決算短信：杉村倉庫（9307）

2024年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（要約） — 株式会社杉村倉庫（証券コード：9307）

対象期間：2023年4月1日〜2024年3月31日（2024年3月期、連結）
提出日：2024年4月26日

基本情報

• 企業名：株式会社杉村倉庫
• 主要事業分野：倉庫・物流事業、不動産賃貸事業、その他（ゴルフ練習場、売電等）
• 代表者：取締役社長 福西 康人
• 連絡先：執行役員 経理部長 小松 圭作（TEL: 06-6571-1221）
• IR関連：
  • 定時株主総会（予定日）：2024年6月27日
  • 配当支払開始予定日：2024年6月6日
  • 有価証券報告書提出予定日：2024年6月27日
  • 決算説明資料：作成無し、決算説明会：開催無し
• 備考：決算短信は監査対象外（公認会計士／監査法人の監査未了）

報告概要

• 提出日：2024年4月26日
• 対象会計期間：2023年4月1日〜2024年3月31日（連結）
• 決算短信備考：会計方針変更なし、重要な子会社の異動なし、修正再表示なし

セグメント

• 報告セグメント（3区分）
  • 物流事業：貨物保管、荷役、貨物自動車運送および付随業務
  • 不動産事業：土地・家屋・駐車場等の賃貸
  • その他の事業：ゴルフ練習場、売電等サービス業
• セグメント別（当期：2024年3月期、金額は百万円）
  • 物流事業（外部売上）：9,213 百万円、セグメント利益：861 百万円
  • 不動産事業（外部売上）：1,306 百万円、セグメント利益：868 百万円
  • その他（外部売上）：332 百万円、セグメント利益：118 百万円
  • セグメント合計利益（計上前）：1,847 百万円、全社費用調整等：△554 百万円 → 連結営業利益：1,293 百万円

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：16,419,110 株（2024年3月期）
• 期末自己株式数：67,776 株
• 期中平均株式数：16,340,763 株
• 時価総額：–（期末株価情報が資料に記載されていないため省略）

今後の予定（主な日程）

• 定時株主総会：2024年6月27日（予定）
• 有価証券報告書提出：2024年6月27日（予定）
• 配当支払開始：2024年6月6日（予定）
• 決算説明会：当期は開催無し（会社発表）

財務指標（要点）

（単位：百万円、EPS等は資料のとおり）
– 売上（営業収益）：
– 2024年3月期：10,850 百万円（前期比 +2.8%）
– 営業利益：
– 2024年3月期：1,292 百万円（前期比 +22.8%）
– 経常利益：
– 2024年3月期：1,295 百万円（前期比 +24.8%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：
– 2024年3月期：864 百万円（前期比 +20.5%）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：52.86 円（前期：43.88 円）
– 1株当たり純資産（BPS）：978.40 円（前期：926.79 円）
– 包括利益：982 百万円（前期：728 百万円、+34.9%）

貸借対照表（主要数値）
– 総資産：22,085 百万円（2024/3/31）
– 純資産：15,998 百万円
– 自己資本比率：72.4%（前期 68.7%）

キャッシュ・フロー（連結）
– 営業活動CF：+2,101 百万円（前期 1,849）
– 投資活動CF：△413 百万円（主に有形固定資産取得）
– 財務活動CF：△983 百万円（主に長期借入金返済）
– 現金および現金同等物 期末：4,257 百万円（前期 3,553）

効率性・安全性指標（資料より）
– 自己資本比率：72.4%
– 時価ベース自己資本比率：44.9%
– キャッシュ・フロー対有利子負債比率：1.6
– インタレスト・カバレッジ・レシオ（CF/利払い）：45.1

（参考）流動比率（簡易計算）
– 流動資産 8,096 百万円 / 流動負債 1,952 百万円 ≒ 415%（約）

財務の解説（会社説明の要旨）

• 連結営業収益は増収（+2.8%）で、営業利益・経常利益・当期純利益ともに増加。背景には物流事業での取扱物量増加や不動産の賃貸収入寄与等。
• 営業原価はほぼ横ばい、販売費及び一般管理費は若干増加。減価償却費は増加している。
• 資産構成では有形固定資産の減価償却進行により固定資産が減少。負債は長期借入金返済等で減少し、純資産が増加。
• 営業CFは増加、投資は有形固定資産取得による支出、財務は借入金返済の支出で推移。

配当

• 2024年3月期（実績）
  • 中間配当：3.00 円
  • 期末配当：7.00 円
  • 年間合計：10.00 円（配当金総額：163 百万円、連結配当性向 18.9%）
• 2025年3月期（会社予想）
  • 中間：5.00 円、期末：5.00 円、通期：10.00 円（予想）
• 特別配当：当期は無し（資料記載なし）

セグメント別情報（補足）

• 物流事業：売上9,213 百万円、セグメント利益861 百万円（前期比利益率改善）。倉庫業務で新規貨物取扱開始や既存顧客物量増が寄与。運送（リネン配送等）も増加。
• 不動産事業：売上1,306 百万円、セグメント利益868 百万円。駐車場の大口解約はあったが新規賃貸で補填。修繕費の減少も寄与。
• その他：売上332 百万円、セグメント利益118 百万円。ゴルフ練習場の入場者減・売電の発電減（天候要因）で減収。
• セグメント損益の調整額（全社管理費等）：△554 百万円（連結営業利益との整合調整）

セグメント戦略：
– 物流事業での稼働拡大・効率化を継続。大阪港営業所内倉庫の増築等、中期計画に基づく設備投資を予定。

中長期計画との整合性

• 資料内の中期経営計画に基づき大阪港の倉庫増築等が進捗中。増築に伴う設備改廃費用は次期から発生する見込みだが、修繕費等の大幅増は見込まれていないため当期と同等の利益水準を見込む（会社見通し）。
• 進捗：具体的な数値進捗は資料上明示なし（総合的な整合性は会社コメント参照）。

競合状況・市場動向（資料からの記載・整理）

• 市場環境（会社所見）：国内は個人消費回復の動きはあるものの、各国金融政策やウクライナ情勢に起因する物価上昇、コスト増加、人手確保の難化などにより回復は足踏み。
• 倉庫物流業界では入出庫高・保管残高が伸び悩む一方、コスト（人件費、エネルギー等）は上昇圧力がある旨を明示。
• 競合比較：同業他社との詳細比較データは資料に記載なし → 省略（–）

今後の見通し（会社予想）

• 2025年3月期（会社予想、通期）
  • 営業収益：11,000 百万円（前期比 +1.4%）
  • 営業利益：1,300 百万円（前期比 +0.6%）
  • 経常利益：1,300 百万円（前期比 +0.4%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：880 百万円（前期比 +1.9%）
  • 1株当たり当期純利益：53.82 円
• 想定要因：首都圏で開始した新規貨物取扱の通期寄与、価格転嫁交渉の進行等。電気料金等の物価動向は不確実で、影響は慎重に見込んでいるとしている。
• リスク要因（会社が明示）：人件費・動力光熱費の上昇、労働力確保難、海外情勢による物価動向など。上記要因によっては業績見通しを修正する可能性あり。

重要な注記・会計方針等

• 会計方針の変更：無し
• 会計上の見積りの変更：無し
• 期中の重要な子会社の異動：無し
• 重要な後発事象：該当なし
• 決算短信は監査対象外である旨の注記あり

■ 不明な項目・開示なしの項目は「–」で記載しています。
■ 本要約は開示資料の内容を整理したものであり、投資助言や価値判断を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

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