2026年3月期 上期決算説明資料
決算説明(2026年3月期 上期:Apr.2025–Sep.2025)まとめ
以下は提供資料(フォースタートアップス株式会社:2026年3月期上期 決算説明資料)に基づき、個人投資家向けに整理した要点です。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:フォースタートアップス株式会社 (For Startups)
- 主要事業分野:ヒューマンキャピタル(人材紹介・コンサル等)、オープンイノベーション(STARTUP DB/Public Affairs/カンファレンス等)、ベンチャーキャピタル(投資運用)
- 説明会情報
- 開催日時:資料上は期上期(Apr.2025–Sep.2025)開示。説明会の開催日時は明記なし(–)
- 説明会形式:–(資料はスライド形式)
- 参加対象:投資家向け(個人投資家向けのIR活動あり)
- 説明者(発表者):特定の発表者名・役職は資料に明記なし(–)
- 報告期間:2026年3月期 上期(2025年4月〜2025年9月)
- セグメント(報告セグメント)
- ヒューマンキャピタル事業:人材紹介、コンサルティング、起業支援等(主力)
- オープンイノベーション事業:STARTUP DB、Public Affairs、カンファレンス、M&A支援等
- ベンチャーキャピタル事業:ファンド運営(フォースタートアップス1号など)
- ※2026/3期よりセグメント切替(ヒューマンキャピタル、オープンイノベーション、ベンチャーキャピタルへ)
業績サマリー(連結)
- 上期(2026/3期 上期累計、単位:百万円)
- 売上高:2,258(前年同期比 +33.0%)
- 営業利益:328(前年同期比 +110.3%)
- 経常利益:330(前年同期比 +112.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:283(前年同期比 +143.3%)
- 受注高(上期累計):2,678(前年同期比 +27.9%)
- 四半期(第2四半期単体)
- 売上高:1,142(第2四半期) vs 832(前年同四半期) +37.3%
- 第2四半期営業利益:116(前年同 77)
- 通期業績予想(修正)
- 売上高:4,850(従来 4,300 → +12.8%)
- 営業利益:850(従来 650 → +30.8%)
- 経常利益:770(従来 640 → +20.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:610(従来 500 → +22.0%)
- 進捗率(上期実績/修正予想):売上高46.6%、営業利益38.7%
セグメント別(上期累計/前年同期比)
- ヒューマンキャピタル事業
- 売上高:2,039(+30.7%)
- セグメント損益:895(+31.6%)
- オープンイノベーション事業
- 売上高:218(+58.5%)
- セグメント損益:7(前年上期 △61 → 黒字化)
- ベンチャーキャピタル事業
- 売上高:-
- セグメント損益:△97(前年上期 △3 → 損失拡大。※評価損計上の影響)
業績の背景分析
- 業績ハイライト
- 上期は過去最高の上期業績を達成。特にヒューマンキャピタル事業が牽引し、売上・受注ともに好調。
- 通期業績予想を上方修正(売上高・営業利益ともに上方)。
- 増減要因(主な寄与)
- ヒューマンキャピタル:営業戦略の最適化(面談数を重視する方針への切替、KPI改定)が奏功し、面接設定UUや1人当たり決定件数(生産性)が改善。件数増・高年収帯の比率維持により単価が上昇。
- オープンイノベーション:STARTUP DBやPublic Affairs、カンファレンス等が計画どおり進捗し収益性改善。
- ベンチャーキャピタル:投資先の事業計画や実績が投資時想定と乖離したため、営業投資有価証券の評価損93百万円を売上原価に計上(上期)。会計上の評価損が収益にマイナス影響を与えた。
- 販管費:人件費・広告費が当初計画を下回り、利益率改善に寄与。ただし下期は採用強化等により販管費増を見込む。
- 競争環境
- ヒューマンキャピタル領域はスタートアップの採用需要が高く、重要ポジションでは手数料率上昇のケースもあり、当社のポジションは堅調と認識。
- ベンチャーキャピタル領域は一部で上場タイミング延期などの影響あり(評価は相対的に慎重)。
- リスク要因(想定される外部リスク等)
- 投資先環境の悪化による評価損・イグジット遅延
- スタートアップ市場(資金調達)の停滞
- 為替・金利等のマクロ影響(資料では言及あり)
- 採用・人員の変動による生産性のブレ、受注→入社(売上計上)への転換遅延(とくに人材紹介の売上は内定→入社のタイムラグが重要)
- Open Innovationは年度末(4Q)に売上が偏る季節性あり
戦略と施策
- 中期経営方針(コンセプト)
- 「成長産業支援プラットフォーム」構想:ヒューマンキャピタルを中核に、人材/情報/資金等でスタートアップの挑戦を支えるプラットフォーム化を目指す。
- 中核施策:1) 質・量ともにNo.1のスタートアップHR、2) スタートアップ支援メニュー拡大、3) M&Aや共創による規模拡大
- 進行中の具体施策(上期ハイライト)
- AI関連子会社設立:アリカタ株式会社(生成AIを活用した人材業務フロー/AI人材特化)
- 出資・持分法適用関連会社化:GOジョブ株式会社(ノンデスクワーカー領域等)
- パートナー連携:三井住友銀行(出口戦略連携)、Deel(EORでグローバル参入支援)、Strike(M&A支援の連携)、Dealroom(海外データ連携)
- ブランディング施策:タクシーメディアでの番組「Startups Prime」放送開始
- カンファレンス:GRIC2025(2025/11/11-13、オンライン+渋谷ヒカリエ)等のイベント運営
- セグメント別施策と成果
- ヒューマンキャピタル:面談数増加(量)により生産性改善、単価維持/上昇。新入社員育成の早期化で人員マイナスを補完。
- オープンイノベーション:STARTUP DBの海外データ拡充(Dealroom連携)、Public Affairs案件順調、カンファレンス受注積上げ。
- ベンチャーキャピタル:投資先の支援継続、評価損は会計上計上。ファンド出資構成により親会社純利益段階での影響は限定化(出資比率約20%のため)。
将来予測と見通し
- 次期(通期)業績見通し(修正値)
- 売上高:4,850百万円(従来4,300)
- 営業利益:850百万円(従来650)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:610百万円(従来500)
- 根拠:上期のヒューマンキャピタル好調(受注高の進捗)、下期は生産性向上と人材採用強化により通期目標達成を目指す
- 中長期(中期経営計画):
- 当期は中期目標初年度。上方修正を実施したが、来期以降は目標をさらに引き上げる方針(新目標は通期決算時に開示予定)。既存事業(HC+OI)の売上・利益目標は掲示(27/3期・28/3期レンジ提示あり)。
- マクロ影響:
- スタートアップ資金調達環境や東証グロース市場の基準など外部要因の影響を注視。事業別ではヒューマンキャピタルは採用需要に依存、オープンイノベーションは事業会社の連携変化、VCはイグジット環境に依存。
配当と株主還元
- 配当方針:成長投資優先(キャピタルアロケーション優先順位は既存事業投資→M&A/新規事業→株主還元)。現時点で配当や自己株式取得は予定なし。ただし余剰資金と判断される場合は機動的に検討。
- 実績:前期から当期にかけて自己株式取得・消却を実行(計4億円相当の取得/消却を実施)。今後も柔軟に検討する旨。
- 特別配当:現時点で言及なし。
製品・サービス(主要)
- ヒューマンキャピタル事業(主力)
- 人材紹介サービス(正社員紹介、ミドル〜ハイレイヤー中心)、起業支援、コンサルティング(採用戦略・選考設計等)
- KPI:新規求職者面談数、面接設定UU数、1人当たり決定件数
- 特色:スタートアップに特化したデータ・ネットワークと「ヒューマンキャピタリスト」ノウハウ
- オープンイノベーション事業
- STARTUP DB:26,000社超のスタートアップDB(大企業・事業会社向け)
- Public Affairs:行政・地域・事業会社向けのアクセラレーション等受託
- カンファレンス:GRIC等のイベント運営
- M&A支援:ストライク等と連携したスタートアップM&A支援
- ベンチャーキャピタル事業
- 1号ファンド等で主に国内スタートアップへ投資(ミドル〜レイターステージ中心)
- 投資先数:2025/9末時点で公表済み10社(うち1社公表予定)
- 協業・提携
- 三井住友銀行(出口戦略)、Deel(EOR)、Strike(M&A支援)、Dealroom(海外DB)等
重要な注記(会計・リスク等)
- 会計方針・処理
- ベンチャーキャピタル事業における評価損:投資先の事業計画や実績が投資時想定と大きく乖離すると判断した場合、会計基準に基づき評価損を計上(今回上期で売上原価に93百万円計上)。
- ファンド構造の影響:当社のファンド出資比率は約20%で、外部投資家が約80%のため、営業面では評価損が全額計上されるが、親会社株主に帰属する当期純利益段階では出資比率に応じた按分で影響が小さくなる(資料上の例では営業利益段階で△93、親会社純利益段階で△18の影響試算)。
- セグメント表記変更:26/3期より報告セグメントを3区分に変更(エンジニア人員等の配賦変更を含む)。
- リスク・注記(資料の記載)
- 将来見通しには不確実性あり。国内外の経済情勢や業界動向等で実績が見通しと異なる可能性あり。
- Open Innovationはサービスごとに収益認識のタイミングが異なり、下期(特に3Q/4Q)に売上が偏る傾向あり。
その他(財務・人員・イベント等)
- 財務(主要バランス、2026/3期 2Q)
- 現金及び預金:1,794百万円
- 営業投資有価証券:488百万円
- 総資産:4,284百万円
- 有利子負債(借入金):456百万円
- 純資産合計:2,829百万円
- 自己資本比率:約56.4%
- キャッシュフロー(上期)
- 営業活動によるCF:339百万円(上期)
- 投資活動によるCF:△551百万円(上期、投資増)
- 人員
- 正社員数:239名(2025/9/30時点)
- 上期は一部退職・人事異動で一時的に社員数が減少したが、生産性(1人当たり決定件数)改善で業績維持。期末目標の社員数(期末時点で約260名)に変更なし。
- 主要イベント
- GRIC2025(カンファレンス):2025/11/11–13(オンライン+渋谷ヒカリエ)
- 新設子会社・提携等(上期実績):アリカタ(設立)、GOジョブ出資(持分法適用関連会社化)、Dealroom提携、Deel提携、SMBC連携、Strike連携 等
重要:本資料は提供情報の要約であり、投資助言や個別銘柄の推奨を行うものではありません。不明項目は「–」で表記しています。追加で特定の数値やスライドの深掘り(例:KPI時系列、キャッシュフロー内訳、投資先一覧など)をご希望であれば、該当スライド番号や項目を指定してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7089 |
| 企業名 | フォースタートアップス |
| URL | https://forstartups.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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