2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算サマリー(Markdown形式)
出典:株式会社パピレス 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)/提出日:2025年8月8日
基本情報
- 企業名:株式会社パピレス
- コード:3641
- URL: https://papy.co.jp
- 主要事業分野:電子書籍配信事業、IP制作事業(IP企画・制作等)
- 代表者:代表取締役社長 松井康子
- 問合せ先:取締役総務・経理部長 須永喜和(TEL 03-6272-9533)
- その他:添付資料に期中レビュー報告書(アーク有限責任監査法人)あり
報告概要
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間(当第1四半期連結累計期間):2025年4月1日~2025年6月30日
セグメント
- 電子書籍事業:電子書籍配信(「Renta!」等)、集客・販促、アプリ/サイト改良、縦型コンテンツ(タテコミ等)、海外直販(英語・中国語繁体字)
- IP制作事業:JadeComiX等によるオリジナルIP企画・制作(現状は投資・制作段階で売上未発生)
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):10,326,880株
- 期末自己株式数:1,716,717株(うち役員向け株式交付信託保有 70,000株含む)
- 期中平均株式数(四半期累計):8,610,163株
今後の予定
- 当四半期短信記載の業績予想に変更なし(2025年5月15日公表分からの修正なし)
財務指標(要点)
※単位:百万円(特に注記がある場合は別途記載)
損益(当第1四半期:2025/4/1–2025/6/30、前年同期比較)
- 売上高:3,596(前年同期 4,012、△10.4%)
- 売上原価:1,883(前年同期 2,087)
- 売上総利益:1,712(前年同期 1,924)
- 販売費及び一般管理費:1,591(前年同期 1,791)
- 営業利益:121(前年同期 133、△8.8%)
- 経常利益:48(前年同期 328、△85.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1(前年同期 187、△99.4%)
- 包括利益:△9(前年同期 232)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):0.12円(潜在株式調整後は希薄化効果なしのため記載無し)
(注)前年同期と比較すると経常利益・純利益の大幅減は、前期に計上された為替差益(前期:受取為替差益194)が当期では為替差損72を計上しているなど、営業外損益の変動の影響が大きい点に留意。
貸借対照表(当第1四半期末:2025/6/30)
- 総資産:12,874(前期末 12,732、+1.1%)
- 流動資産:12,022(主に現金及び預金 10,151、売掛金 1,395)
- 固定資産:852(投資その他の資産 822 等)
- 負債合計:3,942(前期末 3,704、+6.4%)
- 流動負債のみ(固定負債はなし)/主な内訳:買掛金 1,299、前受金 1,773
- 純資産合計:8,932(前期末 9,028、△1.1%)
- 自己資本比率:68.3%(前期末 69.8%)
キャッシュ関連
- 現金及び預金:10,151(前期末 10,081、やや増加)
- 四半期連結キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)
収益性・効率性(計算値)
- 粗利率(売上総利益/売上高):1,712 / 3,596 = 約47.6%
- 営業利益率:121 / 3,596 = 約3.4%
- 総資産回転率(売上高/総資産):3,596 / 12,874 = 約0.28
- ROE(簡易)= 親会社株主純利益 / 自己資本 ≒ 1 / 8,794 ≈ 0.01%(四半期ベースで極めて小さい)
セグメント別(当第1四半期)
- 電子書籍事業
- 売上高:3,597
- セグメント利益:72(前年同期 364 → 大幅減)
- 事業内容/施策:Renta!の広告(TVCM・動画・SNS等)、クーポン・販促、アプリ/サイト改良、オリジナル/タテコミ・アニコミ等の次世代コンテンツ、海外(英語・繁体字)展開
- 会員数:Renta!会員 1,000万人突破(IR記載)
- IP制作事業
- 売上高:0
- セグメント損失:23(前年同期損失 35)
- 状況:制作段階で投資フェーズ、売上未発生
財務の解説(四半期概況からの注目点)
- 売上高は前年同期比で約10%減。販売費・販促等の先行投資や広告費を積極投入しつつも、個人消費の下振れ・広告効率悪化(個人情報保護法改正に伴うターゲティング規制等)や競争激化による影響を受けている点を会社が指摘。
- 経常利益・純利益の大幅悪化は、営業利益の減少に加え、前期に存在した為替差益(+194)が当期には為替差損(72)へ転じたことによる営業外損益の振れが大きく影響。
- 固定負債がなく、現金預金が十分に保有されている点から財務安全性は高いと見られる(自己資本比率68.3%)。ただし短期負債(前受金・買掛金等)が増加。
- IP制作は投資段階であり短期的な損失計上が続く想定。
配当
- 2025年3月期(実績)
- 第1四半期末:0.00円
- 第2四半期(期中):10.00円(※表記は「第2四半期末」)
- 期末:–(表中は合計で10.00円)
- 2026年3月期(予想)
- 第1四半期末(予想):0.00円
- 第2四半期末(予想):10.00円
- 期末(予想):–(通期合計 10.00円)
- 特別配当:無し(記載なし)
セグメント別情報(補足)
- 電子書籍事業が売上・利益の主力。売上のほぼ全てを占める。
- 電子書籍事業の収益貢献度が高い一方、コンテンツ仕入れコスト上昇や販促費増加で利益は圧迫。
- IP制作事業は立ち上げ期の投資段階。将来のメディア展開・海外展開を見据えた投資と位置付けられている。
中長期計画との整合性
- 文中では中長期の成長施策として「ブランド戦略(先行投資としての広告)」「海外市場(英語圏・中国語圏)への投資強化」「5G端末向けの次世代コンテンツ開発」「オリジナルコンテンツ増産」「IPの多媒体展開(Webtoon等)」が明記されている。
- 今回の四半期は会員数増加やタテコミ/アニコミの配信開始等ポジティブな進捗が報告されている一方で、採算性は広告費やコンテンツ費の先行投入により短期的に圧迫されている。
競合状況・市場動向
- 電子書籍市場:参入企業多数で競争が激化(会社説明より)
- 市場課題として:コンテンツホルダーからの仕入コスト上昇、広告効率の低下(個人情報保護法改正の影響)、消費者マインドの下振れ等を挙げている。
今後の見通し(業績予想等)
- 会社の連結業績予想(2026年3月期、2025/4/1–2026/3/31)は変更なし(2025年5月15日公表分を参照)
- 第2四半期(累計)予想:売上高 7,656(+6.3%)、営業利益 181、経常利益 209、親会社株主に帰属する当期純利益 62、EPS 7.30円
- 通期予想:売上高 15,365(+2.6%)、営業利益 435、経常利益 492、親会社株主に帰属する当期純利益 219、EPS 25.47円
- リスク要因(資料記載の主な項目)
- 国内外の経済動向(米国の通商政策等)、資源価格上昇によるインフレ、個人消費の低迷
- 広告効率の低下(個人情報保護法改正等)による集客コスト増
- 出版社等コンテンツホルダーからの仕入コスト上昇
- 為替変動(為替差益/差損の業績への影響が大きい)
- 規制・法改正等
- 想定との差異や前提条件の詳細は添付資料P.3参照(短信に注記あり)
重要な注記
- 会計方針の変更等:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更あり(短信中に言及あり、詳細は注記事項参照)
- 四半期連結財務諸表に対する期中レビュー:アーク有限責任監査法人による期中レビュー実施・結論あり(重要な点において適正と判断される旨)
- 継続企業の前提に関する注記:該当事項なし
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
注意点:
– 本資料は提供された決算短信に基づく要約です。不明な項目は「–」としています。
– 金額は会社提出資料における「百万円」単位の数値をそのまま使用しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3641 |
| 企業名 | パピレス |
| URL | https://www.papy.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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