決算短信：なとり（2922）

2025年３月期第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社なとり — 2025年3月期 第3四半期決算短信 要約（Markdown）

（注）以下は開示資料（決算短信および添付資料）に基づく事実の要約です。投資助言は行いません。不明な項目は「–」と記載しています。

基本情報

• 企業名：株式会社 なとり（証券コード 2922）
• 上場取引所：東（東証）
• URL： https://www.natori.co.jp
• 主要事業分野：食料品（加工食品）の製造・販売、及び不動産賃貸事業
• 代表者：代表取締役会長兼社長 名取 三郎
• 問合せ先：取締役執行役員 経営企画部長兼経理部長 安宅 茂（TEL 03-5390-8111）

報告概要

• 提出日：2025年2月5日
• 対象会計期間（第3四半期累計）：2024年4月1日〜2024年12月31日
• 決算補足説明資料：作成あり
• 決算説明会：開催なし（補足資料はあり）

セグメント（報告セグメント）

• 食品製造販売事業：水産加工品、畜肉加工品、酪農加工品、農産加工品、素材菓子、チルド製品、その他（アソート・レトルト等）
• 不動産賃貸事業：賃貸収入等

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：15,032,209株
• 期末自己株式数：2,449,656株
• 第3四半期累計の期中平均株式数：12,582,553株
• 時価総額：–（開示なし）

今後の予定

• 通期（2025年3月期）決算発表：通期は2025年3月31日決算期末（正式日程は別途公表）
• IRイベント：決算説明会は今回「無」、説明資料は作成あり
• その他：業績予想の修正がある場合は速やかに公表予定

財務指標（主要数値：連結、第3四半期累計：2024/4/1–2024/12/31）

（単位：百万円。百分率は前年同四半期比）
– 売上高：38,063（+3.4%）
– 営業利益：2,158（△2.9%）
– 経常利益：2,213（△0.4%）
– 親会社株主に帰属する四半期純利益：1,556（△17.0%）
– 包括利益：1,608（△17.5%）
– 1株当たり四半期純利益：123.69円（前年149.04円）
– 通期予想（会社公表、2024/4/1–2025/3/31）：
– 売上高：48,250（+1.4%）
– 営業利益：2,130（+0.2%）
– 経常利益：2,170（+0.4%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：1,480（+5.7%）
– 1株当たり当期純利益（通期予想）：117.62円

連結財政状態（2024/12/31時点）

• 総資産：45,109 百万円（前期末 43,438）
• 純資産：26,381 百万円（前期末 25,075）
• 自己資本比率：58.5%（前期末 57.7%）

貸借対照表（要点、2024/12/31）

• 流動資産合計：24,817 百万円（現金・預金は4,711、売掛金 12,358）
• 固定資産合計：20,293 百万円（有形1,651、無形979、投資その他2,800）
• 流動負債：15,318 百万円（支払手形・買掛金 7,181）
• 固定負債：3,411 百万円（長期借入金 1,352）
• 負債合計：18,729 百万円

損益計算書（第3四半期累計、主要項目）

• 売上原価：29,626 百万円 → 売上総利益：8,438 百万円（売上高に対する売上総利益率 ≒22.2%）
• 販売費及び一般管理費：6,280 百万円
• 営業利益率：2,158 / 38,063 ≒ 5.7%
• 営業外収益：98 百万円、営業外費用：43 百万円（持分法損失が前年に計上）
• 特別損益：当期は特別利益なし（前期は関係会社出資金売却益422百万円計上）

キャッシュ・フロー

• 第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記あり）。
• 減価償却費（累計）：938,663千円（約939百万円）

収益性・効率性・安全性指標（計算値）

（計算は開示数値に基づく概算。四捨五入あり）
– 売上総利益率（第3Q累計）：約22.2%（前期22.1%）
– 営業利益率：約5.7%（前期6.0%）
– 総資産回転率（売上高 / 総資産、期末ベース）：38,063 / 45,110 ≒ 0.84 回
– 流動比率（流動資産 / 流動負債）：24,817 / 15,318 ≒ 1.62（162%）
– 負債比率（負債 / 純資産）：18,729 / 26,381 ≒ 0.71（約71%）
– 自己資本比率：58.5%（会社公表）

セグメント別（第3四半期累計：2024/4/1–2024/12/31）

• 食品製造販売事業
  • 売上：37,742 百万円（セグメント合計）
  • セグメント利益（営業）：1,930 百万円
  • 製品群別売上（主なもの）：
  • 水産加工製品：15,776（構成比 41.5%）＋増収（前期比＋3.2%）
  • 畜肉加工製品：7,012（18.4%）＋増収（＋3.2%）
  • 酪農加工製品：6,890（18.1%）＋増収（＋2.6%）
  • 農産加工製品：1,530（4.0%）＋増収（＋5.7%）
  • 素材菓子製品：1,961（5.2%）＋増収（＋2.8%）
  • チルド製品：1,535（4.0%）＋大幅増収（＋37.3%）
  • その他製品：3,036（8.0%）→ 減収（△5.9%）
  • 事業コメント（会社開示）：主力製品の販売促進、新製品投入（おやつ需要向け等）やコラボ商品が寄与して増収。価格改定の浸透、コスト管理、プロダクトミックス改善で一定の効果。ただし原材料価格上昇（円安含む）や基幹システム刷新費用などで利益面は圧迫。
• 不動産賃貸事業
  • 売上：321 百万円（+1.4%）
  • セグメント利益（営業）：228 百万円（+9.5%）
• セグメント合計（営業利益）：食品1,930 + 不動産228 = 2,158 百万円（連結営業利益と整合）

財務の解説（会社の説明に基づく要点）

• 売上は主力製品の販促、新製品投入（おやつ需要へ展開）やコラボ商品等で増収。チルド製品や一部の新製品が好調。
• 利益は価格改定やコストコントロール等の効果はあるが、原材料のさらなる値上がり（円安含む）と基幹システム刷新費用等の増加で営業利益・経常利益は僅少な減益。
• 前期に計上した関係会社出資金売却益（422百万円）が当期にないため、四半期純利益は前年同期比で減少。
• 期末は売上増加に伴う売掛金増加で現金預金は減少したが、総資産は増加。借入金等は返済が進む一方、仕入増で買掛金が増加。

配当

• 2024年3月期（実績）：中間 11円、期末 12円、年間合計 23円
• 2025年3月期（実績・予想）：中間 12円（実施済）、期末予想 12円、年間予想合計 24円
• 直近公表の配当予想からの修正：なし
• 特別配当：なし（開示なし）

競合状況や市場動向（開示情報の要約）

• 会社は主に「おつまみ」「おやつ」市場で販促・新製品投入を実施し、市場での定着を図っている旨を開示。

今後の見通しとリスク要因

• 通期業績予想は2024年5月10日公表の予想から修正なし（通期売上48,250百万円、営業利益2,130百万円等）。
• 会社が明示している主な業績への影響要因（開示から）：
  • 原材料価格の上昇（円安含む）
  • 基幹システム刷新に伴う費用増
  • 為替や原材料市況変動等の外部要因
• 業績予想は現時点の合理的な前提に基づくもので、実際の業績は様々な要因により異なる可能性がある旨の注記あり。

重要な注記・会計方針等

• 連結範囲の重要な変更：なし（新規・除外ともに無し）
• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用：あり（税金費用の計算等、詳細は添付資料参照）
• 会計方針の変更：あり（「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」（2022改正会計基準）を期首から適用）→ 当該変更による四半期連結財務諸表への影響は無しと記載。
• 特別損益：当期は特別利益なし（前期は関係会社出資金売却益422百万円）
• キャッシュ・フロー計算書：第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記）
• 減価償却費（累計）：約939百万円（第3Q累計）
• 監査（レビュー）：四半期連結財務諸表に対して公認会計士（三優監査法人）による期中レビューがあり、「重要な点において不適正である事項は認められなかった」との結論。

必要な箇所で追加の数値や注記（該当ページ）があれば指示ください。追加資料に基づいて項目を追記・更新します。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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