決算短信：イフジ産業（2924）

2026年３月期　第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

イフジ産業株式会社 — 2026年3月期 第1四半期決算短信（連結）要約

（作成元資料：2026年3月期 第1四半期決算短信 2025年8月5日公表）

基本情報

• 企業名：イフジ産業株式会社（証券コード 2924）
• 上場市場：東・福（東証・福岡）
• URL：https://www.ifuji.co.jp/
• 主要事業分野（セグメント）：液卵事業、調味料事業、オーガニックEC事業
• 代表者：代表取締役社長 藤井 宗徳
• 問合せ先：常務取締役 管理本部長 原 敬（TEL: 092-938-4561）
• その他：決算説明資料および決算説明会は「無」

報告概要

• 提出日：2025年8月5日
• 対象会計期間：2025年4月1日～2025年6月30日（2026年3月期 第1四半期）
• 決算説明会：実施無し（補足資料作成無し）

セグメント

• 液卵事業：液卵（生卵を加工・販売）を主力とする事業。「液卵の販売数量」「販売単価」が業績の主要ドライバー。鶏卵相場に販売単価・仕入単価の約80%が連動。
• 調味料事業：調味料の製造・販売。既存得意先中心の販売構成。
• オーガニックEC事業：ECでのオーガニック商品販売（主要子会社 HORIZON FARMS を連結）。のれん計上あり。

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：8,345,370株（2026年3月期1Q）
• 期末自己株式数：209,251株
• 期中平均株式数（四半期累計）：8,136,119株（当第1四半期）
• 時価総額：–（資料に記載無し）
• その他：公認会計士等による四半期レビュー：無

今後の予定

• 次回決算発表・株主総会・IRイベント等の具体日程：–（本資料に明示無し）
• 配当支払開始予定日：―（当四半期時点で未設定）

財務指標（要点）

（単位：百万円、％は前年同期比。小数は四捨五入）

損益（連結・第1四半期累計：2025/4/1–2025/6/30）

• 売上高：8,225（+58.0%）
• 売上原価：6,570
• 売上総利益：1,655
• 販売費及び一般管理費：760
• 営業利益：895（+12.6%）
• 経常利益：901（+12.6%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：629（+15.4%）
• 1株当たり四半期純利益：77.36円
• 包括利益：618（+14.7%）

主要マージン（当四半期）
– 売上総利益率：1,655 / 8,225 ≒ 20.1%
– 営業利益率：895 / 8,225 ≒ 10.9%
– 経常利益率：901 / 8,225 ≒ 11.0%
– 当期純利益率：629 / 8,225 ≒ 7.6%

貸借対照表（連結・2025/6/30）

• 総資産：17,619（前期末 16,749）
• 流動資産：10,670（現金及び預金 4,812、受取手形及び売掛金 4,003、商品・製品 1,137）
• 固定資産：6,949（のれん 440）
• 負債合計：6,156（前期末 5,588）
  • 流動負債：4,835（支払手形・買掛金 1,505、短期借入金 1,758）
  • 固定負債：1,321（長期借入金 1,191）
• 純資産合計：11,462（前期末 11,161）
• 自己資本比率：65.1%（前期 66.6%）

資金関連・キャッシュフロー

• 四半期連結キャッシュ・フロー計算書：作成していない（本資料では開示無し）
• 減価償却費（当第1四半期累計）：145（のれん償却含む15）

財務安全性・効率性指標（計算値）

• 流動比率（流動資産 / 流動負債）：10,670 / 4,835 ≒ 2.21（約221%）
• 負債／自己資本比（有利子負債比等）：負債合計 6,156 / 純資産 11,462 ≒ 0.54
• 総資産回転率（売上高 / 総資産）：8,225 / 17,619 ≒ 0.47（前年同期 0.31 → 改善）

セグメント別（第1四半期累計）

• 液卵事業
  • 売上高：7,718（前年同期比 +57.5%）
  • セグメント利益：886（+15.9%）
  • 備考：液卵販売数量は前年同期比 +10.3%（第1四半期で過去最高）。鶏卵相場高値が継続し、販売単価も上昇。高値のスポット買付増加により仕入単価は上昇しているが、販売数量・単価改定で増益。
• 調味料事業
  • 売上高：302（前年同期比 -5.5%）
  • セグメント利益：20（-31.4%）
  • 備考：既存得意先向け販売減少が影響。
• オーガニックEC事業
  • 売上高：225（新たにHORIZON FARMSを連結。前期比較なし）
  • セグメント損失：11（のれん償却 15 を計上。未償却のれん残高 440）

財務の解説（会社による主な説明）

• 液卵事業が牽引して売上・利益ともに前年同期比で大幅増。液卵販売数量増加（特に東日本での鶏卵不足に伴う受注増）および鶏卵相場高の影響で売上が過去最高を更新。
• 一方、原材料やスポット調達による仕入単価上昇があり、販売単価の改定で吸収しつつある。
• 固定資産の増加は主に機械装置・建設仮勘定。負債増加は短期・長期借入金の増加が主因。純資産は当期利益の計上と配当支払（325）により増加。

配当

• 2025年3月期（実績）：中間 26.00円、期末 40.00円、年間 66.00円
• 2026年3月期（予想）：中間 32.00円、期末 35.00円、年間 67.00円（修正無し）
• 特別配当：無し（当期予想に特別配当は含まず）

中長期計画との整合性

• 2026年3月期通期予想（変わらず）
  • 通期売上高：27,771（+8.7%）
  • 通期営業利益：2,689（△10.3%）
  • 通期経常利益：2,679（△12.1%）
  • 通期親会社株主に帰属する当期純利益：1,827（△13.1%）
  • 会社は公表済みの業績予想（2025年5月7日公表）から修正無しと説明。
• 中期経営計画の詳細・進捗評価：–（本資料に記載無し）

競合状況・市場動向（資料記載分）

• 市場動向：鳥インフルエンザの影響で鶏卵の供給不足が続き、鶏卵相場は高値推移。食品業界全体では輸送費・人件費等のコスト上昇が継続。
• 競合比較：–（同業他社との比較は本資料に記載無し）
• 同社の競争優位性としては「液卵の安定供給力」との記載があり、供給制限が出る中で受注増加した点を挙げている。

今後の見通し・リスク要因

• 業績見通し：2026年3月期の業績予想は現時点で据え置き。第1四半期の結果は通期予想に対する進捗確認の一環として位置付けられている。
• 主なリスク要因（会社記載含む、網羅的ではない）：
  • 鳥インフルエンザ等による鶏卵供給の不確実性（需給・価格の変動リスク）
  • 原材料や運送費、人件費などコスト上昇
  • 為替・天候・食品安全規制等の外部要因
• 会社の注記：業績予想は入手可能な情報に基づくものであり、実際の業績は諸要因で異なる可能性がある。

重要な注記

• 連結範囲の重要な変更：無し（ただしオーガニックEC事業の主要会社 HORIZON FARMS を前中間期より連結）
• 会計方針の変更・見積りの変更：無し
• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用：無し
• のれん：当第1四半期で償却額15、未償却残高440（オーガニックEC事業に配分）
• 四半期財務諸表のレビュー：無し（公認会計士等のレビューなし）

（注）本要約は公表資料に基づく事実の整理を目的とし、投資助言・推奨を行うものではありません。不明箇所は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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