(前期末1,781百万円)
- 純資産:1,493百万円(前期末236百万円)
- 自己資本比率:48.9%(前期12.9%)
- 自己資本(注記):1,486百万円
- 現金及び預金:221百万円(千円表示では221,258千円)
- 投資有価証券:2,618百万円(前期1,338百万円) — 評価差額金の増加が主因
- 暗号資産:0.03百万円(千円表示で27千円、前期32百万円 → 大幅減少)
- 繰延税金負債:1,421百万円(大口項目)
- 負債合計:1,543百万円(ほぼ前期並び)
キャッシュ・フロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていません(注記)
- 減価償却費(第3四半期累計):181千円
収益性・効率性指標(計算値)
- 売上高営業利益率(第3Q累計):約2.9%(19/655)
- 売上総利益率(第3Q累計):約59.3%(388/656)
- 総資産回転率(第3Q累計、簡易):約0.22 回(655 / 3,036、期間差は考慮せず簡易算出)
セグメント別(第3四半期累計)
- 情報サービス事業
- 売上高:613.9百万円
- セグメント利益:229.7百万円
- 内訳:金融情報配信分野は需要低迷で減少(186百万円→前年204百万円)、IR支援・コンサル分野は堅調(427百万円→前年370百万円)
- 広告代理業
- 売上高:38.3百万円
- セグメント利益:4.0百万円(前年はセグメント損失)
- 暗号資産・ブロックチェーン事業
- 売上高:3.5百万円
- セグメント利益:3.5百万円(前年は損失)
- セグメント合計利益:237.1百万円、全社共通費(調整額)△218.0百万円 を差引き営業利益19.1百万円に調整
財務の解説(開示内容の整理)
- 総資産の増加は主に投資有価証券の評価差額金の計上(株式評価増)によるもの(約1,280百万円増)。
- 現金(流動性)は保有しており、定期預金除く現金預金185百万円を保有と明示。
- 前期に暗号資産の評価損(40百万円)計上→備忘価額まで減額済みのため、本期は評価損計上なし。
- 前期は大幅な営業損失とマイナス営業CFが継続していたが、コスト削減(年換算約90百万円実現)とIRコンサル中心の収益強化で改善し、当第3Q累計では黒字化。
配当
- 2024年12月期:中間 0.00円、期末 0.00円(年間0.00円)
- 2025年12月期(当期):第2四半期末 0.00円(中間0)/期末:未定
- 2025年通期予想に修正は無し(期末配当は現時点未定)
- 特別配当:無し(開示なし)
セグメント別情報(詳細)
- 情報サービスが売上高・利益の大半を占める(売上比 約93.6%、セグメント利益の中心)
- 広告代理業は売上規模は小さいが、制作やオンライン関連で高付加価値案件を獲得し利益改善
- 暗号資産事業は当期は慎重運用・売却益等により小規模ながらプラス貢献。ただしトレーディング方針は慎重継続、東京証券取引所へ「改善報告書」提出済(2025/10/17公表)に伴う再発防止策の実施中のため新規取り組みは現時点予定なし
中長期計画との整合性
- 開示では、中期的に収益構造改善のためIRコンサルティング分野へ経営資源を集中し新規顧客を継続的に獲得(月平均約10件、年間約100件の獲得ペースを想定)している旨を示している。
- コスト削減(年換算約90百万円達成、当事業年度は更に約60百万円削減予定)と合わせ、当期業績改善の要因として整合的に説明されている。
競合状況・市場動向(開示に基づく記載)
- 開示内では市況や競合の具体比較は示されていないため、同業他社比較は記載なし(–)。
- 市場動向:
- 国内経済は雇用・所得改善やインバウンド回復で緩やか回復。ただし円安・物価上昇、地政学リスク、金融政策先行きに不透明感あり。
- 暗号資産市場は主要銘柄が上昇基調で需給や用途拡大が期待される一方、流動性や運用・評価上のリスクに留意。
今後の見通し・リスク要因
- 業績予想(通期)は2025年2月発表値から変更無し:通期売上887百万円、営業利益30百万円、当期純利益30百万円。
- リスク要因(開示抜粋):
- マクロ要因(為替、物価、金融政策、地政学リスク)
- 暗号資産の流動性・評価リスクおよび取引運用上の不祥事リスク(改善報告書提出済、再発防止策実施中)
- 収益性回復が予定どおり進まない場合の継続企業に関する不確実性(過去2期連続の営業赤字とマイナス営業CFの発生は注記)
重要な注記・会計方針等
- 会計方針の変更:2025年第1四半期から「法人税等に関する会計基準」を適用(影響はないと記載)
- 過年度遡及修正:あり(2024年第3四半期の数値は訂正後の数値を使用)
- 継続企業の前提:継続企業の前提に関する重要な不確実性については、現状は「重要な不確実性はない」と会社は判断(ただし過去の営業損失等を踏まえ対応策を実行中)
- キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計のCF計算書は作成されていない(注記あり)
- 監査(レビュー):独立監査法人の期中レビューを取得、重要な点で適正とする結論
重要:本要約は提出された決算短信の開示内容に基づく整理です。投資判断や投資助言は行っていません。不明な項目は「–」と記載しています。必要であれば、特定項目(例:セグメントのより詳細な内訳、貸借対照表の主要科目の推移、株主構成等)を追加で抽出・整理します。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3807 |
| 企業名 | フィスコ |
| URL | http://www.fisco.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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