2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社なとり — 2024年3月期 決算短信(連結)要約
※情報は提出資料(決算短信:提出日 2024年5月10日)に基づき整理しています。不明な項目は「–」と記載しています。
基本情報
- 企業名:株式会社 なとり(証券コード 2922)
- 主要事業分野:食品製造販売事業(おつまみ等)/不動産賃貸事業
- 代表者:代表取締役会長兼社長 名取 三郎
- 本店URL:https://www.natori.co.jp
- 問合せ先:取締役執行役員 経営企画部長兼経理部長 安宅 茂(TEL 03-5390-8111)
報告概要
- 決算短信提出日:2024年5月10日
- 対象会計期間(連結):2023年4月1日〜2024年3月31日(2024年3月期)
- 決算説明会資料:作成無し/決算説明会:開催なし(短信より)
セグメント(報告セグメント)
- 食品製造販売事業:水産加工製品、畜肉加工製品、酪農加工製品、農産加工製品、素材菓子製品、チルド製品、その他製品の製造販売
- 不動産賃貸事業:不動産賃貸
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):15,032,209株(2024/3)
- 期末自己株式数:2,449,656株(2024/3)
- 期中平均株式数:12,582,569株(2024/3)
- 時価総額:–(株価情報の記載なしのため省略)
今後の予定(短信記載)
- 定時株主総会開催予定日:2024年6月27日
- 配当支払開始予定日:2024年6月28日
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月28日
- その他IRイベント:決算説明会等の開催は無し(当期)
財務指標(主要数値ハイライト、単位:百万円/円)
- 売上高(連結)
- 2024年3月期 実績:47,578 百万円(前期比 +5.5%)
- 2025年3月期 予想:48,250 百万円(前期比 +1.4%)
- 営業利益(連結)
- 2024実績:2,125 百万円(同 +241.6%)
- 2025予想:2,130 百万円(同 +0.2%)
- 経常利益(連結)
- 2024実績:2,162 百万円(同 +232.5%)
- 2025予想:2,170 百万円(同 +0.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益
- 2024実績:1,400 百万円(同 +243.6%)
- 2025予想:1,480 百万円(同 +5.7%)
- 1株当たり当期純利益(EPS)
- 2024実績:111.28円
- 2025予想:117.62円(短信の予想値)
- 総資産 / 純資産
- 総資産(2024/3):43,438 百万円(前期 40,024)
- 純資産(2024/3):25,074 百万円(前期 23,582)
- 自己資本比率:57.7%(2024/3、前期 58.9%)
- 1株当たり純資産(BPS)
- 2024/3:1,992.80円(前期 1,874.14円)
財務安全性・キャッシュ関連
- 現金及び現金同等物(期末)
- 2024/3:5,789 百万円(前期 1,714)
- 営業活動によるCF
- 2024:6,480 百万円(前期 △1,330)
- 投資活動によるCF
- 2024:△891 百万円(前期 △710)
- 財務活動によるCF
- 2024:△1,513 百万円(前期 △834)
- フリーキャッシュフロー(営業+投資):約 5,588 百万円の収入(2024)
財務諸表の要点・解説(短信記載の背景説明を中心に)
- 売上増は、価格改定後の製品の市場定着、新製品投入や販促(例:チーズ鱈®のキャンペーン)、節約志向に対応した商品群などにより食品製造販売事業が牽引。食品事業売上は471.55億円(同 +5.6%)、不動産賃貸は4.23億円(同 +0.6%)。
- 利益改善の主因は、原材料高等のコスト増に対して売上増、プロダクトミックス改善、一部製品の価格改定・内容量変更、コスト管理の徹底により売上総利益率や営業利益が改善したため(営業利益 21.25億円、前年 6.22億円)。
- 特別項目:持分法適用関連会社(南京名紅旺)の出資持分譲渡に伴う関係会社出資金売却益 422 百万円を特別利益に計上。一方で、新基幹システムのパッケージの将来使用しない機能等に係る減損損失 528 百万円を特別損失に計上。
- 貸借対照表では現金及び預金が大幅増(約+4,074 百万円)により総資産増。負債は支払手形・買掛金の増加が見られる(流動負債の増加)。自己資本比率は仕入債務増加等で前期比1.2ポイント低下の57.7%。
セグメント別情報
- 売上高(セグメント別、2024/3 実績、単位:百万円)
- 食品製造販売事業:47,155(構成比 99.1%)→ セグメント営業利益 1,860 百万円(前年 344.9)
- 内訳(製品群):水産加工 19,669、畜肉加工 8,787、酪農加工 8,658、農産加工 1,941、素材菓子 2,465、チルド 1,548、その他 4,085(いずれも百万円)
- 増収要因:新製品や定番商品の販売伸長、期間限定パッケージ、アソート商品の好調等(短信記載)
- 不動産賃貸事業:423(構成比 0.9%)→ セグメント営業利益 264 百万円(前年 277)
- セグメント合計:47,578 百万円、セグメント合計営業利益 2,125 百万円(連結営業利益と一致)
配当
- 2023年3月期(実績):年間 22.00円(中間 11.00円、期末 11.00円)、連結配当性向 67.9%(※小数点は短信値)
- 2024年3月期(実績):年間 23.00円(中間 11.00円、期末 12.00円)、配当金総額 289 百万円、連結配当性向 20.7%
- 2025年3月期(予想):年間 24.00円(中間 12.00円、期末 12.00円)、配当性向(予想)20.4%
- 特別配当:2024年3月期は特別配当無し(短信記載)。将来の可能性は記載無し。
中期経営計画との整合性
- 「第6次中期経営計画(Next Value up for 80)」の2年目(第76期)で、重点戦略は(1)製品での差別化・販促、(2)人材・働きがい、(3)SDGs・ガバナンス強化。
- 当期は新製品投入や販促、サプライチェーン強化(調達先の多様化、国内回帰等)、設備投資(太陽光発電の稼働等)、人事制度や職場施策の実行により計画に沿った取り組みを継続。進捗については短信で「重点戦略に取り組み、収益力向上を目指す」と記載(定量的な中期目標の達成度は短信中に限定的な記載)。
競合状況・市場動向(短信より)
- 市場環境:行動制限緩和(コロナの5類移行)で行楽需要やインバウンドが回復傾向。ただし原材料価格高騰、エネルギーコスト上昇、為替の円安、地政学的リスク(ウクライナ・中東等)、物流課題(2024年問題)など不確実性が依然存在。
- 競合比較:同業他社との比較データは短信に記載無し → 比較情報は「–」とする。
- 市場の特徴:原材料高を受けた値上げが各社で進み、消費者の節約志向も見られるため、パッケージ、価格帯、プロモーションでの対応が重要と記載。
今後の見通し(会社予想とリスク)
- 2025年3月期 連結業績予想(2024/4/1〜2025/3/31)
- 売上高:48,250 百万円(+1.4%)
- 営業利益:2,130 百万円(+0.2%)
- 経常利益:2,170 百万円(+0.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,480 百万円(+5.7%)
- 1株当たり当期純利益(予想):117.62円
- 予想の前提:新製品投入の継続、販促強化、プロダクトミックス改善を前提に増収・増益を見込むが、原材料高、物流費増、賃上げ、為替等の懸念を想定。投資面では基幹システムの最終段階投資や設備投資を予定。
- 主なリスク要因(短信記載事項を抜粋)
- 原材料価格の上昇、エネルギーコストの変動
- 為替変動(円安等)
- 地政学的リスク(ウクライナ情勢、中東緊張等)
- 物流問題(2024年問題等)および物価上昇による消費動向の変化
- その他:サプライチェーンや調達先のリスク
重要な注記・会計関連
- 会計方針の変更:該当事項なし(短信記載)
- 期中の連結範囲変更:該当事項なし(短信記載)
- 重要な特記事項:
- 関係会社出資金売却益 422 百万円(特別利益)を計上(南京名紅旺の持分譲渡)
- 新基幹システム関連の使用見込み機能の減損損失 528 百万円(特別損失)計上
- 監査:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外(短信内に明記)
補足(短信中のその他注記)
– 投資・設備投資:無形固定資産(基幹システム等)の取得支出が計上されている(当期 約727 百万円の無形資産取得)。
– ESG / サステナビリティ:CO2削減等の取り組み(工場での省エネ改善、太陽光発電導入等)を推進。サステナビリティ報告書URLが示されている。
不明な項目・補足:
– 時価総額、競合他社の具体的比較(数値)は資料に明示がないため「–」としました。
– 本要約は提出資料に基づく事実整理であり、投資助言・価値判断は行っていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2922 |
| 企業名 | なとり |
| URL | http://www.natori.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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