決算短信：有機合成薬品工業（4531）

2024年3月期決算短信〔日本基準〕（非連結）

有機合成薬品工業株式会社 — 2024年3月期 決算短信（要約・抜粋）

以下は提供いただいた決算短信（非連結、2024年3月期）をもとに、個人投資家向けに整理した要点です。資料原文に基づき、不明な項目は「–」としています。投資助言は行いません。

基本情報

• 企業名：有機合成薬品工業株式会社
• 証券コード：4531
• URL：https://www.yuki-gosei.co.jp/
• 主要事業分野：ファインケミカル事業（単一セグメント）
• 代表者：代表取締役社長執行役員 松本 清一郎
• 問合せ先：取締役上席執行役員 小松原 達也／TEL 03-3664-3980

報告概要
– 決算短信提出日：2024年5月15日
– 対象会計期間：2023年4月1日～2024年3月31日（2024年3月期）
– 有価証券報告書提出予定日：2024年6月24日

発行済株式等
– 期末発行済株式数（自己株式含む）：21,974,000株
– 期末自己株式数：150,805株
– 期中平均株式数：21,823,597株（当期）

今後の予定
– 定時株主総会：2024年6月21日（予定）
– 配当支払開始予定日：2024年6月24日
– IRイベント（その他）：有価証券報告書提出 2024年6月24日

セグメント

• 単一セグメント：ファインケミカル事業
  • 製品区分別売上（2024年3月期 通期、百万円）
  • アミノ酸関係：4,237（構成比 32.8%）
  • 備考：食品用途の輸出は好調、医薬用途も順調だが半導体関連用途が減少し前年割れ
  • 化成品関係：4,450（構成比 34.4%）
  • 備考：農薬中間体は減少したが、高分子材料などの輸出拡大で増収
  • 医薬品関係（原薬等）：4,245（構成比 32.8%）
  • 備考：概ね好調も一部製品の減少により微減
  • 合計売上高：12,932 百万円（構成比合計 100%）

財務指標（ハイライト）

数字は単位を明示した上で、百万円／円／パーセンテージで記載します。
主要損益（2024年3月期・対前期増減率）
– 売上高：12,932 百万円（+0.7%）
– 営業利益：1,125 百万円（+25.4%）
– 経常利益：1,130 百万円（+71.2%）
– 当期純利益：776 百万円（+39.5%）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：35.57 円

収益性指標（2024/3）
– 売上高営業利益率（営業利益率）：8.7%（2023年：7.0%）
– 自己資本比率（純資産/総資産）：51.0%（2023年：51.9%）
– ROE（自己資本当期純利益率）：6.5%（2023年：5.0%）
– 総資産経常利益率（ROA相当、経常利益/総資産）：4.9%（2023年：3.1%）

貸借対照表の要点（2024年3月31日）
– 総資産：24,370 百万円（前期 22,118）
– 純資産（株主資本等合計）：12,430 百万円（前期 11,478）
– 流動資産合計：12,091 百万円
– 流動負債合計：7,988 百万円
– 当座比率/流動比率（簡易計算）：流動比率 ≒ 12,091 / 7,988 = 約151%
– 有利子負債（簡易）：短期借入金 3,860 + 長期借入金 2,006 = 5,866 百万円
– 有利子負債／純資産（概算） ≒ 5,866 / 12,430 = 0.47

キャッシュ・フロー（2024年3月期）
– 営業活動によるCF：+388 百万円（前期 +668）
– 税引前利益や減価償却による増加一方、売上債権・棚卸資産の増加が資金を圧迫
– 投資活動によるCF：-1,894 百万円（前期 -1,237）
– 主に有形固定資産取得（設備投資）1,751 百万円
– 財務活動によるCF：+948 百万円（前期 -158）
– 長期借入れによる収入 1,600 百万円が主因（返済等もあり）
– 現金及び現金同等物期末残高：588 百万円（前期 1,143 → 期末で減少）

セグメント別収益貢献（概況）
– 3製品群とも売上は大きく拮抗。化成品（輸出拡大）が増収で、アミノ酸と医薬は前年を下回る製品もありつつ全体は過去最高売上（5期連続）を達成。

財務の解説（会社記載の背景より）
– 売上は電子材料向け新製品や海外で展開する原薬等の販売拡大により過去最高を更新。
– 円安や経費削減も寄与し、利益率が改善。
– 設備投資を行っているため投資CFは拡大、資金調達で長期借入を増やしている。

配当

• 2023年3月期（実績）：年間配当 14 円（中間 7 円／期末 7 円）、配当金総額 152 百万円、配当性向 27.4%（表記より）
• 2024年3月期（実績）：中間 8 円、期末 8 円、年間合計 16 円、配当金総額 174 百万円、配当性向（表記） 22.5%
• 2025年3月期（予想）：中間 9 円、期末 9 円、年間合計 18 円（予想）
• 特別配当：該当なし（記載なし）

（注）配当性向の数値は決算短信内の表記に基づく。将来の配当は業績や経営判断により変動する旨の注記あり。

中長期計画との整合性

• 会社は当期を起点とする3か年の中期経営計画を策定。
• 2025年3月期の業績見通し（中期計画に沿う想定）
  • 売上高：14,000 百万円（+8.3% vs 2024）
  • 営業利益：1,155 百万円（+2.6%）
  • 経常利益：1,140 百万円（+0.9%）
  • 当期純利益：800 百万円（+3.0%）
• 会社説明：主要製品の売上拡大と新製品導入（研究開発投資）により増収増益を目指す方針。

競合状況・市場動向（短信中の記載より）

• 化学工業全体の環境：汎用化学製品、半導体関連材料、EV電池関連材料などの市況は低迷。原燃料価格は高止まり。地政学リスクや世界的金融引き締め、中国景気の減速等が不確実要因として挙げられている。
• 当社の状況：半導体向けの一部製品は販売減少したが、電子材料向け新製品や海外向け原薬での販売拡大が寄与。
• 同業比較・市場シェア：決算短信における同業他社との定量比較データは記載なし（–）。

今後の見通しとリスク要因

業績予想（会社提示、2025年3月期通期）
– 売上高：14,000 百万円
– 営業利益：1,155 百万円
– 経常利益：1,140 百万円
– 当期純利益：800 百万円
– 1株当たり当期純利益（予想）：36.65 円

主なリスク要因（短信記載の文脈）
– 半導体市況や主要市場の需要動向
– 為替の変動（円安の影響はプラス面とマイナス面あり）
– 原材料・エネルギー価格の高止まり
– 地政学的リスク（例：ウクライナ、中東等）
– 世界的な金融引き締めによる内需の落ち込み

（注）会社は業績予想は一定の前提に基づくものであり、実績は様々な要因で大きく異なる可能性があると注記。

重要な注記・会計関連

• 会計基準：日本基準（非連結）を採用。IFRS導入は現時点で未導入、動向を注視。
• 会計方針の変更、重要な見積りの変更、修正再表示：該当なし（決算短信より）。
• セグメント情報：単一セグメント（ファインケミカル事業）のため詳細は省略。
• 監査：本決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨の記載あり。
• 重要な後発事象：該当なし。

（以上）
※ 本要約は提供された決算短信の記載事項に基づいて整理したものです。数値は原資料（百万円未満切捨て）のまま引用しています。不明な項目は「–」としています。投資判断を目的とした助言は行っておりません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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